なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

五ヶ瀬20日目(20220430)

2022年04月30日 20時30分26秒 | 実釣

五ヶ瀬20日目(20220430)

4時起床5時宿発、5時半現地着。
やや高水位だが昨日より水は澄んで見える。
朝の急な気温低下が影響しなければ良いのだが。
今日は原尾野橋から蘇陽橋下の馬見原発電所取水施設までの区間(約2.3km)。




0600−1600、10時間、晴れ、気温7.5度、水温10.5度。
1)DH12.8ft#6、BBX6号、kencube-SSS#8F、4本マルチ
長い距離を釣ったのでタッチは多く、10フィッシュ5バレ。
最大は下写真上段右端の27cm、でもこれ尾鰭が再生中の成魚放流モノ。
次が下段右端の24cm、これはイツキで稚魚放流から早く大きくなった個体。
後はほぼ20cmちょうど、これらも稚魚放流から成長した個体だと思う。
ほとんどがカネマラBをテイクした(例外は20220407に作成したストーンフライ#10)。

 

水深が膝までならノーシンカー、股下近くで2.7g、1m以上なら3.5gを使い分けた。
この区間はメンディングステイしやすい流速で、竿先10mにラインをステイできる。
ただその分、ライン移動も若干遅くなるからスイングはやや速めに操作した。
今日はシンカーの使い方をみっちり調べ上げた。
先日日之影の五ヶ瀬本流でノーシンカーで釣ったりしたが、あの場ではシンカーはあったほうが良い。
ノーシンカーなら上滑りしてヤマメに届いていなかったかもしれない。

いつもハリス止めシンカーを使うが、ド本流で遠投する場合、アイ型シンカーの方がロストしない。
アイ型シンカーはリーダー/ドロッパー間のスイベルにフロロ3号で子指2関節ほどの輪を結び、ここにループで付ける。
こうすると交換は素早く楽(それでもハリス止め型にはかなわないが)。
キャストはスペイ限定になるが、そもそもタングステンのヘッドやコーンを使う釣り、だからスペイのアンカーがきっちり入ればショットがロッドにぶつかるなんてありえない。
その意味で確実なスペイテクニックは必須だけれど。
しばらくスペイ力投しておらず、試しに力一杯スペイしてみたら驚くほどテクニックが劣化していた。
明日はよほど気をつけないどショットでロッドを折ってしまう。
、、、いや、そろそろスペイ修行に出かける時期、計画しよう。

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五ヶ瀬19日目(20220429)

2022年04月29日 21時38分51秒 | 実釣

五ヶ瀬19日目(20220429)

就寝12時、起床6時、4時に起きるつもりが2時間遅れ、でも窓辺から雨脚が聞こえる。
7時宿発、川見から始める。

他もう1箇所もそうだけれど、白濁りが若干残る程度で昨日より条件はよい。
ものは試しに昨日釣れた箇所を釣り直し。
0730−0800、30分、雨、気温21度、水温15度。
1)DH12.8ft#6、BBX6号、kencube-SSS#8F、鹿革2本→4本マルチへ交換
ノーテイクノーフィッシュ、今朝の新鮮な足跡がバッチリ残っている。
砂地にめり込んだ足跡のエッジがしっかり立っているので0530−0700くらいの時間帯、とすると今の私にはまず無理。
イダすら反応しないので、よほど上手な方が釣ったのだろう。
雨がだんだん強く降り出した。
本流が濁流化するのはもう時間の問題、急いで場所替え。

熊本県山都町の流域へ。

雨はだんだん本降りに。
でも本流も上流域ならあまり濁らないらしく、ここに入る。
0930−1230、3時間、雨。
1)DH12.8ft#6、BBX6号、kencube-SSS#8F、TGショット2.7g、4本マルチ
数テイク2フィッシュ、ヤマメ20cm弱、2匹ともカネマラB(それぞれTMC2312#8と極細チューブ)。

2匹ともメンディングに反応喰いした。
スイング中にも触ってくるけれどヤマメは素早く鈎を放してしまう。
12時過ぎから雨と風が強まり雷まで鳴るようだから大事をとり脱渓。
撥水効果の切れかけたジャケットの内側まで雨が入ってしまった。

