荒雄川1回目(20240331)
通算17回目の荒雄川。
1000(轟水位0.46m)−1500(轟水位0.5m)、5時間、晴れ、気温12度。
初め、第8堰堤下第⑧ラン(20240326)から開始。
つぎ、第3堰堤下第③ラン。
最後、第13堰堤上第⑭ラン、ここで終わり。
1)DH13.8ft#8/9、ナイロン6号、kencube-PH8(F/type4-3m29g)、ポリリーダー8T5ft、フロロ2号。一本鈎
初投でテイクでもバレ、その第2投でナイロン6号高切れ、ヘッドごとロストした。
傷が入っていたらしく、その原因は謎。
2)DH13.8ft#8/9、ナイロン6号、kencube-PH8(F/type3-3m24g)、ポリリーダー8T5ft、フロロ2号。一本鈎
タッチ数回、しかし乗らない。
しまいにタッチすらなくなり終了した。
3)DH13.8ft#8/9、ナイロン35号、フロロ10号、フロロ3号、TGショット7−10g、一本鈎
なら、といつものナイロンに交換し重いTGショットでメンディングステイしたけれど、こちらはタッチなし。
かなり粘り続けたが無反応が続いた。
このシステムのまま場所替えすると、初投からテイク、バレ。
その後もテイクが続くけれど乗らず、また無反応になった。
喰いがかなり浅く、追いも鈍いらしい。
4)DH13.8ft#8/9、ナイロン6号、kencube-SSL-DH(13m36g550gr)、ポリリーダー8T5ft、フロロ3号。一本鈎
最後のシステム。
渡渉できない水位、なので左岸からキャスト。
でも川上から物凄い風、右上手が危険なので左上手シングルスペイ。
アンカー切れで後ろの葦に鈎をとられながらも、なんとか対岸まで。
ほぼキャス練状態だったけれど、ようやく左上手が実用的になった。
その後、TGショット3.75gを足してメンディングステイで第13堰堤直上まで流す。
しかし完全なノータッチノーフィッシュ。
ふと気付くと、物凄い流下物。
これはたぶんダメなやつ、脱渓し、谷地大堰堤下の車へ戻った。
すると、急に堰堤の音が大きくなった。
水位が急増したらしく、たぶんユキシロ(雪代)の増水。
1500、本当はこれからなのだけれどジ・エンド。
今回は久しぶりにスカジットなPH8を使った。
これでタッチが続いたから十分効果的な釣り方。
でも投げて流すだけだから、ライン操作のホールド感は一切なし。
でもコンタクトはあるのだから、これはこれで良いのだ。
とはいえ、今日は雪代大増水の荒雄川。
ウェーディングできず、川幅はいつもの倍に感じる。
その意味で、今日の荒雄川は大河川の貫禄。
そんな大河川を釣る場合、ナイロン35号の役目はたぶん部分的。
より広いカバーには、やはり高番手PVCフルラインが良い。
また、PH8のようなスカジット系も重いフライを十分に飛ばせ、コンタクトも増える。
それに対して高番手ナイロンのメンディングステイは五ヶ瀬川上中流域で鍛えた方法。
つまり中河川までの方法かもしれない。
もし大河川で釣る場合、50m超メンディング以外はPVCフルラインの方が良さそう。
(PVCフルライン2本繋ぎは重すぎコントロール不能になる、201903頃の経験)
PH8などスカジット系は、流れのヨレなどピンポイントに効いた。
でもどうかするとリトリーブ頼りになるのが難点。
ここでテイクしてもバレることが多いから。