なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

朝のキャス練(20140129)

2014年01月29日 22時31分08秒 | 机上釣
朝のキャス練(20140129)

出勤前の早朝キャス練。

グラスロッドダブルハンド12ft#5-6、20lbナイロン、kencubeパワーヘッド S4ティップチェンジャブル#6、タイプ4Tip
”パワーヘッドキャスト”にて。

ラインティップを水面に付けないで後方にループを飛ばし、重心が乗ったところで前にシュート。

利根川では20mしか飛ばせなかったが、今日は30-40mは飛んだようだ。
利根川ではティップに2mのT20やT8を付けていたからバランスを崩したのか、それとも”パワーヘッドキャスト”が出来ていなかったのか。
多分、両方だろう。

今なら釣りになるのでは、と思う。
去年の12月はダメだったが。

スネークガイドのグラス12ftなので、7.6m #6のSHでは自分にしては上出来。
グラス/カーボン半々の14ft#9-10では、どうだろう。
また、先日購入したkencubeパワーヘッド4 スローインタミ4mでは、どうだろう。

ショートヘッドの遠投のウェットの釣り、例えば、上椎葉ダム上流域、五ヶ瀬川中下流域、下筌ダムインレット、白川ダム、長湯ダム、杖立川下流域、玖珠川中流域、緒方川淵など。
ポイントの規模、流れの太さ、水深、距離からシンキングティップの番手と長さを合わせてフローティング、インタミ、シンキング3ipsや7ipsなどのヘッドを使い分ける。

小規模ならSH(F、インタミ、3ips)は1.5mまで、シンキングティップもポリリーダー5ft(インタミ、fastsink、superfastsink)までで充分。
中規模ならSH(F、インタミ、3ips)は3.0mまで、シンキングティップはポリリーダー8ft(インタミ、fastsink、superfastsink)、
しかし、カマや流芯底を狙う場合は高番手SH(F、インタミ、3ips)3.0mにRio T8, 11, 13, 17, 20をそれぞれ0.5m、1.0m、1.5m、2.0m(計20種類!)を合わせる。
大河川なら、4m超SH(F、インタミ、3ips、7ips)、Rio T8, 11, 13, 17, 20をそれぞれ0.5m、1.0m、1.5m、2.0m(前出20種類を流用)。

Rio Tシリーズの自作ではブレイデットループを40本用意し作成、しかし色分け、長さに応じたラインネーム入れをする必要がある。
出来れば一般的な分け方がいい、さて、どんな方法がある?

ブレイデットループ部分に油性マジックで着色しPVCで熱圧着、色は黄、緑、青、赤、黒の5色。
ラインネーム入れはkencube様の下記URL参照、4ptでPC印刷するのだそうだ。
http://kencube.jp/Line/yamada-siki%20/01.html

これを同じ番手で合わせて5コンパートメントの1ワレットに収納し常時携帯する。
SHは4m超は大場所以外は全く使わないので、別ワレット(バックも別セット)。
1.0m、1.5mのSHはF、インタミ、3ips、7ipsで1ワレットに収納。
2.0m、3.0mのSHはF、インタミ、3ips、7ipsで1ワレットに収納。

ポリリーダーも1ワレット(CDケース代用品)に収納。

ティペット:
ヤマメ/エノハ狙いなら0.2号程度の極細は必ず必要、クリアケース小へ収納。
ニジマスなら0.8号、1.0、1.2号、大河川の1.5号、2.0号はクリアケース中へ収納。
その他のメタルライン、補助ライン、補助リーダーはクリアケース極小へ収納し、普段はクリアケース中に全てまとめて保管する。

後はフライケース程度。

まとめると、
小河川:バッグ中型(35cm)
ティペットクリアケース中X1
ポリリーダーワレットX1
リオTシリーズワレットX1
ショートSHワレットX1

中河川:バッグ大型(45cm)
ティペットクリアケース中X1
ポリリーダーワレットX1
リオTシリーズワレットX1
ショートSHワレットX1
ミディアムSHワレットX1

