なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

古典と前衛(20191030)

2019年10月31日 07時04分08秒 | 机上釣
古典と前衛(20191030)

犀川殖産で釣る場合、少なくとも2つの方法がある。
クラシカルな方法とより現代的な方法だ。

クラシカルなものはWFやDTラインのメンディング・スイングのオーソドックスな釣り。
現代的なものが、米国のCommandoHeadや日本のkencubeなどのショートヘッドの釣り。

このクラシカル(古典的)WFラインの延長に、スペイラインやシューティングヘッドがある。
例えば杉浦雄三氏TEALのMaster Spec Heavy D (MSD) Line
これはWFヘッドにあたる部分が極端に太く、その後のランニングライン部分も太い。
極端に太いWFヘッド部分は水面へのアンカー、太いランニング部分はメンディングなどライン操作に使う。
RiverPeakのWFヘッドはやや短かいが、その分、水面アンカーの蛇行が減る。
前者は大河で、後者は中小河川で抜群のラインだ。

DT、これはこれで究極に進化し尽くしたライン、一切の無駄がなく、これぞまさしく古典ラインの筆頭。
でも止水の20mまではズバ抜けて使いやすいし、河川でも15m程度なら流れに揉まれにくくメンディングでかなり沖にステイ出来る。
DTラインのバリエーションは材質の硬軟とそのシンクレートでほぼ決まるので、選ぶ際の悩みは少ない。

一方、ショートヘッドはWFからシューティングヘッド経由で派生したライン。
しかし今やCommando HeadKenCube-PowerHeadなどは4mから最短2.5mと極端に短く、もはやWFやシューティングヘッドではない。
理由は2つ、キャスト方法が全く違うのと、メンディング・ステイ出来ない点。
釣り方は、”喰い波”に直接投入し、狙ったタナ(レンジ)をキープして一定のレーンを流す。
つまりアウトリガーやルースニングの要素が少し残った「分かりやすい」釣りだ。
この方法の決定的な利点は、立ち込めずマーカーも見失うような20−30m先でも釣れること。
ライン素材やロッド・リール性能の進化発展から新しく誕生した釣り。
メンディングを断捨離した結果、大河川の遠いレーンでレンジキープ出来るようになった。
古典から大きく踏み出したこれらのラインは今、時代の最先端(前衛)に位置する。

今回の犀川殖産で、古典ライン「MSD」と前衛ライン「kencube-PH」の双方を使う。
古典ラインは伝統的なパラボリックロッド、前衛ラインはファストアクションロッドで使う。
犀川殖産での使い分けは、流心手前が古典、流心向うが前衛、だろうか。

古典は7−10gのタングステン(TG)シンカー、前衛は3−5gTGシンカーをシンクティップの代わりに使う。
リーダーはフロロ5号で、古典は10−15ft、前衛は5−10ft程度。
(特にショートヘッドだと岩を抱きヘッドごとロストするのでシンクティップは不使用が無難) 
流心手前はメンディング・ステイ、流心向うはフロート/type2でラインを立ててアウトリガー的釣り。
広い場なら2本とも持ち込んで備える。

この前衛的な釣り、喰い波に流し込む際、ランニングラインをかなり使う。
ノーマルリールだとランニングラインの出し入れに忙殺される。
なのでそもそもラインを巻き取る仕組みのJetStream(東陽工業)が楽。
kencube-PH、ファストアクションロッド、JetStreamリール。

「誰に何と言われようと今日はこれで釣る」
 そんな清々しさが、この釣り方にはある。

追記)
鈎追加、白河と犀川殖産用。

 
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ボディハックルのヘミウィング(20191029)

2019年10月30日 00時16分29秒 | 机上釣

ボディハックルのヘミウィング(20191029)


左からTMC2312#10、#12、#8、#10。
クイルはクロウ、ナイトヘロン、マグパイ、ナイトヘロン。
ボディハックルはコックケープブルーダン、同じく、シルバーフェザントブレスト、コーックケープブルーダン。
スロートはパートリッジ、同じ、シルバーフェザントブレスト、パートリッジ。
スレッドは茶と黄、ヘッドのみUVレジン固定。
テイルはボディハックルを流用。

