なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

五ヶ瀬11回目懲りもせず(20150429)

2015年04月29日 22時50分13秒 | 実釣
五ヶ瀬11回目懲りもせず(20150429)

仕事明けから一時帰宅、それから五ヶ瀬へ!

13時開始14時30分まで、細見橋上の瀬、これは初めて入る。
川水流-0.23m、気温20度、小雨(水温測定せず)。


杉浦氏のラインを試すが、やはり馴れたkencubeのSHに戻す。
DH1604#12、ダイワ アストロン遠投スペシャルII 10号フロート、27gとRio T-14 3m、ティペット1.5号。
フライは深紅鹿革を使う。


まあ当然ノーテイクノーフィッシュ。
足跡も殆どない。

その後、上って北方役場前の瀬。
15時-17時、川水流-0.22m、雨。





DH1604#12、ダイワ アストロン遠投スペシャルII 10号フロート、27gとRio T-14 3m、ティペット1.5号。
フライは新作と前に巻いたパターン。



今日は北方の瀬を初めて満足に流せた。
写真は撮らなかったが、カジカが釣れた。
また、はっきりとしたテイク有り!
石掛りで伸びたままの鈎なのでフックアップしなかったが、もしかしたらヤマメの20cm級か。
久しぶりの生命反応!

急流に立ちキャストを繰り返していると、自分の本流立ち込みでの最適な射程距離は約20-30m程度らしいことが判る。
それ以上のラインが出ているとトラブる。

実釣で、20-30mのキャスト後のディスクドラックフリーのライン送りで、40-60mレベルは楽に探れそう。

また、一度ラインをリールに納めた後のライン伸張準備に一工夫。
はじめに人差し指に掛けてリールからラインを下流に伸ばし、次に中指に掛けてまたラインを下流に、そして小指にライン掛けで同様に伸ばし完成。
これだと最短で次のロングキャストが安全に始められる。
これは多分、スキルアップの重要なメルクマール。
ラインをリールに納めるのが苦痛にならないので。

北方の瀬の下流域で淵になっている所、ここも初めて入る。
流れが緩く、ティペットを0.8号に落とすべきだが1.5号のままで釣る。
ここは当然ノーテイクノーフィッシュ。

今日はキャス練と思っていたが、深紅鹿革に生命反応、また、フロートラインとシンクティップの組み合わせで誘いも流しもしっくり来る。
キャストについても、一旦ラインを水面に置いて沈め、水抵抗を使ったバックキャストから軽くフォアキャストでシュート。
それが最も楽で20-30mの距離が充分に出るし、SHもキレイにターンし絡みなし!

生命反応が有ったからか、キャストが上手くいったからか、それとも北方の瀬と初めてしっくりいったからか、フィッシュ無しなのに深く満足した。

ん? 釣れないあまりの世迷い言?

でも何だろう、この満足感。

まるで、スキーでパラレルやボーゲンの上手いコツを掴んだ時の様な、または何かが急に出来るようになったような、そんな満足感。
何が出来るようになったのだろう?

五ヶ瀬ヤマメ釣りの複数のバリエーション? いやいやまだ釣れてないし。

この満足感の意味が、今もって良く判らない。


その後、大分に帰って大分川河口のシーバス。
写真はないが、若潮の干潮時なのでシーバスのボイルもなく、跳ねるのはボラのみ。
しかし距離だけは出るようになり、ポイントのほぼ全域がカバー出来そう。

DH1604#12、ダイワ アストロン遠投スペシャルII 10号フロート、ティペット5号。

ラインがビンッと張りSH/リーダー/ティペット/鈎がキチンとターンする。

シーバスのボイルが始まれば、今季は獲れるような気がする。
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コウガイビルパターン(20150429)

2015年04月29日 01時23分17秒 | 机上釣
コウガイビルパターン(20150429)

たっぷりと生血を啜ったコウガイビル。
そんなヒモ状の深紅にヤマメ、エノハ、アマゴは目がない(と思う)。

2mm程度の鹿革ヒモの赤と#8TMC200R、ヘッドはアイスダブUVレッド、スレッドはベネッキストロング、10本。
中程の真直ぐなのが成功例、右端の曲がった4本が失敗例、これは水流で回転してしまうので止水の管釣り用。



