なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

本日最終大分川(20190930)

2019年09月30日 22時50分36秒 | 実釣

本日最終大分川(20190930)

 
昼休み、大分川、桑畑橋水位0.73m、晴れ後豪雨。
a)DH12ft#2/3、WF#2/3F、フロロ3号、ショット0.5号(タングステン1.87g)、フロロ1.5/0.8号、6本ドロッパー。

ドロッパー構成1:
6)クイルウィング金胴
5)インビクタパーリー#10
4)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12
3)フェザントテイルTMC2312#12
2)黒川虫濃茶TMC200R#12
1)黒川虫oliveTMC200R#6

ドロッパー構成2:
1)のみ鹿革太中TMC2488H#12に交換 ←これ!


1テイク、1フィッシュ、29cm残りマス、タッチはこのテイクのみ。 


いつものクアハウス下から開始すると、下流からバリッと決めた餌師2名釣り上がり。
私は釣り下がりなのでいずれ交差する、釣果を聞こうと思っていたら、イキナリの豪雨と雷鳴。
とりあえず橋下へ避難、ここで餌師2名と合流。
名手餌師が0.4号でニジマス5−6匹、若君が0.8号で2−3匹、ともに25cm強。
「エノハが釣れればと思ったんですが、ニジマスばっかりですね」
居るには居るのだが、早朝薄暮以外はまず難しい。
ニジマスは時間を選ばないのだが。

さて、彼らがすっかり釣ってしまった後をフライで釣り下る。
要所要所は完全に無反応、たった今、餌師が抜いた後なので当然だ。

でも今日は2019年の最終日、この日に入れるだけで幸せ、そう思い釣り下る。

最終ポイント。
一見分かり難いけれど激しい表層流の下に掘れたカマと緩い底波があって、ここにマスが着く。 
ヒト流し目はカマを上滑りしてしまう。
なので次の操作が必要。
1)カマ/底波の直上で止め、前後のシャクリ/送り動作で沈め
2)底波に入れてから、3−5Hzのバイブと上下のリフト/フォールを繰り返す
3)浮けば再度、前後のシャクリ/送りで沈めて誘い直す
するとグンッとテイク、竿に乗った。 
”これこそ絶対獲りたい” とカマから引きずり出し最短コースでネットへ誘導。
獲って見ると、結構しっかり鹿革をテイク、多分バレなかっただろう。

正確に計測、尾ビレが痛みちょっと縮んだ印象、でも29cmあった。
厚く盛り上がった背がこの大分川に馴染んだ証拠、これなら来年は35cm超えか。

緩い流れにリリースし、システムを片付ける。
その間、ニジマスはユラユラと傍で付き添ってくれていた、ように見えた。 
単にへバッていただけだろうが、私が片付け終わって離れる時、
ホラホラと急かすとユラリと流れへ戻っていった。 

〆の大分川、これにて終了。


今年は色々あったが、私的にはかなり前進させて頂いた。
これも多くの方々のおかげ。
恩返しとして出来るだけ多くを記録していこう。

 

 

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五ヶ瀬中流域から五ヶ瀬町三ヶ所川(20190929)

2019年09月29日 21時37分04秒 | 実釣

五ヶ瀬中流域から五ヶ瀬町三ヶ所川(20190929)

0430起床、0600出発、0630着、0700実釣開始。

五ヶ瀬川中流域、0700−1030、五ヶ瀬川音の谷吊橋水位2.24m、曇り時々晴れ。 

a)DH12ft#5/6、TEAL-Heavy-D-line#6F、フロロ1.0/0.8号、ショット2.0号(タングステン7g)、ドロッパー5本仕様

ドロッパー構成1:フロロ1.0/0.8号
5)金胴腰巻#10
4)インビクタパーリー#10 ←これ 1匹
3)フェザントテイルTMC2312#12 ←これ 2匹
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12
1)鹿革太中層グレ4号 ←これ 1匹

リードだけ替えてもう一度。
1)黒川虫TMC200R#12濃茶 ←これ 1匹

結局、5フィッシュ、2バレ、今日は勝ち越し。

    


