なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

夕方キャス練(20240613)

2024年06月13日 22時01分49秒 | 実釣

夕方キャス練(20240613)


連日の夕方キャス練。
1745−1815、30分、府内大橋水位−0.07m、濁り、北東風力2、晴れ、気温31度。
1)DH17ft#9/10、Rio-Scandi#11F(710gr46g12.2m)、フロロ10号、鈎なし
右上手から開始、初投からブッ飛んでいく。
昨日向い風540grの困難が嘘のよう。
左上手もブッ飛んでいく。
20ストロークでも足らない。
でもやはり左上手の方が右上手の120%遠く飛ぶ。
動画で確認すると左上手肘が90度よりやや広く、右上手肘が90度よりやや狭い。
室内スペイ練習棒で確認すると、その原因の候補が見付かった。

肘角約150度で始めたスイープの終了時に、左上手はそのまま、右上手が90度にまで変化するのだ。
つまり左右差の理由の一つが、スイープ・ベクトルの方向性。
左はまっすぐ後ろの直線性、右が後からやや上向きの回転性。
右上手の「肘をグイッと曲げる」癖が、スイープラインを上向きに回転させていた。
なので右上手で、スイープが上向きに加速され、後方Dループのパワーが分散する。
この分散が左上手では生じない、左上手シングルハンドスペイの練習を怠ってたから。
だから肘を急に曲げる癖がないだ、不覚にも。

右上手バックキャストのDループが上がりつつある状態でフォアすると、前向きのベクトルに当然ながら上向きのベクトルが加わる。
その結果、フォアDループの力が前と上へ抜け、ループが上下に展開してしまう。
たぶんこれが右上手で苦しんだ悪い癖の一つ。
言い換えれば「スイープ終了前にDローンチを始める癖」でもある。
*スイープ中にローンチしアンカーを強制的に入れる試みの代償!
次回からここを徹底的に修正する。

ところで今回、動画で確認したら、1分で3キャストしていた。
なので30分間約80−100キャストの計算、どうりで20分過ぎた頃からロッドがぶれ滝汗たはず。
夕でも気温30度超えだからと思ったけれど、単に体力の限界を超えただけかもしれないが。
その意味で、やはりクランというシングルスペイ養成ロッドでスペイ筋鍛錬は正解らしい。
ライン適正重量は700gr、このセットでキャス練しながら実用的な筋肉と神経を鍛えよう。

今日の30分間、肉厚で濃厚なキャスト感を存分に味わえた。
この感覚も他でもなくクランならでは、クランをして余人に代え難し。
今回、あっという間に尽き果てたけれど、続けられる体力も大切だ。

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夕方キャス練(20240612)

2024年06月12日 22時04分07秒 | 実釣

夕方キャス練(20240612)


仕事上がりの1800から30分間、大分川、府内大橋水位−0.07m、笹濁り、南東風力5、曇り、気温27度。
シーバスのボイルなし、左岸は強い向い風、ときおり白波が立つ。
1)DH17ft#9/10、Rio-3D-FHI−520gr(11.6m34g)、フロロ10号、フロロ4号、鈎なし
間違って520grを乗せてしまった。
でも、520grがものすごく重く感じる。
DH13.8ft#8/9やDH13.3ft#7の軽快さ(20240608)をまったく感じない。
これは、ロッドがラインよりはるかに重いから。
仕方なく、これでキャス練開始。
今日は重心移動に専念。
はじめは下手側後脚から上手側前脚へ重心をゆっくり移動させたが、ラインに力が乗り難い。
何度かやっていると重心移動は短くクイックにした方がよさそう。
今日はそこを動画チェックした。
今度は700grで試してみる。