大河川:バッグ大型(45cm)
ティペットクリアケース中X1
ポリリーダーワレットX1
リオTシリーズワレットX1
ミディアムSHワレットX1
ロングSHワレットX1

雑多なバックの中身を片付けよう。
解禁はもう少しだ!
コメント

パワーヘッドキャスト(20140128)

2014年01月28日 19時09分38秒 | 机上釣
パワーヘッドキャスト(20140128)

いつものSHでのキャスティングだが、これは「kencube」の”パワーヘッドキャスト”らしい。
アンダーハンドだと思っていたが、アンカーとしてティペットは水面に付けないし、
極短いSHを下から廻すようにシュートしているが、この方法が”パワーヘッドキャスト”。
最近では普通のWFでも”パワーヘッドキャスト”。
何でもかんでも”パワーヘッドキャスト”。
右サイドが空いている場合でしか使えないが、このキャスティングはこれで結構、楽しいのだ。

「パワーヘッド3・4&パワーヘッドキャスト」
http://kencube.jp/cast/PWcast.html
コメント

そろそろ解禁!

2014年01月26日 23時34分37秒 | 机上釣
そろそろ解禁!

後1ヶ月程。
使うシステムを整理せねば。
雑多な自作SHを大胆に整理しよう。
使いそうもないSHは”ゴミ箱”行きだ。

大分川(芹川)用:

グラスロッド12ft#2-3、22lbナイロン、5ft-10ftのSH(インタミ、3ips、7ips)、リーダー5ft(インタミ、fastsinking、T20)、ティペット(0.8、0.4、0.2)

鈎はグリキン、プロフェッサー、ブループロフェッサー、フェザントテイル、フェザント&パートリッジ、カディスラーバ(ラビットゾンカーテープ、フォーム)、ヒラタカゲロウ、淡色紅色縫刺トラウトガム、ビッグワンガム茶(ドバミミズパターン)、ラビットゾンカー茶、など。

ショットはガン玉5、3、1、B、3B、5B。
一応、メタルライン1.5m x 3巻き。

メンディング用に、DT#4Fを、
ルースニング用に、芹川特注SH#10/11 1.5m + テーパードリーダー5ft + ティペット2ft のシステムを、それぞれ用意。

緒方川用:

カーボン9ft#8、22lbナイロン、5ft-10ftのSH(インタミ、3ips、7ips)または市販ショートSH#6-8、リーダー5ft(インタミ、fastsinking、T20)、ティペット(0.8、0.4、0.2)

メンディング用に、DT#6-10Fを、
ルースニング用に、緒方川特注SH#10/11 3.0m + テーパードリーダー10ft + ティペット2ft のシステムを、それぞれ用意。
大きくて深い淵を釣るインジケータは浮力の強い物が必要、例えば、Bが乗る磯釣り用のウキとか。
緒方川は道具が多く要りそう、タックルバックも少し大きめを揃える必要はあり。

梅野川、雛戸川用:

これは芹川用の流用で充分に可能。
しかし、SHを使わずにポリリーダーのみでキャストする釣りになりそう。
また、アウトリガーでは22lbナイロンのみで、そもそもポリリーダーすら使わない。
タックルは少なくて済む。

白水ダム、長湯ダム:

ダブルハンドまたはカーボン#8、遠投タックル。

コメント

てらとこ(20140126)

2014年01月26日 22時41分55秒 | 実釣
てらとこ(20140126)

1000-1500までの5時間の釣り。
今日はサービスデーで2100円で終日。
先週に60cm超のデカマスが入ったとのことで、10人超の「てらとこ」には大入り御礼。

私は出遅れたこともあり、北岸の東よりからstart fishing。
浅い。
インジケータを入れ水深を測ると、80cm程度、池島から東側は深くても1m、全体的に浅い造りだ。