下のオリーブは、いつものパターンを#8TMC200Rに巻いたもの。
タグにミラージュティンセルを巻くとよさそう。
ただ、ジャングルコックアイが大きいのだけになった。
新しいのを買おうにも、これは2万円はするからなあ。
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五ヶ瀬本流餌では釣れる(20150428)

2015年04月28日 19時59分14秒 | 机上釣
五ヶ瀬本流餌では釣れる(20150428)

ネットで五ヶ瀬のヤマメ情報を調べていたら、
大分市の釣り具店イブのブログ・イブログ2015年04月28日の記事に五ヶ瀬の餌釣り結果が掲載されていた。
大分の誇る情報誌(^^ 週刊釣り太郎 でもお馴染み「スタッフ吉良ちゃん」の記事。

0.8号通し仕掛け、竿は8-10mクラス。

素人には簡単には釣れないとされる五ヶ瀬本流ヤマメ、その通りです、、、

多分餌先行、ブレないように流れに乗せて真直ぐ流し、ヤマメの群れのど真ん中を通すのだろう。

ルアーとも全く違う釣り、しかし当たり前の様に釣果が出る。
多分釣果は、餌>>ルアー>>>>>>>フライ。

ここの差の克服、いや、少しでも近付きたい。

フライで真直ぐ流すと言えば「杉浦雄三氏」の釣りが有名。
やや特殊なラインを使い、重いシンクラインでタナを、太いフロートラインのメンディングでレーンを、それぞれキープする。
この真直ぐ流す釣り方なら底石にラインを巻かれないで済むし、上手くすれば餌釣り達人の釣りに僅かばかりでも近付ける?

鈎はもう何でもいいだろう。
肝心なのはヤマメの群れ目掛け、真直ぐ流し込む事!

淵を攻めるのは止めて瀬に出てみよう。
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五ヶ瀬の今後の予定(20150427)

2015年04月27日 19時43分52秒 | 机上釣
五ヶ瀬の今後の予定(20150427)

これまで解禁当初と同じ釣り方をしてきた。
が、水温は日中で20度近くなることも。
鮎解禁まで後1か月、そろそろ盛期の釣り方に切り換えよう。

といっても私は解禁日当初しか釣れていないので、その他の釣りなど実績なし!
なので手探り状態。

また、これまでルアーを真似るようなタイイングや釣り方をしてきたが結局釣れない。
なのでパワーウェットではあるけれど、フライらしい釣り方に戻ってみよう。
しかし瀬を普通にスイングさせると根の大石にヘッドごと持っていかれるので、単純なスイングは不可。
スライドの釣りも川幅が広すぎ薄く散ったヤマメの視界に入る気がしない。

なのでポイントを絞ろう。
軽いフライを投入しスイング出来て、なおかつ喰い気のあるヤマメが居るだろうポイント。

瀬落ち!

瀬尻に重いSHをぶち込んで流し、瀬落ちから川底へ送り込み、スイング/リトリーブ。

フライは最近羽化が続く虫のパターン、できれば2本鈎で、上が羽虫パターン、下がいつものパターン。
これからは淵奥に送り込むやり方はほぼ封印、瀬落ちをガラガラ引くパターンに変更。
無理な遠投は止め、中距離から送り込んで根石を噛まないようスイング/リトリーブ。

ルアーを離れ、フライ回帰、、、

でもまあ、釣れないだろうなあ。
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五ヶ瀬10回目そうそう釣れず(20150426)

2015年04月26日 21時18分09秒 | 実釣
五ヶ瀬10回目そうそう釣れず(20150426)

午前3時起床、4時発、途中道の駅「はゆま」により実釣開始午前6時。
現場の準備で時間が掛かる。
ノーフィッシュ、ノーテイク。

川水流-0.24m、水温12度、晴、五ヶ瀬川中下流域。






フライパターン:稚鮎タイプ(チューブ、TMC200R#8)、ホワイトミラー、グリキン、ホワイトマドラーミノー、ぶどう虫フライ#6

サスペンドまたはデットリトリーブの釣り。ティペット1.5号、1.0号、0.8号。

結果、ティペットの太さ、鈎のパターン、釣り場を変えてもノーテイク。

午前は神崎の瀬、蔵田の瀬に”杭”が立っていたが、その他は見つけられず。
釣れなくなってきた?