追記)
3月の記録動画と比べると、体幹の使い方が一般的なスペイキャスターな方々に近付いてきた。
でもまだ重心移動/体幹の振りがロッド/ラインと同期していない状態。
クラン-DH17ft#9/10のキャスト支点がロッド手元2/3なのも確認できた。
それがほぼロッド中央部分なAirTH-DH13.3ft#7とかなり違う。
ここがクラン-DH17ft#9/10のコントラバスたる面目躍如。
なので、どんなにクランを速く振っても全部吸収されラインに伝わらない。
クランを曲げて復元待ち、これをスイープとフォアで繰り返すことになる。
とはいえクランは自重で曲がってしまうから、ラインに荷重できるタイミングはほんの一瞬。
自重とライン重量で曲がり切った瞬間しか荷重がかからない。
その意味でクランは難しいロッドなのかもしれない、そもそも。
2020年以降のロッドはライン荷重タイミングは振り始めのかなり初期で扱い易いのと決定的な違いがある。
DH入門時に使っていた廉価版ロッドは柔らかい上にさらに弾性力がなく、ライン荷重タイミングが遅い上にライン荷重でさらにロッドの腰が抜けてしまうなど、今考えれば、あれでキャス練するのは時間の無駄では、と思えるほど。
もしDHキャス練するなら、最低でもグラフェン素材な10万前後ロッドから始める、のがベストでは、と思ってしまう。
いずれにせよ#10スペイDHの手持ちはクランだから、これでキャス練する以外ない。
まずはクランをもっと上手に"演奏"しよう。
クランの特性は最新素材ロッドの遠投性能と競い合うことにない。
クランの利点は甘美な使用感にあるのであって、飛距離は最新ロッドの8割で十分。
ここを間違ってはいけない。

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雨のキャス練(20240608)

2024年06月09日 06時34分07秒 | 実釣

雨のキャス練(20240608)

午後から一旦帰宅して出直し、14時過ぎから川へ向かう。
1500−1530、30分、小雨、気温24度、南東の風、風力3。
1)DH13.8ft#8/9、Rio-3D-FHI−520gr(11.6m34g)、フロロ10号、フロロ4号、鈎なし
このロッドはグラフェン、ファストアクションで軽い。
リフト/スイープ/D/キャストとスムースに進む。
一言、楽。
シングルスペイのイヤな癖が出にくいらしい。
でもやはり左上手の方が安定して飛ぶ。
フォアのDループの勢いも違う。
スイープとフォアの開始に力を掛けるだけでラインが飛ぶ。
その他は力を使わず、ロッドに任せる感じ。
とにかく楽。
楽器に例えれば高音域の弦楽器。
そこで、ロッドを交換してみる。

2)DH13.3ft#7、Rio-3D-FHI−520gr(11.6m34g)、フロロ10号、フロロ4号、鈎なし
これは高弾性グラファイトロッド、やはり右上手だとフォアのDループが崩壊し易い。
グラフェンはキャスターの癖の強さが出難いけれど、逆に修正できなくなる。
よく曲がるロッドだと手の癖の強さがモロに出て、むしろ修正し易くなる。
またグラフェンのようにスイープ/フォアの加速だけでキャストできない。
左右で投げ比べると、左上手のフォアDループはやはり綺麗で強く、右はいまだ汚く弱い。
なぜ?

ループが綺麗な左上手のフォアキャストは、左半身に乗った重心を左脚が受け止めていた。
右上手のフォアキャストだと、重心が右半身/右脚に集中せず、ここが大きく違った。
どうして?

左上手のスイープ時に不覚にも重心が下手側の右脚に残り、フォアキャストの瞬間、上手側の左脚に重心が移動していた。
この結果、スイープは下手側の後脚が軸になり、体幹を後ろに倒し「腰で引く」状態、スイープからローンチの瞬間に後脚を蹴り出し前脚へ重心が移動して体幹が前傾し、フォアキャストでそのまま前脚へ全体重を掛けロッドが振れていた。
タイミングは3つだった。

1)下手側後脚が重心軸足で後傾させた体幹の体重を使いロッドをスイープ
2)後脚から前脚への重心移動とロッド角度変換からDループローンチのタメのタイミングを同期
3)重心が上手前脚側に完全に移動し終えた姿勢、そのまま全体重を前脚へ放り出してフォアキャスト

左上手だと無意識に1、2、3のタイミングで下手側後脚→移動→上手側前脚に重心を移動させていた。
理由はただ単に、左上手キャストだと不慣れでバランスを崩し易かったから。
それで自然と、重心が下手側脚→移動→上手側脚と移っていたらしい。
ちょっとまて。
まさか、下手側後ろ脚の重心スイープが、綺麗なDループの決めてになる?

