年末の雑感(20131231)
ただいま勤務中、とはいっても職場に「居るだけ」の仕事、個人所有のルータでインターネットは問題ないのだ。
去年のこのブログを見てみると、まあ、恥ずかしい。
ネットは普通の網ネット、マスを上げればコンクリの上に放置し写真撮影、挙げ句は大型スカリに大量のマスを押し込んだり、と。
また、自然渓流で釣ったマスを、食べきれないのに”殺して”持ち帰ったり、まあ、恥ずかしいばかりの暴挙の数々。
消し去りたいが、これも自分の通った道、これもまた自分の一面、後で自省するために、このまま残す事にした。
多分、来年の今頃、私は”今のブログ”を読み返して、今と同じような恥ずかしい気持ちを味わっているのだろう。
それは多分、自分が少しでも進歩したから感じる恥ずかしさだ。
自分の無知への驚き、やらかした恥ずかしさがなくなった時、このブログは役目を終える。
それまでは私自身の恥を敢えてここに書き記そうと思う。
さて、今年最後の恥。
1)マスの管理釣り場で10分間に最大何匹釣れるのか?
ルアーなら一投一匹で、勝負が早いから10分10匹は充分可能だろう。
ドライフライなら、マッチザハッチでめちゃくちゃ出れば、一投一匹で10分10匹以上が可能だろう。
WFFではどうだろうか。
キャストから着水後、カウントダウンで沈めスラッグを直す時間が大体10秒。
リトリーブと誘いで、これはキャストした距離にもよるが、30-60秒。
ライン回収から次のキャストまで約10秒弱。
すると10分間で10-15キャストしている計算になる。
私のフックアップ率は最大で6割だから、10分で最多6-8匹の計算だ。
フックアップ率が7割でどうにか10分7-10匹、10分10匹以上など私のWFFでは到底及ばない。
何か対策が必要だ。
「カサッ」「ツンッ」というタッチからフックセットに持ち込み、確実にフックアップしなければならない。
「コッ」「ガツッ」「ガガッ」という”鋭いアタリ”は、フッックセットした鈎をマスが振り外す時の衝撃で、決してフックセットのサインではない。
このような”鋭いアタリ”は、出来るだけ出さないよう気を付けて釣る必要があるのだが、
ただ、この”ガサツなアタリ”の最中は、まだフックがマスの口の近くにあるわけで、ラインジャーク後にロッドを小さく煽っても良いのかもしれない。
ロッドのみで合わせるとラインが動き過ぎ、フックがマスから離れてしまうが、
ラインジャークは、マスのヘッドシェイク乱流でティペットがマスに寄り、ロッドの煽りでそのマスにフックがタッチする。
実際、昨日の九重で”ガサツなアタリ”にラインジャークしてロッドを煽ると、諦めたアタリなのに小マスが乗ることが何度もあった。
鈎が#16で小さいから、と思ったが、そうではなさそうだ。
小マスが鈎を外そうとヘッドシェイクしている最中にラインジャークが間に合えば、小マスの口のフックセットは残る。
しかし、小マスがフッドシェイクを繰り返していると、ラインジャークで辛うじて引っ掛かったフックセットも遂には緩んで外される。
だからこそ、ラインジャーク後の小さなロッドシェイクが効いたのかもしれない。
「彼はトラウトフィッシャーマンだ」という評がある。
これはサーモンフィッシャーらの合い言葉で、大型のマスは向うアワセで釣る、アワセるなんて彼は未熟だ、という意味とのこと。
それを知ってしまうと、「アワセたら未熟者」とロッドアワセをためらってしまう。
だが、待てよ。
九重のマスは20cm、てらとこのマスは40cm、どのみち、トラウトではないか。
そこに居る誰もがトラウトフィッシャーマンだ。
すると、ロッドアワセは決して恥ずかしい事ではない。
存分にロッドの大合わせ、くれてやろうじゃないか!
でももちろん、そんなことをすれば小さなポンド、針先もろともシステムがすっ飛んでくるし、良くてラインが高切れる。
最悪、マスを散らして場を荒らし、皆様のご迷惑に終わる、まあそういった意味で、この仕草はやはり恥ずかしい。
ロッドの大アワセを慎むのは、エチケットとしても大切なのだ。
が、小マスを捕りたい。
ロッドも煽りたい。
安全に、そして場も荒らさずに。
それをどう解決する?
