なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

荒雄川1回目(20240331)

2024年03月31日 22時49分12秒 | 実釣

荒雄川1回目(20240331)

通算17回目の荒雄川。

1000(轟水位0.46m)−1500(轟水位0.5m)、5時間、晴れ、気温12度。
初め、第8堰堤下第⑧ラン(20240326)から開始。

つぎ、第3堰堤下第③ラン。
最後、第13堰堤上第⑭ラン、ここで終わり。

1)DH13.8ft#8/9、ナイロン6号、kencube-PH8(F/type4-3m29g)、ポリリーダー8T5ft、フロロ2号。一本鈎

初投でテイクでもバレ、その第2投でナイロン6号高切れ、ヘッドごとロストした。
傷が入っていたらしく、その原因は謎。
2)DH13.8ft#8/9、ナイロン6号、kencube-PH8(F/type3-3m24g)、ポリリーダー8T5ft、フロロ2号。一本鈎
タッチ数回、しかし乗らない。
しまいにタッチすらなくなり終了した。
3)DH13.8ft#8/9、ナイロン35号、フロロ10号、フロロ3号、TGショット7−10g、一本鈎
なら、といつものナイロンに交換し重いTGショットでメンディングステイしたけれど、こちらはタッチなし。
かなり粘り続けたが無反応が続いた。
このシステムのまま場所替えすると、初投からテイク、バレ。
その後もテイクが続くけれど乗らず、また無反応になった。
喰いがかなり浅く、追いも鈍いらしい。
4)DH13.8ft#8/9、ナイロン6号、kencube-SSL-DH(13m36g550gr)、ポリリーダー8T5ft、フロロ3号。一本鈎
最後のシステム。
渡渉できない水位、なので左岸からキャスト。
でも川上から物凄い風、右上手が危険なので左上手シングルスペイ。
アンカー切れで後ろの葦に鈎をとられながらも、なんとか対岸まで。
ほぼキャス練状態だったけれど、ようやく左上手が実用的になった。
その後、TGショット3.75gを足してメンディングステイで第13堰堤直上まで流す。
しかし完全なノータッチノーフィッシュ。
ふと気付くと、物凄い流下物。


これはたぶんダメなやつ、脱渓し、谷地大堰堤下の車へ戻った。
すると、急に堰堤の音が大きくなった。
水位が急増したらしく、たぶんユキシロ(雪代)の増水。
1500、本当はこれからなのだけれどジ・エンド。

今回は久しぶりにスカジットなPH8を使った。
これでタッチが続いたから十分効果的な釣り方。
でも投げて流すだけだから、ライン操作のホールド感は一切なし。
でもコンタクトはあるのだから、これはこれで良いのだ。
とはいえ、今日は雪代大増水の荒雄川。
ウェーディングできず、川幅はいつもの倍に感じる。
その意味で、今日の荒雄川は大河川の貫禄。
そんな大河川を釣る場合、ナイロン35号の役目はたぶん部分的。
より広いカバーには、やはり高番手PVCフルラインが良い。
また、PH8のようなスカジット系も重いフライを十分に飛ばせ、コンタクトも増える。
それに対して高番手ナイロンのメンディングステイは五ヶ瀬川上中流域で鍛えた方法。
つまり中河川までの方法かもしれない。
もし大河川で釣る場合、50m超メンディング以外はPVCフルラインの方が良さそう。
(PVCフルライン2本繋ぎは重すぎコントロール不能になる、201903頃の経験)
PH8などスカジット系は、流れのヨレなどピンポイントに効いた。
でもどうかするとリトリーブ頼りになるのが難点。
ここでテイクしてもバレることが多いから。

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宮城(20240330)

2024年03月30日 07時40分07秒 | 机上釣

宮城(20240330)


木曜に宮城入りして今日で3日目、でもバタバタと諸事あり、余裕なし。
でもようやく今朝、PCに向かう時間が持てた。
何件かメール仕事を処理し、今ようやくこの記録にとりかかる。

3月初旬に宮城で大雪が降り、大変だった模様。
木曜夕から金曜昼間で強い雨、実家の農作業も止まってしまった。
今朝、荒雄川など主要河川のwebカメラや水位状況は、かなりの濁りと増水。
今日一日、釣りは無理らしい。
ポンド管釣り系は大丈夫だと思うけれど、その準備はしていない。
地元河川も濁りと大増水、釣れる気はしない。
でも堰上プールでキャス練と思えば、できなくはない。
サクラマス場でもあるし、落水しないよう気をつければよいかもしれない。
農作業合間のキャス練、筋力維持にはちょうど良い。

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博多駅から福岡空港(20240328)

2024年03月28日 08時35分07秒 | 日記

博多駅から福岡空港(20240328)

いつも通り、0530起床、0730ホテル発、8時前に福岡空港に着いた。
大分では見ることのない大場所に怒涛の人波、外国の旅行客も多い。
福岡空港にチェックインすると流石にビジネスマンの往来が増え、私もその一人。
そんな大場所の人波をかき分け、流されていくと、不思議な気持ちになる。
まるで「五ヶ瀬本流に立つ」のと同じ気持ちじゃないか。

アルコールを絶っているので鋭く澄み切った感覚、五ヶ瀬では当然で必須のコンディション。
五ヶ瀬本流に立つ時、釣れるなんて考えちゃいない。
どうせ釣れないのだけれど、ここにこうして立つことのみが大切なのであり、この研ぎ澄まされた感覚こそ、まさに五ヶ瀬本流の証し、運が良ければ魚はそのうち自ずと釣れる、焦ることはない。

