なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

極細チューブにシングルフックで釣りになる(20221114)

2022年11月14日 05時32分36秒 | 机上釣

極細チューブにシングルフックで釣りになる(20221114)


昨日は極細チューブにシングルフックで終日の釣り(上は使った鈎の全て、スレッドハックルだけ紛失)。
これが大丈夫だった。
シングルフックは針チモトに二つ折りしたPEラインを結びつけただけだが、バレることは多少あってもノーマルパターンよりはるかに少ない。
針チモトのPEはチューブに針が引き込まれるのを防ぐ働きがあるけれど、それ以外に「針が自由に動く」のも最大の利点。
極細チューブを横咥えたマスが顔掛かりで釣れるのはこの作用だと思う。
針アイにスレッドを直接結ぶよりPEを間におくほうが針の自由度は増すらしい。

チューブパターンはかなり長持ちする。
なのでPEシングルフックの仕事を追加するのは実はタイイング時間の節約になる。
管釣り系でもこれを多用しよう。

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西米良村板谷川5日目(20221113)

2022年11月13日 21時02分43秒 | 実釣

西米良村板谷川5日目(20221113)


雷雨が終わった10時半から開始、16時半まで6時間。
時折小雨がパラつくが天気は小康状態、水位は約20cm程度の増水、目立った濁りはない。
1)SH8ft#4、シマノBB-X4号F、kencube-PHS#4インタミ(6m10g)、フロロ0.8号
20匹、鈎は極細チューブが一番活躍した。

 
 

スレッドハックル、ハックルミノー、ブレイデットルーブイントルーダは爆発しなかった。
極細チューブの針は管釣り仕様のシングルフック、針チモトにPEラインでループをつけた。
これにダウンのスイングで気持ちよく乗ってくる。
向こうアワセなので苦労なくバレも少ない。
マスはハックルめがけテイクするんだと思う。
だから針が口の中深く入る。
これが普通のクイルウィング鈎だと浅刺さりで全部バレてしまう。
フライ全長からみた胸ハックル位置とフックポイントのバランスらしい。
普通の鈎だとフックポイントは前なので後ろから齧るマスに刺さらない。
でもチューブ/イントルーダ系だとフックポイントはかなり後ろだから口に深く入る。
この違い、マスは胸ハックルを見ていると考えれば解決する。

今後の単針へのクイルウィングはシャンク2/3で巻きを止め、ウィングは針全長未満にしよう。
そうするとフックポイントが後ろに位置しテイクが深くなるかも。
   

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大荒れの西米良村朝(20221113)

2022年11月13日 06時29分32秒 | 机上釣

大荒れの西米良村朝(20221113)

夜半からスマホの防災速報が鳴りまくる。
と同時に屋根を打つ激しい雨音、間近に雷鳴も轟いている。

これは明日の朝は無理かもしれんね

うとうとしながらそんなことを考えていた。
その後の夢は「大洪水で車が流され集落ごと孤立」して「リアルに困惑」。
午前5時のアラームは無意識のうちに止めていたし、ひっきりなしに続く雷鳴と激しい雨音に、6時半までうめくように寝返りを繰り返した。

でもさすがに6時半過ぎにはすっきり覚醒する。
WEBカメラで雨量と水位そして河川状況を確認する。
一ツ瀬川に水位上昇と土茶濁りはないものの板谷川は濁りが入る。
最近晴天続きだったから乾いた山肌が雨を吸い込んだのだろうか。
板谷川の濁りは雨足で浮いた路面や畑の土だろうからじきにやむ。
浅く狭い板谷川なので目立つパターンを使えば釣りになるだろう。

そうこうしているといつのまにか雷鳴は止み激しい雨脚も小康状態。
もう7時半すぎ、これはどうも河原に立つ時間がきたらしい。

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西米良村板谷川4日目(20221112)

2022年11月12日 21時58分12秒 | 実釣

西米良村板谷川4日目(20221112)


西米良村着1545、受付済ませそのまま現地入り。
すでに車は10台以上、橋上に姿はちらほら、なので皆様下流域へ入っている?
すでに薄暗く慌てて準備、しかしてこずる。
1630-1700、30分、晴れ、気温20度。
1)SH10.8ft#3(BeulahG2)、DT#4F、フロロリーダー、フロロ1.75号、単鈎
2匹のみ、魚影あるもののかなりスレていて、当然ながら簡単にテイクしてこない。
前のアタリ鈎のシルバー系はテイクしてもすぐ離してしまう。
なのでラビットバニー系とスレッドハックル系で2匹。
 