この冬期ではマスは深場に群れる。
浅場に出てくるマスは、やる気はあるが数は少ない。
ほんとうにポツポツと釣れ続きはするが、デカマスの姿は、この浅場には薄い。

SH#10/11F 1.5m+テーパードリーダー12ftをセット、インジケータ大とガン玉1号。
SHを軽く引っ張ってインジケータを動かして誘う。
引き込みアタリがタマにあるが、スラッグが多くアワセは間に合わない。

いつものSHでバイブリトリーブの釣りに替える。
止水ポンドの釣りでは、これが一番しっくり来る。
誘って掛ける。
ルアーマンほぼ100%に混じり、キャストする。
ポンドの中をラインが錯綜する、まるでJRの過密ダイヤ。
気を付けないと”ショート”する。

過密ダイヤ運行に疲れ小休止、水がクリアなのでポンド沈み岩をチェックする。
見取り図に訂正箇所を見つけ、早速修正。


やはり冬期は西岸か南岸やや西よりがベスト。
この時期はこの好ポイントで、皆で仲良く並んで釣るしかない。

今日はデカマスはなし。
アタリ鈎は下記の二つ。



特に最後のパターンは明らかにペレット様。
これがアタる。

最後の20分間、西岸で「シューティングライン+ティペット+フライのみ」の完全なドリフトの釣り。
フライラインもショットも無い、完全無欠のタダの釣り。
敢えて命名すれば「ザリガニ釣り」。

でも悲しいかなこれが釣れる。
鈎がアタれば何でも釣れる。
養殖釣堀の悲しいサガ。

釣れれば何でも良いのではない。
やはり、釣れた理由が必要だ。
いま釣れたのは、○○だからだ、××じゃダメだ、そんなシナリオが漢には必要なのだ。

ザリガニ釣りじゃあなあ、アタリ鈎を入れれば釣れる、うーん、それも釣りは釣りだが、うーん。
でもまあ、管理釣り堀だし、”ザリガニ釣り”は非常時に釣果を上げる方法として”隠し持って”おこう。
秘技というか丸裸というか、まーエキシビジョンのような釣りではあるだろうなあ。

やはり管釣りとはいえ、キチンと投げ、誘い、掛ける、そんな釣りをしていたい。
コメント

ヒラタカゲロウニンフのタイイング(20140123)

2014年01月25日 00時39分17秒 | 机上釣
ヒラタカゲロウニンフのタイイング(20140123)

実は渓流では沢山いるヒラタカゲロウのイミテーションニンフ。

タイイングの元HPは下記(有難うございます!)
「LongValleyStreamいつかあの渓で」
http://jock.at.webry.info/200912/article_1.html
http://jock.at.webry.info/200912/article_2.html


鈎が#12で、どちらかというと”ヤゴ”風になってしまった。

コメント

てらとこ見取り図と採寸(20140121)

2014年01月21日 22時14分09秒 | 机上釣
てらとこ見取り図と採寸(20140121)

Google Mapより採寸。
http://japonyol.net/editor/distancia.html

てらとこ概要



てらとこのサイズ


池島までの距離
コメント

渓流のルースニングについて(20140119)

2014年01月19日 23時13分26秒 | 机上釣
渓流のルースニングについて(20140119)

渓流でのルースニングでは、アップクロスが主になる。
ダウン出来る場合は普通のウェットで充分だが、これが地理的に不可能なポイントは、例えば切り立った崖下の深い淵、小枝の張り出した深い淵などだ。
いわばウキ釣りには絶好のポイント、しかしダウンのスイングが出来ない、、、こんな好ポイントは全て見送っていた。

