なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

惚れ惚れする津江川と中津江村(20210531)

2021年05月31日 21時38分59秒 | 机上釣

惚れ惚れする津江川と中津江村(20210531)





ヤマメ狙えるこんな映像、大分ではまず稀。
宮崎なら五ヶ瀬川、北川、一ツ瀬川そして小丸川。
熊本なら川辺川、球磨川そして緑川。

深い谷底、雨天で急増水する危険な河川。
通ラズの深い淵に続く開けた瀬、澄んだ渓水にさす木漏れ日。
昨日は同じカワガラスが周りを何度も行き来した。
よほど私が珍しいのか。
大水の後でカジカガエルは聞こえなかった。
他の野鳥も全然耳に残らない。
私が夢中になっていたからか。

谷を上がれば民家があり、路には旅人が往来する。
ダム湖畔にも花のようにテントが咲いていた。
子らの歓声がここまで聞こえてくるようだ。

竿を載せた車で移動していると、バイクが後ろから追い上げてきた。
脇に寄り道を譲るとバイカーが片手で返礼。
それが何度も何度も皆同じ。
それが本当に心地よい。
同じ想いを感じる。

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大分は明日から鮎解禁(20210531)

2021年05月31日 19時16分58秒 | 机上釣

大分は明日から鮎解禁(20210531)

明日から県内はほぼ解禁、例外は宇佐市駅館川(7/10~)、津江水系(6月最終土曜日~9/30)、番匠川(7/1~12/31)、山国川(6/10~)など。
https://kawatsuri.com/oita-ayuturi-kaikin/

開始は夜明けから、出勤前にひと流し出来るだろうか。
夜明けは5時、それから2時間は出来る。
7時過ぎると小学生登校始まり、それまでには脱渓したい。
でも2時間あれば十分、鮎バケ鈎に相性良いのがウキかダウンのウェットかが分かる。
ウキはまず確実、でもそれじゃ新しくない。
鮎バケ鈎の新しい釣りを見つけたい。
下手の横好きで構わない。
新しいものを見つけたい。

追記)
明日の仕事内容から早朝は難しい。
もし出来れば水曜夕には試したい。

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津江川と川原川(20210530)

2021年05月30日 21時36分09秒 | 実釣

津江川と川原川(20210530)


アラームは0400、起床は0430、宿発0529、釣り場着0530、入渓0535。
栃野引野バス停水位1.59m、気温10度、晴れ。
山の稜線には既に日が差している。
ロッドに全てセットしているので入渓は早い。

1)DH12ft#3、kencube-PHS#3/4-Type2、フロロ0.8号、3本マルチ
スカ、悲しいほどスカ。
流れが強過ぎラインが飛ばされ釣りにならない。
五ヶ瀬中流域でアタったシステム、あれは流れが走ってなかったから。
流れは眼が眩むほどの激流、このラインでは手も足も出ない。
慌ててシステムチェンジ、リールから交換、かなり時間ロス。

2)DH12ft#3、kencube-SSL#5F、TGショット5g、フロロ0.8号、3本マルチ
押しの強い強烈な流れ、激しい表層を抜け深い中層に届けるためTGショットは5gを選択。
メインラインはシングルハンド用#5。
4テイク2バレ2フィッシュ。

昨日もそうだったがショットで沈めると型が良い印象。
では表層ならどうだろう?

3)DH12ft#3、kencube-SSL#5F、フロロ0.8号、3本マルチ
このkencube-SSL#5Fでは今日の3本マルチを上手く打ち出せない。
鈎の重さにラインが負けターンミス、そして絡む。
慌ててシステムチェンジ、これで2回目、また時間ロス。

4)DH12ft#3、kencube-SSL#6F、フロロ0.8号、3本マルチ
3本マルチがようやくターンし始めた。
深瀬の開き付近で一荷でテイク、でも寄せの途中ややマシな型がバレ、ミニヤマメだけが上がる。
でも1匹は1匹。

