なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

五ヶ瀬川と全遊動ウキ(20141130)

2014年11月30日 20時58分55秒 | 実釣
五ヶ瀬川と全遊動ウキ(20141130)

下流域での練習、笠下橋上の瀬(笠下の瀬)、対象魚は雑魚(ウグイ、川ムツ、オイカワ、マゴイ)、0930-1100までの90分間。
川水流水位は-0.28m、結構な渇水。



瀬落ちの立ち位置より。


14ft#8DH、モノフィラ36lb+kencube-powerhead8(3m21g)Floating/Type4+5ftティペット1.5号、#14ニンフ。

瀬落ち下の巻き込みにウグイ?の魚影あり、これを狙う。


しかしSHが流れに巻かれ、目的の魚影になかなか仕掛けが通らない。

試しにSHを外してショット5Bのルースニングに切り替えると、ようやく目的のポイントを通るようになる。
しかし既に魚影はない。
また仮に有ったとしてもフライをテイクするとは限らない。
ダメ押しでマーカーも外してトロッティング(ショット5B)で流し込みバイブ誘い。
でも、全くの無反応。

流芯では根掛りがなかったので、Type4ティップでも鈎がタナに届かなかったのかもしれない。
するとこの手のポイントで底を通すためには、extrasinkingポリリーダー/リードライン/RioTシリーズ/ガン玉5Bx2などが必要か。

この他、対岸の岩盤際や水深のある大場所で、フライラインを水中に立てて遠くまで流すためのシステムを試した。
SHの上に軽い全遊動ウキを置く方法。


ランニングラインによる岸方向ベクトルを、ウキの水面スキップによる下流方向ベクトルで打ち消そうという構成。


沈降方向ベクトルは鈎や仕掛けの沈む方向を、スイング方向ベクトルはそれぞれの時点でのスイングしていこうとする方向を、それぞれ示す。
その他のベクトルは名前の通り。

「ノーマルシステム」では下流方向ベクトルが小さく(そういうタックルを使用しているため)、ランニングライン方向の岸よりの力が強く働き、システム全体が早く岸に寄ってしまう。
これでは対岸の岩盤沿いを狙う時に困る。

「全遊動ウキ追加システム」では全遊動ウキが早い表層流をスキップし下流方向ベクトルが非常に大きくなる。
するとランニングライン方向の岸よりの力に打ち勝ち、システム全体を下流へと押し流す。
欠点として、この下流方向の大きなベクトルは同時に重力方向のベクトルにも打ち勝つため、同じ重さの仕掛けでは沈み難くなる。
対策として、より底層を通すために、より大きな重力ベクトルを持つシンキングリーダー/ショットなどをシステムに追加する等。
この全遊動ウキを使うと、少なくともシステムが対岸の岩盤沿いを通るようになる。
問題は、その鈎のタナの調整。
こればかりは現場で何度も調整し直すしかないのだろうなあ。
「カン」が「偶然」を超えるまで、経験を積まねば。

今日はこの全遊動ウキをこの笠下の瀬で試した。
対岸の岩盤沿いをずうっと流れていく。
が、対岸の結構いいポイントに倒木が沈んでいるらしく、ここに差し掛かると鈎が全て引っ掛かる。
それで対岸沿いは諦めて、流芯の深みを狙う。
が、表層流が早いのと流芯が深いのとで鈎が底を通らない(根を触れない)。
この時はまだ「重力ベクトルが足らない」ことに思いが至らず、早々に諦めてしまった。

この「全遊動ウキ追加システム」の使えるポイントは下記。
1)対岸の岩盤(テトラ)沿い
2)流芯に沈んだ大岩の向う側
3)流芯の長く深い溝の中
4)非常に広く深い巨大な大場所

現時点でのベストは、全遊動ウキに「石垣商店の本流ウキ」、SHにフルシンクのType2-8の3-4m程度。
下流方向に鈎が引かれるので、よく泳ぐ鈎を選択。
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シューティングヘッド先糸としての10mPEライン(20141129)

2014年11月29日 21時40分19秒 | 机上釣
シューティングヘッド先糸としての10mPEライン(20141129)

50m超のキャストでは、ランニングラインの処理が必ず課題だ。
つまり、50m超えたと感じる程シューティングヘッド(SH)が加速しても、勢い余ってランニングラインが絡み、途中で落水する。

SHのキャストのスピードが増す程、ランニングラインの絡みは増える。

遠投ではランニングライン処理がキーポイントなのだ。

姑息的ではあるが、このランニングラインの絡みを減らすために(もちろんラインバスケット/ラインパレットもお役立ちだが)、
3-5mのSHとランニングラインの間に50lb以上のPEを噛ませることを考えた。

細いPEだと切れてSHをロストする(SHは5000円前後で高価)。
なので50lb以上、つまり3号以上のPEラインをSHとシューティングラインの”コネクター”として介在させては、どうだろう?