ラインジャークしながらスナップを掛けてみたらどうだろう。
ラインジャークで少しでも重く感じたらロッドハンド右手首を小さく返してみたら、どうだろう。
メンディングよりも小さなスナップ、それはシステムを引き抜かないだろうし、ラインジャークの後ならテンションも充分だ。
実際、「ガサツなアタリ」へのラインジャークが左側空きスペースが少なく不十分に終わる場合、鈎先を感じた小マスに逃げられていた。
こういう場合、慌ててロッドを立てても小マスが捕れずに場を荒らすだけに終わった。
よって、指を咥え「ガサツなアタリ」をただ見送るだけになった。
まあ、次のキャストでそのポイントを狙えば良いではないか、でもその時点で時間のロスが発生したのだが、
まあ遊びなんだからムキになるな、と、私の中で未解決のまま放置してきた。
今日のお題は「10分で最速の釣り」、ここは是非解決しよう。
手首のみが小さく動く「ロッドシェイク」を追加してはどうだろう。
ラインジャーク後に、ロッドティップが数十センチ移動し止まるよう、ラインごとロッドを強く握り直す。
これはヘラ釣り早アワセの方法でもある。
アワセで腕まで使うと数mは動くが、ロッドの握り直しだけなら、空振りでも場荒れは最小限だ。
その程度の「トラウトフィッシング」なら、皆にも許して頂けるだろう。
ところで、掛かった針先が小マスを打ち抜くまでの間、小マスのヘッドシェイクで鈎先が滑らぬよう、
ラインジャークで充分なラインテンションを掛け続けることが必要だ。
つまりラインジャークには、小マスのヘッドシェイクで鈎先が緩むのを防ぐ役割があるからだ。
しかし鈎先は、ラインジャークだけでは小マスを打ち抜かない。
だからといって初めからロッドを立てれば、高い確率でシステムは吹っ飛び、場も荒れ時間ばかり失う。
小川で2mの短竿で小鮒を釣っていた頃、玉ウキを小突くアタリに竿を小さく握り返し、仕掛けを20cm程移動しアワセていた。
思い切り腕を返すと、小鮒もろともミミズが吹っ飛んで来て汚いので、これは相当気を付けた。
それと全く同じだ。
有料の管釣り、時間は金、そのロスは無駄でしかなく、その被害が周囲に及ぶとしたら、尚更気を付けねばならない。
本日の結論。
ラインジャークで小マスのヘッドシェイクと戦いながらラインが漲る時間を稼ぎ、トドメのロッドグリップで小マスを小さく打ち抜く。
これが完全に出来れば、小マス相手の私のフックアップ率も、もう少しは良くなるだろうか。
ああ、実釣で早く試したい。
部屋に竿を持ち込んでチョット練習してみようかなあ。
ただいま勤務中、とはいっても職場に「居るだけ」の仕事、個人所有のルータでインターネットは問題ないのだ。
去年のこのブログを見てみると、まあ、恥ずかしい。
ネットは普通の網ネット、マスを上げればコンクリの上に放置し写真撮影、挙げ句は大型スカリに大量のマスを押し込んだり、と。
また、自然渓流で釣ったマスを、食べきれないのに”殺して”持ち帰ったり、まあ、恥ずかしいばかりの暴挙の数々。
消し去りたいが、これも自分の通った道、これもまた自分の一面、後で自省するために、このまま残す事にした。
多分、来年の今頃、私は”今のブログ”を読み返して、今と同じような恥ずかしい気持ちを味わっているのだろう。
それは多分、自分が少しでも進歩したから感じる恥ずかしさだ。
自分の無知への驚き、やらかした恥ずかしさがなくなった時、このブログは役目を終える。
それまでは私自身の恥を敢えてここに書き記そうと思う。
さて、今年最後の恥。
1)マスの管理釣り場で10分間に最大何匹釣れるのか?