メンディング/ステイでいつも出る場からいつものように出た、その場を記録。
写真目線が立ち位置、赤サークルがいつものテイクポイント、ラインは10−15m程度。
今回はメンディング後にテンション掛けたらグンッと重くテイク(上魚写真右端)。 
決して大きくはないけれど、あの場所を狙ってテイクさせる快感が凄い。 
ヒト流し目ではテイクしないけれど、何度もステイ/シャクリ/送りを繰り返してのテイク、フィッシュ。 
メンディング/ステイだと狙って釣った感が最強、ウェットフライならではの醍醐味。 

その1時間後、最後のフィッシュで鮎よろしく引き抜きのタモキャッチ、が、失敗。
ドロッパー切れるは穂先折れるはで散々(幸い替え穂先あり)。
写真撮影だけは成功(上魚写真左端)。 

移動、 五ヶ瀬町三ヶ所川へリベンジへ

1100発、1130着。 

1200−1330、五ヶ瀬町役場下の三ヶ所川、曇りのち小雨。 

a)DH12ft#5/6、TEAL-Heavy-D-line#6F、フロロ0.8/0.6号、ショット2.0号(タングステン7g)、ドロッパー5本仕様

ドロッパー構成3:フロロ1.0/0.8号
5)金胴腰巻#10
4)ジンジャークイル#10
3)フェザントテイルTMC2312#12
2)インビクタパーリー#10
1)黒川虫TMC200R#12濃茶

横走りするシバヤマメ1匹バレ、他、15cmのイダ祭り。
イダ(ハヤ)は横走りせず竿と反対方向に走るのが特徴、でもこんな日はそれも楽しい(写真無し)。

 TEAL-Heavy-D-line#6FでHeavyショット7gのスペイ投げする練習に専念。
(この三ヶ所川に釣り人を全く見ない、ヤマメ魚影が極端に薄いのだろう) 
まず15m程度投げ、直ぐメンディング開始。 
Headをロッド中程に引き込んでシングルスペイするとタングステン7gが飛んでいく、絡みも無し。
ダブルスペイはもっと練習が必要、ダブルにはロングロッドが適している?

この調子だと、 TEAL-Heavy-D-line#8Fならタングステン10gでも上手く投げれるのではないか。
メンディング能力はノーマルなDTやWFに比べても最高。
唯一の欠点はHeadが太いので流れに揉まれやすい点か。
でもこれも誘いに活かせば利点になる。
犀川に向け整理していこう。



帰りに日之影温泉に立ち寄り湯。
鮎師が4人、カッコ良い。
鮎師は何故か皆細いのだ。
しかし物凄い水量。


禁漁まであと1日。 

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五ヶ瀬川中流域と五ヶ瀬町三ヶ所川(20190928)

2019年09月28日 21時16分36秒 | 実釣

五ヶ瀬川中流域と五ヶ瀬町三ヶ所川(20190928)

0630起床、0900出発、途中通行止めあり迂回、1000着、1030開始。

五ヶ瀬川中流域、1030−1330、五ヶ瀬川
音の谷吊橋水位2.44m、曇り時々晴れ。

a)DH12ft#5/6、DT#6F、フロロ1.5/1.0号、ショット1.5号(タングステン5g)、ドロッパー7本仕様

ドロッパー構成1:フロロ1.5号/1.0号
7)ホワイトミラー#10
6) 金胴腰巻#10
5)クイルウィング金胴#10
4)インビクタパーリー#10
3)フェザントテイルTMC2312#12 ←これ
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12
1)鹿革太中層グレ4号 ←これ

この構成で2フィッシュ、でも続かない。
ティペットを細くして鈎を5本に減らす。

ドロッパー構成2:フロロ0.8号/0.6号
5)クイル胴ソルトハックル#10 ←これ
4)インビクタパーリー#10
3)フェザントテイルTMC2312#12 ←これ
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12 ←これ
1)鹿革太中層グレ4号  