細くて軽いので、SHだけを流れに乗せる場合には有効だ。
これを10m程度取ると、ランニングラインの絡みが減るかもしれない(処理するライン長が減るので)。

遠投する場合には、この方がむしろ好都合かも。
ターンには介在させたPEは無関係だし、スイングにはむしろSH中心に自由度が増す。

ただPEは、そうはいってもトラブルは多い。
50lbでも心許ない。

PEは70lb(6号)?、60LB(5号)?、50LB(4号)?

これからすると、PE60lb程度でよいかもしれない。
しかし、SHをロストしないよう使い捨てることになる。
10m毎で使うとすれば、PE5号の方が安全か。

PE5号。
探すと「デュエル ハードコア X8 300m」がある(60LbsMAX強度:27kg、4号相当とのこと)。
http://www.amazon.co.jp/デュエル-DUEL-HARDCORE-300m-3-0号/dp/B008UQKB9Q/ref=sr_1_3?s=sports&ie=UTF8&qid=1417266051&sr=1-3&keywords=pe+5号+300m

取り敢えずこれでやってみよう。

また、こんなPE(0.3号で1号相当の強度)も見つけた。
ギアラボ EXXA 0.3号15LB
http://www.gear-lab.com/products/detail236.html

ヤマメやマスが視力より側線でハリスの太さを感じているとすれば、究極に細いPEラインはティペットとして使えるかも。


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マゴイのルースニングとマゴイフライ(20141129)

2014年11月29日 21時04分06秒 | 実釣
マゴイのルースニングとマゴイフライ(20141129)

先日の昼休み時間に近所の淵でマゴイルースニング。
12ft#4/5スイッチロッド、22LBモノフィラ、kencube PH 3m+ナイロン5号、ティペット3号、石垣釣具店本流ウキ大、ガン玉5B、管付き伊勢尼3号の鹿革フライ。
テイク一回、しかしフッキングならず。
鈎が大きすぎて吸い込んだ後に口の中で踊らず、鈎先がコイの口内へ触れ難いのだろう。
コイの口の中で軽々と舞うパターン、そしてコイの口内に触れた鈎がフックセットされ、マーカーを僅かに沈める。
吐き出すまで1-2秒、この間にしっかりとアワセる。

より確実なフックアップを目指し、ワイドゲイブで細身の鈎を新調、鹿革マゴイフライ#10(鹿革15mm+TMC111#10)。



さて、どうだろう。
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スズキのアタリフライ(20141126)

2014年11月26日 23時09分42秒 | 実釣
スズキのアタリフライ(20141126)

11/19から11/24まで大分川にてリバーシーバス漬け。

結局、下写真の右上のフライにスズキのテイクがあったきり。
右の白鹿革フライは20-30cmのウグイのみ。
その他は全滅。



フックはダブルかトリプル、身は厚く、そして全長はやはり5cm以上。
グレーゴーストタイプにテイクしたのは意外で、そして新鮮な驚きだった。

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コノシロフライ2(20141123)

2014年11月24日 01時55分51秒 | 机上釣
コノシロフライ2(20141123)

マテリアルはシルバーフェザントのテイル。

  

プロトタイプを巻いてみる。
なんの装飾もなし、背骨はプラチューブLの26cm。
実釣では頭部にメインのジグ用二本針を付ける。
尾鰭の打ち針は付け足し。

この他、マゴイフライ、プトロタイプのクイルミノー#2。

まあ、釣れないだろうが。
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ところで「ジェットストリーム:Jet Stream」という名のフライリール(20141116)

2014年11月16日 16時55分46秒 | 机上釣
ところで「ジェットストリーム:Jet Stream」という名のフライリール(20141116)

ジェットストリーム:Jet Stream
http://www.toyo-kogyo-reel.jp/index.php?FrontPage

随分前に富士重工から「タイコリール」が販売されていた。
これは私も使っていたのだが、つまり、スプールが半回転してスピニングリールよろしくキャストできます、というモノだった。

当然、メインラインは使う程に捩じれて絡み合い、半回転の実用性はほとんど無かった。

それが今、フライリールとして復活した。

「100m流せます」と?