フライフィッシングで攻める方法は一つ。

ルースニング。

ただ、その淵のポイントまでの距離は決して近くはない。
遠投する必要がある、しかし、後ろは茂みや山肌でバックキャストは全く不能。

ルースニングのシステムそのものも重く、遠投も難しい、そこで、SHシステムの出番。

現行ではSH#10/11F 1.0mで打っているが遠投性能は今ひとつなので、1.5mまたは2.0mのSHを新作、SH#12Fを使う。
マーカーそのものがアンカーとなるため、メンディングの必要性は低い。
すると完全なSHシステムのみとなり、システム構成は単純化出来る。
マスの60cm程度までならシューティングラインは10lb(2.5号)でもいけそう、
狙う距離は30m強の範囲、メンディングを打たず、直接マーカー操作で鈎に誘う。

リーダーは普通のテーパードリーダー、マーカーも浮力のある普通の大型マーカー。
ティペットは3ft以内に詰め、鈎はTMC111などワイドゲイブの早掛けパターン。
ショットは1号から3Bと、マーカーが負える値度に留める。
シューティングラインはもし可能なら10LB程度の軽量システム。

誘いはSHを動かす事でマーカーを「ポコポコ」と連動させ、鈎に活を入れる。

アタリは止めアタリがほとんどだろう、引き込みアタリはほぼ無い。
SH以下は、テーパードリーダー9ft程度、ティペット3ft程度、total3.6m程度で途中にマーカーを入れるので、
水深2.4mまでのポイントはこれで賄える。
タナはマーカーの位置で調整する。
完全なアップクロスで誘いの釣り。

使えるポイントは決して多くはないが、必ず準備したいシステムの一つだ。


コメント

日曜タイイング(20140119)

2014年01月19日 16時07分11秒 | 机上釣
日曜タイイング(20140119)

てらとこ用のフライ。
特にドライ、これは禁断の「ペレット」パターン。
オレンジ色で正方形の角の取れた、ややふっくらしたパターン。
実物の大きさは多分5-8mm程度。
当たり前だが、デカマスが盛んにバイトしていた。
養殖魚にはコレか!と驚く程。



その他はキール小魚パターン、やはり沈むペレットパターン。
鈎は共にTMC111を使用。
今週末tryへ。
コメント

餌釣り、ルアー、ウェットフライ(20140117)

2014年01月18日 00時04分24秒 | 机上釣
餌釣り、ルアー、ウェットフライ(20140117)

しばらく実釣出来ないので、エアーフィッシングを楽しむ。

1)餌釣り
餌釣り用の竿を見ると、9m超クラスが
http://www.bun2.jp/products/10_1246_1247/011795.html
ダイワ(グローブライド) マスターゼロ パワータイプ MR
149,625円
http://www.fishing-otsuka.co.jp/index.php?m=k&cc=0002&kc=0006&dcc=10&mm=l3&bid=FIPSPO&pageID=1
がまかつ がま渓流 ストリームマスタートラウト P 90/95
102,060円

うーん。
ただ、これ一本で後は鈎とイトとタモ網と上下のギアを揃えたら完成。
結局、大人の遊びとしては廉価かもしれない。
ただ、これは釣れる。
間違いなく、釣れる。
河川マス釣り釣果の最大値が分かる釣り方だ。

2)ルアー
ロッドが高い物が12万円超、スピニングリールも6万円超。
ルアー本体が1500円程度、これが20セットは欲しい、と、3万円超。
1セット20万円で、3セット用意すると60万円、ルアーも100セットだと15万円超。
ライン、タックル、フィッシングギアなどでトータル100万円超。

だんだん高額な遊興になってきた。
私はルアーはシーバスをちょっとする程度だったが、30分も投げていれば釣れずに疲れて、大概止めた。
忙しく、かつ根気のいる釣り。
ただ、よいタックル、よいルアー、よい技術があればバイトも多く、楽しめるのだろうなあ。

3)ウェットフライ
ロッドが高い物が6万円超、フライリールも3万円超。
フライ本体は300円程度、これが100セットは欲しい、と、3万円超。
ただ、フライ用の鳥の毛(フェザー、ハックル)、鳥の剥製(コンプリートスキン)がそれぞれ5000円で20セットで10万円。
ロッドとリール1セット10万円で、3セット用意すると30万円、フライも十分量揃えると15万円超。
その上、毛ばりタイイング用の道具がまた、10万円程度。
上から下までのギア10万円。
フライライン(SH含む)、リーダー、ティペットなどでトータル20万円超。
リールもラインに合わせてると1個1万円が5個で5万円。
するとトータル100万円超。