それで右上手キャストで試した。
1で後方の左脚重心で上体を後ろに倒し下手を効かせながら強烈な体幹スイープ。
2で後脚重心を上手側前脚へ移動させる間に、下手を突き上げDループローンチ/アンカー。
3で上手側半身に乗った重心を腰の回転で前脚へ放り出しながらフォアキャスト。

はじめてタイトループで飛んだ。
何度繰り返しても何度も同じように再現できる。

これだ。

いままで腕の運びだけで考えたけれど、実は重心移動つまり体幹運動が決め手だった。
動画記録はないけれど、以前気になった「腰が入らない」キャスト姿勢も、体幹放置が原因だった。
今日の雨のキャス練で、かなりの問題点が整理できた。
でも、その体幹運動が身に付くのはまた別の次元。
キャス練をさらに続ける。

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夕方キャス練(20240605)

2024年06月05日 20時36分52秒 | 実釣

夕方キャス練(20240605)


ようやく夕方キャス練、1時間半。
1720−1850、府内大橋水位−0.08m、北東風力1、気温26度、晴れ。
1)DH13.3ft#7、Rio-3D-FHI−520gr(11.6m34g)、フロロ10号、フロロ4号、ゲームチェンジャー
ノーテイクノーフィッシュ。
このロッドは480gr指定、なので520grはちょっと重いのだけれど、10%の余裕はあると考え乗せてみた。
軽い。
軽いリールのおかげかもしれないけれど、それでも軽い。
今までのキャス練がクラン17ft#9/10だったからか。
全てが軽く感じ、キャス練そのものが快適になった。
ただし、、、シングルスペイのDループが未だ残念な形。
特に右上手。

左上手と比べると、飛距離も8割に止まり、ループが伸びていかない。
正面が青空だから飛んでいくループ形の確認が難しいけれど、それでも飛距離が全然違う。
左上手の方が綺麗なループでしっかりターンする。
でも右上手だとループが捩れてしまう。
右上手の癖がスゴいらしい。

スイープからのローンチ(バックキャスト)を左右で比べると、左上手は大きく後に開くけれど、右上手の開きが浅い。
上半身の右側開きを途中で止める癖らしい。
その癖のない左側は十分最後まで開けるので、ここが決定的に違う。
右上手で上半身を十分に開く練習をしてみよう。

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日曜キャス練(20240602)

2024年06月03日 06時07分20秒 | 実釣

日曜キャス練(20240602)


午前の仕事上がりで午後からキャス練、大野川。
舟本大橋上、1430-1530、1時間、白滝橋水位m、晴れ、気温24度、北西、風力4。
1)DH17ft#9/10、Rio-3D-HIS3(700gr45g12.2m)、フロロ10号/4号、UVレジン鈎

北東(川上)から北西(川下)へ風向きが変わり、しかも烈しく、投げ難い。
今日は700grの市販品なので自作ラインよりな投げやすいが、タイミングはやはり難しい。
リフトからのスイープは力負けしないけれど、角度変換/タメからのフォアキャストで力抜けする。
何度も繰り返すと、原因はロッドの早振りらしいことが分かった。
それでゆっくり降ると、きちんと飛んでいった。

これまでのキャス練ロッドがグラフェン素材だったから、そのシャープな振り感に腕が慣れていた。
17ft#9/10で700grを使うのは20240521(710gr、float)と今日(700gr、HIS3)で、シンク系ラインの方が投げ難く感じる。
リフトで水面から抜き上げるのに手間取るからで、より強いリフトとその待ちが必要。
で、ロッド感覚。
キャス練は普段使いのロッドに合わせた方が良い。
つまり、グラフェンなど高弾性グラファイトが普段使いなら、キャス練もそんなロッドを使うべき。
クランなど中弾性グラファイトロッドの感覚と、最近のロッドの感覚は大きく違う、当たり前だけれど。
遠征用ロッドは全てグラフェン、大分ではグラフェンと2020年産のロッドを使っている。
グラフェンは張りがあり軽いのでロッドを早く振り回せる。
旧式の中弾性グラファイトは早く振り回すと力が逃げてしまう。
楽器に例えると、グラフェンがギターやバイオリンで中弾性グラファイトがコントラバス、またはフルートとホルンほどの違いになる。
低周波の楽器は間延びした旋律が合うけれど、高周波楽器は細かなピッチが似合う。
それと同じで、グラフェンはキビキビと動き、中弾性グラファイトはユッタリと動く。
そこが振り感の違いに決定的に出てくる。
つまり、キャス練は、そのどちらの系統で極めるかが大切なのだ。