津江川に限りノーシンカーで上がる型は小さい印象、もちろん経験値は少ないけれど。
少しでも良型を狙おうと以降5gを使い続けた。

5)DH12ft#3、kencube-SSL#6F、TGショット5g、フロロ0.8号、3本マルチ
朝イチで1)システムで音沙汰無かったポイントに再度シンカーシステムを投入、メンディングステイ1発でテイク、色白の20cm弱だが私にとっては良型。


1130脱渓、0530から5時間釣り続けた。

入渓点から通ラズまで距離約600m、ここを5時間!
目に付くポイントを丁寧に釣るから500mで4時間かかることが多い。
津江川のセクションを通ラズで区切った場合、時間配分は本当に気をつけよう。
最悪、脱渓に失敗する。



1130−1230、川原川、川原川川原水位1.17m(平水より+10cm)、気温26.5度、晴れ。
昼前から川原川のダムインレット付近へ移動、ものの数分で到着。
畜産場からの入渓路が壊れていて、仕方なく橋へ続く道から入渓。
でも橋直下に入れるのでダウンで釣るには最適のルート。
5)DH12ft#3、kencube-SSL#6F、TGショット5g、フロロ0.8号、3本マルチ
水際に真新しい足跡!
砂が若干乾き始めているので2−3時間前か。
良さげなポイントはほぼ無反応、1箇所だけテイクしたヤマメが水面を割った位。
ショットを外し浅く広い面を遠投して探ったが他はカスリもせず。


1245−1330、津江川、昨日夕に入った場に再度入る。
前日に誰か入っても釣れるのか確認、結論、釣れない。
今朝も福岡の方?が入っていたらしく、その影響もあるかもしれない。
昼のこの条件ならティペット0.4号以下が要る。
大物を諦め小物を狙う昼間の最善手。

でも今日はもう十分、明日の仕事に備え脱渓。

中津江発1400、大分着1530。
しかし筋肉痛で体中が痛い。
かなりの運動量だ。

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九重玖珠川から津江川へ(20210529)

2021年05月30日 20時47分23秒 | 実釣

九重玖珠川から津江川へ(20210529)

午前は仕事、午後から出発、中津江方向へ。
まず九重玖珠川、引地駅付近、1300、メルヘン大橋水位0.09m。
鮎年券を「釣りチケ」で購入し入渓、鮎バケ鈎胴付き3本にて。

1)SH7.9ft#2、DT#2F、0.8/0.6号3本鮎バケ鈎、スイベル4号
わずかに笹濁り程度で水量も申し分なし、しかし石に喰み跡見付けられず鮎バケ鈎もノータッチ。
もう早々に終了。

1500中津江村着、気温28度、晴れ。
入渓1630-脱渓1930。
栃野引野バス停水位1.64m、平水位より+45cmだが釣りは出来そう、いやむしろ素晴らしい本流に仕上がっている!


2)DH12ft#3、kencube-SSL#4F、TGショット3.75g、フロロ0.8号、3本マルチ
5テイク2バレ3フィッシュ。

ノーシンカーだとミニサイズがどんどんタッチしてくる。
シンカーで沈めるとやや型が良くなる。
ただシンカー付きだとキャストが不自由し、そこが難点。
でもメインランさえ入ればメンディング操作でかなりカバーできる。
こうしてみると津江川はやはりウェット向き、来て良かった。

追記)
最後の最後で対岸のピンポイントへメンディングステイで鈎を置くと強いテイク。
良型かと期待したがデカイダ。
広げたネットは使わず仕舞い。


記録動画
1)https://youtu.be/_tbJ6-23L6U
メンディングステイでほぼ対岸近くからヤマメが出た。何度もメンディング繰り返してラインを整え3本マルチを対岸添いに持っていくと、メンディングにリアクションバイトしたのかヤマメがチューブチラシをテイクした。ほぼルアー的な釣り方だと思う。もちろんこの後も対岸沿いから岸寄りまでバイブスイングで広く探り、この場をほとんどカバーした。

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鮎のドロッパー考(20210527)

2021年05月27日 22時15分06秒 | 机上釣

鮎のドロッパー考(20210527)