今日はここで時間切れ、トラゴパンクイルは後日。 

左端が良い型、でもまだクイルが長過ぎ、ここにショートバイトする。
次から潰したバーブ(返し)までにしよう。


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ダブルバニーTMC2312#6(20191028)

2019年10月28日 23時29分10秒 | 机上釣

ダブルバニーTMC2312#6(20191028)


右端のみTMC200R#6、湾曲が強く隙間が開いてしまう。
なので他はTMC2312#6、ボディは白熊アンダーファーでダビング。
スレッドは茶、UVレジン留め。

ファーの多いゾンカーテープで後7本は欲しい。
東京Oさん頂き物の特性チューブでも同型5本は揃えたい。

犀川殖産用の鈎。 

追記)20191029
それから10/27に良かった「ヘミウィング」。
これをTMC2312#8−14で巻いてみよう。 
まず#10-12だろうか。 
ゲイブを超えない、ウィングはフックポイントまで。
ボディハックルは蛍光羽毛、UVレジン処理はヘッドのみ。
1本4−5匹で破損は承知の上で。

クイルウィングは、クロウ光沢青(一押し)、ナイトヘロン灰(次席)、トラゴパン半透明赤(濡れて半透明)、マグパイ光沢青(小型)
ボディハックルは、シルバーフェザンブレスト濃青、パートリッジ茶白

組み合わせ:
ナイトヘロン・パートリッジ、
トラゴパン ・パートリッジ、
クロウ・シルバーフェザントブレスト、
マグパイ・シルバーフェザントブレスト。

信州で追加巻きする準備も必要。
もし雨で犀川増水すれば鹿島槍ガーデンに退避予定。
増水した犀川は油断禁物。 

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九重キャス連の逆ペリーポーク(20191027)

2019年10月28日 00時20分23秒 | 実釣

九重キャス連の逆ペリーポーク(20191027)


午前中は九重FRでSH20m超のキャス連。
1)8.6ftSH#6、WF#6スローインタミ、フロロ1.5号/0.6号。
2)8.6ftSH#6、DT#4インタミ、フロロ1.5号/0.6号。
アタリ鈎は、鹿革小#16(TMC2312?)>ヘミウィング>鹿革太短#12>グリキン腰巻#12>>鮎毛針


対岸までエッチラオッチラ、シングルハンド(SH)でラインを投げ続ける。 
後ろがあまりないのでバックキャストし難いが、対岸キワを狙い、いつものようにスペイ系。
SHのシングルスペイだとストレッチで広い面を使い左右に迷惑、なのでペリーポークになる(図1−3、オレンジライン)。
でも沈んだインタミラインが水に捕まり、失速して岸手前で落下。
水中脱出でエネルギーを使い切ってしまうのだ。
フロートなら問題ないが沈む系にはこれがある。



散々苦闘していると、偶然、ラインが逆ペリーポーク型になった(図11−13、赤ライン)。
このままバックキャスト・フォアキャストしてみると、Dループがビシッと決まる。 

図11の点線黒丸に折り返したライン角を置き、バックキャスト(図12)。
これだけでラインが水中から完全に浮き上がる(図なし)。
リーダー以下は水面なままでフォアキャスト(図13)。
このリーダーがアンカーになり、フォアキャスト中に強いDループが出来る(図なし)。
このテンションのままホール・フィニッシュ、20m先でループが綺麗にターンする。

変えたのはバックキャスト方向と逆向きなライン位置のみ(図11)、リフト準備はこれだけ。
水面からメインラインが剥がれる直前にフォアキャストする。
押し下げられたリーダーがアンカーとなりフォアキャスト時の強いDを支える。
この時のDループは岸辺草木より高く跳ね上がる。

このコツは一点、バックキャスト直前に前に強く打ち出してライン角(図11点線黒丸)を作ること

こうすると後ろ2−3mな九州管釣りでもシングルハンド・スペイで20m超が狙い易くなる。
(もちろんライン置き位置は、ライン番手・長さと立ち位置で若干違うけれど)

これは今日の最大の成果。


マスも本当によく釣れました。
ありがとうございます。 

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鹿革太短TMC2488H#12補充(20191026)