ティペットを細くするとテイク復活、3フィッシュ追加、型は20前後。
結局5フィッシュ5バレ、勝率5割。
    

タングステンショット5gを使用、ラインはDT#6Fを選択。
しかしスペイでショット5gにラインが負ける。 
3.5gまでならOKなのだが。

移動、 五ヶ瀬町三ヶ所川へ。
雨で簡単に増水するらしく、昨日の五ヶ瀬川上流域より高水位。
道路からチラ見すると、何やら良さ気な感じ。 
    
  

1530−1630、五ヶ瀬町役場下の三ヶ所川、曇りのち小雨。

b)DH12ft#5/6、TEAL-Heavy-D-line#6F、フロロ0.8/0.6号、ショット1.5号(タングステン5g)、ドロッパー5本仕様

ドロッパー構成2:フロロ0.8号/0.6号
5)クイル胴ソルトハックル#10
4)インビクタパーリー#10
3)フェザントテイルTMC2312#12
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12
1)鹿革太中層グレ4号   

一度だけ明らかな引き込みがあったきり。
テイク1回、ノーフィッシュ。

ラインは杉浦雄三氏TEALのHeavy-D-line#6F、太めのWF。
これだとショット5gをスペイで飛ばせて5本ドロッパーも絡みなし。
Heavy-D-line#8なら、タングステンショット7gでもスペイ投げ出来るかもしれない。 

三ヶ所川は、テイク1回あっただけでもラッキーだと思う。
また、杉浦氏TEALラインでHeavyショットのスペイ投げが上手くいったことも今回三ヶ所川の収穫の一つ、負け惜しみのようだけれど。

明日は杉浦氏TEALラインがもちろん先発。
禁漁までラスト2日。 

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五ヶ瀬川上流域(20190927)

2019年09月28日 07時38分33秒 | 実釣
五ヶ瀬川上流域(20190927)

本日休暇、0630起床、0909発、現地着1230(内休憩1時間、よっちみろや)。

よっちみろやで昼夕食を兼ねて食事、惣菜コーナー。
「北浦林さんち」シリーズが特にオススメ、濃い目の甘味が特徴。

現地でシステム準備しながら空き待ち、実釣開始は1400。
    
  

1400−1800、4時間、音の谷吊橋水位2.47m、曇り時々小雨。
5フィッシュ、2バレ(多分シバヤマメ)、タッチは少なかった。
a)DH12ft#2/3、WF#2/3F、フロロ3号、ショット0.5号、フロロ0.8/0.6号、3本ドロッパー。
ドロッパー構成:
3)インビクタパーリー#10 ←シバヤマメx1
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12 ←シバヤマメx2、20弱ヤマメx1
1)鹿革太中TMC2488H#12 ←20強ニジマス放流残り物


 

平日だが釣り人は相変わらず多い。
500m間隔ではないか。
今回の入渓点も空き待ち、餌師脱渓をお待ちしてからの入渓。

五ヶ瀬上流域、本気の入渓は初。
水がきれいで底石も澄む。
起伏はフラットでスイング出来る場も多い。
大場所は深い淵、ショット1.5号以上のアウトリガーまたはメンディング/ステイな場。
今回は0.5号(1.8g)相当の軽いショットで通した。
本当は1.0号(3.5g)以上がマッチしたかも。

水勢は流石五ヶ瀬川、見た目軽くてもいざ浸かると重く太い。
雨後だからか水量もかなりある。

ヤマメは流心の底石裏のくぼみ、ステイで上から落とし込んでバイブ/シャクリ/送りでフィッシュ。
残りマスは舐め床のカーブ、対岸壁沿いにメンディング/ステイすると引き込んでテイク。
でも上に登るので竿に重みが乗らず魚影見ながらのランディング。
ネットでポロリと鈎が外れた。

芝ヤマメはスイングだったりリトリーブだったり、シャクリ/送りだったりと多彩。
0.8/0.6システムが良かったのだろうか。
でもロストしやすい構成で、キャストや流しが慎重になる。

18時頃にはほぼ闇夜、もうそんな季節になった。
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アタリ鈎補充(20190926)

2019年09月27日 00時17分55秒 | 机上釣

アタリ鈎補充(20190926)



TMC2312#12、グローフロス、ランドティンセル金fine、ポーラーベアアンダーファー、パートリッジ、UVレジン、フェザントテイル。

「Steelhead Nymph」のコピー
https://www.youtube.com/watch?v=fPQFtPByWZg

先日巻いた同型鈎は7本ドロッパーにいってしまったので、新たに3巻追加。 
本来ならこの時期のヤマメ、フィッシュイーター化して虫パターンは効かないなずなのだが、先日の花合野川で若先生2匹キタので、ものは試しに先発投入へ。

ウェイト無しなのでマルチドロッパーのリードには不向き、 でも3−4本ドロッパーならリードに使える?