藤本氏を始祖とする成鮎バケ針の釣り。
その原法では幹糸に2−3本枝針の胴付き仕掛けに冬季1年目タラの木芯製削り出し玉ウキと川底を舐めるガン玉2-3号で石間の隅々を流す。
枝針ハリスは2cm程度、枝針間隔は7−10cmとやや狭い。
これをタラウキ側の道糸に付けた"ハリス止め"にセットする。
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/22f4cc54f2e1f24c28d44053f72e1153
この方法がバケ針交換では一番楽、何かあれば次の針セットに躊躇なくいける。

でもフライで考えるとキャストの遠心力は結構大きくハリス止め周りが不安。
なのでメインラインと3本枝針はループ2ループで継ぐとして問題が最下端のシンカー。
嚙み潰しだと数十投で外れ、川を鉛で汚染する。
なのでコートガン玉を使うかスイベルかの2択、これに糸を通した端をハリス止めにセットするのが理想的。
ハリス止めだからこまめにシンカー交換出来るし石噛みからの高切れも減る。

でも問題は糸の太さ。
メインラインは何でも良いとして、幹糸、ハリス、捨て糸だ。

ウェットのドロッパーではハリスの方が幹糸より太いのが一般的。
でもオイカワやフナなどで枝針のハリスは幹糸より細いのが当たり前だ。
藤本氏原法もそう、ハリスは0.4−0.6号、幹糸は0.6−0.8程度らしい。

去年までの経験で鮎はハリスを見ていない気がした。
0.25号だろうが0.6号だろうが釣果は変わらず、むしろ鮎の警戒度合いだけで決まるようだ。
例えば川辺に立った瞬間や赤い大ウキの振り込み/流しにパッと鮎が散る。
そうなると暫く釣れないが時間が経つとまた寄り始めテイクする。
その上、テイクしないからとハリスを0.15号に細くしてもテイク頻度は全く変わらなかったので、ハリスはあまり関係ないと思った。
もちろん不必要に太いのは論外だけれど。
そうするとフライタックルで釣る場合、ハリス0.6号、幹糸0.8号、捨て糸0.4号程度が無難だろうか。
胴付きだからキャストで絡み難く、フロロ・ナイロン何でも使える。
石噛みや良鮎を考えれば優先度は強靭さだ。

次、シンカーの選定。
スイベル6号がガン玉5号、スイベル5号=ガン玉3号相当、スイベル4号=ガン玉1号相当だから、スイベルは4−6号3種類あれば足りる。
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/5bb79614cb86d59b77af9dac1f90924d
昨夕のように水位が高いと鮎のタナに届き難く釣りにならないことがある。
昨日はノーシンカー、だから浅場でテイクが頻発した。
より良型を確実にテイクさせるため、根石周りに沈める必要がある。
この時メインラインを横引きすると跨いだ根石に鈎が入ってしまう。
だからメインラインの移動は必ず上下前後の1面方向、つまり縦の面釣りに限られる。
でもその面釣りに徹すれば、ある程度重いシンカーが使える。
(考えたくはないがガン玉5B=オモリ0.5号=1.87gなど)

鮎のウェットは兎に角川底の黒い根石周りを狙うから、スイベル4号程度がセイゼイだろうか。
でも五ヶ瀬川や大野川中流域はシンカー1.87g以上が要るだろうし、それは一ツ瀬川村所地区も同じ。
シンカー重量は多分河川規模で決まる、流石にこれは実釣でしかわからない。

具体的な釣り方は「流れがある場のドブ釣り」になる。
その流れがかなり速いのが純粋「ドブ釣り」と決定的に違う点。
根石周りを前後上下の1面だけで釣る。
メンディングステイでレーンをキープし続けないと"1面"を外れた鈎があっという間に根石を引く。
なので良く手入れしたDTフロートライン#2-4が操作性ではベスト。
シンク系のフロロ10号だと水面が使い難くメンディングステイのレーンキープは不十分になる。
その一方で、小河川ならフロロで十分、いやむしろ小河川こそフロロが良いと思う。