代金は5万円、カードで分割OK、これは惹かれる。

ただ、私自身もう少しノーマルなパワーウェットが出来るようになってから、その時改めてこの「ジェットストリーム」を考えてみたい。
今はひたすら修行の身。

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ff-maestro.comのニューロッド Schmitt DH1604-11/12XX の予約開始!(20141116)

2014年11月16日 16時00分41秒 | 机上釣
ff-maestro.comのニューロッド Schmitt DH1604-11/12XX の予約開始!(20141116)

とうとう「Schmitt の最高峰! 最強ツーハンドロッドいよいよ発売!」なのだそうだ。
http://www.ff-maestro.com/index.html

これは?

Schmitt DH1604-11/12XX
Carbon 50HMKによる最高級の高価なカーボンロッド?

#12なのでフライライン50g超をキャスト出来るロッドキャパ??!!

五ヶ瀬やショアブリにもってこいではないか!

思えば私、ロッドについては” Schmitt”派。

4本目のSchmittが税込85100円、他社なら税込11万と、かなりのお値打ち!

予約受付開始、限定20本。

しかし現金払いのみだなあ(泣)。
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東九州では(20141116)

2014年11月16日 15時34分10秒 | 机上釣
東九州では(20141116)

今はコノシロが接岸して、岸からブリ(イナダやハマチではない)やスズキがルアーで釣れている。
20cm位のビックベイトルアー?で釣るのだそうだ。
地元釣り具屋さんの掲示板にも釣果写真がビシビシあがってくる。

岸から見ていてナブラが立ったらルアー(ジグ、35-50g)を投げるとのこと。
距離は70m前後。

潮通しのよい海岸沿い(水族館近くの海浜公園も!)や市街中心部の河口!

なんでも88cm7kgのブリなんだそうだが、未体験なだけにマゴイと引きがどう違う?と考えてしまう。

いづれにしろ、50-70mの距離であわよくばブリ(イナダやハマチではない)が釣れる。
フライでトライしない理由はない。

ただ、ベイトのコノシロ、約20cmの扁平なシェイプ、どうタイイングする?

背の上面だけが深緑、あとは全部白から銀、尾だけで泳ぐイメージ?

するとチューブフライで10cmx10cmの中折れ構成。
Bodyは白のプライマリークイル、1ペアの張り合わせ。
上端の背はシュードヘアのクリームの上に厚くグリーン、トッピングにスクレイルテールのブルーで抑え。
体側はホワイトのシュードヘアを薄めに走らせ、側線にUVパールのクリスタル・フラッシュを数本。
ヘッドはフィニッシュ後に3Dアイを付けてエポキシで固めクチバシに平たいコーンを置き水抵抗を掛ける。
腹部は中折れ部のみにスナップヨリモドシを付け、ここにダブルフックを一個。
尾部は残りの10cmチューブに半切したクイルを巻き込み、前半と同様に背と体側を作る。
尾鰭はグースのセカンダリークイルを出来るだけ大きく尾状に切り出して付ける(テイル鈎はなし)。
全長20cmのプライマリークイルのコノシロパターン。

でも、いつ作るのだ?
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なかなかか釣りにいけない(20141111)

2014年11月11日 23時42分49秒 | 机上釣
なかなかか釣りにいけない(20141111)

今日はポッキーの日と言うんだそうだ。
奥様が物知り顔に説明する。

しばらく前に「ガッキー」という愛称タレントがCMで「ポッキー」を何回も振り、
視聴者の眼に焼き付いたその残像が「1111」という数字に見えたから、なの?