2019年10月26日 22時51分16秒 | 机上釣

鹿革太短TMC2488H#12補充(20191026)


今日のアタリ鈎を補充、来週の関東出張に向けて。
鹿革太を15mmで切り出し、頭1−2mmで切り込み。
鈎を湾曲させた鹿革に通し、1mm残して鈎先を出す。
頭だけ止め、UVレジンフィニッシュ。

写真上2本は失敗、4−5mほど残してしまった。
左2本は#14、ちょっと窮屈か。
あとは全てTMC2488H#12で、特に右下3本が良いシェイプ。 

こうしてみるとベントが開いたように見えるが、鹿革の中でしっかり原型保っている。
なのでバレにくい。
鹿革の縫方に簡単なコツあり、でもこれでフックアップはかなり改善する。
1本5分程度だろうかタイイング所用時間。
かなりエコなパターン。 

この「銀杏」パターンはヤマメも好きで、アウトリガー止めアタリな必釣ハリの一つ 。
養魚場上がりのウブなマスは、このフォールに気の毒なほど反応する。 

蔵王FSでもそうだったけれど、まあ、そんなパターンの一つだ。 

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久しぶりテラトコで10月初マス(20191026)

2019年10月26日 22時51分07秒 | 実釣

久しぶりテラトコで10月初マス(20191026)


1400−1700、3時間、晴れ、気温15度。
1)8.6ftSH#6、WF#6スローインタミ、フロロ1.5/0.6号
2)8.3ftSH#4、ナイロン10号、フロロ2.5号/0.6号 
時間10匹で30匹くらい?

アタリは鹿革太短TMC2488H#12>グリキン腰巻#14>鮎毛針>セーム革>フェザントテイル
16時半頃から40前後がガンガン掛かり出した。
    
  

10月初のマスに触れた。
今月はマスに触れるまでが長かった。

テラトコにはマスが一杯泳いでいる。
山口さんにそう言うと、
「鳥が来なくなったからなー」とシタリ顔。 
結構な良型が行き交って、もうテラトコ本番。 

今日の先行は久留米と長崎のフライマン2名のみ。

良型が釣れ続き、久しぶりにスッキリ。 

 

 

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御池3回目からハゼ大爆釣の夢(20191022)

2019年10月22日 22時21分02秒 | 実釣

御池3回目からハゼ大爆釣の夢(20191022)

  
5時起床、0600−0800、晴れ、ノータッチノーフィッシュ。
1)12ftDH#67、kencube-PH6(インタミ)、 フロロ3号、ティペット1.75号、ホワイトミラー
2)17ftDH#910、Rio-3D(HS1S3#12)、フロロ3号、ティペット1.75号、鹿革。

日の出前に着くと既に先客1名、餌釣り地元のご年配、もう何年も釣っておられるらしい。
「フライですか?」
ハイ、ニジマスでも釣れないかと思って、昨日はハスが釣れました
「ニジマスはねーよく釣れるよ、ホラこの画像(スマホの動画)」
ハァー大きいニジマスが沢山出るんですねぇ、、、
「これなんか40近い、これは50のヤマメ、顔が違う」
「カゴで寄せて釣る、去年は120匹以上、今年は117匹釣っている」
「5、6月が一番いい、冬は1匹でも難しい、ルアーは冬の方がいいらしいが」 
「タナは10−15m、ニジマスは底にいる」
「漁協はここにニジマスをあまり放流したがらない、何故かは判らないが」
「時々バスも釣れる、仕掛けを上げてくる時に喰い付く」
「バスは白身だが、脂がない」
「年に2回、釣り大会で駆除しているよ、バスとブルーギルとハス」 
「鮎も放流しているからバスに喰われるんだと」
鮎も入れてるんですか!
「うん小さいけどな、カゴつけてサビキで釣れるぞ」 

釣りよりも耳学問に精を出す。

まとめると、
1)4月−9月は10−15mの湖底に回遊してくる 
2)湖底の盛期は5−6月
3)水温が下がる時期(10−2月)は10−15mの湖底にはいない
4)冬場はルアーがよく釣れる(冬季は浅場に出てくる?) 