鮎ウェットの結論
大河川:DT#4F、幹糸0.8−1.0号、ハリス0.6−0.8号(3本枝鈎)、ステイト0.4号、オモリ0.5号(1.87g)以上
中河川:DT#2−3F、幹糸0.8号、ハリス0.6号、ステイト0.4号(3本枝鈎)、スイベル6−4号
小河川:フロロ10号、幹糸0.8号、ハリス0.6号、ステイト0.4号(3本枝鈎)、スイベル6−4号
釣り方は全て前後上下の縦一面で黒い根石周りを狙い、底波に入るのは基本的にシンカーだけにする。
レーンキープのメンディングにこそ釣れる瞬間がある(鮎はマス族のようにテイク後ターンしない)。
メンディングの理由は3つ、1)レーンキープ、2)ライゼリングリフト、3)空アワセ。
このうち特に3)空アワセの要素が鮎ウェットでは必須だと思う。
ウキ釣りなら遅くなるとか僅かに沈むとかの小さな変化でアワセないとまず釣れない。
ウキが完全に消し込むのは本当に稀、これはウェットでも全く同じだと思う。
つまり向うアワセが見込めないのだ。

鮎ウェットの未解決課題
1)ワイドゲイブが使えるか
2)重いシンカーは効果的か
3)頻回のメンディングが鮎を散らさないか(クリアリーダーを長く取り対応?)

追記)

管付き袖1号(タイガー針)で2本、黒と赤。
さらに昨日の袖0.5号赤2本と黒1本で胴付き3本ドロッパーを組んだ。
ハリスは1cm、間隔は8cm程度、かなり詰んだ印象、シンカーが上なら必ず絡むしかも酷く。
早ければ玖珠川水系で試せるか。

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七瀬川夕(20210526)

2021年05月26日 23時50分08秒 | 実釣

七瀬川夕(20210526)

仕事上がりで七瀬川、1730−1900、約90分。
胡麻鶴橋水位0.04m(+0.1m)、曇りのち雨、気温22度。

1)riverpeak-SH9ft#0、フロロ10号、フロロ3.5号、スイベル8号、オイカワ5本マルチ
5フィッシュ(ミニオイカワ4、中指大ご禁制1)、タッチとテイクは多いがほとんどバレる。
オイカワならほぼフィッシュするはず(湯布院確認済み)だが、みなバレてしまう。
釣り方はやはり4拍子の2分音符で流れに合わせメンディングステイの繰り返し。
テイクはメンディング中のノリで分かる。
で、フィッシュできない魚種、これは結局わからなかった。
もし分かってしまったら逆に罪なこと、かもしれないが。

まだ禁漁期なので鮎バケ針は使えずオイカワ針のみのマルチドロッパー。
そのオイカワドロッパー、テイクすれば確実に型が見れるのが特徴、それが全くダメ。
つまりテイク主がオイカワやハヤ、カワムツではない。
じゃあヤマメ?いいやこの標高にバンバンテイクする大群などいない。
じゃあハゼ?確かにヨシノボリならオイカワ針をテイクして不思議ないが大群はありえない。
他にこの標高の七瀬川に大群でひしめく魚種は?

夢中に釣り続けていたら本降り、結論は来週6月以降へ持ち越し。
もう少しでこの正体分かるのに、そう思いながら退渓。

岩には多くの喰み跡、鮎はまだ12−13cm程度だろう。



追記)

管付き袖0.5号で鮎バケ鈎5本(赤3本、黒2本、金絹糸#100,No241,DullGold)。
(左端はUVレジン固定、色合いは失敗)
リードがショットのみの完全枝針用の鈎。
根石を引き難くなるのでフトコロが広い袖針が使える。
このフトコロが鮎の堅い櫛状歯を撃ち抜くと期待して。
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/e3cde5b8a840c66714f000d903e959f7

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大野川水系上流から湯布院オイカワへ(20210523)

2021年05月23日 23時38分47秒 | 実釣

大野川水系上流から湯布院オイカワへ(20210523)

朝8時過ぎに家を出たものの既に遅く、もうどこに行っても2番手止まり。
取り敢えず七瀬川平野橋へ、胡麻鶴橋水位0.21m(+21cm)。


川底がどうにか見えるほど濁りは取れたが水位はまだ高い。
魚のキラキラもまだ見えない。

どうせ釣れないならと大野川水系稲葉川へ向かう。
濁ってない!