メンディングステイに向くのはグラフェン系で中弾性グラファイトは全く不向き。
グラフェン系と中弾性グラファイトのちょうど中間的な2020年産Winston Air THがメンディングステイ出来る限界ロッド、特に#8以上だとグラフェン以外は腕に負担が大きく掛かる。

ただし、SAGEやSCOTTの高番手ロッドがどうかは分からない。
ビューラーの#8/9DHはグラフェンで長時間のメンディングステイは全く問題ない。
#10クラスのDHが問題。
メンディングステイできる軽さと700grに負けない強さ、その矛盾する要求に答えてくれるロッドは何か。

もちろん700grに負けないスペイロッドとメンディングステイできる#10DHを分けて考えるのが王道だけれど、2本揃える余裕はない。
今は#10DHでメンディングステイする必要はなく、700grを楽に投げれればそれでよい。
Quantumスペイトーナメントロッドも考えたけれど、まずは実用的な高番手高弾性スペイロッドが欲しい、大野川のリバーシーバス用に。

今日、クランで1時間投げ込んだけれど、やはり腕への負担が大きく、それ以上続けると身体を壊す。
コントラバスな楽器的感覚は最高だけれど、そこで磨いた技術はだんだん時代遅れになっていく。
磨くなら、今のロッドにあう技術。

グラフェンだとループに#10がある。
SAGE/SCOTT/ループで考えてみる。

追記)
また、重いリールを使ってみているけれど、全体が重くなりすぎて、たぶん全重量がとんでもないことになっている。
1kg超えはしてないと思うけれど、そこに700gr超のラインを乗せ何度も振る。
重量は削れる分は削った方が身体に良いのではないかと思えてきた。
でもまだ重いリールは使い続けてみる。
答えを出すにはまだ早い気がするので。

追々記)
色々調べると、Scottは手作りで、SAGEとループは工業品。
品質の安定性は工業品、なのだけれど、大野川の対岸まで700grを投げ込むには、それなりのロッドが要る。
もし折れても修理は早い方が良く、その点も工業品は安心できる、けれど、最高のロッドを手作りのカスタムで極めたロッドも、使う瞬間に美を感じれる。
釣りはその瞬間こそ大事、そう考えれば、あとさきの安心感より、その一瞬の甘美さを優先するべき。
めちゃくちゃ高くなるけれど、それも、美へ支払う対価と考えれば納得できる。
実用性より美、今はそれを優先しよう。

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大野川キャス練(20240526)

2024年05月26日 21時26分18秒 | 実釣

大野川キャス練(20240526)


9時過ぎに出発、途中諸事こなし、現地着1000。
大野川白滝橋上、白滝橋水位−1.39m、晴れ、気温25度。
南南東、風速4−6m/s、爆風、水面が白波立つほど。
1030−1045、15分間、キャス練。
1)kencube-SD-X17ft#13、自作インタミライン(1000gr64g14m)、フロロ10号、フロロ4号
20240521に使った自作ライン、またリールに戻し、剛竿SDX#17で使ってみた。
リフトは十分、ロッドがライン負けしない。
スイープも力負けせず、まっすぐ飛んでくる。
D、方向転換、フォアキャスト、ロッドがライン負けしない感覚はこれかと感慨。
でも、爆風の影響か、ロッドがOH専用で曲がらないからか、右上手の手首への負担が思ったより大きい。
横からの爆風でもそれなりに飛んでいく、しかし15分で手首が限界、キャス練終了。
今回の確認事項は2点。
1)ライン負けしないロッドの使用感
2)スイープ後の右上手角度変換
ただし、OH設計ロッドの場合、ティップ寄りの重心が手首の負担になる。
コロナ前に広島で経験した痛みを、今さらながら、また味わった。
高番手シングルスペイはスペイ専用剛竿が最適らしい。
ここはもう「Quantumスペイトーナメントロッド」にイッてしまおうか、もうこの際。
逆に「kencube-SD-X17ft#13」はOHソルトロッドで使えば良い、完全に割り切って。
東洋工業リールを使い、日南海岸冬のヒラメ狙いなどで。


1100−1600、5時間、キャス練込みオイカワ実釣。
2)DH12.8ft#6、ナイロン30号、フロロ5号、フロロ0.8/1.2号、オイカワ5本マルチ
相変わらず爆風、メンディングステイ用のナイロン30号でストレッチ/リフト/スイープ/角度変換Dの練習を兼ねて。
正確にはカウントしなかったけれど、5時間で180匹前後、時速30−40匹。