この情報を今後に生かそう。
これから寒くなる時期は3mほど立ち込みkencube-PHで水面下1-2mをリトリーブ。
水温が上がる時期は10−15m沖の湖底駆け上がりをフルシンキングtype6程度で狙う。

透明度が高く静かな湖なので、水面を使うスペイは冬季だと魚が散って期待薄。
マスが湖底に沈む夏季(5−6月)なら、水面使って遠投し目一杯沈めれば可能性はある?


で、今日の釣り。
ウェイダーで3m先に立ち込むと岸に干渉せず良く飛ぶ。
でも水面は依然として静かなまま、ハスのもじりもない。 
17ft#910を持ち出し投げてみても、単なるキャス練状態。
今日は時間がタイト、早々に切り上げ日向の見塩川河口へ。
私、大爆釣したハゼ を 絶対 夕方までに届けたい ので。

  
1000−1200、日向市見塩川河口、晴れ、海では恐ろしいほどサラシてる。
餌は青虫、静岡産釜揚げ桜海老。
流線12号を折る程の巨シロギス1匹のみ、ハゼ釣れず。
他にハゼ釣り師も見当たらず、釣具店は「みんな耳川(ミミガワ)河口に行ってますよ」と。
ポイント見事にハズしたらしい、ああ残念。

    
1400−1700、大分市大在から乙津港に急遽移動、しかし20cm超シロギス6匹のみでハゼ釣れず! 
これまた残念。

シロギスALLリリース。

ハゼは一体何処にいったのか。

テラトコ山口さんに約束したハゼ天の具、これはちょっと果たせないかもしれない。 

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御池2回目(20191021)

2019年10月22日 21時00分25秒 | 実釣

御池2回目(20191021)


1600−1800、曇り、尺近いハス1匹のみ。
1)12ftDH#67、kencube-PH6(type2)、 フロロ3号、ティペット1.75号、鹿革。 
2)14ftDH#8、kencube-PH6(type2)、 フロロ3号、ティペット1.75号、鹿革。
3)12ftDH#67、kencube-PH6(インタミ)、 フロロ3号、ティペット1.75号、ホワイトミラー。

スワン左岸は、バサーが10人近く入れ替わり立ち替わりドンドン入る人気スポット。
  
私は前回同様スワンボートの右岸、長靴の立ち込みなしにて。
ExtraShortHeadなのでペンデュラムキャスト改、でもどうしても後ろの土手に干渉する。 
やはり立ち込みは必須か。
これは特に2)でトラブル、鈎が湖の魚ではなく後ろの土手に喰われてしまう。
でも1)では20m程度と距離が出ず(3は30m程度)、日も沈んで諦めかけた。

おっと水面が騒がしい!

魚が回遊してきた。
岸から10mと1)で届く距離、浅場なのでヘッドを交換した3)で再トライ。

岸5mでホワイトミラーをテイク、結構走って引く、これはマスか??

幅広のデカいハス、こいつぁー引くわー 



本日はこれにて。 

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御池用鈎、鹿革鈎リリーフ鈎、管釣り専用鈎(20191020)

2019年10月21日 01時54分20秒 | 机上釣

御池用鈎、鹿革鈎リリーフ鈎、管釣り専用鈎(20191020)

日本ラグビーチームお疲れ様でした。
日本でもラグビーがメジャースポーツになったと感じています。

昨日今日と終日仕事。
夕に終えて帰宅、ラグビー応援の後、御池に多かったハゼ?をイミテートタイイング。
ラビットゾンカーのダブルバニー、TMC200R#6。
下2本はナイロン補強のマツーカ仕様。
ただ、水中でのフレアは減ってしまう。
耐久性をとるか、アピールを取るか。
、、、やはりアピールだよなあ。


ついでに鹿革太中(50mm)も追加巻き、スイベル8号(0.1g)。
針は上から、層グレ7号、4号、TMC2488H#12。
実はTMC2488H#12が結構フィッシュ率高かったりする。
もちろん30マスの話。
50オーバーならこの小針きっと伸される。