また、餌師が「細山長司氏で有名」な大場所でヤマメを続釣中。
午前5時半に1人、午前11時頃に更に1人(そして午後3時頃に私で3人目)の釣り人を確認。



午後になると鶴の瀬、下渡(しもわたし)の瀬と淵、神崎の瀬に釣り人の杭が立った。



餌やルアーでは順調に釣れ続いている様子。
でもフライは厳しい。

夕方、神崎の瀬でフライマンがシングルハンドで奇麗なラインを伸ばして居られた。
ドライフライ?

パワーウェットよりもドライの方が釣れる確率は高いかも。
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小魚パターン(20150423)

2015年04月23日 22時10分04秒 | 机上釣
小魚パターン(20150423)

FITS Sチューブ3.5cm、ラビットゾンカー2.5mmダークグリーン、後は稚鮎パターンと同じ。
水に浸けると何に見えるだろうか。



稚鮎パターンでアタリが出た時の次の一手にしよう。

もうこうなったら青とか赤とか何でもいいかもしれない。
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稚鮎パターン3(20150422)

2015年04月23日 00時00分17秒 | 机上釣
稚鮎パターン3(20150422)

パターン1はこれ、パターン2はこれ

この後、アユの水中動画をチェック(Video Impact様の販売促進ビデオを参考)。
https://www.youtube.com/watch?v=O1kD91ce5VQ

つまり、水中のアユの腹部は決して白くない!
黄色の追い星は黄色いままハッキリと!
腹部はやや薄いウグイス色、背はやや濃いオリーブ~ライトオリーブ。
背びれ尻びれには黄色が目立つ。
腹部の白は最下端に線状にうっすらわずかに見えるだけ。

随分見え方が違う。

それでパターン3を作成。



チェストはゴールデンブラウン(アイスダブ)、ヘッドはシルバー(アイスダブ)、追い星はジャングルコック、腹部はライトオリーブ(アイスダブ)、背部はオリーブのラビットゾンカー、チェストにアンダーファーとしてバックテイル白を6-8本、尾部に尻びれの換わりに黄色のバックテイル。
3.5cmのFITSのSmall(S)に巻き、片方の断端をライターの遠火で炙って口を形成。
Sのtubeに適合する鈎はストレートアイの#10以下。

これまでのパターンはほとんど白で腹部を巻いている。
これは間違ったパターンだったかも!?


解禁当初ではあるけれど、釣れた鈎は背部がオリーブ、腹部がライトオリーブのパターンだった。
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レンゼッティ・アプレンティスバイスの弱点(20150422)

2015年04月22日 23時32分20秒 | 机上釣
レンゼッティ・アプレンティスバイスの弱点(20150422)

レンゼッティ・アプレンティスバイス
http://www.tiemco.co.jp/products/groups/view/1102
http://www.amazon.co.jp/RENZETTI-レンゼッティ-アプレンティスバイス-A6001-0083001000002/dp/B0051IA3FI
http://kencube.net/shopdetail/022002000001/022/X/page1/order/

携帯に便利なロータリーバイス。
軽くて非常に助かっている。
ただ、注意点が一つ。

頭部のパーツを支えているのが、鋼鉄性の小さな2つのピン。
この2つのピンが、だんだんズレて、とうとう片方の穴から外れてしまう。
すると、鈎をセットした際に強い力がかかり、バイスそのものが変形してしまう。
今回はそれを経験した。

それで外れたバーを抜き、曲がったパーツをトンカチで叩き直し、バーを戻した。
下図はその後の写真。



ここでピンは頭部しか見えていないが、これがだんだんズレてくる。



気付かずに使っているとバイスが変形し遂には鈎が挟めなくなる。



このバイスは安く(kencubeで税込14,904 円)て軽く使い易い。
ただ、安いだけに”ピンのチェック”は必ず必要。
それさえクリアすれば、最高の携帯用バイス!
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とうとう金詰まり(20150420)

2015年04月20日 21時18分34秒 | 机上釣
とうとう金詰まり(20150420)

クレジットカードでマテリアルなど買っていたが、今月の請求書!

