五ヶ瀬川本流と日之影川英国館C&R(20140525)
前日までになんちゃって「グレーゴースト」「シルバードクター」を巻く。
チューブフライは#12、ウォディントンは#6のトリプルフック、アイの向きから使えるシングルフックがないので。
大分0850発、北方1040着、それから準備、実釣開始は1200。
五ヶ瀬川本流、川水流地区、水位 -0.22m。
9ft#8シングルカーボン、#8インタミtype2シンキング3m、5lbヘビーシンクポリリーダー5ft、ティペット1.0号、ドロッパーにアレキサンドラ#6、リーダーにホワイトミラー#12。
9ft#8シングルカーボン、#8インタミtype2シンキング3m、5lbヘビーシンクポリリーダー5ft、ティペット1.0号、シルバードクター(チューブフライ)。
何とか頑張って投げるが、対岸まで届かない。
対岸ギリギリをトレースしたかったが、叶わず撃沈。
google earthでも分かるが、対岸まで40m強、私のこのシステムでは30m弱、あと10m欲しい。
また、30m超だとモノフィララインが絡み、ライントラブルで飛距離が出ない。
また、シングルハンドだと片手リトリーブでどうしてもフライにポーズが入り、動きが止まる。
「高田達也の超絶テクを大公開~トゥイッチング講座」
http://www.youtube.com/watch?v=HWjH9bHw8-k
ヤマメ・サクラマスに見切られないようにポーズを入れずにキビキビした速いトゥイッチで巻く、ニジマスは遅いトゥイッチで時々ポーズを入れる、とのこと。
つまりニジマスが釣れるリトリーブでは、ヤマメ・サクラマスに見切られる!
途切れないリトリーブを30m、これはハンドツイストではなく「両手リトリーブ」を使う必要がある。
そのため小脇にロッドを抱えるのだが、シングルハンドだとリールが干渉してロッドの保持が甘くなる。
ダブルハンドまたはスイッチロッドだ。
ロッドを脇に抱えロッドティップを水面につけたままで両手リトリーブ、これは湖のストリーミングでよく見る構図。
流し込みからのスイング・ターンはこれまで通りだが、ダブルハンドだと+10m超の飛距離、かつ途切れないバイブリトリーブが出来る。
五ヶ瀬の本流は深く太い複雑な流れ、スイング・ターン以外に
リトリーブでヤマメに鈎を追わせるのにルアー釣法を進んで取り入れよう。
次回からの課題。
1)シューティングラインをモノフィラからkencubeモノコアに変更(カセットリールを巻き替える)
2)本流ヤマメのウェットでは基本的にダブルハンドを使う(遠投スイングのライン回収も有効利用するため)
現在まともなダブルハンドは13.6ft#6-7一本のみ、14ft#8ロッドが欲しい、、、。
そうこうしていると1330、川上からありえないような子供らの歓声が聞こる。
振り向くとラフティングご一行、計3艘。
私が釣っていた淵への瀬落ちで2艘が転覆、子供らが淵に投げ出される(もちろん救命胴衣とヘルメット着用済み)。
瀬から淵へ無事下れたのは1艘のみ。
投げ出された子供らは淵一杯に散りながら無事上陸。
ただ、一人だけ対岸に上陸した子供がなす術も無くしゃがんでいる。
ラフティングリーダーが「遭難救助!」と号令、皆で対岸まで漕ぎ出して彼を救け出した。
真剣そのもの、素晴らしい。
ラフティングを娯楽としてでななく、スポーツとして取り組んでおられるのだろう。
清々しく、重ね重ね感動。
船は空気で膨らませるタイプらしく、多分下流の目的地で畳み、皆マイクロバス等で帰るのだろう。
私は丁度いい機会なので本流は納竿した、多分上流域もしばらく釣りにならないだろうから。
ノーテイクではあるが、あれこれ考える時間と他河川を試せる時間が出来る。
写真は川水流橋からさらに下ったラフティングご一行の3艘。
こんないい日に川を下れるなんて、本当に羨ましい!
1400、ここから日之影川上流、英国館C&Rを目指す。
距離にして20km強だが、着1440(時速約30km!)、実釣1500開始。
九州には珍しく、やや平坦でゆったりとした流れ、実にウエット向き!
#2-3シングル12ft、モノフィラ+リーダー1.5号2m+0.25号ティペット、ぶどう虫フライ#14またはグリキン#16、アウトリガー。
今回もいつものスタイルだったが、この流れなら#2DTFでシンクポリリーダーでノーシンカー、アップストリームキャストの方がベターか。
バックのSHは3mクリアインタミ#5のみ、シンクポリリーダーを合わせてアップキャストするとテイク、しかしアワセ切れ。
ライン抵抗に0.25号が持たない、それでまたアウトリガーシステムへ戻す。
ラインは#000-#1-#2までのDTFでアップでシンクポリリーダー、これなら0.25も持つだろうか。
ヤマメ2匹、他ヤマメのフックオフ1匹。
17時まで釣り上がり、同じ流れを釣り下りながら入渓点へ戻る、1730。
1時間後の釣り下りだとテイクは激減、クリアで浅い瀬のヤマメは上流からの動きに神経質?
先日の網の瀬川と比べると、釣行は非常に楽、危険も少ない。
ヤマメの型は小さいが、小ハヤ、カワムツ混じりで釣れてくる。
奥地で流域も長く、場荒れしにくい?
ただ浅いのでアップからのウェットが基本になりそう。
もちろんライズもあり、河原も広いのでドライフライがベスト。
1800脱渓。
6号線で峠越え、宇目町から325号線経由で三重町へ入る。
本来なら三重から中九州自動車道に入り犬飼へ抜けたかったが、その道が分からず一般道をストップ&ゴー。
ようやく米良から高速道路入り、1940帰宅。