それと全く同じ気持ちが、博多駅から福岡空港へ続いている。
不思議なもので、一人で歩きながら、そんな感覚をただただ受け入れている。
しゃべる必要がなく、何かする必要もなく、ただ歩き、ただ時間を待つ。
違いは、五ヶ瀬の怒涛の中か、福岡空港の人波の中か、ただそれだけだ。

まあ、考えてみれば同じ人間が考えるのだから、ほぼ同じ結果や体験なのは当然でしかない。
なにも不思議なことはなかった。
それが「私」ということだ。

今週から来週にかけて、酒席は確実に増える。
翌日は宿酔で私の機能はガタ落ちだ。
でもそれも今回の仕事の一つ。
好事魔多し、気をつけよう。

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博多駅のラーメン(20240327)

2024年03月28日 06時15分33秒 | 日記

博多駅のラーメン(20240327)

構内東口左側でAMYU反対側の「DEITOS」2Fにあるラーメン街。
そのなかの「博多一幸舎」に入った。

https://www.jrhakatacity.com/deitos_hakata-ramen/
https://r.gnavi.co.jp/2c9t2r110000/
「豚骨ラーメンの本場博多でも屈指の人気店で、海外にも多くの店舗を持つ『博多一幸舎』。巨大な羽釜を使い、丁寧に下処理をした豚の頭骨・背骨・丸骨を、骨が砕けるまで炊き続け、旨みと甘みを引き出す。そうすることで、博多一幸舎ならではの、表面に“泡”のあるクリーミーなスープができあがる。」

大分では当り前な豚の頭骨系豚骨スープと、それで炒めた辛子高菜。
大分市宗方「鹿児島大黒ラーメン」とほぼ同じ系統。

これはひとつのジャンルらしく、生物の系統樹なら「種」として独立している。
ふと思ったのだが、とんこつラーメンを何かの尺度で数値化すれば、その系統樹を正確に描くことができる。
こういう試みは海外も好きだから、無駄な努力ではない気がする。
恐竜の系統樹はスネの骨の太さ長さなどで系統樹を作るらしいから、例えばとんこつラーメンなら、スープが豚骨のみなのか、なら頭を使うのか、高菜キムチはスープで炒めているか、などで、たぶん簡単に系統樹を作れる。
私はそんな系統樹に、今日の「博多一幸舎」を大分市の「鹿児島大黒ラーメン」とほぼ同じ種に分類し楽しんだ。
たとえば大分駅構内の「ふくやラーメン工房」は「鹿児島大黒ラーメン」に非常に近いラーメン種(でも辛子高菜はスープで炒めていないので種は別)。


でも、、、せっかくの博多駅、違う系統樹のラーメンを楽しむべきだったかな。
今度は長い骨のみを使う系統樹の店、たとえば大分県長湯温泉の「隼ラーメン」のような、そんな店を試したい。

追記)20240503
先日の長湯の隼ラーメン「とんこつラーメン焼豚5枚」。

来客が多いのでスープが薄まるらしく、あっさり系になっていた。
飲み干して骨粉を探すも、今回は見つけれらず。

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川を釣る5(20240327)

2024年03月27日 07時20分13秒 | 机上釣

川を釣る5(20240327)

今日夜、福岡へ出発。
明日から翌週火曜まで宮城県。
主目的が釣りではないので、思うままにはならない。
それでも少しだけでも宮城の河川を釣ってみたい。
場所も時間も限られるから、釣りの対象は魚ではなく、やはり河川。
「川を釣る」ことになる。
なら、釣れなくても良い。
DHウェットで宮城河川に入る、それだけでも収穫はかなりある。
宮城河川にはサクラマスが遡上し、半野性化したニジマスも泳ぐ。
4月上旬はまだ早いだろうが、マルタウグイも遡上し、60アップのニゴイもいる。
でも一番は、なだらかな浅い清流、こんこんと続く平瀬、その瀬落ちに群れる魚影。
穏やかな日差し、静かな風、きらめく瀬音、空のヒバリ、草土の匂い。
そこに何十回も立ち込めば、一回くらいは大物が釣れる。
たぶん私のウェットの原風景がそこにある。

追記)
贅沢な話だが、その宮城河川で左上手シングルスペイのキャス練をする、そう考えれば良い。
すると、魚を釣る必要がなくなる。
荒雄川広瀬川白石川江合川やサクラマスな追波川でキャス練と思えば全て解決。
簡単なことだ。
で、その成果を五ヶ瀬に持ち帰れば良い。
時間と機会のない今回はそれに徹しよう。

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荒雄川の履歴2(20240326)

2024年03月26日 06時52分04秒 | 机上釣

荒雄川の履歴2(20240326)



20231128(16回目)