ところでビューラーSH、やはりバリバリのファストアクション系。
もちろん#3だから30cmマスで気持ちよく曲がってくれるが、DT#4Fのスペイだとあまり曲がらない。
ビューラーのシングルハンドはやはりオーバーヘッド(OH)系のロッドかもしれない。
五ヶ瀬で八王子のOさんにウィンストンのAIR(確か8.6ft#4)を振らせて頂いた感覚と似ている。
ただし、10.8ftとSHにしてはかなり長く、スペイ系のねじれを入れると手首にかかる慣性力はものすごい。
キャストで曲がる感じはあまりないので11時13時のロッドストップで使うロッドだ。
普段からOHはあまり使わないのだけれど、この板谷川は開けた小渓流、OHの使用頻度は結構高い。
なのでこの板谷川はビューラーSH向きかな、と思うけれど遠投は必要ないし8ftあれば十分な渓相。
ビューラーSHはまた大事にお蔵入りかな。

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ハックルミノーの形成2(20221112)

2022年11月12日 06時17分35秒 | 机上釣

ハックルミノーの形成2(20221112)

昨晩から取り組んだ5分硬化エポキシのハックルミノー、なんとか芯に乗せてみた。

もちろん備前貢氏のトゲウオには程遠いけれど、前回(20221110)よりはマシになった。
バーブをグラインダーで削り落とし、裏面にもアイを付けたいけれど今回は間に合わず。
両面アイ仕上げには3期36時間かかりそうだ。


金属イントルーダ芯はインビクタP風になった。
Kフィッシャーのブルーチークは時間不足で断念。
また計算ミスで全長が長すぎマテリアルの限界から針の位置が飛び出してしまった。
ここは反省、マテリアルを乗せる位置を後ろにずらすとか工夫が必要。

しかしこのハックルミノーを7本も作ってしまった。
この九州でどうやってつかうんだ、とひとりつっこみしてみた。

追記20221114)
ハックルミノーを使ってテイクは一回だけあったが掛からなかった。
この大型パターン、一度外すと見切りは早くなる。
なので一投必釣となる。
レジン塗り込みが尾部までくると喰い込みは悪くなるらしい。
なのでレジン処理はせいぜい胸部までに留める必要あり。
また、もう少し短くて良いと思う。
ミノーの眼をマスが狙うらしいので。
また、ブレイデッドリーダーは15lbの方が姿はスッキリする。
実用的な九州ハックルミノーはもう少し研究しよう。

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大分晩秋の朝(20221111)

2022年11月11日 07時25分47秒 | 日記

大分晩秋の朝(20221111)

自宅出発は7時ちょうど、少し出遅れた。
交通指導員の方々と登校の小学生もまだ少ない。

通り越す街路樹のケヤキは黄に色づく葉が少し枝に残る程度、桜は完全に紅葉し、でもまだ枝にしがみついている。
山路にさしかかると落葉樹の黄色の間にモミジだろうか紅の葉が沈んでみえ、そんな景色が次々に眼の前に広がっていく。

私はそれにあらがわず、目に映り去る大分晩秋にただ身を任せている。
何も考えず、目に映るまま耳に感じられるまま、自然が私のなかにひろがっていく。
ああこれは、五ヶ瀬川の山あいと同じ感覚だ。

美術品と相対するとき、時も我も忘れるという。
美とむきあう以外なにもない世界なのだそうだ。
それと似た感覚がここにある。

今朝の西米良村はもっと鮮やかだろう。
それはまるで美術品に囲まれるようだ。
大分のこの通勤路は西米良村ほどではないけれど、朝早いからこそ、ささやかでも鮮やかな美に満たされる。
フライでつかんだこの感覚が日常生活にどんどん広がっていく。

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ハックルミノーの形成1(20221110)

2022年11月11日 05時30分57秒 | 机上釣

ハックルミノーの形成1(20221110)