道の駅で蕎麦を食べ温まったのでちょっと探検、五ヶ瀬川本流の涸れ川域へ。
アグリーロードから国見大橋を渡ってから右折、さらに高田橋を渡って左手。

籾崎堰堤取水口。
普段は涸れ川なのに越水してド迫力の濁流化。

もしかりに少しでも水が流れていれば釣りになる可能性が万が一にもありそうに見える。
この後買い出しして宿へ戻る。
今日は3ロストしたので8本ほど鈎を失った。
なので宿でアタリ鈎などを追加巻き、カネマラB#8、チラシ針4本。


カネマラBは、もしかしたら黒川虫なのかもしれない。
そんな気持ちで巻いてみた。

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五ヶ瀬18日目(20220428)

2022年04月28日 23時33分46秒 | 実釣

五ヶ瀬18日目(20220428)


1830−1900、30分のみ、曇り、気温20度。
本流は白濁り、やや澄んでいる支流側を狙う。
1)DH12.8ft#6、BBX6号、kencube-SSS#8F、4本マルチ

1テイク1フィッシュ、虹25cm強、グリキン極細チューブ。
他はイダがゾロゾロ、主役がイダに代わったらしい。
今晩は深夜から雨の予報、明日9時頃が最も強く降る。
本流は昼には濁流になるかもしれない。

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シルバーD極細チューブ2本(20220427)

2022年04月27日 23時19分06秒 | 机上釣

シルバーD極細チューブ2本(20220427)


青いハックルが難しい。
ダイドコックハックルだと蛍光が強すぎるし(右)、ギニアのダイドだと色が濃すぎる(左)。
本当はヘロンのダイド空色を使いたいところだけれど販売がない。
こうなったら白サギを自分で染めて空色ヘロンハックルを作るしかない。

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大分の麦(20220426)

2022年04月27日 22時49分47秒 | 机上釣

大分の麦(20220426)


今日は午後から雨、麦畑も濡れて穂が垂れてしまった。
熟したのか枯れ始めた茎もある。
穂はこのまま黄色に移りそうだ。
すると麦の穂の紅はもしかしたら4月に入ってすぐ始まったのかもしれない。
海では中アジが接岸し稚鮎も遡上を始め、新学期で慌ただしい時期。
麦の穂の紅に重なるのはこれか。

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シルバーD2本インビクタP1本(20220425)

2022年04月25日 23時14分00秒 | 机上釣

シルバーD2本インビクタP1本(20220425)


TMC2312#10にて。
シルバーDのマリードウィングはサーモンフライのホーンのような特別な装飾品に感じる。
高価なレアマテリアル「ホーン」をこのありふれたマテリアルの3色マリードが代用する、ような。
だから3色といわず2色マリードでもサイドにつければサーモンフライticになるかもしれない。

五ヶ瀬中流域のワイルドなヤマメはそうポンポンと釣れるものではない。
だからこその1匹のため、こんなサーモンフライticなパターンも良い気がする。
そうするとインビクタPにもホーンを建てたくなってくる。
さて、何色がいいだろうか。


また別口で極細チューブにシルバーD芯2本を作成。
このドレスは水曜日、これがタイイング最終日、でも時間的に間に合うだろうか。
高千穂ではタイイングの時間はない。

追記)20220426
天気予報だとGW中は雨模様な高千穂地方、また五ヶ瀬が土茶濁るだろう。
退避場所を考えておこう。
高千穂拠点のおおよその山路最短距離は、西米良まで90km、中津江まで100km、諸塚役場30km、上小丸川C&Rまで60kmになる。
西米良は途中1車線なので2時間かかるが、他は結構早く着く。
もちろん椎葉は60分程度で着いてしまうし上椎葉ダム下流域は30分程度。
まあ片道2時間で行き来できるので最遠は西米良として何とかなるか。
(桑の木原川から県道388号経由で大河内に抜ける山路)
先日も高千穂拠点で五ヶ瀬流域と中津江村(津江川)までカバーした。
私のGWはもう始まったも同然、ゼロスタートだったけれど。
でも西米良まで抜けたら、後は家まで帰るかな。

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シルバーDのマリードウィング(20220424)

2022年04月24日 23時05分47秒 | 机上釣

シルバーDのマリードウィング(20220424)