この場でこれほど掛かるのは珍しい。
しかしオイカワ盛期な6月−10月になると、鮎と重なり、ランを長く釣り降れない。
鮎直前の今日は、全てのランを自由に使え、それで好成績になった。
また、産卵前のオイカワは型も良く、流芯で掛かるとかなりの衝撃、DH#6でも楽しめた。
でも、それも5月いっぱい、6月から鮎が始まり、自由なランは鮎場以外に狭まる。
残念だけれど、致し方なし。

追記)
ちなみにオイカワの着き場は、荒瀬流芯脇のチャラ瀬で、鮎師の入らない場所。
鮎場な流芯付近から追い払われたオイカワが移動した?
産卵場だから?
でもそんな場を狙うと広い本流域でも入れがかりする。

1610−1630、20分間、キャス練。
3)DH12.8ft#6、RIO-Scandi-Short#6F(9.3m24g360gr)、フロロ5号、フロロ2.5号
まだ爆風中。
瀬落ち下のプールに鵜避けラインが何本も渡してある。
その合間を縫ってキャス練。
SDX17ft#13で試したのと同じ、右上手スイープから角度変換しD形成を練習。
タックルバックを河原に忘れた20240523に悩んだ右上手でのテイリング。
この原因は2つあって、フォアキャストの右上手が早過ぎるのと、スイープ面とフォアキャスト面が近過ぎる点。
右上手の暴走はなんとか押さえ込むとして、スイープ面フォアキャスト面の近接は、D前にロッド角度変換をより注意して遣り遂げる必要あり。
ここを何度も練習すると、テイリングしないDループになっていった。

右上手スペイの癖で、なぜかスイープ面とフォアキャスト面が近づいていた。
シングルハンドスペイだとこの角度変換は出来るのだけれど、ダブルハンドのシングルスペイだと出来ない。
なぜ?
左上手は出来るのにDH右上手だけ出来ない。
たぶん長い間、DH右上手が、そんな投げ方だったのだ。

シングルハンドスペイは大分管釣りで散々投げ込んできた。
でもDHシングルスペイの投げ込みは、本当に少なかった。
遠投のDHシングルスペイは年に数回程度、それが良いか悪いかも分からずに。
また、短距離のシングルスペイはよく使ったけれど、飛ばなくてもターンすれば良く、その考え方の狭さも、致命的なDH右上手シングルスペイのミスに長い間気付けなかった原因か。

いずれにせよ、今日のキャス練で下記を確認した。
1)スイープ後の角度変換は必須(肩肘水平、肘直角、肘手首垂直)
週明けは台風1号の影響で雨天、河川は増水するだろう。
なのでキャス練は次の日曜まで待つしかない。
室内キャス練棒で特訓しよう。

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キャス練ならず(20240525)

2024年05月25日 20時05分04秒 | 実釣

キャス練ならず(20240525)

午前の仕事明け、一旦帰宅して大野川へ向かった。
リバーシーバス横目のキャス練目的。
そしてもし小魚が群れていたら、軽量DHでオイカワ横目のキャス練も良いかなと。

到着してロッドを伸ばし支度していると、先日使ったはずのタックルバックがない。
車の中を探してもない、川に置き忘れてきたらしい、どこ? いつ?
たぶん水曜夕か木曜夕のどちらか。
もし水曜ならバックはもうないかもしれない。
木曜夕なら回収できる可能性は僅かでもある。
そのどちらだ?

でもちょっと待て。
土曜午後の今から戻っても残っている可能性は低い。
なら、このままキャス練してしまって、それからゆっくり行ってもいいんじゃないか。
どうせ残ってないかもしれないし、それならこのまま釣りしてしまおう。
せっかく来たんだし、もうここまで支度したのだし。

ちょっと待て。
ここでの釣りはいつでも出来る。
そんなヌルい願望に身を任せてはダメだ。
たった今からでも回収に向かうべき、たとえ残ってなかったとしても。
あのバックには大分川大野川津江川玖珠川駅館川の年券が入っている。
リールも3個そして何より、巻き貯めたオイカワ鉄板鈎が入っている。
フロロセットやクリッパー砥石セット、そしてドロッパーボックスも。
その総額は奥に申告できないほど、本当にヤバい。
見付からなければ警察に行かねばならない。