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鳴子から花合野経由で大分川(20190923)

2019年09月23日 22時28分25秒 | 実釣

鳴子から花合野経由で大分川(20190923)

九重温泉、湯布院湯平温泉、長湯温泉と温泉街な釣り場。
0630起床、0745出発、0830九重着。
鳴子川の堰堤下では既に県外若人餌師が実釣中(先日の若者とは別人)。
目的の場所には先行者なし、よっしゃー!

鳴子川、0900−1000、メルヘン大橋水位0.86m、曇り、薄濁り。
   

a)DH12ft#5/6、WF#5/6F、フロロ1.5/1.0号、ショット1.0号、ドロッパー7本仕様
ドロッパー構成:
7)ホワイトミラー#10
6) 金胴腰巻#10
5)クイルウィング金胴#10
4)インビクタパーリー#10
3)フェザントテイルTMC2312#12
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12
1)鹿革太中層グレ4号 

ノータッチ。
今期最終の鳴子川、また来年。 

花合野川、1100−1300、曇り、濁りあり
b)7.9ftSH#2、シューティングライン・インタミ(0.8mm)、タングステン粘度オモリ、フロロ1.5/0.6/0.4号、ドロッパー3本
ドロッパー構成1:
3)クイルウィング金胴#14
2)フェザントテイルTMC2312#14
1)鹿革細小TMC2312#16
タッチ多数、 5フィッシュ、3バレ。
    

アマゴ幼稚園、若先生おらんの?

ドロッパー構成2:
3)クイルウィング金胴#14
2)フェザントテイルTMC2312#14
1)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12(20190922に巻いたもの)
リードを変えると途端に2テイク、2フィッシュ、若先生キターッ





このグロー緑、「Steelhead Nymph」のコピー。
https://www.youtube.com/watch?v=fPQFtPByWZg
花合野川も今期終了、幼稚園児だが魚影は濃く、来年もよく釣れるだろう。
若い保母さんも来年は園長級か。

大分川、1400−1700、3時間、万象の湯下から天満橋まで、曇り、濁りなし!

c)DH12ft#2/3、WF#2/3F、フロロ3号、ショット1.0号、フロロ1.0、7本ドロッパー。
グロー緑が花合野川でアタったので2本付けした。
*大分川にはショット0.5号(1.87g)程度がベスト、必要ならタングステン粘土オモリにて対応する。
ドロッパー構成:
7)ホワイトミラー#10
6) 金胴腰巻#10
5)クイルウィング金胴#10
4)インビクタパーリー#10
3)フェザントテイルTMC2312#12
2)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12←30マスはこれをテイク
1)グロー緑フェザントテイルTMC2312#12

3テイク、1フィッシュ、2バレ。

リードがノーウェイトなので、シャクリ/送りでフックセットしにくい?
今後、リードにはウェイテドor鹿革orチューブorイントルーダーが候補。

フィッシュはジャスト30。
右口許が壊れていて、こちらが20190905のマスだった?