ナイロン30号のメンディングステイにて。
(PVC-speyライン10m23gはオーバータックル)
第3堰堤下第③ラン、第9堰堤上第⑩ラン、第1堰堤上第②ラン。
1フィッシュのみ。
20231127(15回目)
ナイロン40号のメンディングステイにて。
前半は第3堰堤下第③ランから第2堰堤下第②ランまで。
後半は第17堰堤下第⑰ランから第9堰堤下第⑨ランまで。
1フィッシュのみ。
20231124(14回目)
ナイロン50号のメンディングステイにて。
第10堰堤下第⑩ランから第6堰堤下第⑥ランまで。
5テイク1バレ2フィッシュ。
20230710(13回目)
kencube-SSS#8(11m23g)のメンディングステイにて。
第15堰堤下第⑮ランから第6堰堤下第⑥ランまで。
テイクいくつか、1バレ1フィッシュ。
この後、ナイロン20号のいメンディングステイにて。
テイク多数、しかしフックアップせず、結局1フィッシュ。
20230709(12回目)
kencube-SSS#6(10.6m14g)のメンディングステイにて。
第8堰堤下第⑧ランから第6堰堤下第⑥ランまで。
動画撮影用だったが全バレノーフィッシュ。
上のヤマメ区間、ナイロン10号でテイク多数、5フィッシュ(イワナ2、ヤマメ2、ニジ1)。
20230708(11回目)
ナイロン20号のメンディングステイにて、ノーシンカー。
第15堰堤下第⑮ランから第2堰堤下第②ランまで。
テイク多数、4バレ11フィッシュ。
20230319(10回目)
kencube-SSL#7(9.5m27g)のメンディングステイにて。
百目木橋下第⑩ランから第2堰堤下第②ランまで。
2匹釣れている。
20230318(9回目)
kencube-SSL#7(9.5m27g)のメンディングステイにて。
百目木橋下第⑩ランから第2堰堤下第②ランまで。
1テイク1バレノーフィッシュ、この日は吹雪だった。
20230316(8回目)
kencube-SSL#7(9.5m27g)のメンディングステイにて。
百目木橋下第⑩ランから第4堰堤下第④ランまで?
3テイク1バレ1フィッシュ。
20190729(7回目)
DTインタミ#8のスイング/アウトリガーにて。
第6堰堤下第⑥ランから第2堰堤下第②ランまで。
5テイク4バレ1フィッシュ。
20190728(6回目)
DTインタミ#8のスイング/アウトリガーにて。
百目木橋下第⑩ランから第2堰堤下第②ランまで。
5匹釣れている。
20190727(5回目)
DTインタミ#8のスイング/アウトリガーにて。
16堰堤下第⑯ランから第2堰堤下第②ランまで。
12匹釣れている。
20190726(4回目)
DTインタミ#8のスイング/アウトリガーにて。
第12堰堤下第⑫ランのみでノーフィッシュ、浅くなっていたとのこと。
でも本当に第⑫ランか怪しい。
20190525(3回目)
kencube-PH6スイングリトリーブとモノフィラ・アウトリガーにて。
第4堰堤下の第④ランから開始、釣り下り、第4堰堤下第②ラン途中まで。
その先は通らずの深い淵(その当時)、迂回して第②ラン後半へ入り直す。
この時は魚影がかなり見えたけれどラインが通ると散ってしまいノーフィッシュ。
荒雄川橋の上下がよく釣れた。
20151112(2回目)
kencube-PH6リトリーブにて。
谷地大堰堤(17堰堤)下から開始、第⑰⑯⑮⑭⑬ランまで、第12堰堤下の第⑫ランは先客ありパス。
第8堰堤下の第⑧ランから再開、たぶん第3堰堤下の第③ランまで。
結局、夕方までに第12堰堤下第⑫ランに戻り、ここで数匹掛けている。
それ以外はほぼ釣れず、非常に苦戦した。
20151111(1回目)
上の図で第12堰堤下の第 ⑫ランのみ。
初の荒雄川、2テイク2バレに終わっている。

追記)

これは20231030記事の追加・修正版。
トップ図はA区間の堰堤主な模式図、堰堤とランの番号は私が勝手にラベリングした。
で、今回もA区間〜C区間の太いランに入るつもり。
時間の短いランガンスタイルで、AC通しは難しいと思う。
逆に放流ポイントこそ、ランガンし易かったりする。
まだマスは固まっているだろうから、それを狙う方が能率は良い。

追記2)
荒雄の組み立て。
SHアウトリガー/ルースのヤッチーニンフが圧倒的ベストシステム。
とはいえ、それに習熟しても五ヶ瀬本流をカバーできない。
そう考えると、せっかくニジマスが入っているのだから、これを五ヶ瀬本流システムで釣らない手はない、たとえそこが東北の江合川水系荒雄川であっても。
いつものように基本ナイロン(6号、30号、35号)に、スカジット系PH(20g, 27g, 36g)とスペイ系ライン(23g, 27g, 28g)を組み合わせる。
スペイ系ラインは左上手キャストの練習には最適だが、よく釣れるのは高番手ナイロンと、たぶんスカジット系ライン。
普段は高番手ナイロン、必要ならスカジット系を継いで遠投する。
たぶんナイロン30号にはスカジット系27g(kencube-PH8)、ナイロン35号なら36g(kencube-PH4)だろうか。
ただ、水面インパクトは大きいから、静かに釣るならスカジット系20g(kencube-PH6)になる。
これはもう、その場を見ながら決めるしかない。
鈎は2本仕立て、フロロ2号メインにて。

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一秒間の充実(20240325)

2024年03月25日 12時33分02秒 | 日記

一秒間の充実(20240325)