私の奥様からみると100万円を軽く超える「家庭内横領事件」なのだそうだ。
平成24年の10月から投資が始まったので、約16ヶ月、5万/月の定期的な出費?
一品一品安い物を選んでいたので高額消費していないと思っていたが、実は結構な浪費に。

うーん。
ただ、ウェットフライへの出費は大体終息、後は維持経費が主。

ウェットフライの利点。

ゆっくり。
動きが小さく楽。
鈎を自分で作れて経済的、根がかりでのロストがルアーほど怖くない。
餌釣りの延長という感覚。
原始的なタックルだからこそのテクニックの釣り。
実釣時より実釣後にこそ頭を使い、更に楽しめる。
スポーツとして身体能力向上が実感出来る。
小渓流なら廉価で簡単なタックルのみで楽しめる。
老境でも続けられる。
殺生しないで遊べる。

つまり、マイペースでスローなホビーに習熟していく喜び。

純な一生の遊び、それがウェットフライなのかもしれない。
コメント

解禁への準備(20140117)

2014年01月17日 23時11分41秒 | 机上釣
解禁への準備(20140117)

特に川の中への立ち込みで骨折しないよう足回りを固める必要があり、「ゲーター」を購入。
これは石に挟まれ骨がやられるのを防ぐ効果がある、ので、妥当な投資。

鈎とイト。
これは釣行時間をより短く有効に使えるようにするために必要。
釣行時間を出来るだけ短く抑えて、後は家族奉仕ということか。

家族総出でフライフィッシングが最善だと、夫として父として私は思う、いや、希望、願望、妄想してみる、、、。
なんとすばらしいことだろう、家族総出でフライフィッシング!

明日の昼は一時帰宅して家族でファミリーラーメンランチ、その後また出勤予定。
WFFは来週までお預け。
コメント

EUROPEAN STYLE NYMPHING(20140116)

2014年01月16日 22時43分24秒 | 机上釣
EUROPEAN STYLE NYMPHING(20140116)

ヨーロピアンスタイルのニンフィングロッドというらしい。
http://www.sageflyfish.com/fly-rods/specialty/esn/
http://www.teal-flyfishing.com/rod/ats/ats.htm
10ft以上の長さで#2からの低番手の細身のロッド。
ただ、SAGEでは7万円超、Thomas&Thomasで10万円超。

グラスだが安いのは、
http://www.tackle-mac.com/page0210.html
JKs 12ft#2/3 フライロッド(JK12023R)
1.2万円。

重いが長さは3.5m(12尺)あり、ほぼ渓流竿としてエサの脈釣りが出来る。
私もここからWFFに入門した。

しかしまあ、まともなロッドは、高いなあ。
コメント

「リトリーブ食い上げの釣り(=ほぼルアー)」(20140115)

2014年01月15日 20時11分13秒 | 机上釣
「リトリーブ食い上げの釣り(=ほぼルアー)」(20140115)

いろいろ考えてみると、「リトリーブ食い上げの釣り」で必要なのは鈎にかかる水圧を直接ライン変化に出すことだ。
これが出ていないと、食い上げアタリはラインには反映されない。
鈎への水圧がラインに反映されるには、途中の干渉材が何もないことが必要だ。
すると、SHを使う釣りは、そのSHそのものが干渉してしまう。
ティペットにショットを付けると、これがまたラインを折って干渉する。
つまり、SHなしショットなし、なら普通のフライラインはどうだろう。
たとえ#1以下のフローティングラインでも水面の表面張力が干渉し、鈎の水圧はフライライン上には出ないだろう。
そもそもリーダー以下は水中に沈んでいるので、見える範囲は浮いたフライラインのみになる。

では、「リトリーブ食い上げの釣り」では、フライラインすら使えない?
それはもはやフライフィッシングではないのでは?