数多く失敗して残ったのがこの4本、左からコックネックのグリズリー、他クリー。
高粘度エポキシをつかったハックルミノーの形成の手順案は下記。

1)ハックル表で作業する
2)まずニードルでごく少量の高粘度エポキシをストークだけに塗る
3)次にストーク側面にやはりごく少量のエポキシをニードルで塗る
4)ここで作業中断、エポキシの硬化を24時間待つ
5)作業中はストークとハックル尾部を支えハックルを絶対拗らない
6)決して急がず2期48時間で作業する
7)ブレイデッドループ芯は硬化待ち時間に作成する

今晩、ブレイデッドループ芯に接着させ眼を入れる予定。
(下記は作業案)

8)ソフトセメントで補強した白ハックル(または銀テープ)をハックル裏面に貼り付けフェイスを形成
9)ハックル表面にアイを貼り付け、微量のUVレジンで硬化補強する。
10)両端をセロテープで封印したブレイデッドループ芯をつまようじでダンボール板に固定
11)ブレイデッドループ芯下面にごく少量の高粘度エポキシを塗る
12)その真下に硬化完了したハックルミノー本体を固定する
13)真上からエポキシ処理したブレイデッドループ芯を押し下げて固着
14)さらに24時間硬化させる

使うのは明日以降。
フォールでテイクさせるパターンとのことでフロートラインを使う。
リトリーブやスイングで使わないことに注意。

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ブレイデッドループのイントルーダシャンク(20221110)

2022年11月10日 23時11分16秒 | 机上釣

ブレイデッドループのイントルーダシャンク(20221110)


上2本はハックルミノーの15lb針付き芯、明日夜、硬化中のハックルミノーに乗せる予定。
下2本が25lbブレイデッドループ100%のイントルーダシャンク。
このブレイデッドループ・シャンク・パターンは今後、最軽量イントルーダに工夫する予定。
極細チューブが今の主力パターンになったように、この最軽量イントルーダにもかなり期待。

追記)
頭部をアイ側にむけてバイスに固定した縫針にこのブレイデッドループ・シャンクを刺しUVレジン固定してタイイングする。
マテリアルを固定し終わったら縫針ごとバイスから外し針の鋭い余った部分を切断し、その断面をUVレジンで覆う。
そうすると最軽量のまま十分頑丈なイントルーダになる。
もちろんバイスへの固定は縫針ではなくフックでもよいが、それは普通のイントルーダになってしまう。
最軽量なら縫針を使うしかない。

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「LIFE IS FLY FISNHG SEASON I 坂東幸成」 (20221110)

2022年11月10日 18時24分43秒 | 机上釣

「LIFE IS FLY FISNHG SEASON I 坂東幸成」 (20221110)

今日は車の1年点検、その3時間をラウンジで仕事しながら待った。
でもコーヒーを何杯飲んでも居心地の良さは眠気を誘う。
ひと多いラウンジで不覚に白目剥くより読書しようと取り出したのがこれだった。

笑った。
それも何度も何度も。
しかもオシャレなラウンジで。
おもわず声まで漏れてしまって、それが白目剥くより恥ずかしかった。

「釣りが巧いと言われたい」P42からP80までの記事。
Amazon評「釣りが巧くなくては身につけてはならない道具」とは?
その答え「Richardson Chest Fly Box」
早速これを探してしまった。

Richardson Chest Fly Box Company
http://www.chestflybox.com/

私はウェッターだからあまり多くのフライを使わない。
ウェーダー胸ポケットの小さなケースでこと足りてしまう。
なので差し当たって必要ではないけれど、滑落し左胸に岩角が刺さるとき、このリチャードソンがあれば助かるかな。

とはいえ、この釣り文学、いい。
行間、読み感、語彙の展開と広がり、いい。
釣り情報も深く、まるでフライロッダーズを読んでいるようだ。
書籍のコンパクトさもまたいい。
これならカバンに入るし、ちょっとした空き時間にスッと取り出せる。

私がずっと探していた釣り文学がここにあった。

よい書籍、よい著者に巡りあいました。
本当にありがとうございます。

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なかなか上手くいかないハックルミノー(20221110)

2022年11月10日 07時01分34秒 | 机上釣

なかなか上手くいかないハックルミノー(20221110)