左上手のシングルスペイを練習していて感じたのだけれど、右手と左手の1秒間が全く違う。
右手中心の一秒間は内容が充実し、わずかな間に本当に多くのことが出来てしまう。
それは考え事でもそうで、予備知識のある関心事は一秒間に考え進む内容は深く広く濃密。
しかし、予備知識も関心も無い事は、わずか一秒でも前へ進めない。
それは、左上手シングルスペイ練習でも同じで、一秒がものすごく短く感じる。
言い換えれば、一秒間が何も出来ないで終わってしまうのだ、右上手なら出来ることでも。
たぶん、知的作業と同じ仕組み。
予備知識なければ思索は進まず、経験なければ技術も向上しない。
つまり、左上手シングルスペイの一秒間を短く感じるのは、その経験が決定的に足らないからで、その一秒間の充実には、左上手シングルスペイ経験の密な積み上げが必須。
物事を深く考える時、予備知識を充分以上にかき集め詰め込む努力が必要なのと同じだ。
知識を集め経験を積むその努力が、わずか一秒間を充実させる。
そしてその一秒が日長一日となり、より長い年月となってゆく。
もしこの一秒を疎かにすれば、一日を、そして年月を、私は虚ろに失くしてしまう。
左上手シングルスペイの一秒が虚ろなら、それはもう一大事だ。
私は一生を失ってしまう、というほどもないけれど、それでも大切な時間をふいにする。
そうならないよう、左上手シングルスペイの一秒に、全神経を解き放ち、全感覚を受け入れ、文字通り全身全霊で対応しよう。
そうすれば、左上手シングルスペイのわずか一秒間が充実した豊かな時間にきっと育つ、そんな勘が働く。
私の勘が「今のお前の一秒は何だ、全然なってないじゃないか、もっと全身全霊で打ち込め、そうすればきっと拓ける」そう示す。
その勘を、私は信じる。

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二者択一2(20240325)

2024年03月25日 06時30分40秒 | 日記

二者択一2(20240325)

多くの難問は突き詰めると二者択一に落ち着く。
でも、そこからが難しい。
それぞれの選択肢のメリットデメリットが両極端に相反するから。
例えば「鹿児島大黒ラーメン」を食べるか食べないか、「くら寿司」に行くか行かないか、「河川」に入るか入らないか、そして「大川小学校跡地」に参るか参らないか。
多くの選択肢は否定的な方が正解だったりする。
選んだ答えのデメリットが諦めた方のデメリットより軽いからで、メリットの軽重は比較にならない。
なぜならメリットを取り上げた瞬間、根拠なく熱狂する願望が冷静な判断を呑み込むから。
デメリットの比較なら「狂った願望」の付け入る隙を徹底して排除できる。
だから、デメリットの比較こそ、決定的結論の王道になる。

デメリットには時間軸、空間軸、そして感情軸の少なくとも3次元がある。
時間軸は短期的なものと長期的なもの、空間軸は狭さと広さ、そして感情軸が喜怒哀楽。
例えば「鹿児島大黒ラーメン」を食べなかった場合、デメリットは短期的な哀しみで、それは長期的に血圧が上がらず当面の食事制限がない、つまり空間的な自由に影響しない。
昨日のように「河川」に入らなかった場合、デメリットはやはり短期的な哀しみで、それは長期的に釣りに再度訪れることが出来る、つまり空間的な自由が影響されない。
そう考えると、デメリットで比較しているのは時間軸の感情ではなく、時間軸の空間つまり未来の発展性だったり安全性だったりする。
これは当り前で、デメリットである以上、ネガティブな感情が必ず付随する。
だから、そのネガティブな感情を比較しても意味がない、なぜなら苦痛を嫌う願望が長期展望を狂わせるから。
願望の徹底排除が必至。
すると、未来将来または明日の比較のみが、デメリットの軽重を決める決定打になる。
大好きな「鹿児島大黒ラーメン」を食べない未来は健康の担保、泊まり込んでまで待機した翌朝の「釣り」の断念は生きて還るため。
今後の危険を避けるため、短期的感情のデメリットを克服し、長期的自由空間の確保を選ぶ。
つまり、デメリットの比較では、短期的感情の損失より長期的自由空間の喪失をより深刻だと判断する。
そう考えると、「大川小学校跡地」は、仙台からも実家からも遠く、スケジュール的に困難で大変な長距離運転、しかし、もし参らねば、ずっと後悔し続ける。
その自責の念に、何時何処にいても何度も苦しみ続けるのだ。
ならいっそ覚悟し参ったほうがむしろ良い、それがどれほど困難でも。
後悔し続ける未来より、今をブチ抜く決断が、よほど痛快だ。

ということで、仙台の用事が済んだら「大川小学校跡地」直行決定。
でもその選択は、かなり迷った。
「大川小学校跡地」より広瀬川白石川の釣りを選択したい気持ちもあったので。
でも釣行のメリットデメリットの比較は、その意味すらないほど馬鹿馬鹿しかった。
よくよく考えれば釣りするしないではなく、「大川小学校跡地」に行く行かないの択一でしかなかった。
釣りに迷ったこと自体、恥ずかしく感じる。

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シングルスペイとスカジットの使い分け(20240324)

2024年03月24日 12時34分36秒 | 机上釣

シングルスペイとスカジットの使い分け(20240324)

