極端に太いWFヘッド部分は水面へのアンカー、太いランニング部分はメンディングなどライン操作に使う。
RiverPeakのWFヘッドはやや短かいが、その分、水面アンカーの蛇行が減る。
DT、これはこれで究極に進化し尽くしたライン、一切の無駄がなく、これぞまさしく古典ラインの筆頭。
リーダーはフロロ5号で、古典は10−15ft、前衛は5−10ft程度。
(特にショートヘッドだと岩を抱きヘッドごとロストするのでシンクティップは不使用が無難)
ボディハックルのヘミウィング(20191029)
左からTMC2312#10、#12、#8、#10。
クイルはクロウ、ナイトヘロン、マグパイ、ナイトヘロン。
ボディハックルはコックケープブルーダン、同じく、シルバーフェザントブレスト、コーックケープブルーダン。
スロートはパートリッジ、同じ、シルバーフェザントブレスト、パートリッジ。
スレッドは茶と黄、ヘッドのみUVレジン固定。
テイルはボディハックルを流用。
今日はここで時間切れ、トラゴパンクイルは後日。
左端が良い型、でもまだクイルが長過ぎ、ここにショートバイトする。
次から潰したバーブ(返し)までにしよう。
ダブルバニーTMC2312#6(20191028)
右端のみTMC200R#6、湾曲が強く隙間が開いてしまう。
なので他はTMC2312#6、ボディは白熊アンダーファーでダビング。
スレッドは茶、UVレジン留め。
ファーの多いゾンカーテープで後7本は欲しい。
東京Oさん頂き物の特性チューブでも同型5本は揃えたい。
犀川殖産用の鈎。
追記)20191029
それから10/27に良かった「ヘミウィング」。
これをTMC2312#8−14で巻いてみよう。
まず#10-12だろうか。
ゲイブを超えない、ウィングはフックポイントまで。
ボディハックルは蛍光羽毛、UVレジン処理はヘッドのみ。
1本4−5匹で破損は承知の上で。
クイルウィングは、クロウ光沢青(一押し)、ナイトヘロン灰(次席)、トラゴパン半透明赤(濡れて半透明)、マグパイ光沢青(小型)
ボディハックルは、シルバーフェザンブレスト濃青、パートリッジ茶白
組み合わせ:
ナイトヘロン・パートリッジ、
トラゴパン ・パートリッジ、
クロウ・シルバーフェザントブレスト、
マグパイ・シルバーフェザントブレスト。
信州で追加巻きする準備も必要。
もし雨で犀川増水すれば鹿島槍ガーデンに退避予定。
増水した犀川は油断禁物。
九重キャス連の逆ペリーポーク(20191027)
午前中は九重FRでSH20m超のキャス連。
1)8.6ftSH#6、WF#6スローインタミ、フロロ1.5号/0.6号。
2)8.6ftSH#6、DT#4インタミ、フロロ1.5号/0.6号。
アタリ鈎は、鹿革小#16(TMC2312?)>ヘミウィング>鹿革太短#12>グリキン腰巻#12>>鮎毛針
対岸までエッチラオッチラ、シングルハンド(SH)でラインを投げ続ける。
後ろがあまりないのでバックキャストし難いが、対岸キワを狙い、いつものようにスペイ系。
SHのシングルスペイだとストレッチで広い面を使い左右に迷惑、なのでペリーポークになる(図1−3、オレンジライン)。
でも沈んだインタミラインが水に捕まり、失速して岸手前で落下。
水中脱出でエネルギーを使い切ってしまうのだ。
フロートなら問題ないが沈む系にはこれがある。
散々苦闘していると、偶然、ラインが逆ペリーポーク型になった(図11−13、赤ライン)。
このままバックキャスト・フォアキャストしてみると、Dループがビシッと決まる。
図11の点線黒丸に折り返したライン角を置き、バックキャスト(図12)。
これだけでラインが水中から完全に浮き上がる(図なし)。
リーダー以下は水面なままでフォアキャスト(図13)。
このリーダーがアンカーになり、フォアキャスト中に強いDループが出来る(図なし)。
このテンションのままホール・フィニッシュ、20m先でループが綺麗にターンする。
変えたのはバックキャスト方向と逆向きなライン位置のみ(図11)、リフト準備はこれだけ。
水面からメインラインが剥がれる直前にフォアキャストする。
押し下げられたリーダーがアンカーとなりフォアキャスト時の強いDを支える。
この時のDループは岸辺草木より高く跳ね上がる。
このコツは一点、バックキャスト直前に前に強く打ち出してライン角(図11点線黒丸)を作ること。
こうすると後ろ2−3mな九州管釣りでもシングルハンド・スペイで20m超が狙い易くなる。
(もちろんライン置き位置は、ライン番手・長さと立ち位置で若干違うけれど)
これは今日の最大の成果。
マスも本当によく釣れました。
ありがとうございます。
鹿革太短TMC2488H#12補充(20191026)
今日のアタリ鈎を補充、来週の関東出張に向けて。
鹿革太を15mmで切り出し、頭1−2mmで切り込み。
鈎を湾曲させた鹿革に通し、1mm残して鈎先を出す。
頭だけ止め、UVレジンフィニッシュ。
写真上2本は失敗、4−5mほど残してしまった。
左2本は#14、ちょっと窮屈か。
あとは全てTMC2488H#12で、特に右下3本が良いシェイプ。
こうしてみるとベントが開いたように見えるが、鹿革の中でしっかり原型保っている。
なのでバレにくい。
鹿革の縫方に簡単なコツあり、でもこれでフックアップはかなり改善する。
1本5分程度だろうかタイイング所用時間。
かなりエコなパターン。
この「銀杏」パターンはヤマメも好きで、アウトリガー止めアタリな必釣ハリの一つ 。
養魚場上がりのウブなマスは、このフォールに気の毒なほど反応する。
蔵王FSでもそうだったけれど、まあ、そんなパターンの一つだ。
久しぶりテラトコで10月初マス(20191026)
1400−1700、3時間、晴れ、気温15度。
1)8.6ftSH#6、WF#6スローインタミ、フロロ1.5/0.6号
2)8.3ftSH#4、ナイロン10号、フロロ2.5号/0.6号
時間10匹で30匹くらい?