1)SH10.8ft#3、フロロ10号、フロロ3.5号、スイベル8号、フロロ0.25号、極細チューブ
8テイク3バレ1フィッシュ(当歳ヤマメ)。
この場はスレッスレなのかチラシ針でもショートバイトばかり、しかもリアクションバイトがほとんど。
なので最後にkencube-PHS#3/4type2(6m10g)のリトリーブを試す。

2)SH10.8ft#3、BB-X4号、kencube-PHS#3/4type2(6m10g)、ポリリーダーslowsink5ft、スイベル8号、フロロ0.25号、極細チューブ
ノータッチ。
着水時に多少のインパクトあり、これが嫌われる?
するとルアーの着水音も警戒する?
だからfuroro10号のメンディングステイ送り込みからの回収時に良くテイクするのかもしれない。
このスレッカラシ対策は、やはりマルチドロッパーしかない。
多鈎でスイッチを無理矢理入れる方法だ。

ビューラーG2のSH(150−175gr)のキャスト感、フロロ10号(DT#1相当)だと軽過ぎる。
ラインコントロールは楽だけれどやはり「オーバータックル」な印象。
でもその感覚はkencube-PHS#3/4で一変した。
PHS#3/4が重く感じ、オーバーヘッドのバックキャストをしっかり感じ取れる。
フォアキャスト後の反動もない。
驚くほどの軽さがファストアクションの別の面を見せてくれる。

退渓時ふと見ると彩雲、七色の雲。
今思えばこれは子供らの塗る「アマビエカラー」、実は虹色なのだ。


その後、竹田市「花公園」から標高1333m「牧ノ戸峠」を通る。
長者原では初セミが沢山聞こえた。


湯布院へ入る。
竹田市から湯布院へは長湯/湯平経由の方が早いかも。
絶景は花公園/牧ノ戸経由だけれど。




3)riverpeak-SH9ft#0、フロロ10号、フロロ3.5号、スイベル8号、オイカワ5本マルチ

メンディングステイからのゆっくりバイブリトリーブで良型が多く掛かる。
婚姻色が出始める初夏のオイカワ、ヒキも十分、riverpeak#0が伸される。

フロロ10号はやはりDT#1相当、このSH9ft#0でオーバーヘッド/スペイと実釣に差し支えなく、冬場のDT#1Fと同等かそれ以上のキャスト感。
湯布院で使う分には十分、また釣れ続くのも特徴、ラインがクリアなのでオイカワが散らないらしい。
難点はただ一つ、メンディングの幅が膨らみ難い。
これは沈むからこそのシンク系ラインの宿命。
それでもフロロ10号の実釣メリットは大きい。

今日の要記録事項
「フロロ10号はDT#1相当と考え、大物用にkencube-SONAR#1、小物用にriverpeak-SH9ft#0を使い分ける」

午後6時半帰宅、ほぼ10時間の周遊釣り小旅行。

追記)
稲葉川は午前10時過ぎの入渓、既に新しい足跡あり、少なくとも1名入渓あった模様。
公園下流側は釣らなかった(川底が砂なので)が、先行釣り師の足跡も公園直下までだった。
やはり人気は公園付近から上流の滝クンまでらしい(この滝下光景にアニメ「君の名は。」を思い出す)。
脱渓時三人目になるだろう地元フライマン入渓あり、遠目で挨拶できなかったが釣れただろうか。
私の直後だけれど川は荒れていないはず、でも私の直後ということで「申し訳なさ」を感じてしまう。

五ヶ瀬で福岡のDHフライマンの直後を釣った際、彼から「釣った直後だから釣れないと思います」と申し訳なさそうに率直な挨拶。
泳いだり投網打ったりの後じゃなく「全然OKです」と返事、実際ウェットでは人が変われば直後でも釣れる(とされる)。
この時は彼のいう通り全く釣れなかった。
直後に入る方への伝言として「ここで今まで何をして何をしていないか」伝えるのは挨拶の一環として大切。
釣り場の挨拶は良かれと思う方向にて。