シングルスペイキャストはスコットランドのスペイ川が発祥地。
スペイキャスト
https://ja.wikipedia.org/wiki/スペイキャスト
スカジットキャストはエド・ワードらによるスカジット川が発祥地。
エド・ワードが語るスカジットキャスト」(有料記事)
https://flyfisher.tsuribito.co.jp/archives/casting/interviewwithedward
Skagit Castの歴史」byどんまいアングラー様
https://skagit-cast.com/history-of-skagit-cast/

スペイキャストは速く浅い流れの大河川を釣る方法、スカジットキャストは深い大河川を大型の重い鈎で釣る方法。
五ヶ瀬川中下流域は速く浅い流れの大河川でたぶんシングルスペイ向き、でも上中流部は狭く深い場が点在し、その意味でスカジット向き。
宮城県荒雄川は低い堰下の落ち込み以外深場はあまりなく、その意味でシングルスペイ向きだけれど、寒冷期の底べったりには大型の重い鈎なスカジットが有利。

どんまいアングラー様によると、快適なスカジットキャストには適したライン適したロッドが良いとのこと。
その意味で、ラインはシングルスペイと共有できない。
とはいえ、OPST含めスカジットラインは手元にあるけれど使いこなせていない。
使う場と対象魚に九州起点では限界があるから。
でも本流以北なら、使い道はかなり広がる。
例えば犀川殖産、魚野川、岐阜県宮川。
サクラマスな九頭竜川下流域もそんな河川かもしれない。
でも宮城県の江合川や広瀬川は浅く広い瀬が続き、どう見てもシングルスペイ向き、同じ仙台平野な白石川もそうではないか。
すると宮城で使えるのは、股下程度の深さに底べったりなマスを釣るマイクロスカジットくらいではなかろうか。
そのマイクロスカジットなら九州のニジマス場でも使えそうだ。
このマイクロスカジット系は、OPSTの「コマンドスムース」があり、これなら多くの河川をカバーできる。
ヘッドが短く近距離なので、メンディングも楽だから。
特に今季荒雄川も底べったりだろうから、ヘッド3m前後+シンクティップで重い鈎を転がすイメージも使ってみたい。
今手持ちのkencubeのPHシリーズをスカジット系に使ってみる予定、ロッドはDH12.2ft#6にて。
とはいえ、そんな使い方が荒雄川以外で通用するか不明で、実際使う場面は少ないと思うけれど。

来週、宮城県へとぶ。
でも釣りできるかわからない、それでも準備だけはしっかりするつもり。
シングルスペイ系、スカジット系、そして投げないメンディングステイ系。
早瀬だとして、広く浅い場はシングルスペイ系、狭く深い場はスカジット系、じっくり攻めるピンポイント場がメンディングステイ系と、それぞれ使い分ける。
犀川殖産魚野川のような大河川ではないから、立ち込める利点を最大限活かす。
二者択一で危険を避けながら。

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五ヶ瀬雷鳴豪雨の朝(20240324)

2024年03月24日 12時08分48秒 | 机上釣

五ヶ瀬雷鳴豪雨の朝(20240324)

夜半から激しい雨足、稲光りする窓辺、轟く雷鳴、かなり近い。
携帯に防災速報が入り、今日早朝の釣りはまず無理な状態。
もし水位が低くささ濁り状態でも、13.3ftロッドが稲光り、あっという間に流されかねない。
日之影川も含め早朝釣りは断念、大分へ撤退。
起床0520、宿発0550、雷鳴豪雨、気温12度。
豪雨で空いた高速を走り、洗車し帰宅0750。
一息してwebカメラを見ると案の定、濁流化。
天候変化から河川増水の正確な予測などできないけれど、今回は稀の正解。
いや、もし入っていたら危なかったわけで、二者択一理論から「生きてるだけで丸儲け」選択は正しかった。
荒天でひょっとすると釣れたかもしれない、でも生きて帰れない。
「釣れなかったけれど無事帰る」
「釣れたけれど生還に失敗」
この二者択一に選択の余地はない。

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五ヶ瀬川5日目(20240323)

2024年03月24日 08時42分35秒 | 実釣

五ヶ瀬川5日目(20240323)

大分発1300、日之影着1500、まず宿にチェックイン、身支度しカンバの瀬へ。
途中、五ヶ瀬川発電所放水口をみると、良い水が流れ、たぶん天翔大橋下の取水堰からの水。

しかし放水口上は極端な渇水、雑魚のライズすら見えず。
星山ダムインレットへ回ると入渓2組、たぶんルアーとフライ、土曜午後だけれど人は少ない。


1600−1800、2時間、気温16度、曇り時々小雨。
1)DH13.3ft#7、ナイロン6号、kencube-SSL#7-DH(9.5m27g)、フロロリーダー、フロロ1.0号4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
ドロッパー間隔60cmだけれど、ストレッチで絡んでしまう。
ターンしない中途半端なストレッチが原因らしい。
これはドロッパーを付けて初めてわかるミスと癖。
それで1本鈎に替え、修正しながら対応した。

ところで、止水と激流中では全く違う。
右岸なので、左上手側の左脚後ろが激流中で安定する。
身体を流れに開く姿勢、ここから始めた。
昨日の反省から低いスイープに努めた。
けれどアンカーはやはり真横か後ろに入る。
よく見ると上手側の左脚後ろだからバックスイープが深くなる。
ロッドティップでかなり後までラインを引き込んでしまうから。
この結果、大きな角度変換なら良いけれど、より鋭角に打ち返す場合、Dループが後ろ下手側に膨らみ暴れてしまう。
スイープを身体の横で止めるはずが、左上手ではそれが出来ないらしい。
不安定な激流中で左上手側の左脚前にすると、体軸捻れの物理的な限界から、スイープが真横で自然に止まる。
でも激流中では安全な立ち位置は選べないので、キャストはどんな足位置でも出来る必要がある。
とすると、深くなりがちな上手側足後ろ位置でのキャス練が要る。
一番不安定で苦手な位置からのキャス練こそ大事。