さらに巻きたかったセーム布(薄い鹿革)の”サビキ針”パターン試作。 
管釣り専用、TMC2488H#12。
そろそろこの針も手持ち切れ気味、要追加購入。
この背の鹿革、ラビットのダビングで充分かも。
その方がタイイングは早い、が、釣れるか不明。
創意工夫は釣果をみてから。
 

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マスと目が合った一ツ瀬川と御池(20191014)

2019年10月14日 22時03分11秒 | 実釣
マスと目が合った一ツ瀬川と御池(20191014)

6時起床、シュラフが夏用で寒いのなんの。
それ以外は快適、こんな場では寝具が大事。

    
     
0800−0830、一ツ瀬川、村所橋水位1.01m、晴れ。
a)17ftDH#910、TEAL−MSD#89、フロロ3.5号6m、ドロッパー5本(昨日と同じ構成)。
ノータッチノーフィッシュ。

しかし川を渡る時、鏡に出ていた50マスと目が合った。
中程のカマから何度もディンプルライズしていたマス。
ちょっと私と向き合って、慌てて深みへ駆けていった。

多分午前中は鈎を喰わないだろう、また後日。

国道219号線で西米良村から人吉IC/高原IC経由で御池へ。
0930−1130、約2時間。
湯前町多良木町あさぎり町内が結構混んでストップ&ゴー、西米良から人吉ICまで1時間はかかる。

  
1200−1330、1時間半、晴れ、御池展望台下。
大淀川水系年券購入三千円、20200331まで。
ニジマスはどうですか?
「2−3日前に漁協が放流してましたよ、これくらいのヤツ」
ニジマス30cm級。
「でも餌やルアーでも釣れてませんね」
湖に散ったか、それともバスに喰われたか。 

b)17ftDH#910、Rio3D-FHI#10、リーダー3.5号1.5m、1.5号1.5m、鹿革太長層グレ7号。
c)17ftDH#910、Rio3D-S1S3S5#10、リーダー3.5号1.5m、1.5号1.5m、鹿革太長層グレ7号。
d)8.6ftSH#6、WFインタミ#6、リーダー3.5号1.5m、1.5号1.5m、クイルウィングまたはソフトハックル。
ノータッチノーフィッシュ。

湖に向かって右手が一般的な釣り場、左手側はスワンボートが多く出るコース。
岸辺から沖20mまでが水深3−6m程度、それから急深らしい。

水面を見ていると人気のないところでボイルやチェイスがある、それが岸から10m以内に頻発する。
それでb)c)を止め、SHのd)に変更。
でもラインが走ると魚気はすぐ散ってしまう。

かくなる上は、3m前後のExtra−ShortHeadを沖にぶち込んで静かに引き、岸辺10mから勝負をかけるか。

タックルバックをみると、ない!
最小装備だったので用意していなかった。

目の前に魚がいるのにこれまでか、残念。

湖面を見ながら帰り支度していると、足下でバチャバチャッと。
ハッと見下ろすと、ブルーバック30cm級がベイトを追って足下の波打際まで乗り出してきた。
本日2匹目の目が合った瞬間。

今度は右足側でもバチャバチャッ!
そちらもブルーバックがベイトを追って波打際に出ていた。
まるでオットセイを襲うシャチ!

多分沖から群れで追ってきて、その勢いで岸辺に出たのだろう。

両隣でそんな光景を見せつけられ、手も足も出ず。
次からは使えるシステム全部持ってこよう。
釣れなくても2時間は投げ続けるのだ。 
(魚気が2時間数回だったので

帰りは高原ICから清武IC経由で大分へ、240km約3時間の行程。
 
大分から西米良村は2時間45分程度、西米良から御池までは2時間、御池から大分は清武IC経由で3時間。
この西米良村と御池との間に球磨川川辺川がある。
球磨川つまり人吉baseだと両方が1時間圏。 
これは来年への布石。 
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西米良村一ツ瀬川(20191013)

2019年10月13日 19時46分32秒 | 実釣
西米良村一ツ瀬川(20191013)


11時発14時着、約3時間。
まずバンガローという「お堂」にチェックイン、写真映えが素晴らしい!
暖色系裸電球もアウトドア的で素敵、その他にTVもコンセントも一切なく、もう最高にふるってる。
板目に保温シートが2枚敷いてあり、寝ゴザ2枚も完備済み、これで1泊千円
 