これは昨夜手がけた備前貢氏をまねたハックルミノー、下段がそれ(上段2つは先日)。

ほんとにシンプルな構造だけれど絶対的な難点がある。

レジンなどで濡れたハックルがしぼんでしまう。

これはコックなど陸鳥系ハックルの特徴らしく、もう本当に難儀している。
凄腕プロタイヤーの備前貢氏ならここを楽々クリアしてしまわれるんだろうけれど、素人には敷居が高すぎる。
(備前貢氏への質問も考えたけれど、それはあまりに失礼すぎて、反省のうえ却下した)

素人なりにハックルがしぼまない対策を考えてみた。
1)セロテープで端を固定する→セロテープにレジンが固着する可能性大
2)粘着力の弱い養生テープに貼り付けて作業する→養生テープにレジンが浸透し固着する可能性大
3)高粘度レジンを中央部のストークだけに盛る→少しでも垂れるとそこでハックルがしぼむ(上写真下段)。
4)(未確認チャレンジ:ハックルセメントで予備固定する)

結局、極微量の高粘度レジンを点々とストークに乗せ、それをさらに点で繋ぐ方法が確実だった。
しかし5分硬化レジンはあっという間に硬化し始め、手際の良し悪しで全てが決まってしまう。
備前貢氏の迷いなく流れるような神業に比べ、自分の不手際さが心底恨めしくなる瞬間だ。

他方、油分が多くファイバー結束力も強い水鳥系ハックルはレジンであまりしぼまない。
するとbodyの流線形ハックルに水鳥系を、アクセントのサイドやチークにコック系を、それぞれ使い分けて合体させるのがベストだろうか。
これまでの実績からヘロンは白よりブルーダンが効果的だったし、パーマークにはグリズリーやクリーのサドルハックルが使い易かった。

今晩、ハックルセメントで仮止めした水鳥系と陸鳥系の重ねハックルに5分硬化エポキシを試してみよう。
形が保てれば成功だし、すぼめばまた失敗だ。

追記)
これはイントルーダ芯、結局5分効果エポキシを使って補強し再利用した(写真上段)。
写真下段がブレイデッドリーダーをアイに通した正式版、でもアイが狭くなってしまう。

この2本をインビクタP系のミラージュティンセルで巻き上げてみた。
ブルーダンのヘロンハックルとウィングを使うだろうから、やっぱりインビクタP系になってしまう。
インビクタPに釣られているのは、マスというより私かもしれない。

追々記)
エポキシのハックルミノーのコツが判明、上の3)だった。
4)はやはりハックルがすぼんで実用不可、手間はかかるがやはりコツコツと3)するしかなさそう。

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今日のタイイング計画(20221109)

2022年11月09日 07時56分13秒 | 机上釣

今日のタイイング計画(20221109)

備前貢氏のトゲウオパターンの修作予定。
5分硬化エポキシは扱いが難しいので強度に難あるけれど手軽なUVレジンで代用してみる。
1匹で壊れてOKと考えれば気は楽になる。
とにかく今は経験の積み重ねが優先事項。

トゲウオ:
1)フェザーアイの準備(シルバーフェザント/マグパイ/3mm2mmポンチ)
2)クリーハックルと白ヘンハックルをソフトグルーで重ね合わせ
3)ピンと張らせたブレイデッドループ針に重ねたハックルをUVレジンで仮止め(アイ付近だけ)
4)乗せる位置は後方のハックル尾部が針にかかる程度
5)ハックル表(背)が湾曲するよう頭胸部ハックル裏面からUVレジンを垂らし形成固定
6)ハックル表の頭部とハックルアイにUVレジンをごく少量垂らし形成固定し完成

イントルーダ:
1)十分長いブレイデッドループをイントルーダ芯へ確実に固定
2)アイをバイスに挟みミラージュティンセルでBODY、白ヘロンで長いハックル
3)ブルーヘロンでウィング
4)クリーハックルのサイド
5)Kフィッシャーのチークで完成
このパターンは茶色または黒系でも作成する予定。

スレッドハックル:
もしできれば

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備前貢氏のトゲウオパターン(20221108)

2022年11月08日 07時45分00秒 | 机上釣

備前貢氏のトゲウオパターン(20221108)