さんざん走り回ったマス、これも来春は35超か。

大分川、タッチは随分減ったが気難しい強いマスが残っている様子。
底攻めでもカワムツ不在な場がそこ。

逆にカワムツがバンバンくる場はマス不在、例えば今期天風庵前とか天満橋付近とか。
マスが釣り切られたか川床が荒れて餌がないのか。

でも大分川、全体を見ると今期は当たり年に思える。 
来年春も多分当たり年で、解禁当初からフィーバーありそう。

大分川のライセンス料は年券5千円(鮎込)。
釣期は3月1日から9月一杯、釣券は長湯中央タクシー隣の森永釣具店。

しかし長湯温泉は凄い。
何せ日本一の炭酸泉、良い温泉体験間違いなし。

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禁漁まであと1週間ほど(20190922)

2019年09月22日 22時57分16秒 | 机上釣

禁漁まであと1週間ほど(20190922)

昨日から今日にかけて仕事、夕あがり。
台風も大分は風台風?
雨量は宮崎県ほどは降っていない。
各地の水位計は、大分では目立った増加はなく、明日の水質は薄濁り止まりか。
さすがに朝一は厳しいだろうけれど。

今日はまず、鹿革のミニスカ化と使い古し針の電動グラインダー研ぎ直し。


次にチラシ鈎補充、ヤマメ針7号のPE緑100LB。
ヘラ浮きトップ用チューブのパターンにアワセるもの、純粋なヤマメ用。 
間隔は7−8mm。


最後がTMC2312#12のフェザントテイルのグロー緑パターン2本と#10のボディハックル1本。
五ヶ瀬中流域で効くのを期待して。
この緑2本は「Steelhead Nymph」のコピー。
https://www.youtube.com/watch?v=fPQFtPByWZg

 

でもさて明日の釣り場が難しい。
小場所は大丈夫だろうが、それ以外は濁って高水位? 
土地勘のあるところを回ってみよう。 

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タングステンチューブのショット(20190920)

2019年09月20日 22時43分29秒 | 机上釣

タングステンチューブのショット(20190920)



こうしてみると、ティンセルはラウンド、下糸は蛍光のPEスレッドが良さそう。
長い方がタングステン大(3.3g:1号相当)、短いのが小(1.7g:0.5号またはガン玉5B相当)。 
これにハックルを巻くと普通にチューブフライになる。
それをショットとして使う、ちょっとした贅沢。 

追記20190922)
JKのCalorina Stick の中通しチューブはキャスティングで破損する可能性大。
別に1.5mmビニルチューブを通し直す必要がありそう。 

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これは獲りたい大分川昼(20190920)

2019年09月20日 20時24分14秒 | 実釣
これは獲りたい大分川昼(20190920)



大分川、昼休み30分、桑畑橋水位0.71m、曇り。
2タッチ、1テイク1フィッシュ、ネイティブ化したマス32cm(正確に測定)
a)DH12ft#2/3、WF#2/3F、フロロ3号、ショット0.5号、フロロ1.0、4本ドロッパー。
ドロッパー構成:
4)金胴クイルウィング#10
3)フェザントテイル#12
2)インビクタパーリー#10
1)鹿革太中TMC2488H#12号ミニスカVer.←これをテイク

水勢の強いカマ、サイドから流し込んで真上から落とし、シャクリのバイブで散々誘う。
穂先に”ガクッ”と乗り、あとはガンガン絞ってバンバン飛び、ラインまで引き出してのネットイン。
「これは獲りたいーっ」
竿が伸されそうになり、やはり叫んでしまう。

このマスは多分、「大分川夕(20190905)」で4本鈎を持って行ったヤツだ。
口許にはもうそれが残っていない、まあ当り前だが。
これも来春には40に成長するだろう。

生き残って、しっかり育てよ。
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ウェットフライの記録(20190919)

2019年09月20日 07時44分57秒 | 実釣
ウェットフライの記録(20190919)

バイブスイングは2013年当初からネット勉強で、3-5Hzトゥイッチ1)として使い始めた。
今でこそ当たり前だが、当時の私は「凄い技術を身に付けた!」と興奮していたのが、今となっては恥ずかしく、また懐かしくもある2)


シャクリ/送りはやはり2013年頃、夏の自然渓流で「小手打ちリフト」として3)、ポンド管釣りでは冬の「フォール/ジャーク」として使い始めた4)
そのヒントが度重なる「渓流でコケた時に限ってフィッシュする」体験。
それが今年のシャクリ/送りに繋がった。