奥が鬼の形相で逆DV!
もう買いません(出来るだけ)と宣言。

今後のマテリアルなどは100均かプラ製品のDIY加熱加工で集める事になりそう。

五ヶ瀬本流では尺ヤマメが餌で釣れているようだし、手持ちのマテリアルで何とかしていこう。

ルアーよりフライの方がエコなハズと、とんだ狸の皮算用、、、

追記)

娘が洗面所から戻らないので見に行ったら、鏡の前でヘアスタイルのチェック中。
まだ子供なのに、もう気になるのか。
「土曜、服を買いに行こうか?」
娘は大喜び。

頭の中で5千円のマテリアルがフェードアウト、替わりに娘の服がフェードイン。
これからはキレイなマテリアルで娘をドレスアップ!

そう思い盛り上がっていたら、「勝手に選ばんでよ!」と奥が。

思い通りのタイイングは、やはり100均だけか、、、
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チューブフライ(20150418)

2015年04月19日 21時30分41秒 | 机上釣
チューブフライ(20150418)

稚鮎パターン(約3.5cm)



1本18-20分、まだまだ時間がかかる。

背部:2.5mmラビットゾンカーオリーブ
腹部:マイラーチューブシルバー(L)
スレッド:オリーブ#6
ボディ:アイスダブUVパール
チェスト:アイスダブゴールド
ファイス:アイスダブシルバー
アンダーファー:バックヘアーホワイト6-8本
サイドファー:バックヘアーイエロー各2本
ジャングルコックアイ

黒川虫チューブ(約2.5cm)とワカサギパターン(約5cm)



シーバス用ダブルバニー(ウォディントン約5cm、タングステンアイ小)



このダブルバニーは五ヶ瀬用に試作、しかし大分川での試し釣りで早速ロスト!
しかも赤フライはタングステンアイの位置が上に付け失敗した。

タングズテンではなくプラ・アイで軽量フライを目指したい。
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プロショップサワダ フラットビーム・スーパー 50lb(20150416)

2015年04月16日 22時24分35秒 | 机上釣
プロショップサワダ フラットビーム・スーパー 50lb(20150416)

とうとうこのラインに手を出してしまった。
究極のパワーウェットのまさに入り口!
フラットビーム・スーパー 50lb. 10スプール連結 Lime 50lb test.



セットしてみると、10号(35lb相当)磯上物ラインが極細に見える。
#10以上で使う、とあるから、なんでも巻いておけばいいというラインでは無さそう。

ちなみに師はこれでスチールヘッドをキメられるのだろう。

そんなものを五ヶ瀬に!

馬鹿げているかもしれないが、
40mを超えるランニングラインを激流中で捌きながら、
50m前後のポイントへ50g超のシステムを届けるには、
これが最適とのこと。

一サク10mを4サク指に掛け、絡まないようにシュート出来るようになったら、更に上のラインがあるのだそうだ。
フラットビーム・スーパー・フローティング・ 50lb.
曰く「取り扱いにある程度のキャスティング技術が必要となり、パワーウェットの経験者に向いています。初心者にはお勧めできません。」!

もし本当に上手になれば、このラインに手が届く?

まだまだ先の事だろう (^^
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サスペンドの釣り(20150413)

2015年04月13日 22時44分12秒 | 机上釣
サスペンドの釣り(20150413)

何年か前、大分川でエノハを黒川虫で釣っていた頃の話。

地元では玉ウキの大オモリで上流から石裏に流し込み、ジッとエノハが掛かるのを待つ、というのが一般的だった。
はじめて見た時は「フナ?」と思ったが、見てるとポンポンエノハが挙がる。
腰のズック魚籠(古い!)にもエノハの魚影が結構見えた。

エノハやアマゴ、ヤマメはミャク釣りが基本だと思っていたから、本当に度肝を抜かれた。
また、大分川でミミズを使っていたら「ミミズじゃ喰わんよ虫じゃなきゃ」と言われた。
でもニジマスは例外で「解禁当初はミミズがいい、虫餌は暖かくなってから」と。