こちらの記事を手習いにして。

「ハックルにバックリ」by 備前貢氏
http://bsflyworks.blog72.fc2.com/blog-entry-929.html

完全に失敗。


しかしまったくうまくいかない。
一期的にやったのが失敗の原因らしいし、そもそもがプロタイヤーの神技、簡単に再現できるはずもない。
とはいえ指くわえて見てるわけにもいかず、見よう見まねで工夫してみる。
まず、エポキシは5分硬化型でも完全硬化は24時間かかるから、少なくとも2工程48時間に分ける必要あり。
ここは1工程24時間で完成する極細チューブと全く違う点。
上記の備前貢氏によれば基本的にフォール中のテイクを誘うパターンらしい。
けっしてリトリーブでつかう鈎ではない。

その1:片面型(備前氏型)
1)処置台の準備(アルミホイルを敷いたプラバット、直径が同じ縫い針30本程度)
2)ハックルの準備(表のクリー1枚、裏の白ヘンハックル1枚)
3)ギルの準備(赤スレッド代用可)
4)アイ1枚の準備(できればフェザーアイ、20181216記事)
5)白ヘンハックルをフェイス/ベリー形に形成する
6)ハックル専用セメントでクリーハックル裏面やや後方(糊代分)に白ヘンハックルと丸めたギル赤糸を貼り付ける
7)ハックル専用セメントでアイをクリーハックル表面に貼り付ける
8)5分硬化エポキシをクリー/白ヘンハックル裏面の頭部から腹部までごく少量塗る
9)そのクリー/白ヘンハックル裏面のエポキシ上に予め作成した針付きブレイデットループ芯(20221106記事)を乗せる
10)さらにその上から5分硬化エポキシをトッピングし素早く形成する
11)ローター上にピンと張って固定・回転させ24時間硬化待ち(エポキシ処理は頭部から腹部までの狭い範囲のみ)
12)フェザーアイは必要に応じUVレジン等で保護(備前氏版はここも5分硬化エポキシでキレイに形成処理、げきムズ)

その2:両面型(現実的ではないかもしれない)
1)処置台の準備(アルミホイルを敷いたプラバット、直径が同じ縫針30本程度)
2)ハックルの準備(表のクリー2枚、裏の白ヘンハックル2枚)
3)ギルの準備(赤スレッド代用可)
4)アイ2枚の準備(できればフェザーアイ、20181216記事)
5)白ヘンハックルをフェイス/ベリー形に形成する
6)ハックル専用セメントでクリーハックル裏面やや後方(糊代分)に白ヘンハックルと丸めたギル赤糸を貼り付ける
7)5分硬化エポキシをクリー/白ヘンハックル裏面の頭部から腹部までごく少量塗る
8)そのクリー/白ヘンハックル裏面のエポキシ上に予め作成したた針付きブレイデットループ芯(20221106記事)を乗せる
9)さらにその上に同じくエポキシ処理したクリー/白ヘンハックル裏面をサンドイッチ状に重ねる
10)並べた縫針の上に静置し24時間硬化待ち(エポキシ処理は頭部から腹部までの狭い範囲のみ)
11)ハックル専用セメントでフェザーアイを貼り付ける
12)5分硬化エポキシをアイの上から塗って形成し24時間硬化で完成

追記)
上写真下にマイクロシャンクに通した針付きブレイデットリーダー芯があるけれど、マイクロシャンクアイに通すのを忘れてしまった。
これだとデカマスでスッポ抜けしてしまう。
このブレイデットリーダー芯は解体へ。

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左手シングルハンドスペイのキャス練(20221107)

2022年11月08日 07時35分36秒 | 机上釣

左手シングルハンドスペイのキャス練(20221107)

遅い昼休み、左手シングルハンドスペイのキャス練。
1)SH8ft#4、シマノBB-X6号F、シューティングヘッド#6クリアインタミ(grain不明)、フロロリーダー10ft
左手の方がDループが何となく安定する。
力めないからか。
滑りの良いモノフィラ6号だとダブルホール・タイミングが取りやすい。
もちろん左手シングルハンドスペイはまだ実用的ではない。
でも左岸ダウンならこれ以外なく、実地演習を繰り返そう。