メンディング/ステイは2018年頃からニュージランドのフィッシングガイド佐藤玄氏の情報で勉強した。
以前からメンディングを知りこそすれ使えてはいなかった5)
しかし、佐藤玄氏のNZメンディング6)を学んでから大きく前進し、「イダを狙って釣りまくる」ようになった7)
さらに今年、そのNZメンディングがウェットのメンディング/ステイへと進み、マスが釣れ続く素地になった。


これらのメンディング/ステイ、シャクリ/送り、バイブスイングは2019年5−7月の荒雄川で初めて合体した8−9)
もちろんクランの世界を教えて頂いた東京Oさんのお陰でもあるが8)、ここで最高の経験を積むことが出来た。
この経験は8月からの大分川、鳴子川、五ヶ瀬川中流域に最大限に活きた10−13)


これまでの記録を整理すると、難問「表層流を掻い潜り、底流のみをスイングさせるラインシステム」14−15)の答えが出た。
つまり、十分なショットを使い、メンディング/ステイからシャクリ/送りで底波に入れ、バイブスイングとライゼリングリフトを行うと、「表層流をかわし底波にアンカーを入れた釣り」になるのだ。
どんな複雑な大場所でも同じことが当てはまる。
かつて水流抵抗を避ける目的で極細PEリーダーを使ったことがある16)
結果は高切れ、以降、切れない太さのリーダーを使うようになった。


そして、これらの釣り方を支えていたのが、実はショット(シンカー)だった17)
これには本当に驚かされた。
自然渓流でシンカー挙動さえコントロール出来れば、かなり釣りは進化する。


この場合、シンカーはタングステンがイチオシ。
環境保全の観点で、鉛から早く卒業しよう13, 18)

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底波にアンカーを打つ(20190918)

2019年09月19日 21時17分48秒 | 机上釣
底波にアンカーを打つ(20190918)

目に見える部分は光の幻であって、真実は見えない水底の底波にある。
水面上のフライライン、水中のフロロリーダーは目に見えこそすれ、そこに求める真実はない。
真実は水底付近の底波のシンカー、それがどう挙動しているかだけが唯一絶対の価値。
その目に見えない底波のシンカーを「勘」で追う。
これまでの知識と経験の総和な「勘」で、目には見えない真実を求める。

「勘」がそこにマスの巣があることを伝え、それに応え全力で誘い出す。

テイクがつく/つかない、フィッシュする/しないは、また別の次元。

目に見えぬ「勘」で水中の唯一絶対の価値を追う。
その瞬間の絶え間ない連続は、もはや美そのもの。

勘を極めて美に至る、その道として、釣りは最も身近な一つ。
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ちょっとテラトコ(20190918)

2019年09月19日 20時30分33秒 | 実釣
ちょっとテラトコ(20190918)

     
午前中の移動時間にちょっとテラトコ、山口さんにマス餌代を届けに行った。

「養魚場が軌道に乗りそう、延岡までニジマスを持って行って海でデカくするらしいで!」
「奥さんもそこに就職して隣の養魚場を管理するんじゃと!」
よかった、本当に良かった!

ちょうど地元のルアー師実釣中、斜め向かいに入る。
気温20度、晴れ。
1)7.9ftSH#2、シューティングライン・インタミ(0.8mm)、フロロ1.5/0.6号
鈎はフェザントテイル腰巻#12→鹿革小黄#16→鹿革太中TMC2488H#12ミニスカVer.
フィッシュ時速は1匹/5分程度、水温が下がったのかマスが沈んでいる。
ただ、まだポンド内でマスが偏っている様子、もう少しでポンド全体に散らばると思う。
 
写真は大分川でもお世話になっているおなじみのマス。

平日で2人きりのほぼ貸切状態、これで釣れないはずがなく、超楽しい。

おっと今日はマス餌代の入金日、釣りが目的ではない。
仕事に戻らねば。

大分に帰る途中、野上川に福岡ナンバーの車、谷上から覗くとフライフィッシャー、ドライで釣り上がり中。
私はドライはしないのだが、ヤマメのフィッシュが見られれば、と声をかけずに見学。
まあ、実釣中に10m以上も頭上から大声かけられたら迷惑だし危険ですらある。

しばらく見守って大分に帰った。

で昼食を買いに近くのスーパーに寄ると、今年定年退職した釣具屋のJさんが!