先日のマリードウィングが右側だけだったので、今日は左側を作成。
これで左右合わせ合計11セット完成、明日以降シルバーDの量産へ。
TMC2312#10−12程度で作る予定。

追記)
コツがだんだん分かってきた。
マリードするファイバーが1箇所だけ1mmでも付けばあとは指でなぞるだけ。
そうするとファスナーを閉めるように綺麗につく(ファイバーの向きを間違えなければ)。
赤青を2ファイバー、黄を3ファイバーで組んだ。
真ん中の黄が広いと赤と青がより映える気がして。

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五ヶ瀬は土茶濁り(20220423)

2022年04月24日 19時32分51秒 | 実釣

五ヶ瀬は土茶濁り(20220423)

明け方前だろうか激しい雨足で少し目が覚める。
この様子だと明日は濁りが入る、日之影は大丈夫だろうが、三ヶ所川と五ヶ瀬上流はどうだろう。
で、2度寝。
7時起床、三ヶ所川貫原橋カメラを確認すると土茶濁り。
でも日之影役場付近はまだクリア、でもじき濁る。
三ヶ所がダメでも五ヶ瀬上流はイケるかも。
8時宿発、五ヶ瀬上流を目指す。


馬見原(マミハラ)橋、かなりな土茶濁り、五ヶ瀬川断念。

日之影は雨後の濁りに強い河川、しかし今日は日曜でヒトは多い。
より大きな河川を考える。
五ヶ瀬下流域の濁りは今日いっぱい大丈夫、でもイダすら釣れるか判らない。
釣れる可能性のある河川で考える、と津江川水系がある。
津江川水系は雨後の濁りに強い印象がある。
ナビで確認すると約2時間で入れる、そこに決定。

11時半、中津江着。

濁りはほぼない、しかし津江川栃野水位計1.12m、なかなかの渇水。
1)DH12.8ft#6、BBX6号、kencube-SSS#8F、4本マルチ(ソフトハックル)
3テイク3バレノーフィッシュ、18-20cmヤマメ。
針とヤマメのサイズが合わないのかそれともスレてるのかフィッシュしない。
ただ、漁協の成魚放流はまだらしい。
去年は5月初旬には入れていたから今年の放流もその頃だろうか。

今日は少し発見あり。
ベルトに通したネットケースとウェーディングスタッフのズリ下がり対策。

上写真の手に持っているのがいつもの腰ベルト。
ここにもう一つのベルトを通し、襷掛けで肩に回す。
こうするとほとんどズリ落ちず重さも苦にならない。
前回まではサスペンダーで吊っていたがセットが大変、でもこの襷掛けなら本当に簡単。
この襷掛けベルトは何でもよく、それこそズボンベルトでも。

でも今日は型が見れなかった。
確実に釣れるのは梅野川とか日之影川なのだけれど、開けた河川を選んだ。
渇水でダイナミックさはないものの、3テイクあったからまだマシ。
昨日がスッカラカンだっただけに。


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五ヶ瀬17日目高千穂は雨(20220423)

2022年04月24日 19時25分18秒 | 実釣

五ヶ瀬17日目高千穂は雨(20220423)

大分13時発高千穂15時着。
すでに雨が降っていて、まず宿にチェックイン、それから改て五ヶ瀬川へ出勤。
16時過ぎなので近くのニジマス場2ヶ所に絞る(写真なし)。
1)DH12.8ft#6、BBX6号、kencube-SSS#8F、4本マルチ
ノーテイクノーフィッシュ、まったくのスカ。
大人気場だから何度も攻められてスレたのか抜かれたのか。
特に最初の場は下れる最後まで進み流せる限界まで流し込んだが完スカ。
むしろ鹿革太長の方が目立ってよかったかもしれない。
次の場はもう1830でしかも雨、かなり暗い。
でもむしろ条件的には良いはずで、自分の運を信じ入渓、で完スカ。
渇水のピンポイント短時間、魚影も薄いのだろう。

その帰路、明日の組み立てをとにかく考えた。
今日のニジマス場は明日早朝でも釣れる可能性は低い。
しかも夜半から本降りの予報、明日の本流は濁って危険。
午前4時に起きて夜明け前から入渓しても途中から土茶濁りに巻き込まれる。
濁流押し寄せるまで釣ってみる?いや危険極まりなく絶対ありえない。
でももしかしたら上流は濁らないかもしれない。
明日はスロースタートにしよう、模様ながめで。