追記)
ホールの右手首の使い方がなっていなかった。
ホールでラインを引き出す時、右手首が反ってしなかった。
左手でホールシュートする際は左小指をよく返せていた。
でも右手ホールでは右小指が内向きで手掌は上向きのまま。
これだと右拳右肘が内回りし、ホール軌道は小さくなる。
ホール時に右小指を返し手掌を下へ向けることで右腋があいて右拳右肘が外回りし、ホール軌道はより大きくなる。
この右手ホール時の右小指の向きは猛特訓が必要だ。
シャドウキャスティングを繰り返す。

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スレッドハックル(20221107)

2022年11月07日 23時16分07秒 | 机上釣

スレッドハックル(20221107)

ほぼ100%スレッドのみでつくるパターン。
何のイミテートかといえば、羽アリ、ミッジピューパ、極小稚魚?
こういうパターンを「とりあえず喰ってみよう」がマスの気持ちなのだろうか。
でも魚の気持ちは絶対わからないとして、これが釣れたのは確かだ。
もちろんC&R5日目いうタイミングではあるけれど、それにしては爆釣すぎた。
たぶん何かの意味がある。

まだマテリアル(としてのスレッド)が多いと思う。
思い切ってバッサリ削り落としてしまいたいが、私の経験値の少なさか躊躇ってしまう。

テンカラの歴史を思い出した。
テンカラ職漁師は河原に落ちている羽根で即席の1本を巻いてしまうそうだ(出典失念)。
しかもそれで釣れて職漁になるのだ。
つまり針に何か付いていればそれで十分かもしれない。
人間の知性が鈎を複雑にし過ぎただけではなかろうか。
シンプル、そんな鈎を作ってみよう。

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テーパードリーダーの自作(20221107)

2022年11月07日 07時39分12秒 | 机上釣

テーパードリーダーの自作(20221107)

ウェットなのでフロロリーダーを使っている。
今の時期はオイカワか自然渓流管釣りニジマスなのでメインラインはDT#2FかDT#4Fになる。
そこで厄介なのがリーダー、ウェットだからフロロを使うとして低番手は5ft一択だ。
#4なら8ft以上が揃うけれど#2だと市販品の選択肢は狭い。
なので低番手10ftでキチンとターンするフロロリーダーは自作以外ない。

ここで問題が生じる。
低番手ロッドのトップガイドが小口径の場合、自作したテーパードフロロリーダーの接合部がガイドに引っかかってしまうのだ。
毎回かなりの負担がガイドにかかるから長ずれば必ず破損する。
そうなる前に何とかしなければいけない。
ガイドを交換するのは非常に面倒だから、簡単にはテーパードフロロリーダーの接合部を何とかすればよい。
じゃあどうするか。

たとえば、シーガーFXR船(またはGM-FX)の8号1.5m→5号1m→3号0.5mなど(11/1使用のフロロリーダーがこれ)。
フロロ10号がAFTMAのDT#1相当だから(20211004記事)、DT#2リーダーとしてフロロ8号は間違いではない。
実際11/4と11/5の板谷川で支障なく使っている(フロロ8号1.5m→4号0.9m、ブラッドノット接合)。
でも11/1は接合部のガイド干渉でかなり釣りを邪魔した。
なので11/4以降は接合部をかなりさげガイド干渉を減らした。
しかし本当は、よりキレイなターンのため十分な長さ(10ft3m)のテーパードリーダーを作りたいのだ。
じゃあどうするか。

接合部の全てをブレイデットリーダーで覆えばよいのでは?

フロロ8号1.5m、5号1m、3号0.5m、この2箇所の接合部分にブレイデットリーダーを被せスレッド巻きで固定する。
もちろんフライラインへの接続は普通にブレイデットループ。
なので1本のフロロリーダーで3箇所ブレイデットリーダー接合部を形成することになる。
こうすると小口径のガイドでも少なくとも接合部の干渉が減り、大切なロッドをより安心して使える。

スレッドはSemperfliのNano Silk 20Dの白を使えば目立たずキレイに仕上がる。
もし可能ならシリコン固定がベストだけれど普通の瞬間接着剤でもOK(タイイングセメントは脆く不可)。
出来てしまえば数年は困らない。

もちろん50アップやネイティブを狙う場合、高番手市販フロロリーダーを使うから問題ない。
あくまで繊細なウェットの低番手10ftフロロテーパードリーダーのお話。


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