それで大分川でエノハを狙う時は必ず黒川虫を使うようになった。
ある日の午後、ハエ竿6.3mに0.2号竿一杯通しにオモリ無しの目印無しで淵を流してみた。
日曜だったので坊主は覚悟の上。
やっぱりアタリは無いなあと諦めかけ、流し切った黒川虫をそのままサスペンド。
黒川虫はクネクネしているんだろうなあと、ボーっと景色を眺めていた。

ガッツーンッ

向うアワセでハエ竿6.3が満月に絞り込まれた。
0.2号なので無理は出来ない。
ハエ竿でどうにかいなして岸に寄せると尺ヤマメ、36cm!
引舟に入れ、同じように流してサスペンド、待つ事数分。

ガッツーンッ

再び尺ヤマメ、さっきと同型!
引舟へ。

3投目、またもやサスペンド、黒川虫は元気にクネっている。

ガッツーンッ

再々の尺ヤマメ、さっきとまた同型!

この日はこれで終わったが、流していても全くアタらず、数分間何もせずボーッと突っ立ってただけで尺ヤマメの3連釣!
この時、この大分川で初めて見たエノハの玉ウキサスペンドの釣りを思い出した。
全く同じ釣り方!
一見、何もしない指鹿為馬のような釣り方なのだが、いやいやどーして、高尚な釣り方だった。

後日、「二階堂 清風」氏のご著書を読み、何故それで釣れたのかが判った。
活きている黒川虫が自然とエノハを誘ったのだ。
遠巻きから見ているエノハがクネる黒川虫に堪らず飛び付いた。
それであの「ガッツーンッ」という大きな衝撃になった。

活きていればサスペンドで喰う。

フライなら?

誘っていればサスペンドでもテイクする?

ここは以前から注目していた山形県のルアーアングラーのサイトが非常に参考になる。
この方のターゲットは日本海のサクラマス、五ヶ瀬には太平洋の???
http://www.geocities.jp/sakuramasu110/zyoukyu.html

対岸へほぼクロスからややアップにキャスト、で下流のポイントを目指し縦ドリフトで沈める。
目的のポイントに達したら、デッドリトリーブ
根石を噛まず浮き上がりもせず、宙層を行ったり来たりする早さがベスト。

SHの番手とシンクレート、リーダーの重さとシンクレート、そして鈎そのものの重さ。
もちろん鈎にはシンカーを仕込まない方がいい。
流れを受けてバタバタ動きはしても、姿勢は乱れてはいけない。
鈎の上下がはっきりしていて左右に揺らぐパターン。
航空機の翼と同じ構造で、背側が上に膨らみ腹部が出来るだけストレートなパターン。
これで流れから揚力を受け鈎の背は水面を向き、腹部は水底に向いて姿勢が保たれる。
ラインがシンクタイプなので、上向きリップのような浮上しやすいパターンが最適か。

先日の稚鮎パターンで天地がひっくり返ったのは腹部のバックヘアーを盛り過ぎたから。
腹部が膨らみ過ぎ、揚力を生んだのだ。

次のパターンについて。

腹部は出来るだけ薄く、
背部は腹部の倍以上盛り付け、
胸部は乱流を生むよう少し肉厚に、
頭部はルアーのリップのように腹部のバックヘアーの根元を下口唇状に僅かに残して刈り込み乱流を期待、
顔面はアルミ箔で形成し人工アイを貼付けエポキシコーティング。

本流のデッドサスペンドで姿勢良く踊り狂うパターンを目指そう。

何と言っても、そこにヤマメが居るのだから。
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五ヶ瀬8-9回目(20150411-12)

2015年04月12日 21時10分21秒 | 実釣
五ヶ瀬8-9回目(20150411-12)

またしてもノーフィッシュ!
テイクは不明、2度の抵抗は根石かも。

朝9時発、10時半北方町役場着。
川水流0.05m、晴、水温20.8度!