唯一の答えとして、シューティングラインのみを使った超軽量”ゼロウェット”ラインシステムがある。
アンダーハンドキャストで15m程度だが、これぐらい飛べばほとんどの管釣りで釣りになる。
リトリーブ時に干渉する抵抗は、シューティングラインの”癖”くらいで、そのラインの癖ですら鈎水圧の目安になる。

すると、「リトリーブ食い上げ」でマスを掛けるためには、下記の条件が必要だ。
1)水抵抗がかかるようシンカーを入れボディをやや厚く巻き込んだフライパターン
2)36lbシューティングライン3mを使った超軽量”ゼロウェット”ラインシステム
3)癖を伸ばせるライン素材
4)ガイド抵抗が少なくティップの柔らかいロッド

ラインは既に使っているバリバスのもので充分、鈎はこれから巻けばよい。
ビーズを掛けたトラウトガム、leadを入れたMSCとカディスラーバ、カッパーリブのニンフ、市販のマラブーなどだ。
ガイド抵抗の少ないロッドはマエストロ908XXで対応可能、ただ、ティップの柔らかいロッドといえばkencubeのLS#2(#3)だが、これは所有せず。
(しかしこのロッド条件は、そのまんまルアーロッドのライトアクションではないか!)
ライン抵抗変化は指の感覚で対応することにしよう。

多分、アタリはラインがフッと緩み、その後に重くなるか、ガッガッとしたヘッドシェイクを感じるはず。
重みなら充分フックアップ出来るが、ヘッドシェイクは、これは捕るのが難しい。
ヘッドシェイクはフックオフのサインでもあるからだ。
だから、ヘッドシェイクされる前にフックアップすることが必要で、そのために「リトリーブ食い上げ」のライン緩みで捕らねばならない。

また、「リトリーブ食い上げ」で捕るために、鈎も工夫が必要だ。
「リトリーブ食い上げ」で鈎は完全にマスの口に入る。
しかしヘッドシェイクで外される。
鈎先が口の中で滑るためだ。
その鈎先がマスの口で滑らせないために、ワイドゲイブの鈎先が外側を向いてグリップが効く頑丈な鈎が必要だ。
ネットで調べると、
・バリバス2410V
・TMC111
などがそうらしく、早速購入手配した。

1月から2月の管釣りの目標。

シンカー鈎の超軽量ラインシステムを使ったリトリーブ食い上げの釣り

九重とてらとこの課題、10分4匹超え。

てらとこのデカマス?

このシステムで狙ってみましょう、この1-2月。
南岸からのアプローチが飛距離からもベストかな。

ただ、この釣り方はほぼルアー、そこが気掛かり。
私のウェットフライはルアー的な要素が強いのだ。
コメント

止水の釣りのまとめ(20140114)

2014年01月14日 23時36分53秒 | 机上釣
止水の釣りのまとめ(20140114)

今期の集中釣行でいくつかの成果があった。
釣り方の引き出しが増えたことだ。

1)バイブリトリーブ・フォール&ジャーク

5Hz程度でバイブしながら、1秒5-20cmの早さでリトリーブし、時々フォール&ジャークする。
これは流水中でも出来る釣法で最も応用が利く。
スイングしながら、またはサスペンドからのリトリーブ時に、この誘いを多用する。
私の今期一番の成果。

2)アウトリガー・ライン自重引き

これはショットとラインの重さでシステムをゆっくりと”引く”方法。
ほぼ一定のタナをリトリーブ出来、テイクはライン移動の変化などで分かる。
アウトリガーシステムが流水に流されるのを、ライン自重による移動で置き換えた止水での釣法だ。
自然渓流では梅野川のように荒瀬が続く渓相で特に効く。
また、リーダーに極細メタルラインを使って表層流の抵抗を切り、深く早いカマの底に沈めて流す方法もある。
これで前期の盛期に、大分川のカマの底から40cmのニジマスを挙げる事が出来た。