慌ててヒップウェーダーを脱ぎ、車に飛び乗った。
ちょっと待て。
ここで急に発進したり荒く運転すればまた事故る、慎重に、落ち着いて。
そしてなにより、いつどこに忘れたか思い出すのが先決。
しばし逡巡。

あそこだ、木曜夕、キャス練に湯布院オイカワ鈎を使ったあの大分川の河原。
木曜夕から雨は降っていない、でも河川工事中で散歩の人通りも多い。
もう無くなっているかもしれない。

到着、河原まっしぐら、砂浜を青春走りした。

あった。
日に焼けて河原の石とほぼ同化していた、鳥や犬の餌食にもならず。
ああ、よかった。

でもこれで私は運を使い果たした。
次は手酷く失敗するかもしれない。
もう17時前、竿も出さず帰宅した。

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キャス練30分(20240523)

2024年05月23日 21時24分22秒 | 実釣

キャス練30分(20240523)

仕事上がりの薄暮、30分間。
1)DH12.8ft#6、RIO-Scandi-Short#6F(9.3m24g360gr)、フロロ5号、フロロ2.5号、小鈎
ノータッチノーフィッシュ。
右上手で、どうしてもテイリングし鈎が絡んでしまう。
でも左上手では大丈夫、しかも左上手の方がキチンと飛ぶ。
左右で投げ比べると、右上手でDローンチの角度変換が小さ過ぎる。
左上手なら十分に角度変換できていて、ここが大きく違う。
それで左下手のスイープ後に、右上手の角度変換を大きくとるとループがややワイドで飛び、テイリングが防げた。
撮影した動画で確認すると、左上手だとスイープ後に左上手の肘を直角に曲げ角度変換出来ているが、右上手はこれが全然出来ず、スイープ後の右上手の肘が伸びた状態でフォアキャストを始めていた。
この違い、次回のキャス練でこれを修正する。

追記)
それと、フォアキャスト後に重心が前へバランスを崩すのが気になる。
スペイ競技会動画でよく見かける姿勢の崩れ、優勝者には、それが無いのが特徴。
なぜ崩れる?
左右の重心移動は出来るようになってきた、完全ではないけれど。
でも、前後の重心移動がまだ甘いのだろう。
バックキャスト/Dループで棒立ちなのだろうか。
だからフォアで前のめりになる?
どうやって後に重心を反らせる?

追々記)
たぶん、腰が引けている。
腰を入れる?

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夕方キャス練(20240522)

2024年05月22日 22時27分24秒 | 実釣

夕方キャス練(20240522)

夕方の1時間、軽量DHにて。
1)DH12.8ft#6、kencube-SSL#6F-SH(14g10.6m)、フロロ5号、フロロ2.5号、ホワイトミラー#10
小ウグイ一匹のみ、鯉はテイクせず。
右上手投げから開始、昨日のヘビーラインの痛みを引きずりながら。
でも軽量ラインなので負担にならずキャス練出来る。
左下手もしっかり働いてくれる。
で、左上手。
これが上手くいかない。
右上手と比べると、左上手はスイープ途中でローンチを始めていて、その結果、左上手のループが乱れる。
それで、スイープを右下手でしっかり引き切ったタイミングで左上手のDローンチを始めた。
結果、上手くいく。
下手と上手を一緒に練習させると、それぞれの利点欠点をお互い見付け合い、上達が早まるらしい、それがたとえ私の右手左手でも。
1)スイープはしっかりまっすぐ引く
これは明日以降も特訓。

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大野川キャス練(20240521)

2024年05月21日 22時27分31秒 | 実釣

大野川キャス練(20240521)