20150411 晴 岸寄り水温20.3-20.8度!
14ft#8DH/モノフィラ36lb/SkagidCompact540Grain(SC540Gr)/7ftT11/ティペット1.5号/稚鮎パターン、黒川虫、マドラーミノー。
14ft#8DH/モノフィラ36lb/kencube-powwrhead(PH4)/7ftT11/ティペット1.5号/稚鮎パターン、黒川虫、マドラーミノー。
16ft#12DH/モノフィラ36lb/SkagidCompact720Grain(SC720Gr)/7ftT13/ティペット1.5号/稚鮎パターン、黒川虫、マドラーミノー。

土曜は昼前から入ったが、釣り人の姿がない!
水温が高いので、皆、上流へ行ったか土曜出勤か。
河原には新しい足跡が1-2人分、早朝に入ったらしい。

水位は高く申し分ない。
しかし、はっきりとしたテイクはなく、石?に触れたような抵抗が2回あっただけ。
稚鮎チューブフライ。
水中での姿勢をよく見ると、強い水流を受けた長いアンダーファーが反転しフライが逆さまに!
遅い水流ならOKだが、この五ヶ瀬の強い水勢だとひっくり返るようだ。
慌ててアンダーファーをカットしてテスト、強い水勢でも姿勢がようやく整う。
バックテイルは左右3-5本ずつで充分かも。

その他、オリーブ黒川虫、ライトブラウンマドラーミノーも試すが不発。
さらに下流の有名ポイントで暗くなるまで粘るが、これも不発。
虫は夥しく流れていたが、目立ったライズは一切無し、しかも小魚らしい反応すら無し。
でも川が緊張しているということは、フィッシュイーターが居る、ということ。
ヤマメが居ないわけでは無さそう。

SCの450gr、540gr、720grを試す。
6-8mで短く、T13のシンクリーダーを着けると更に重く長い。
スペイ風にリーダーを水面にタッチさせて20m先程度、アンダーハンドのフルキャストで40m程度。
ターンはOK、でもkencube程は飛ばない。
キャストのタイミングが悪い?


左手の使い方は右手人差し指のアシストとして”1本だけ”で軽くラインを保持する程度でOKかも。
2-3本の指に掛けると力が入り過ぎ、ロッドの振りが偏る。
偏ると重いラインがロッドに接触してラインが断裂する。

この写真は#12のロッドに接触したRioのInTouchLevel T-13の7ft。
これは初めて。
前のバージョンより華奢なのだろうか?

また、五ヶ瀬の強く太い流れに30m超のランニングラインを幾重に保持していると、
そのラインに捻れが生じ、それでシュート時に”ラインの中にラインを引き込み”スタックする。
スタック前後の写真記録したかったが、釣りに夢中で失念。
”輪”状に下流に出来るランニングラインのループの中に新しく処理したラインのループの輪が”流れに巻かれて”入って捩じれる。
その状態でキャストするとループがループを巻き込んでスタック!
これを解消するには「太いラインを使う」以外にないと沢田賢一郎師がのたまったとのネット情報(Speywater in Hokkaido 2012/10/14 Skagit Cast and Rigの記事、有り難う御座います)。

すかさず50lb(ナイロン14号相当)フラットビームを購入。
遠投用に全て巻き替える予定。
ちなみに「サンライン 磯スペシャル 遠投 Type KP 250M 14号」はソルトフライ用ランニングラインに使おう。

淵の根石でPH5.5Xのtype3/4を巻かれてロスト、モノフィラ(FLグリーン)も切れる。

この日のフライロストは半端無く、稚鮎ストリーマ、稚鮎チューブの約半分を失くす。
一日で各パターンが10本はないと釣りが制限されるだろうし、夜間に不足分を巻く時間と準備が必須になる。

この晩は、宿で稚鮎チューブフライを4本卷く。
朝早いので、時間的にはギリギリ!



20150412 曇りのち雨 岸寄り水温12.8-13.4度!

4時起床、トイレ、シャワーで身なりを整え、出動5時半、五ヶ瀬6時着。
既に下流と上流に釣り人が入る。
さすが日曜、逆に人出が有って「釣れるのね」と一安心、この感覚に随分励まされる。

16ft#12DH/モノフィラ36lb/kencube-powwrhead(PH5.5X)/polyleader-ExtraFastSink5ft/ティペット1.5号/稚鮎パターン、黒川虫、マドラーミノー。
今日は最高番手一本槍。

ラインシステムは50gを超え、軽い一振りで対岸まで飛びターンまでする。
「対岸の樫を釣る」のも夢じゃ無い!
(対岸の樫でこれはスゴいと思うのが、まず蔵田!次に川水流とどめの八峡! ここらの樫は超々大物!)