ここに自前のベットとシュラフをセットしてみる。
寓話「3匹の子豚」の次男の家が確かこんな感じだったかな、と思い出しながら。
藁、木、レンガの順で、これは木の家、オオカミに木っ端微塵に凄まじく吹き飛ばされるヤツ。
    
その寓話も踏まえ、大分の奥に素直に”こんなところに泊まることになった”と伝えると、
「修行してらっしゃい」
確かにその通り。
天気だけは良い。 

    
その後、お土産をあれこれ購入し温泉施設他をチェック、一ツ瀬川年券も購入(鮎込み四千円、20191231まで)。
田舎には珍しく対応が丁寧な御土産屋の彼女(多分私と同世代だろう)。
「鮎ですか?」
はい
「鮎はどーですかねー少なくなってますから」
ニジマスでも釣れればと思って
「、、、これを腕に巻いていれば何も言われませんからね」
ニジマスという単語にちょっと引っかかった印象、でも違反ではない。
接客丁寧な彼女も咎めはしなかったが、でも気はつけよう。
    

入渓1600−1730、村所役場前、村所橋水位計1.01m、晴れ。
3テイク2フィッシュ、オイカワのみ。
 
     
    
    
a)DH12ft#5/6、TEAL-Heavy-D-line#6F、フロロ2.0/1.5号、ショット1.0号(タングステン3.85g)、ドロッパー5本仕様

5)アレキサンダー#10
4)グリーンウェルズグローリー#10
3)インビクタパーリー#10 ←これ 1匹
2)フェザントテイル#12 ←これ 1匹
1)鹿革太中層グレ7号

マスなポイントからオイカワが出てしまい、マスは不在らしい。

水面には小さなライズリングがチラホラ、これもマスではない。

メンディングステイでショット3.85g(1号相当)が底を触らない。
やはり5gがベストか。
流速はないが水深はある今日の村所役場前。
より重いショットだと誘いの能率が上がる。
根掛かりしないギリギリで調節しよう。

以前Extra-ShortHeadで釣っていた頃は対岸に投げてゆっくりスイングして釣ったけれど、
意外と深いので底を流すのに苦労した。
高水位だと岸寄りしか釣りにならなかった。

今回はWF(TEAL-MSD#56)、12ftなので川中央から岸寄りのみがカバー範囲。
ただステイなので、ショット調節が合えばラン半分を舐めるようカバーできる。
メンディングステイだと釣りのテリトリーが限られ、でも居れば確実にコンタクトしてくる。

このカバー範囲はロッドの長さとラインの強さで決まる。
現時点では17ft、TEAL-MSD#89が、重いショットを使う釣りではベストだろうか。
それでも立ち位置から沖10m、下流15mの長方形領域は完全にカバー出来る。

で、村所役場前。
マスは圧倒的に不在。
多分エサで釣り尽くされたんだと思う、甘かった。
毎回そう思っていたのを今思い出した。

 
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鹿革太のタイイングデータ(20191013)

2019年10月13日 08時55分34秒 | 机上釣

鹿革太のタイイングデータ(20191013)

台風19号に被災された方々、必ず復興します、頑張って下さい。 


鹿革太のタイイングデータ。 


1)まず、道具の準備、ミシン針#14(Organ)、持針器、(ミミズ通し)、カッター、定規マット。
2)シザー、ピンセット、ペンチ、UVレジン、UVライト、手芸用UVライト大、爪楊枝、セメント。
3)鹿革、PEライン、スイベル。
4)スイベルにPEラインを結ぶ。
5)切出した鹿革頭部に約10mmで完全に切り込んで折半する。
6)尾部に、鈎とほぼ同じ長さで鹿革深さ2/3までのの割線を入れる(ここが重要)。
    
7)尾部割線からミシン針を頭部に、鹿革中央部で通し、ミシン針でPEラインを鹿革に引き込む。
     
8)バイスに鈎を固定し、PEの長さを調節しながら鈎に3重折返しで固定。
9)更に鹿革を巻き込んで鈎チモト部分で固定(この位置が決め手)。
10)UVレジンで仮止めし、頭部のスイベルを鹿革に固定する。
    