今回の収穫
1)スイープを引き止めた方向にラインが飛ぶ
なので、前後位置はそのままキープし、後方に飛んだラインが墜落しないよう、ロッドティップを上に掲げ軌道修正する。
2)フォアキャストの目安はライン8割の通過
フォアキャスト開始が後方のライン荷重を感じてからになっている。
そのためわずかにタイミングが遅れ、フォアキャスト開始時点でメインライン9割が後ろにある。
慌ててフォアしてもアンカーは良くて真横、最悪アンカー切れしてしまう。
これは右上手にはない癖、なぜかロッドを後に引けるまで引き続けてしまう。
左上手ロッドの無荷重に不安を感じるらしい。
その不安の原因の一つに、左上手右下手の感覚の鈍さ。
あまりに鈍すぎ、その1秒をとてつもなく短く感じる。
右上手と比較にならない。
つまり、左上手の経験が少なすぎるのだ。
左上手の1秒間で出来ることがあまりに少なすぎるので、ロッド操作も重心移動も全部追いつかない。
もっと左上手の練習を重ね、わずか1秒間の充実を図ろう。
そして不安の原因二つ目。
エド・ワード氏「ロッドは止めない」キャスト理論へのこだわり。

コンティニュアスロード」byエド・ワード氏
https://flyfisher.tsuribito.co.jp/archives/casting/interviewwithedward

でもこれはスカジットキャスト理論であり、シングルスペイでは全然ない。
これは当のエド・ワード氏がおっしゃっておられるから、その言葉通りだ。
しかし私はスカジットとシングルスペイの違いを正しく区別していなかった。
エド・ワード氏のスカジットキャスト解説を拝聴すると、あらためてシングルスペイのツボがわかる。
シングルスペイのキャストアウトは、スイープ後にロッドを止め、高く掲げ角度変換するのが正しい。

私の場合、比較的覚え易いSHスカジットキャストから入り、シングルハンドスペイ、DHスカジット、そしてDHシングルスペイへ進んだ。
シングルスペイが一番後なのは一番難しかったから。
右上手である程度覚えるまで、かなり時間がかかったけれど、それが左上手なら尚更だ。
でも今は、左上手シングルスペイが楽しくて仕方ない。
まるでスキーの新しい技を覚えつつあるような、そんな新鮮な感覚。
でもその始めがスカジットだったから、どうしてもスカジット癖が抜けない。
その癖の修正には、もう一度スカジットを理解し直すのが近道かもしれない。

追記)20240326
左上手の使い方。
スイープを止めた瞬間に左上手を上に引き上げ始める。
これは右上手で出来ていいて、それが左上手だと出来ていない。
つまり、スイープを止めた瞬間に、左上手はまだスイープ位置に置いたままなのだ。
これだと、スイープで後ろに飛んだラインは真後ろにそのまま飛び去ってしまう、まるで特急列車の通過のように。
これがアンカー切れやミスアンカーの原因になる。
なので、スイープを止めた瞬間、直ちに左上手を上方へ回す動作を身体で覚えるのが必須。
この1秒間を必ず充実させる。

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仕事帰りキャス練(20240322)

2024年03月22日 22時02分31秒 | 机上釣

仕事帰りキャス練(20240322)


夕方から1時間近く。
1)DH13.3ft#7、kencube-SSL#8-DH(11.5m28g)、フロロリーダー、ナイロン1.5号
左上手だとバックキャストが浅くラインに力が乗り難い。
バックから気忙しくフォアキャストに入ってしまう癖がある。
なのでバックキャストを十分確認してフォアに移るとタイミングが整う。
でもまだ課題山積。
まず、スイープがかなり高く、アンカーが後ろにズレてしまう。
次に、フォアの振りが速く、ラインが出遅れロッドががブレる。
この2点は明日以降修正へ。
また、タラシは1)で1.5m程度必要で、1mでは短か過ぎ。

2)DH13.3ft#7、kencube-SSL#7-DH(9.5m27g)、フロロリーダー、ナイロン1.5号
やや短めでベリー重心のメンディングステイ向きのkencubeライン。
その分、キャストアウトに2m近い長いタラシが必要になる。
しかし綺麗に飛ぶのは1)の方でメンディングステイ<キャストなライン。
2)はメンディングステイ+キャスト場で使うライン、ここを使い分ける。

そして今日一番の反省は、トップ写真のように、スイープが高すぎる。
どうしても目の高さが好きらしく、たぶんOHの癖だと思う。
シングルハンドスペイはかなり低い位置で引くけれど、DHだと高く上げてしまう。
この癖の修正、どうしたらいいだろう。
たぶんスイープ加速を上げればよいかもしれない。
そうすると低い軌道でもスイープ中の落水を防げるだろうから。
ここは明日以降の対応。

追記)
スイープが高い理由は、
1)ストレッチが不十分
2)水面からライン引き剥がしを急ぎすぎ
3)スイープ速度が遅すぎる
かもしれない。
ロッドと水面は水平程度がよいらしく、そこに気をつける。