途中2時間のトイレ/食事休憩、結局ノーフィッシュ/ノーテイク。

フライフックはどんどん失う。
ふと気付くと、稚鮎ストリーマが反転している。
根石に触れた際に確認すると、アンダーヘアーのバックテイルが厚く長過ぎる。
慌てて余分なヘアーをむしり取り、スイムテスト、これは強い水勢でもOK。




今後はフライパターンにも充分配慮して巻こう。

午後から更に下流域で、鮎の群れの中に稚鮎チューブを入れマスのバイトを誘おうとおもったが、これは空振り。
雨も始まったので、下の餌師に場所を譲って今回は終了。
午後1時半。
午後3時には帰宅。

課題と対策。

1.激流中のライン処理:50lbのフラットビームを使う
2.フライの姿勢:アンダーファーは少なめ等タイイングの基本を見直す
3.左手補助ライン保持の持ち方:出来るだけ小さく軽く持つ
4.ストリーミングの早さはフライの姿勢をみて決める
5.フライ数の確保:タイイングセットの常備
6.遠投時のアンダーハンド・キャスティング姿勢は、右腋窩を大きく開けた後に左手を強く引きつける剣道「面大降り」パターン:正しい?

パワーウェットで自由に五ヶ瀬ヤマメを狙えるようになるには、、まだまだ課題がありそう。
少なくとも、
a)50lbを使ってライントラブルを減らし、実釣時間を増やす
b)左手の使い方に最大限注意
b)フライ姿勢を初投時から保つ
c)必要なフライパターンを十分量準備

多分この課題をクリアした後に次の課題が生じ、延々これが続くのかも。

つまり、釣れない理由釣れた理由を考えた場合。

それを「運!」と言い切れるようになれるまで、まだまだ修行。
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稚鮎ミノー グレーゴーストパターン(20150411)

2015年04月11日 08時18分18秒 | 机上釣
稚鮎ミノー グレーゴーストパターン(20150411)



フックセットすると8-9cmになる。
チューブは5cmで切り出している。
もちろんそのままのグレーゴーストではないが、
ジャングルコックアイとシルバーフェザントでチークを作っていたのでそれを流用。
バランサーは板オモリのまま、これはタングステンコーンでもいいと思う。

FITSで作ったが、作り方を若干間違ったらしい。

本ちゃんのお造りは下記の方法にて。

http://www.c-and-f.co.jp/guideline/flylmaterials/index.html

2種類のチューブを組み合わせて巻く、と。
道理で、スレッドがチューブに食い込みニードルバイスから外れなくなったはずだ。

チューブとコーンの組み合わせは、
チューブMとチューブXS、対応コーンはXSからMまで
チューブLとチューブS、対応コーンLのみ
とのこと。

今回は全長をMのみで作成して板オモリまで仕込んでしまった。

しかし、このパターンでラビットゾンカーをグレー、
アンダーファーに黄色のバックヘアーを最下部に数本だけ追加、
ボディはオレンジフロスとシルバーオバールティンセル、
アイスダブとチークはそのままで仕上げにトッピンングのクレストを着ければ、
そのまま「グレーゴースト」パターン。

でもそれはシーバス向きでは?
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稚鮎ミノー マツーカタイプ スイムテスト完了(20150409)

2015年04月09日 22時07分34秒 | 机上釣
稚鮎ミノー マツーカタイプ スイムテスト完了(20150409)



フックはKenSawadaトレブルフック#8、昨日のものには#10を充てた。

尾部を2.0cmに長く取るとフックに干渉するので、このパターンでは1.5cmがベスト。
ラビットファーを搔き出して巻き留めたらマツーカになった。
これなら背部を何カ所か巻き留めてもいいかも。

アイの大きな1本は板オモリを仕込むのを忘れた。
スイムテストでもオモリを忘れた大きなアイのミノーは、やはり尾部が沈んでしまう。
このミノーは控え決定。
シェイプは良かっただけに、残念。







大小いくつか巻いたが、さて、どのパターンにアタるだろう。
後は実釣結果次第。
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