奥様に訊いてみると「それはない」とのこと、単純に棒状の菓子だから、と。

ふーん、そうかなあ。


最近は実釣もままならず、パワーウェットの練習ばかり。
先週福岡であったkencubeのフェスタにも参加出来ず、残念。
仕事よりも釣りを優先したツケが、とうとう回ってきた。
仕事に追われる日々。

五ヶ瀬本流での釣果は年に1匹あれば充分だなあ、釣れなくてもいいから早く清流に立ちたい、そんな心境。

たとえ釣れなくても、怒濤渦巻く本流の清く澄んだ水で、フライラインを磨ければ、それでもう充分。
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祝子川の下見(20141103)

2014年11月03日 20時36分10秒 | 実釣
祝子川の下見(20141103)

この日は祝子川の下見のみ。
渇水、これではニジマス釣りも辛い。
せっかく来たのに竿も出さずに終了。

祝子川温泉下の橋から上下。


祝子川温泉下の大淵。



途中の山道から大分方面へ。


大分県の国道から北川ダムのすぐ下流。


行って帰ってきただけの一日、終了。
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五ヶ瀬川雑魚券(20141102)

2014年11月03日 07時03分33秒 | 実釣
五ヶ瀬川雑魚券(20141102)

今年の12/31までの五ヶ瀬川雑魚年券を購入、コイ、フナ、ハヤ、ニジマスなど鮎とヤマメ以外が対象。
ヤマメ5000円にプラス雑魚3000円、すると鮎を含めた年券10000円の方がお得かも。
まちがって鮎が釣れることもあるし?

来年は10000円の年券を購入しよう。

さて、綱の瀬川の下見、もちろん釣りはしない。
この上流方向の釣鐘橋から数年前まではニジマスの放流エリアだった。
しかし今は、放流されていない。



「ニジマスがヤマメを喰う」とその放流を地元の方々が反対されたのだろう。
渓相として、水量はやや少なめ、ジンクリア。
橋から見下ろすと渓魚が見えた。

この後、五ヶ瀬本流岡元の瀬へ。
結構な下流域、伏流しているのか流れはやや細い。




12ft#5/6グラファイトDH、36LBモノフィラ、#10/11SHF6m17g+ナイロン3号、ティペット1.2号、石垣釣具店本流ウキ大、ガン玉5B、#16グリズリーキング。
もちろん、オイカワ/ハヤ仕様でウキ釣り、大分川バージョンを試す。

ノータッチ、ノーフィッシュ。

ここはウキで釣るより、短いインタミ/type4ティップでのスイングが良さそう。
ウェットフライ向きのポイント、もしかしたら杉浦雄三氏のラインシステムがそのまま使える?

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別府のコイ!(20141101)

2014年11月01日 23時35分55秒 | 実釣
別府のコイ!(20141101)

12ft#4/5スイッチロッド、22LBモノフィラ、kencube #4 シューティングスペイラインS 9.9m+ナイロン3号、ティペット1.2号、石垣釣具店本流ウキ小、ガン玉B、#12鹿革フライ。
性懲りも無く、また別府のコイ釣り場へ。
流れの流芯を流すとクサフグの猛攻!
面白い程釣れるのだが、ティペットへの傷が気になる。

今日は小潮(満潮15:57潮位186cm)、12時半から14時までの1時間半の釣り。
前回は若潮長潮、今回は潮がよく差し込み、潮位がどんどん上がってくる。
中潮大潮だとこの立ち位置は水没するのかも。

コイは1時半頃までは視界の範囲に群れ、3テイクあり、内訳1スレ、1ティペット切れ、1鈎外れ。
今日は完敗。

このポイントは潮位が動く日は干潮廻り、長潮若潮で潮位が上がらなければ終日と、随分違う。

そういう意味で確実なのは長潮前後の干潮廻りがよいかもしれない。
別府での潮位としては、150-180cm程度が釣り易い?

写真は今日のアタリ鈎の鹿革#12、やはり丸形の小型で鈎先が外を向くタイプが良さそう。


これは全くダメだったMSC#12、管釣りニジマスには著効鈎だが、ことコイに関しては全くスカ。
これはこれでよい勉強になった。
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コイの通り道(20141031)

2014年11月01日 06時59分57秒 | 机上釣
コイの通り道(20141031)

いつものコイの淵。

写真中央の流芯がコイの溜まり場らしい。
エサに真っ先にアプローチ出来る一番のポイントなのだろう。
水深は1.5m程度?



淵中央のやや沖よりの小石底で尺フナがヒラを打っている。
産卵期ではないので、何だろう?



下の取水口にはハヤ?の群れ。
このハヤがマスだったらなあ。
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