それで釣行時には珍しく宿で日本酒を飲み長風呂。
すると五合瓶1本を飲み上げてしまい後悔しきり。

追記)
4本マルチを2セットロスト、TGショット10gを使い根石を引いたから。
インビクタP極細チューブx2本、インビクタP#12x1本、グリキン#12x1本。
インビクタPのロストが多くなってきた。
これは追加巻きが必要、その準備を始める。
輸入し除ウイルス目的で半年間ナフタリン漬けにしたイングリッシュパートリッジの肩から白っぽいフェザーを7枚とって形成。
キングフィッシャーの鮮やかな青羽根を14枚とって形成。
クレストのファイバーを7本むしって形成。
ダックスキンから大きめのフェザーをとって形成。
これらを小さなファスナー袋にそれぞれ詰め直した。
こうして準備しておくとタイイングだけに集中し能率もアップする。

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ホスキンス系(20220422)

2022年04月22日 23時51分01秒 | 机上釣

ホスキンス系(20220422)

ホスキンス系、カネマラB、シルバーDをTMC2312#8で追加。


4/14の極細インビクタP、4/18のシルバーD、そして今日のカネマラBとホスキンスの4本マルチ(フロロ1.5号/2.0号)(下写真)、これを深く沈めて使う予定。

前回表層でミニヤマメが釣れたので、その下層に良型がいると仮定して。
でもかなり博打、もう出たとこ勝負。

追記)
シルバーDのbodyハックルをキングフィッシャー(KF)で巻いてみた。
でも青はファイバーの1部分のみで大半が黒、ハックリングするとその黒が目立ってしまう。
それでスロートにダイド青ギニアを追加したのが上写真右上のシルバーD。
結局仕上がりが黒っぽくなり、シルバーDの突き抜けた明るさが表現できない。

シルバーDはドピーカンな日、クリアなローウォーターで効果抜群らしい。
つまり晴天の渇水期、真夏場だ。
子供らが遊ぶような真夏の水辺、そんなイメージ。

そうするとハックルの黒はいただけない。
ものすごく魅力的なKF青は使うとして、bodyハックルの青、これが悩ましい。
コックハックルのダイド青は蛍光が強すぎる。
ならパートリッジのダイド青ならどうだろう。

それで探してみてもみあたらない。
KFブルーはチークに必ず使うとして、bodyハックルはシルバー胴を殺さない控えめなマテリアル、なんだろう。
悩むくらいなら王道なイングリッシュパートリッジが無難かもしれない。
まずはそこから始めよう。


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五ヶ瀬サムライ(20220422)

2022年04月22日 18時25分20秒 | 机上釣

五ヶ瀬サムライ(20220422)

スウェーデンのフライマンMikael FrödinさんのシルバーDタイイング動画でかなり衝撃、こんなチューブフライがあるなんて。
さっそく五ヶ瀬用に移植。
Mikael Frödinさんはアトランティックサーモンと「Tokyo Samurai!」と叫びながらファイトする。
日本にはアトランティックサーモンはいないけれど五ヶ瀬サーモンはいるかもしれない。
ならそれは「五ヶ瀬サムライ」だ。
そんなVery Short チューブを巻いてみたい。
チューブは柔らかいタイプで十分なので東京Oさんに頂いたものを使う。
後ろのフレア材は獣系、前はUVレジンを使う。
ほかはほぼMikael Frödinさんのレシピに従う。
ああ楽しみ。

もし五ヶ瀬で50オーバーのヤマメがかかったら
「Wow! Gokase Samurai!」
と叫びたい、Mikael Frödinさんを真似て。
でもそれは、もし万が一かかればの話。

ワォ! ゴカセ サムライッ!