どうしてます?
「最近、バイトばっかり」
そうですか、元気そうで何よりです!

久しぶりにお会いできて、嬉しかった。
でも退職されて少し寂しかったんですよ、とは伝えられなかったけれど(私は熱心な常連ではなかったので)。
そのうちまた、お会いできるだろう。
それがまた楽しみ。

仕事に戻ってふと思った、今日は本当に特別な日だ。
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メンディング/ステイ/シャクリ/送りとアンカーショット(20190919)

2019年09月19日 18時00分02秒 | 机上釣

メンディング/ステイ/シャクリ/送りとアンカーショット(20190919)



上図はショットが軽い場合(Light sinker)、下図が重い場合(Heavy sinker)
メンディング/ステイ/シャクリ/送りを繰り返すと、普通は水流圧(水色矢印)で浮き上がる(上図上向き赤線)。
でもショットが重い場合、逆に沈んでいく(下図下向き赤線)。
底波に入った後のシャクリが「ライゼリングリフト」になり、マスがテイクする。
その前の「ネバいような重み」が底波の感触で、ここにマスの巣がある。
ステイさせて「これでもか」と誘い倒す。

もしミステイクまたはノータッチな場合
1)ダウンクロスでサイドから入れ直す
2)バイブスイングで誘いながら核心部の天井位置へ移動させる
3)シャクリ/送りで 「マスの巣」に直上から落とし込む
4)ネバい底波抵抗を感じながらシャクリ送りで上下に、バイブスイングで左右に、それぞれ誘い倒す
これでもダメなら今回は諦め、次回また攻略する。

追記)
この方法は、ipsに関わらずシンクリーダーでは決して成り立たない。
理由は、シンクリーダーそのものが水流圧で押し上げられるからだ。
シンカーだと底波そのものにアンカーが入るが、シンクリーダーだと底波からはみ出た部分に水圧が掛かり底波から”引き抜かれて”しまう。
だからシンクリーダーでの底波アプローチは多分一発勝負となり、釣りの効率はかなり低くなる。
もちろん、釣れないのは承知の上でウェットフライ、ではあるのだけれど。
底波アンカーを知ってしまうと、もう以前の方法には戻れなくなる。

ただ、ショット(シンカー)はあくまでもタングステン、環境保全から鉛は出来るだけ避けたい。
ここはとても大事だと思う。

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ドロッパーのレギュレーション(20190918)

2019年09月18日 22時34分04秒 | 机上釣

ドロッパーのレギュレーション(20190918)

管理釣り場でのドロッパー規制を調べると、自然渓流タイプでは実質許可、止水では不許可がスタンダード(例外は佐賀の平之ニジマス釣堀公園、でも止水なので不使用が礼儀)。

まず九州圏で比較。

大分県
梅野川C&R区間:ドロッパー規定なし、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
てらとこ:ドロッパーだめ、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
九重FR:ドロッパーだめ、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
フィッシングパーク山セミ:ドロッパーだめ、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
志高湖フィッシング :ルアーのみ(ルアータックルのフライは規定なし)、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
熊本県
梶原川C&R区間:ドロッパー規定なし、当然バーブレスフック。
木郷滝自然釣りセンター:ドロッパー規定なし、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
宮崎県
一ツ瀬川冬季ニジマス釣り場:ドロッパー規定なし、C&R期間は当然バーブレスフック。
佐賀県
平之ニジマス釣堀公園:ドロッパー規定なし、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
福岡県:情報無し
長崎県:情報無し 

次に、行ったことのある管釣りで比較。

止水ポンド管釣りは基本、ドロッパー不許可、当然バーブレスフックでダブルフックは使えない。
・としまえんフィッシングエリア(東京)
・フォレストスプリング系列(那須白河、蔵王)
・フィッシングレイクたかみや(広島)
・鹿島槍ガーデン(長野)
・BF松本(北海道)
・10pound(北海道)