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来週宮城の組み立て(20240321)

2024年03月21日 23時11分36秒 | 机上釣

来週宮城の組み立て(20240321)

来週半ばから宮城へ帰省する。
目的は親孝行としての農作業、そしてヒトに会って、そして釣り。
釣りの優先順位は今回一番低く、しかも実家で残業必至。
自由時間はあまりないのだけれど、それでも道具はかなり持ち込む。
もしかしたら釣りできるかもしれないので。

でももし出来るとして、何をどうしよう。
各河川の年券は購入済み、広瀬川から白石川だって入れてしまう。
でも3月末から4月頭、まだ水は冷たく渓魚の動きは今ひとつ。
唯一、荒雄川でどうかという程度。
去年3月中旬、雪の荒雄川で一日一匹な時間を過ごした。
あれより少しはマシ、なら親孝行する方が良い。
とはいえ釣らずにはおれず、大分の残業もある。

結局、五ヶ瀬と一緒で、釣りする時間は限られる。
なら、五ヶ瀬と同じで、「川を釣る」のに専念する以外なし。
では、どんな川を?
多分、荒雄川、江合川、鳴瀬川、北上川、広瀬川、名取川そして白石川。
宮城の河川全部といえば全部だけれど、そのうちのひとつだけでも良い。
「川を釣る」それだけをターゲットにしよう。
そこにいる魚が鈎を喰えば幸運なだけのこと。
今回はまず「川を釣る」それだけで十分だ。

追記)
この選択に「二者択一」の考えを当てはめる(20240321)。

案1)とくかくマスを釣る
案2)魅力的な河川を釣る

案1)の成功は大爆釣、失敗はスカか貧果、後悔は「もっと別の河川にすれば良かった」
案2)の成功は実釣体験のみ、失敗は河川が見掛け倒しだった場合、後悔は「優先度を見誤った」

案1)にもう後はないけれど、案2)にはその河川を避けて別の河川に入る未来がある。
もし成功したとして、案1)は大爆釣または大釣り、案2)は見込み通りの良い河川でしかもマスまで釣れた場合。
数的には案1)が圧倒的だけれど、今後の発展性は案2)がズバ抜けている。
どちらが明日へ繋がるか、考えるまでもなく、案2)が案1)に確実に勝る。
なぜなら、その経験が他の河川にも活きるから。

ウェットの釣りは仕事に似ている。
いきなり始めても上手くいくハズがない。
コツコツ重ねた小さな仕事が、大きな仕事に育っていく。
今回の釣りの目的は、そんな小さな体験の積み重ねであり、決してビキナーズラックではない。

大釣りや大爆釣は最高だ、でもそれが単発で終わるなら、その経験は白昼夢も同然。
いつも確実に同じ結果が約束され、はじめて釣果は事実に変わる。
もし釣りが夢なら、いつか醒めてしまう。
でも釣りが真実なら、それはずっと続く。

そう考えれば、今回の釣りで「貧果に終わった」としても「川を釣る」体験が得られる。
釣りとしては失敗でも、その河川経験は積み重ねられ、失敗の後悔が意味を持つ。
なので、「川を釣る」が今回の二者択一の選考結果、「マスを釣る」を棄却して。
でももちろんマスを釣るのが最大目標なのは双方共に同じ。
なので釣る準備は100%整え河川に入る。
何事も目指すのは成功であり、もし失敗を目指すなら、その失敗体験が成功体験という齟齬まで生まれる。
成功は成功、失敗は失敗。
釣れなければ失敗なのだが、同じ釣れないにしても、その後悔に差が生じる。
失敗しても明日に活かせる選択肢、それが今回の「川を釣る」。
決して「マスを釣る」ではない。

でももしこれが5月6月の最盛期なら、事情は全く違う。
なにせ「マスが釣れる」時期なのだから。
でもそんな時期の悩み事など、私は知らない。
宮城のマスと河川の経験が、あまりないので。
今は今できることに専念するしかない。

となれば今回は、釣りの時間など短くても良いし、なんなら釣れなくても良い。
納得の川釣り体験であれば、それで良いのだ。
でも準備だけは完璧に整える、未来への必要最小限の投資として。

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二者択一の場合(20240321)

2024年03月21日 20時43分52秒 | 日記

二者択一の場合(20240321)

20240305の続きと20240102の補足。

いくら迷っても、問題点を二つに絞り込めれば後は楽、という考え方。
「「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学)」
https://nazology.net/archives/146497

そして、人の感情は四つしかない、という考え方。
具体的には「「GOOD(良い)」「BAD(悪い)」「LOVE(愛)」「WANT(欲しい)」が、感情表現の複雑なネットワークの中心ハブとして機能する」とのこと。
「人のあらゆる感情はたった4つの単語から派生している」
https://nazology.net/archives/144252

つまり、私自身の判断基準は「好・悪・愛・欲」の4原色で決まる。
でもヒトそれぞれに温度差があるように、「好・悪・愛・欲」の色調にも個人差がある。
私自身を例題にして、その温度差色調差は以下の心理テストで客観的に測ってみる。
「自己肯定感・他者肯定感診断」
https://commutest.com/affirmation/questions
その結果から私自身は序列第5位の「幸福型」となる。
トップは「閉鎖哲学型」2位が「自責型」3位が「人格者型」4位が「バランス型」で、私は人格者ではない。
ともあれ、ヒトそれぞれというのが分かる。

それを踏まえ、私自身の心の偏りについて考えてみる。
たぶん4つの感情のうち「愛」を優先し、楽観的な見通しを持っている。
とはいえ、「何もかも手に入った」という幸福な記憶はないのだけれど。
そんな色調・温度差のある私、さて、迷ったら何をどう選択するのだ?