動画記録
1)https://youtu.be/BKHToet_dQQ
阿蘇の景色、花公園から牧ノ戸峠に至る道中。

2)https://youtu.be/1GBRR02RMXQ
最初は何か分からなかったがよく見ると彩雲、初めて見た。予言めいた自然現象ではないが幸運な体験。

3)https://youtu.be/9HYB33DBO6E
フロロ10号スペイキャスト/SH9ft#0/5本マルチ、湯布院にて。水面アンカーがキレイに決まるとターンミスなく5本マルトがスッと伸びる。当然これで釣れないはずがない。

4)https://youtu.be/fgPnQ1qUwWw
ミスフック、メンディングステイで合流部にテンションかけて出た。チラシ針なので普通はフックアップするがスレッスレなのか超ショートバイトらしい。

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湯布院湯平花合野川(20210522)

2021年05月22日 21時23分09秒 | 実釣

湯布院湯平花合野川(20210522)

13時過ぎまで仕事、空けてから出発。
三隈川は土濁りで釣りは難しそう、でも今後のためそのまま三隈川鮎年券を購入。
その足で湯布院に戻り川見、やや高水位だが笹濁り、釣りは出来そう。
橋から見ると良型オイカワが何匹も見える。


でも今日はマス族を手にしたい、それで湯平へ向い、着16時半。
温泉街はまだガランとしているが、それでも若いカップルが数組行き来していて、何となく自分の若い頃を重ね合わせて見てしまう。
今は閑散としているが若い彼らが次は子供たちを連れて戻り、湯平は賑わいを取り戻していく、そんなことを期待して。


が、温泉街の花合野川は河川工事で流れが変わり釣りは無理な状態。
少し上流まで川見したがフライでメンディングステイする場じゃない。
帰路、川見していると良さげな箇所あり、一か八かで入渓、花合野川。



1)SH7.9ft#2、フロロ10号、フロロ3.5号、フロロ0.8/1.2号、3本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
思い返せばここは30年以上前、初めて入った花合野川ポイント。
その時も何も釣れなかった。
ここは場荒れし易いらしい。



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ボウズハゼのイミテート(20210521)

2021年05月21日 23時42分20秒 | 机上釣

ボウズハゼのイミテート(20210521)

調べるとボウズハゼは大分や宮崎の清流に優勢な魚種だった。
http://www.biodic.go.jp/reports/2-2/hyo/aa183_002.html
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kawa-guide/creature/creature03.html#
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/agriculturalcanal_manual_09.pdf
ほか、ヨシノボリカマキリ(アユカケ)チチブ(通称ドンコ)マハゼが分布するが優位はやはりボウズハゼ。
ちなみにボウズハゼ、ヨシノボリ、チチブ、マハゼはハゼ科、アユカケはカジカ科だ。

ボウズハゼの特徴は「体色は茶褐色で、黒褐色の帯状の斑紋」で「草食」、餌釣りでは釣れない。
このボウズハゼはアユ友釣りで盛んに掛かるので有名。
下記は三重県 農林水産部 水産研究所 鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課の三重県産淡水魚リスト「ボウズハゼ」より引用、有難うございます。
「アユの友釣りをしているとボウズハゼがよく釣れます。エサがアユと競合するため、水面下ではアユとボウズハゼの間には激しい戦いが行われているのかも知れません。」
https://www.pref.mie.lg.jp/suigi/hp/16184017497.htm

それで備忘録を見直すと「ハゼ」「カジカ」「チチブ」写真が残っていて確かめると何と皆ボウズハゼ!