3)ドリフト・フォール

これはショット無しか極軽いショットで鈎をゆっくりと沈めながらテイクを誘う方法だ。
流水中のスイングの釣りを、鈎/ショットの重みで沈む動きに置き換えた止水での釣法だ。
スイング同様、テイクはライン移動の変化で分かる。
また、マスの活性が高い場合の止水サイトフィッシングに効く方法でもある。

4)ルースニング

ウキ釣り。これは止水も流水も同じ釣り。
特に止水ではサイトフィッシング時に最も多用される方法。
時々魔法のように爆釣するルースニングを見かけるが、ほぼこのサイトフィッシング。
しかし、サイトなしのルースニングは結構奥が深く、ヘラウキタイプのマーカーが"kencube"の人気商品になっている程。
確かにポンドでマーカーをジーっと見ていると、昔懐かしのマブナ釣りを思い出し、殺気立った気持ちも和む。
サイトなしだが誘いありのルースニングはポツポツとでも釣れ続き、時間単位で計量すると案外いい釣果だったりする。
ただ、流水では事情がちょっと違い、アップクロスの釣りが中心で、この場合、誘いを意図的に掛けることが難しくなる。
ダウンならロッドティップ直下方向で誘えるが、その方向のみだけで、ねらえるポイントは限られる。
ただ、去年の3/1の朝に、この誘い無しのルースニングで52cmのほぼ野生化したニジマスを捕ったので、まあ、侮れない。
この時もアップの釣りでタナはほぼ底すれすれ、テイクはマーカーの上流への急な移動。
しかし、自然渓流ルースニングではこの一匹だけ、いわば、偶然釣れた52cmだった。
今期はこれを、是非、狙って捕りたい。

5)ドライ

これは言わずもがな。
ただ、自然渓流では私はまだ挙げていない。
今期の自然渓流でのカバーすべき目標のひとつ。
止水では、ペレットパターン、MSCパターン、何でも水面下にあれば良かった。
出来れば”ワカサギフライ”をホッパーとして使ってみたい。

6)裏浮きフライ

止水ポンド底に着底したショットからティペットで10-20cm程上方に浮かせて漂わせ、少しずつ引いて移動、その時のライン変化でテイクを捕る方法。
藻が茂る底では、30-40cmほどショットから浮かせて釣る。
ただ、ラインがV字に曲がるため、テイクがやや分かりにくいが、底から一定のタナでポンドを長く広く探れるのでルースニングよりは”お得”な方法だ。
この方法は自然渓流では、まだ試したことがない。
底をショットでズル引きするので砂地の緩い淵や瀬尻などが対象だろうが、さて、どうだろうか。
石噛みを避けれれば解禁初期の淵を攻める良い方法だと思うが、さて。
しかしショットで沈める方法はウィンドノットが出来易いなどキャスティングが難しくなる。
なので自然渓流の底を狙う際は、1mのT20シンキングリーダーと数mの短いシンキングSHなどを使い、システム全体をほぼ着底させ、
サスペンドの状態で上流へリトリーブしテイクを誘うことが多いが、この裏浮きフライはその釣法で使えそう。
この釣り方でウェット定番の#12グリキン、プロフェッサー、フェザント&パートリッジなどを使うと、
緩い淵からネイティブマスを何匹も挙げる事が出来るが、それ以外のウェットではタッチすらなく、まったく歯が立たないことも多い。
温泉客から「毛ばりでそんなに釣れたら面白かろ!」とお声をかけて頂いたのも、実はこの方法だった。
今期の課題として、自然渓流で小魚パターンを試してみたい。
裏浮きフライのフロートをグリキンパターンで巻いてみよう。