11)頭部のUVレジン固め。
12)尾部の余分な鹿革を鈎に添うよう小さくトリミング(ここも大切)。
13)最後は手芸用Vレジン箱で完全に固定(これなしだと硬化が不十分)。
     

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鮎毛針習作3(20191011)

2019年10月11日 23時15分52秒 | 机上釣

鮎毛針習作3(20191011)

秋田袖1号、他は以前と同じ。
下の鈎はビーズを無理やり入れたもの。


TMC108SP−BL#18にビーズを入れたパターン、ハヤやカワムツ用。
ポンド管釣りにも使える?
Headにパールレジンを添加してみた(下3本)。
パールを入れたほうが自然な感じになる。
このパターンの小針をハヤ、オイカワ、カワムツがバクバク喰う。
マス族はどうだろう?




TMC2488H#12、ヤマメ卵をイミテート。

ガラスビーズ黄、白熊アンダーヘア、ダンビルワックススレッドyellow6/0にて。
これはヤマメな管釣り、例えば木郷滝自然釣りセンターなどで使う鈎。

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西米良村に始まり西米良村に終わる(20191011)

2019年10月11日 18時48分53秒 | 机上釣
西米良村に始まり西米良村に終わる(20191011)
 
西米良村の残りニジマスと残り鮎をフライで釣るのが10月。
とすると10月はその年最後の総仕上げ、つまり1年〆の復習月になる。
そして翌11月から西米良村ニジマスC&Rと共に新年度が始まる。
 
11月:西米良村ニジマスC&R
12月:西米良村ニジマスC&R
  1月:御池ニジマス
  2月:御池ニジマス
  3月:渓流解禁
  4月:放流マス・ヤマメ
  5月:放流マス・ヤマメ
  6月:居着きマス・ヤマメ
  7月:居着きマス・ヤマメ
  8月:放流残りマス・居着きヤマメ
  9月:放流残りマス・居着きヤマメ
10月:西米良村一ツ瀬川で一年の総復習
 
西米良村に始まり西米良村に終わる。
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川ボラ大イダ川スズキ、でもハゼ漁とデカヤマメ漁が(20191011)

2019年10月11日 18時04分02秒 | 机上釣
川ボラ大イダ川スズキ、でもハゼ漁とデカヤマメ漁が(20191011)

いつでも出来るエア釣り。

川ボラは大分川なら干潮時の瀬落ちに群れる中型を狙う。
出来るだけ長いクリアリーダーでアップキャスト。
水面直下ギリギリを鈎が流れるようセット。
表層流を使ったラインテンションでアタリをとる。
鈎は蛍光黄~ピンク系の軸太小針、TMC2488Hなら#16前後。
ビーズ付きの細身な鮎毛針パターンが良いと思う(川魚がバクバク喰うので)。
もちろんドロッパーにて、3本から可能なら5本構成
オイカワ用鈎外しを使い、ネットやボガグリップは使わない。
12ftDH#56、DT#4Fのロングリーダーで極力静かにアプローチ。

大イダは同じポイントの深みをメンディングステイで狙う。
ショットは3.5g(オモリ1号相当)から5g(1.5号相当)を使う。
大イダなのでクイルウィング#10程度でOK、やはり3−5本ドロッパー。
12ftDH#56、TEAL-MSD#56にて。

リバーシーバスは潮が差し込んでから狙う。
ベストは大野川の超有名ポイント、しかし混み合う。
昼間なら空いている?
これは17ftDH#910(Clan)、WF#8−10程度。
市販ジグサビキをドロッパーにあてた鹿革太長2本針にて。
ショットは3.5g、澄んだ昼間条件で中表層のメンディングステイ。

こんなエアだけで、今月はもう十分かもしれない。


でもハゼとデカヤマメは漁の予定あり、これだけはエアではいけない。
この土日月は漁師になろう。

 
追記)
デカヤマメ漁は先方の都合あり順延。 
ハゼ漁は大分に限る必要はない。
日月は思いがけない予定になりそう。
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