アタリは鹿革太短TMC2488H#12>グリキン腰巻#14>鮎毛針>セーム革>フェザントテイル
16時半頃から40前後がガンガン掛かり出した。
10月初のマスに触れた。
今月はマスに触れるまでが長かった。
テラトコにはマスが一杯泳いでいる。
山口さんにそう言うと、
「鳥が来なくなったからなー」とシタリ顔。
結構な良型が行き交って、もうテラトコ本番。
今日の先行は久留米と長崎のフライマン2名のみ。
良型が釣れ続き、久しぶりにスッキリ。
御池3回目からハゼ大爆釣の夢(20191022)
5時起床、0600−0800、晴れ、ノータッチノーフィッシュ。
1)12ftDH#67、kencube-PH6(インタミ)、 フロロ3号、ティペット1.75号、ホワイトミラー
2)17ftDH#910、Rio-3D(HS1S3#12)、フロロ3号、ティペット1.75号、鹿革。
日の出前に着くと既に先客1名、餌釣り地元のご年配、もう何年も釣っておられるらしい。
「フライですか?」
ハイ、ニジマスでも釣れないかと思って、昨日はハスが釣れました
「ニジマスはねーよく釣れるよ、ホラこの画像(スマホの動画)」
ハァー大きいニジマスが沢山出るんですねぇ、、、
「これなんか40近い、これは50のヤマメ、顔が違う」
「カゴで寄せて釣る、去年は120匹以上、今年は117匹釣っている」
「5、6月が一番いい、冬は1匹でも難しい、ルアーは冬の方がいいらしいが」
「タナは10−15m、ニジマスは底にいる」
「漁協はここにニジマスをあまり放流したがらない、何故かは判らないが」
「時々バスも釣れる、仕掛けを上げてくる時に喰い付く」
「バスは白身だが、脂がない」
「年に2回、釣り大会で駆除しているよ、バスとブルーギルとハス」
「鮎も放流しているからバスに喰われるんだと」
鮎も入れてるんですか!
「うん小さいけどな、カゴつけてサビキで釣れるぞ」
釣りよりも耳学問に精を出す。
まとめると、
1)4月−9月は10−15mの湖底に回遊してくる
2)湖底の盛期は5−6月
3)水温が下がる時期(10−2月)は10−15mの湖底にはいない
4)冬場はルアーがよく釣れる(冬季は浅場に出てくる?)
この情報を今後に生かそう。
これから寒くなる時期は3mほど立ち込みkencube-PHで水面下1-2mをリトリーブ。
水温が上がる時期は10−15m沖の湖底駆け上がりをフルシンキングtype6程度で狙う。
透明度が高く静かな湖なので、水面を使うスペイは冬季だと魚が散って期待薄。
マスが湖底に沈む夏季(5−6月)なら、水面使って遠投し目一杯沈めれば可能性はある?
で、今日の釣り。
ウェイダーで3m先に立ち込むと岸に干渉せず良く飛ぶ。
でも水面は依然として静かなまま、ハスのもじりもない。
17ft#910を持ち出し投げてみても、単なるキャス練状態。
今日は時間がタイト、早々に切り上げ日向の見塩川河口へ。
私、大爆釣したハゼ を 絶対 夕方までに届けたい ので。
1000−1200、日向市見塩川河口、晴れ、海では恐ろしいほどサラシてる。
餌は青虫、静岡産釜揚げ桜海老。
流線12号を折る程の巨シロギス1匹のみ、ハゼ釣れず。
他にハゼ釣り師も見当たらず、釣具店は「みんな耳川(ミミガワ)河口に行ってますよ」と。
ポイント見事にハズしたらしい、ああ残念。
1400−1700、大分市大在から乙津港に急遽移動、しかし20cm超シロギス6匹のみでハゼ釣れず!