そう叫べる日は来るんだろうか。
、、、余計なことは考えまい。

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キャストでの手首回旋(20220422)

2022年04月22日 06時48分22秒 | 机上釣

キャストでの手首回旋(20220422)

シングルハンド・キャストでのシュートの手首。
1)手掌を上向きへ回旋→ラインが外向き回旋で着水
2)手背を上向きへ回旋→ラインが内向き回旋で着水
3)手首を回旋させない→ラインは真直ぐ直進し着水

つまりトリックキャストがロッドハンド手首の回旋で演出できる。
これはあまりに当たり前のキャスト・テクニック。
特にドライフライで難しい位置へ正確にキャストするために使う。

私はウェットオンリーなので意図してトリックキャストを使うことはほぼほぼないけれど。
でもキャストが意図せずトリックになることは多かった。

なぜ?

ダブルハンドで手首が回旋していたからだ、特にキャストアウト直前のタイミングで。
それに気付いたのはこの冬の湯布院オイカワシリーズ最中、その矯正の完了が日田の20220129だった。
https://blog.goo.ne.jp/sc2sc/e/7d2ce53eb08c4bd64904e2a6df2bb06f
ダブルハンドでトリックキャストは使わないのだ。

野球テニスバトミントンなどで、ジュストミート後に振り抜くとグリップ位置が自然と回旋する。
それはすごく自然なことで、むしろそうすることで手首の負担が軽くなるのだ。
球を打ち出した後だから、その後のグリップ位置はその球筋には関係しない。
でもそれはフライでは全く違った。
キャストアウト後でもラインは繋がったまま、それでキャスト後のロッド回旋がラインに伝わってしまうのだ。
すると当然ライン位置が変わる、フライラインとは鞭であって、着水するまで操作出来てしまう。

つまりフライでは着水までがキャスティングなのであって、キャストアウト後でもキャスト操作はまだ続いているのだ。
だからキャストアウト後に手首を使えば、それは当然ラインに伝わってしまう、それがダブルハンドのド遠投であっても。

今はロッドハンド(下手)の手首の動きにものすごく神経を使い「DHのトリックキャスト」にならぬよう、気を付けている。
そのおかげで右手左手でのDHキャストが安定しだした。
遠投はアンカー位置やより完全なDループなどまだまだ改善要素は多いけれど、とりあえずDHのトリックキャストだけは回避できるようになった。
この点はたぶん、今季一番の進歩だった。

それが明日以降の釣りで注意する点。
間がすこし空いてしまったので。

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青しか勝たんシルバーD(20220421)

2022年04月21日 07時38分04秒 | 机上釣

青しか勝たんシルバーD(20220421)

4/18のシルバーD試作を眺めていると、市販されているシルバーD(ドクター)との違いと共通点が見えてくる。
下写真(市販カタログ)のようなバリエーションを「Variant:バリアント」とよぶらしい。
(Mikael Frödinさんの下写真パターンが一番好き)
https://www.youtube.com/watch?v=6Tf5pP7dlHw


「6-pack Silver Doctor Spey」
https://www.frodinflies.com/products/6-pack-silver-doctor-spey
「Silver Doctor Dry Fly」
https://latulippe.com/en/product/423300/silver-doctor-dry-fly/
「Silver doctor variant」
https://www.flydreamers.com/en/photo/salmon-flies-pic328372
「シルバードクター」
https://store.shopping.yahoo.co.jp/art-lies/861.html
「Turrall Wet Winged Silver Doctor」
https://www.troutcatchers.co.uk/turrall-wet-winged-silver-doctor-ww46-c2x17494847
「Material Kit - Silver Doctor Variant」
https://nordicanglers.com/en/silver-doctor-variant.html
「Silver Doctor」(写真なし)
https://www.fish-fishingflies.co.uk/product/silver-doctor/

こうしてみると、胴が銀、ハックルが青(ティールブルー?)、ウィングがマラードフェザーなのは共通している。
そして肝心のマリードウィングが見当たらず、なぜ?

「History of Fly-Fishing in Fifty Flies」
https://www.amazon.co.jp/History-Fly-Fishing-Fifty-Flies-Whitelaw/dp/1617691461
この洋書に答えがあるかもしれず、早速取り寄せ(3000円強)へ。