20240305の続きだけれど、二者択一まで問題を絞り込んだその先のこと。

ア)アをイすると成功はウで失敗はエ
A)AをBすると成功はCで失敗はD

このア)とA)の比較で、成功ウと成功Cの報酬はあまり変わらない。
でもしくじった場合、その失敗Dと失敗エでは、たぶん大きく変わってくる。
二者択一の場合、成功の比較はあまり意味がない、なぜならどちらにも未来があるから。
でも失敗した場合、その選択肢で未来が大きく変わってくる。
下手すれば明日という未来を失う可能性すらある、肉体の死以外に社会生活的な死も含め。
明日という未来が残るなら成功結果にさほど差はない。
しかし明日をなくす失敗だけは絶対避けねばならない。
とすると二者択一の論点は、必ず「失敗の程度」であり、決して「成功の度合い」でない。
つまり失敗しても必ず再生できる選択肢を選ぶべきで、もし成功の度合いが低かったなら、それは明日また挑めば良い。

でも、そんな私自身の選択そのものが「幸福型」の特徴かもしれない。
失敗のうち一番怖いのが「愛」の喪失なのも、その選択肢を左右する。
もし二者択一で悩めば「失敗を克服できる選択肢」を私は選ぶ、たとえ成功度合いが低くても。
「もしアッチを選べば、モット美味い汁を吸えたのに」という後悔は、失敗時の「愛の破滅」よりものすごく軽く済む。
それは当り前で、一番重視する感情が「愛」なのだから、「愛」の損失が怖いだけのこと。

でももし私が「好」とか「欲」を重視するなら、後悔の判断基準も全く変り、つられて選択結果も別物になる。
しかしそれでもやはり、失敗時の後悔の程度が軽い方、つまり「傷の浅い方」を選ぶべきだし、皆様そうしていると信じている。

もし「成功の度合い」だけで物事を選び決着しようとするヒトに対して、その選択方法を厳しく諌めるつもり。
でもなぜ恨まれてもヒト様に物申すのか。
それは「言った場合の成功体験」より「言わない場合の後悔」の方が、はるかに恐ろしいから。
言い換えると、恨まれても敢えて「意見する」のは、わざと「意見しない」と後味の悪さがいつまでも残り私自身が苦しむからで、そこに選択の余地はない。
ヒトが不幸になるのを見たくない(アナタが幸せならワタシも幸せ)。
そんな単純な感情が「愛」の正体かもしれない。

まとめると、二者択一で私は「失敗しても後悔しない方を選ぶ」。
たとえ失敗しても後悔ないなら、その選択は最善最良。

追記)
逆に、他人から見て失敗続きの当事者が全く悔いない場合、大方そのロジックを使っている。
まあ、強いといえば強い、いわば「無敵のヒト」化する。
つまり「失敗を前提として選択・決定する」なら、ヒトは無類に強くなれるのかもしれない。
でも「失敗するための選択肢」は「失敗そのもの」が成功だから、真の目的の達成が成功、その未遂が失敗と再定義すれば意味の間違いは防げる。
正しくは「的確な予見に失敗しても、後悔しないプランを選ぶ」。
それはたぶん「次善の策」。
二者択一では、退路という明日ある策を選ぶべき。
目線が多少低くても、浮石に両足載せてはいけないのだ。

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荒れた一日(20240320)

2024年03月20日 23時39分17秒 | 実釣

荒れた一日(20240320)


仕事明けで帰宅0930、そこから準備して再出発1030、給油洗車買い物で時間ロス、その後、芹川ダムへ向かった。

地元の方が手網で掬っていて、2−3分に2−3匹、たぶん10分10匹ペース、でも獲れる場は限られるらしく、ダメなところはナカナカ上手くいかないらしい。
流れは落ち葉など流下物も多く、ダウンのウェットは無理、ルースニングなら出来そうだけれど、そう簡単に釣れそうになく、実釣は断念。


天気は5度前後、時折雪が舞うなか、長湯で鈎を付けた左手シングルハンドスペイを練習した。
ティペット7X(フロロ0.4号)、インビクタp#14にて。
1)SH10.6ft#1、OPST-CommandoSmooth150gr(DT#4F相当)、リーダー

2)SH10.6ft#1、kencube-SSL-S#2(9.9m5g77gr)、リーダー
コマンドスムースは150gr(head部分は3.6m9.7g)でDT#4F相当だけれど、かなり重く感じる。
少なくともSH#1で扱えるラインではなさそう。
早速2)に交換、こちらの方が左手スペイはし易い。
もともと1)はスカジットキャストするラインだからシングルハンドスペイには向かないのだ。
で、2)は流石に投げ易い。
しかし、川上からの強風に慣れない左手シングルハンドスペイのDループが押し戻され、またなおさらコントロールすらできず、キャス練断念。
ノータッチノーフィッシュ、当然だけれど。

このあと長湯温泉に入り帰宅へ。
今日一日、久しぶりに釣り以外の時間が長い休日、少し新鮮な感覚。

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