2014/4/16:大分川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/90838379d8d20f5265583281424ded61

2014/9/15:五ヶ瀬川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/5fd693f4d435af29de6292153e1cae5e

2014/4/29:五ヶ瀬川(写真なし)
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/6cb82ef2f91397d6b90c61608a6a7a33
2017/3/6:五ヶ瀬川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/75a5ec2e7580c8398039ec20cbc937ab

2020/8/4:大分川
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/8056b933f311ad1989368a1bb25aa9ba


大分川のボウズハゼは黄褐色が強く五ヶ瀬川は黒褐色が優勢、腹部は共にアイスダブパール。
ボウズハゼ最大の特徴「背の帯状の斑紋」は、大分川が黄地にブラウン、五ヶ瀬川が茶地に黒だ。
これを表現するのは大分川がヘンフェザントクイル、五ヶ瀬川が黒っぽい(ダーク)ピーコッククイルになる。
つまりアユウェットフライを巻く際に、黄系統は大分川用、黒系統は五ヶ瀬川用となる。

今はコロナ流行期で釣場は大分のみだからアユフライは黄系統が優先、マテリアルは黄フロス+ヘンフェザントクイルの茶スレッド巻き、スロートが黄パートリッジになる。
もちろん保険で黒系統も準備するが、今時期の鮎はまだ15−18cmだろうからTMC2312#14−16程度に載せてみる。
黄褐色系と黒褐色系、それとインビクタパーリーで3本マルチになるし、欲を出しリードにラビットゾンカー黒川虫チューブで4本マルチ。
でも根石攻めのロストで流石に無駄になってしまう。

アユウェットのこの2パターン、藤本悦男氏「アユバケ針」とは別に準備しよう。

追記)
大分川ボウズハゼの試作1回目。


追々記)
七瀬川(大分川)のものはヨシノボリかもしれない。
この写真しかなく決定的ではないが。
真上からの撮影が判断にはベスト。

追々記)20220404
シマヨシノボリ
https://zukan.com/fish/internal3846

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schoolies考(20210520)

2021年05月20日 22時44分56秒 | 机上釣

schoolies考(20210520)

チューブバイスにセットした縫い針に直接スードヘアーをタイイング 。
Gオリーブ/ホワイト上下の背と腹を作り、グリズリーコックケープを小さくサイドに止めて眼を表現し薄くセメントフィニッシュ。
その状態で縫い針だけ抜き取り、中腔のフィニッシュ部をスズキ針に順次着けていく。
Gオリーブ/ホワイト上下が回転し位置が崩れなければ実用に耐えると思う。
これは釣りに行けない時に巻いてみる。

追記)
巻いてみたのがこれ。

最終的にチューブフライになった。

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九州は木金と大雨(20210520)

2021年05月20日 07時47分01秒 | 机上釣

九州は木金と大雨(20210520)

今日から玖珠川から三隈水系で鮎解禁。
もちろん仕事で釣りに行けないが、それより大雨の予報。
webカメラでは既に土茶濁りの玖珠川、三隈川。
明日も濁りで釣りは難しい、土曜から何とか出来る?
山間部は増水で危険だろう。
よっほど上流部なら何とかかるだろうか。

追記)
5/21金曜夕で、津江川引野水位計2.26m(+100cm)、上津江村川原川水位計1.40m(+30cm)、緒方川入田水位計0.2m(+40cm)、七瀬川胡麻鶴橋水位計0.29m(+30cm)。
奥日田の釣りはまず無理、川原川も+30cmだが危険、緒方川は+40cmでこれからすぐ下がるだろうがそもそも釣れない、七瀬川は土日で+15cm程度には落ち着くだろうか。
玖珠川水三隈川系は土茶濁りで多分無理、もしかしたら少しは澄むかもしれないが上流は河川工事中、期待出来ない。
飯田高原と神原川は有望だが多分GINZA状態、都会ほどの人出かな。

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schooliesと鮎ウェット2本(20210519)

2021年05月19日 23時10分48秒 | 机上釣

schooliesと鮎ウェット2本(20210519)

スズキ針17号に稚魚schoolies、アイはグリズリーコックケープ、短く使うとまるでジャングルコックのよう。
背部はゴールデンオリーブ、腹部が白のスードヘアー(いわゆる化繊の毛)。
アイはPE50lbで後ほど追加の予定。


TMC2312#14の鮎ウェットパターン、これとインビクタパーリーだろうか鮎ウェット。
黒っぽいパターンが岩藻を喰むボウズハゼ(草食性の小さなハゼ)に見えるのだろうか。
するとより直接的な「ボウズハゼ」パターンも効くかもしれない。
例えばラビットゾンカーの黒川虫パターンなど。


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梅雨時期のウェット(20210518)

2021年05月18日 20時45分47秒 | 机上釣

梅雨時期のウェット(20210518)

6月から鮎が出来るから良いとして、それまでの間。
増水で山間部を控えるとしたら海しかない。
でも潮でタックルが傷むのはイヤ。
とすると増水した下流部のリバーシーバス?