ルアーなら一投一匹で、勝負が早いから10分10匹は充分可能だろう。
ドライフライなら、マッチザハッチでめちゃくちゃ出れば、一投一匹で10分10匹以上が可能だろう。
WFFではどうだろうか。
キャストから着水後、カウントダウンで沈めスラッグを直す時間が大体10秒。
リトリーブと誘いで、これはキャストした距離にもよるが、30-60秒。
ライン回収から次のキャストまで約10秒弱。
すると10分間で10-15キャストしている計算になる。
私のフックアップ率は最大で6割だから、10分で最多6-8匹の計算だ。
フックアップ率が7割でどうにか10分7-10匹、10分10匹以上など私のWFFでは到底及ばない。
何か対策が必要だ。
「カサッ」「ツンッ」というタッチからフックセットに持ち込み、確実にフックアップしなければならない。
「コッ」「ガツッ」「ガガッ」という”鋭いアタリ”は、フッックセットした鈎をマスが振り外す時の衝撃で、決してフックセットのサインではない。
このような”鋭いアタリ”は、出来るだけ出さないよう気を付けて釣る必要があるのだが、
ただ、この”ガサツなアタリ”の最中は、まだフックがマスの口の近くにあるわけで、ラインジャーク後にロッドを小さく煽っても良いのかもしれない。
ロッドのみで合わせるとラインが動き過ぎ、フックがマスから離れてしまうが、
ラインジャークは、マスのヘッドシェイク乱流でティペットがマスに寄り、ロッドの煽りでそのマスにフックがタッチする。
実際、昨日の九重で”ガサツなアタリ”にラインジャークしてロッドを煽ると、諦めたアタリなのに小マスが乗ることが何度もあった。
鈎が#16で小さいから、と思ったが、そうではなさそうだ。
小マスが鈎を外そうとヘッドシェイクしている最中にラインジャークが間に合えば、小マスの口のフックセットは残る。
しかし、小マスがフッドシェイクを繰り返していると、ラインジャークで辛うじて引っ掛かったフックセットも遂には緩んで外される。
だからこそ、ラインジャーク後の小さなロッドシェイクが効いたのかもしれない。
「彼はトラウトフィッシャーマンだ」という評がある。
これはサーモンフィッシャーらの合い言葉で、大型のマスは向うアワセで釣る、アワセるなんて彼は未熟だ、という意味とのこと。
それを知ってしまうと、「アワセたら未熟者」とロッドアワセをためらってしまう。
だが、待てよ。
九重のマスは20cm、てらとこのマスは40cm、どのみち、トラウトではないか。
そこに居る誰もがトラウトフィッシャーマンだ。
すると、ロッドアワセは決して恥ずかしい事ではない。
存分にロッドの大合わせ、くれてやろうじゃないか!
でももちろん、そんなことをすれば小さなポンド、針先もろともシステムがすっ飛んでくるし、良くてラインが高切れる。
最悪、マスを散らして場を荒らし、皆様のご迷惑に終わる、まあそういった意味で、この仕草はやはり恥ずかしい。
ロッドの大アワセを慎むのは、エチケットとしても大切なのだ。
が、小マスを捕りたい。
ロッドも煽りたい。
安全に、そして場も荒らさずに。
それをどう解決する?
ラインジャークしながらスナップを掛けてみたらどうだろう。
ラインジャークで少しでも重く感じたらロッドハンド右手首を小さく返してみたら、どうだろう。
メンディングよりも小さなスナップ、それはシステムを引き抜かないだろうし、ラインジャークの後ならテンションも充分だ。
実際、「ガサツなアタリ」へのラインジャークが左側空きスペースが少なく不十分に終わる場合、鈎先を感じた小マスに逃げられていた。
こういう場合、慌ててロッドを立てても小マスが捕れずに場を荒らすだけに終わった。
よって、指を咥え「ガサツなアタリ」をただ見送るだけになった。
まあ、次のキャストでそのポイントを狙えば良いではないか、でもその時点で時間のロスが発生したのだが、
まあ遊びなんだからムキになるな、と、私の中で未解決のまま放置してきた。
今日のお題は「10分で最速の釣り」、ここは是非解決しよう。
手首のみが小さく動く「ロッドシェイク」を追加してはどうだろう。
ラインジャーク後に、ロッドティップが数十センチ移動し止まるよう、ラインごとロッドを強く握り直す。
これはヘラ釣り早アワセの方法でもある。
アワセで腕まで使うと数mは動くが、ロッドの握り直しだけなら、空振りでも場荒れは最小限だ。
その程度の「トラウトフィッシング」なら、皆にも許して頂けるだろう。
ところで、掛かった針先が小マスを打ち抜くまでの間、小マスのヘッドシェイクで鈎先が滑らぬよう、
ラインジャークで充分なラインテンションを掛け続けることが必要だ。
つまりラインジャークには、小マスのヘッドシェイクで鈎先が緩むのを防ぐ役割があるからだ。
しかし鈎先は、ラインジャークだけでは小マスを打ち抜かない。
だからといって初めからロッドを立てれば、高い確率でシステムは吹っ飛び、場も荒れ時間ばかり失う。
小川で2mの短竿で小鮒を釣っていた頃、玉ウキを小突くアタリに竿を小さく握り返し、仕掛けを20cm程移動しアワセていた。
思い切り腕を返すと、小鮒もろともミミズが吹っ飛んで来て汚いので、これは相当気を付けた。
それと全く同じだ。
有料の管釣り、時間は金、そのロスは無駄でしかなく、その被害が周囲に及ぶとしたら、尚更気を付けねばならない。
本日の結論。
ラインジャークで小マスのヘッドシェイクと戦いながらラインが漲る時間を稼ぎ、トドメのロッドグリップで小マスを小さく打ち抜く。
これが完全に出来れば、小マス相手の私のフックアップ率も、もう少しは良くなるだろうか。
ああ、実釣で早く試したい。
部屋に竿を持ち込んでチョット練習してみようかなあ。