もしマリードが不要なら市販の「ティールブルー&シルバー(TB&S)」というパターンに非常に似てしまう。

「Teal Blue & Silver」
https://www.fish4flies.com/Wet/Winged/Teal-Blue-and-Silver

テイルがティペットならTB&S、赤(またはマリード)ならシルバーDだろうか。
このTB&Sは11月初旬の一ツ瀬川ニジマスに効いている。
インビクタP、カネマラB、ホスキンスとは全く違ったパターンだからドロッパーを引き立ててくれる。
もともとがサーモンフライだったシルバーD(とたぶんTB&S)、それがヤマメに効かないはずはない。
ヤマメは紫外線に敏感でその色帯が青から紫系だから、そんな配色が効果的(出典は省略)。
シルバーDやTB&Sはまさにそんなフライだ。
そう考えると鮮やかな青は絶対外せない(青しか勝たん)。
それならマテリアルはダイド青のコックハックルではなく、ここはキングフィッシャー blueしか勝たんのでは。
なのでシルバーDの青はキングフィッシャーで巻くことにする。
シルバーDは「青しか勝たん」ので。

追記)
ちなみに一番好きなシルバーD、スウェーデンのMikael Frödinさんの作だった。
この方はデカイアトランティックサーモンに「Tokyo Samurai!」と叫びファイトするチャーミングな方、このパターンにもそのお人柄が出ている。
https://www.youtube.com/channel/UCWfA37X04jMkUOULMgnK65A/videos
ドーリで好きになるはずだ。
これを真似てみたい。

追々記)
このMikael FrödinさんのシルバーDタイイング動画を見たけれど、スゴ過ぎる!
こんなVery Shortなチューブで「Tokyo Samurai!」が釣れるだなんて驚きだ!
さっそく五ヶ瀬サムライ用に移植しよう。

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今日のタイイング計画(20220420)

2022年04月20日 23時11分14秒 | 机上釣

今日のタイイング計画(20220420)

朝からこんなことを考えている。
1)カネマラB2本(#8)
黒系ヘロンBODYハックル+青ギニア、ブラウン間ラード
2)ホスキンス系2本(#8)
黄パートリッジBODYハックル+黄ダック、マラード黄ダイド

持ち時間は22時まで。
もし出来ればシルバーDの3色マリードを数セット組んでおきたい。
でもこれも時間がかかる。
なら3色マリーが優先か。

追記)



マリード7組作成。
約2時間かかった。
途中ペアの羽根が逆でマリードせず、切り出し直しで時間ロス。
マリード用の羽根は必ずペアで同方向の部分だけで準備する(左端写真)。
ここから取り出した羽根を並べ押し着けるだけで簡単にくっつく。
今回は2ファイバー毎にマリード、それを両面テープで仮止めして並べ、仕上げがソフトセメント(上左端写真)。
十分に固定した3色マリードを左右逆で細長いboxに収納した。
これは金曜にシルバーDになる予定、でもたぶんせいぜい2本。
残り5本は様子見てから作成へ、極細チューブになるかどうか。
しかしまあ、たったこれだけなのに時間がかかってしまう。
使い捨て覚悟のシルバーD、しかし巻くのは本当に大変。

追記)20220422
折角のマリードウィング、羽根の反りが同じ方向で失敗した。
切り出しが左右で完全に同じ方向だったらしく、セットしたら同じ向きに反ってしまった。
なので片方逆さでセットする羽目になった。
あと5組、左右でマリードウィングの反りを計算に入れて組み直し。
ああもう大変。

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大分の麦(20220419)

2022年04月19日 22時57分50秒 | 机上釣

大分の麦(20220419)




日に日に育つ大分の麦。
この調子だと穂が色付くのは5月初旬か。
記憶頼りに写真で辿ると、毎年この頃は佐賀の関の黒ヶ浜でチョイ投げカワハギを家族で楽しんでいた。
娘をカートに乗せ奥と私が青虫をチョイ投げ、良型カワハギ10数匹を、肝和え刺身や煮付け、唐揚げで頂いていた、2010年までは。
でも2011年3月から家族での海行楽は控えるようになった。

佐賀の関の黒ヶ浜も懐かしいのだけれど、2011年の辛さから私たちは行けないでいる。

5月上旬、大分沿岸にカワハギが産卵で乗っ込んでくる。
それを岸からポチャ投げで釣り、そしてフグのような肝和えになる。

でもそんなカワハギの乗っ込みと麦の穂の色、どう関係するだろう。
来週、再来週が楽しみだ。
麦の穂の色がカワハギ乗っ込みに重なって見えるかもしれない。
そう期待してしまう。

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