丁度鮎の遡上時期またはボラの子「ハク」の群れる時期。
つまり川に遡上する小ベイトに付いたシーバスが狙い目?

それならベイトフィッシュ、そのパターンをpinterestで検索する。

https://www.pinterest.jp/pin/579557045799326044/
https://www.pinterest.jp/pin/709176272543068873/

1本の大針に複数ベイトを巻くパターンだ。
アイをエポキシやUVレジンで固めるとそこが脆くなるからジャングルコックやコックハックルなどで代用、そうするとより軽量でより丈夫に仕上がる。

釣れる釣れないを超えた夢ある1本。

眼が6個のパターンを探すと、鬼滅の刃なら「黒死牟(こくしぼう)」、スーパーカーなら「ティレル・P34」だ。
そんなパターンを巻きウェットで投げ込む。
押しの強い大河川、キャス練と思えば良い。

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大分は軒並み増水(20210518)

2021年05月18日 18時58分27秒 | 机上釣

大分は軒並み増水(20210518)

5月20日から三隈川水系で鮎が解禁される。
鮎遊漁券はまだなのでそこから出発。

大分川の川面では増水中でも型の良い魚が跳ねている。
オイカワより大きく、ハヤより白い、何だろう、鮎?
だとしても鮎をフライで狙って釣るほど達者ではない。
間違って釣れるかどうかも分からない。

渓流では濁りや増水で入渓は危険。
コロナも落ち着き始めたが終息はまだ先。
週末宿をとるにも奥が言うように「誰が使ったか判らない」状態、確かにステイホームが無難ではある。

ならあまりヒトの使わないキャンプ場や古いログハウスはどうだろう?
寝るだけなのでむしろ良いのでは?

雨季のキャンプは上級者過ぎるから小さなログハウス、西米良村のような、がベストかもしれない。
折り畳み寝台と寝袋さえあれば泊まるには十分。

でも大分では、そんなログハウスは一人には大き過ぎ、場を持て余してしまう。

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七瀬川増水(20210516)

2021年05月16日 23時39分53秒 | 実釣

七瀬川増水(20210516)


七瀬川平野橋、胡麻鶴橋水位0.16m、1730−1830、曇り、気温30度。
1)SH7.9ft#2、フロロ10号、フロロ3.5号、オイカワ5本マルチ。
数テイク1フィッシュ、ミニオイカワのみ。


以前より水位は数十cm高く押しも強い、まるでサクラマスが遡上してくる場のような。
対岸で良いライズあるがとても辿り着けない。
ノーシンカーで湯布院オイカワままのシステム、絡みなくキャスト出来て実用的だけれど、こんな高水位なら水面を使うフロートDTラインの方が楽。
でも今日のお題はフロロカーボン10号とカーボンロッドとの相性。

調査結果、合致。

これまでSH8ft#2はグラスロッドだったけれど今日は初めての8ft#2カーボンロッド(ダイワ中古のアルトモア)。
グラスでフロロ10号を投げるとロッドの復元が遅く上下動が大きくなりループがワイドで崩壊しやすい。
でもカーボンならロッドの張りが上下動を減らし前後の動作を直に伝えフロロ10号の失速を防ぐ。
グラスロッドは柔らかいフライラインの自重を利用しライン通過位置を支える感じ、カーボンはラインに有無言わさない感じ、だからか軽くて堅いフロロ10号はカーボンの方が操作し易い。

結論、フロロ10号はカーボンロッド向き。

ある程度固定したポイントに沈める場はフロロ10号でカーボンロッド、ポイントが絞り切れず水面を多用する場は柔らかいPVC-DTラインでグラスロッド、もちろんウェットでのこと。

このシステムバランスはしっかり押さえよう。

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