これまた残念。
シロギスALLリリース。
ハゼは一体何処にいったのか。
テラトコ山口さんに約束したハゼ天の具、これはちょっと果たせないかもしれない。
御池2回目(20191021)
1600−1800、曇り、尺近いハス1匹のみ。
1)12ftDH#67、kencube-PH6(type2)、 フロロ3号、ティペット1.75号、鹿革。
2)14ftDH#8、kencube-PH6(type2)、 フロロ3号、ティペット1.75号、鹿革。
3)12ftDH#67、kencube-PH6(インタミ)、 フロロ3号、ティペット1.75号、ホワイトミラー。
スワン左岸は、バサーが10人近く入れ替わり立ち替わりドンドン入る人気スポット。
私は前回同様スワンボートの右岸、長靴の立ち込みなしにて。
ExtraShortHeadなのでペンデュラムキャスト改、でもどうしても後ろの土手に干渉する。
やはり立ち込みは必須か。
これは特に2)でトラブル、鈎が湖の魚ではなく後ろの土手に喰われてしまう。
でも1)では20m程度と距離が出ず(3は30m程度)、日も沈んで諦めかけた。
おっと水面が騒がしい!
魚が回遊してきた。
岸から10mと1)で届く距離、浅場なのでヘッドを交換した3)で再トライ。
岸5mでホワイトミラーをテイク、結構走って引く、これはマスか??
幅広のデカいハス、こいつぁー引くわー
本日はこれにて。
御池用鈎、鹿革鈎リリーフ鈎、管釣り専用鈎(20191020)
日本ラグビーチームお疲れ様でした。
日本でもラグビーがメジャースポーツになったと感じています。
昨日今日と終日仕事。
夕に終えて帰宅、ラグビー応援の後、御池に多かったハゼ?をイミテートタイイング。
ラビットゾンカーのダブルバニー、TMC200R#6。
下2本はナイロン補強のマツーカ仕様。
ただ、水中でのフレアは減ってしまう。
耐久性をとるか、アピールを取るか。
、、、やはりアピールだよなあ。
ついでに鹿革太中(50mm)も追加巻き、スイベル8号(0.1g)。
針は上から、層グレ7号、4号、TMC2488H#12。
実はTMC2488H#12が結構フィッシュ率高かったりする。
もちろん30マスの話。
50オーバーならこの小針きっと伸される。
さらに巻きたかったセーム布(薄い鹿革)の”サビキ針”パターン試作。
管釣り専用、TMC2488H#12。
そろそろこの針も手持ち切れ気味、要追加購入。
この背の鹿革、ラビットのダビングで充分かも。
その方がタイイングは早い、が、釣れるか不明。
創意工夫は釣果をみてから。
鹿革太のタイイングデータ(20191013)
台風19号に被災された方々、必ず復興します、頑張って下さい。
鹿革太のタイイングデータ。
1)まず、道具の準備、ミシン針#14(Organ)、持針器、(ミミズ通し)、カッター、定規マット。
2)シザー、ピンセット、ペンチ、UVレジン、UVライト、手芸用UVライト大、爪楊枝、セメント。
3)鹿革、PEライン、スイベル。
4)スイベルにPEラインを結ぶ。
5)切出した鹿革頭部に約10mmで完全に切り込んで折半する。
6)尾部に、鈎とほぼ同じ長さで鹿革深さ2/3までのの割線を入れる(ここが重要)。
7)尾部割線からミシン針を頭部に、鹿革中央部で通し、ミシン針でPEラインを鹿革に引き込む。
8)バイスに鈎を固定し、PEの長さを調節しながら鈎に3重折返しで固定。
9)更に鹿革を巻き込んで鈎チモト部分で固定(この位置が決め手)。
10)UVレジンで仮止めし、頭部のスイベルを鹿革に固定する。
11)頭部のUVレジン固め。
12)尾部の余分な鹿革を鈎に添うよう小さくトリミング(ここも大切)。
13)最後は手芸用Vレジン箱で完全に固定(これなしだと硬化が不十分)。
鮎毛針習作3(20191011)
秋田袖1号、他は以前と同じ。
下の鈎はビーズを無理やり入れたもの。
TMC108SP−BL#18にビーズを入れたパターン、ハヤやカワムツ用。
ポンド管釣りにも使える?
Headにパールレジンを添加してみた(下3本)。
パールを入れたほうが自然な感じになる。
このパターンの小針をハヤ、オイカワ、カワムツがバクバク喰う。
マス族はどうだろう?
TMC2488H#12、ヤマメ卵をイミテート。
ガラスビーズ黄、白熊アンダーヘア、ダンビルワックススレッドyellow6/0にて。
これはヤマメな管釣り、例えば木郷滝自然釣りセンターなどで使う鈎。