7)スライド釣法

これはまだ流水では経験していない。
止水ではラインルースニングでいくらか試した程度。
自然渓流や流水の釣りでは、まったく予測がつかない。
シンキングリーダーの長さと重さのバランスは?
メンディングのタイミングとメンディング効果の評価は?
どれほどの遠投をカバー出来る?
まだまだ分からないことは沢山あるが、これは実地で覚えるしかない。
重いシステムを流水に乗せ、水勢の少ない底層で鈎をスイング、テイクによるライン変化への水圧でフックセット、驚いたマスが走ってフックアップする。
この際に重要なのが、ラインシステムに水圧がかからないようメンディングを繰り返しラインを整える事らしい。
そうすると鈎が底層流をゆっくりとスイングし、群れるマスの鼻先に”触る”のだそうだ。
中層表層の流れを横切りマスに飛びつかせる釣りとは全く異なるピンポイントの釣り。
このピンポイントの釣りで「バイブ/フォール&ジャーク」は使えるのだろうか。
今期は是非これをマスターし、効く釣り方として磨きたい。
コメント

キャスティング練習へ(20140114)

2014年01月14日 07時17分50秒 | 机上釣
キャスティング練習へ(20140114)

九重の前に野上発電所放水口付近でキャス練。
鈎を付けずにサンダルのまま。
フローティングのSH#10/11F 1m+DT#3F 2mのシステムでキャスト、流芯に乗せメンディングでスライドラインを整えようと努力。
キャストは9ft#4カーボン(8千円)の竿3本分沖まで届くがキレイにはターン出来す、もしショットが付いていればウィンドノットの餌食になるパターン。
メンディングはなんとか可能、だが、ロッドティップがぶれ、バックキャストも取れす、キレイにはいかない。
メンディングでスライドラインは竿2本分沖を流れては行く。
流れに少し立ち込めばもう少し流芯向うへ届くのだろうが、9ftの竿で10m先を満足に狙えないのは未熟そのもの。
とにかく練習あるのみ。

さて、マエストロ Schmitt SH 908XXが来る。
早速、九重で試釣、SH#10/11i 1.5mが気持ちよく飛ぶ。
印象は「日本刀」。
アワセと取込みも軽快。
Siガイドでライン抵抗も少ない。
9ft#4カーボン(8千円)よりテイクへのアワセも確実に効く気がした(気のせいだろうが)。

これならスライド釣法に必要なバックキャスト無しの遠投が出来るかもしれない。
スペイキャスト、スカジットキャストも練習を重ねよう。

後1ヶ月半で解禁、それまではただただ、練習あるのみ。
コメント

九重FRとてらとこ(20140113)

2014年01月13日 21時20分43秒 | 実釣
九重FRとてらとこ (20140113)

九重:

午前中の1時間、九重FRへ「リトリーブ食い上げの釣り」の確認へ釣行。
結局、リトリーブでの食い上げアタリは捕えられなかったが、フォール中のテイク等も多く、フックアップには困らなかった。
10分3匹の釣果、これは30分間でも9匹と変わりなかった。
リトリーブの早さは1秒15-20cm程度のやや早い速度がよかった。
リトリーブ中のテイクをそのままフックアップ出来た。

となりでは釣具店の方がお客様とご一緒に釣りをされていた。
ルースニングのサイトフィッシング。
10分8-10匹の釣果。
「マーカーは見ていません、フライだけ見ている」とお客様と。
「フライが見えなくなったらアワセる」と。

10分10匹と非常な高回転、これはルースニングのサイトに特徴的なパターン。
多分、ポンドの管釣りで最強だろう。

てらとこ:

デカマスのためにてらとこ入り。
南岸の浅場ではニジマスの産卵が始まっている。
今日で3日目のデカマス攻め、デカマスも馴れたのかフライを追わない。
普通のマスは盛んにテイクする。
オレンジ色のペレットフライも裏浮きフライもまあアタる。

ただ、デカマスはテイクしてこない。

今日は夕ご飯当番だったため、5時前に終了。

「ししなべ」完成!
コメント