 自然渓流管釣りは基本、ドロッパー規定なし、当然バーブレスフックでダブルフックは使えないのがほとんど。
・荒雄川(宮城)
・会津大川田島地区(福島)
・会津大川若松地区(福島)
・箒川(栃木)
・犀川殖産地区(長野):トリプルフックはご遠慮くださいとのこと、それ以外はOK
・阪東・子持冬期釣り場(群馬)

ただし、自然渓流管釣りの場合、ドロッパーは2本構成が大多数。
犀川殖産になると3本ドロッパーも聞くけれど、多鈎は絡むので敬遠される。
なので2本までが実用的なのだろう。 
丁寧にキャスト出来れば10本でも絡まないだろうが、管釣り場への礼儀として、やはり3本までかなあ。
もし4本目が必要なら、テイクされない程度にデコレートしたショットを使う。
そうすると2本鈎でも3本ドロッパー、3本鈎でも4本ドロッパー効果が期待出来る。 

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犀川殖産に向けて(20190917)

2019年09月17日 23時39分14秒 | 机上釣

犀川殖産に向けて(20190917)

水面はフラットで水底に起伏のある瀬。
開けた流れに陽が差し、風が渡る。
その水に入り、ラインで鈎を操る。
マスは必ず反応する、そんな安心感がある。
流心向うに膨らんだラインが、ふと引き込まれる。
テイクだ。
竿を立てるとバンバン飛んでギュンギュン絞る。
これは獲りたい、思わず声に出る。
マスがネットに滑り込み、有難う、よく釣れてくれた!


でもその立役者は竿でもラインでも鈎でもない。
実はシンカーだ。

もしシンカーが軽かったら鈎はマスに届かない。
それが合っていたからこそ釣れただけだ。


これを犀川殖産で考えてみる。
広大な川幅に押しが強く深い川底、その底波にマスが居る。
これまでRioのInTouch Level TのT-20で釣っていた。
でも思うようなコンタクトは得られなかった。

同時期同ポイント同時間内に餌師は10匹超を釣る。
単純計算でフライの10倍以上。
餌効果もあるが底波に確実に入れる流し方。
フライは流れ逆引きなので底波に入れ難い。

餌師の犀川殖産情報を調べると、オモリは5Bから1.5号程度らしい。
これは上記RioのT-20だと 1-4 feet (0.3-1.2m) に相当する。
犀川殖産のシンクリーダーはT-20前後を1.5−2.5m(6.5-10.4g)で使う。
餌師のオモリよりずっと重いが、その太さが水圧に押され簡単に浮いてしまう。
この現象はラインを止めると(ステイ)、鈎が浮き上がるので如実に判る。
つまりどれほど重いシンクラインでも、ステイの底波攻めは困難なのだ。

犀川殖産での対応策。
細いリーダー(フロロ5号程度)にショットを組み合わせる。
餌が1.5号(5.63g)なので逆引きフライなら2号(7.50g)以上を選択。
オモリ2号(7.5g)は、Rio T-20の 5 feet (1.5m) に相当し、これは犀川殖産フライで常識的な範囲。
すると7g相当のタングステンシンカーが要る。
探すとJKタングステンシンカー CAROLINA STICKが見つかった。
https://www.jackall.co.jp/bass/products/accessory/sinker/carolina-stick/
なので早速 CAROLINA STICK 3/16oz(5g)と1/4oz(7g)を購入。

メンディングのステイ/シャクリ/送りではラインの水抵抗を強く受けるため、餌師よりはるかに重いシンカーが要る。
でも過度に重いと根を引くし、何よりキャストコントロールに失敗する。

大分川だと1.87g、鳴子川だと3.75g、五ヶ瀬川中流域だと5gがマッチした。
この経験から、水勢のより大きな犀川殖産では7g以上*が必要だと感じる。
 *10g超(オモリ3号)はビニルチューブで連結すれば対応可能
ラインは#8以上、メンディング出来ればフライラインは何でも良い。
太めのランニングライン(径1.0mm)に繋げば50m超の範囲で広く探れるかもしれない。


私にとってシンカーを使ったノーマルラインのメンディング/ステイ/シャクリ/送りは全く新しい世界。
この冬の犀川殖産遠征が待ち遠しい。

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