仕事上がりで夕から2時間、舟本大橋上、白滝橋水位−1.36m、大潮、気温28度、晴れ。
1)DH17ft#9/10、Rio-Scandi#11F(710gr46g12.2m)、フロロ10号/4号、キャンディー鈎
5月19日の荒雄川に比べ、ロッドもラインもかなり重い。
距離は出るけれど、軽快には程遠い。
シーバスのボイルあり、でも単発でしかも遠い。
もしかしたら遊泳層は中層以下かもしれず、ライン交換へ。
2)DH17ft#9/10、自作インタミライン(1000gr64g14m)、フロロ10号/4号、キャンディー鈎
自作インタミに変更、でも1000grの超ヘビーライン。
距離はやや出るけれど、着水時の水面インパクトが尋常じゃない。
また、リフト-スイープでロッドがラインに負けて、水面から抜き取り速度が上がらない。
なのでスイープ途中の落水が多く、ここでパワーロスする。
高いスイープで落水はやや防げるけれど、アンカー切れしやすい。
また、スイープ速度が遅いままなので、Dローンチのタメが効かない、Dを待つと落水するので。
なので、右上手でDローンチを待たずスイープから直ぐフォアキャストした方が無難に飛んだ。
でも、飛行中のDループ形は決して上等ではない。
スイープでロッドがライン重量に負けてしまうことが原因。
手持ちロッドにkencubeのSDX17ft#13あり、これなら負けないかもしれない。
でも、SDXはOH専用ロッド、シングルスペイ向きじゃない。
それで、1000gr自作インタミラインは仕舞い込み、代わりにRioのHIS3の700grを巻き込んだ。

また今回、重いリールを使用した。
ただし、その選択が効果的だったかは不明、ラインがあまりに重すぎて。
でも、重いリールでキャス練は続行する。
右肩と右首がかなり痛むけれど。

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江合川荒雄川(20240519)

2024年05月20日 00時13分11秒 | 実釣

江合川荒雄川(20240519)


0300起床、0400宿発、現地着0420鵙目橋。
昨日ルアー師の直後に入った鵙目橋上にイン。
鵙目橋上右岸、0450−0520、30分、岩出山水位-3.11m、気温11度、曇り。
1)DH12.2ft#6、ナイロン35号、フロロ10号、TGショット5g、4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
自然の本流場は前日に誰かが釣っていれば翌日は厳しい、たとえそれが私自身の後でも。
それでもその場の流れがよくわかるので、釣れなくても理解は深まる。
もしかしたらここは、夏場の早朝薄暮場かもしれない、そう思った。


その後、キャス練目的で荒雄川轟大橋上へ向かい、途中、ダムインレットを見る。
階段堰堤は魚道のことで、ダムから魚が遡上できる仕組み、ヒトのためではない。
この階段魚道の下からインレットへ遠投リトリーブを考えたが危な過ぎ、止めた。


轟大橋上左岸(第2堰堤下第2ラン)、0700−0900、2時間、轟水位0.21m、気温11−24度、曇り時々晴れ。
2)DH12.2ft#6、RIO-HIS1(23g9.5m)、フロロ10号、フロロ1.2号、ハックルミノーv11
タッチ数回ノーフィッシュ。
左岸の水位塔下階段から入渓、股下と比較的浅く、数歩進むと膝上の馬の背に入れる。
しかし、荒雄最終日にここに来るということは、ニジマスを釣る気、ほぼ完全にゼロ。
それでも万が一、ということもあるから、釣れそうな鈎を結びネットを持参した。
昨晩よりライズは少なく、上の淵に隠れているのかマスも見えない。
二匹だけが右岸沿いにライズしていて、これが1回ずつ鈎を咥えた。
でも、キャス練はさらに進化した。

1)下手の覚醒
2)覚醒した下手でロッドエンドを後ろに十分押し出す
3)上手の我慢
4)フォアキャストはDのタイミングを十分に取った後
5)アンカーのテールストライク(Tailstrike)は不十分なストレッチ/リフトの証し
6)ロッドを速く振れるのは、ラインをロード出来ていない証し


昨日よりラインはバンバン飛び、何度も斜め向うの対岸の高い梢に乗ってしまう(上写真ロッド方向の高い梢)。
なのでキャストコントロールの練習にもなった。
でも、今までと次元の違う飛びを感じた。
上手くいく時ほど、リフトに成功し、アンカーがワンタッチで、後ろのタメがよく効き、ラインのロードを十分に感じるフォアキャスト。
ものはためしに左岸のまま左上手を試すと、これが恥ずかしいほど上手くいかない、それほど右上手キャストが急激に進化していた。
キャス練2時間、水位塔から橋手前まで投げ進み、タイムアップ、片付け開始。

結局、昼過ぎに実家に立ち寄り。
弟が40cm超のクロソイを釣っていて、その刺身を頂いた。
鼻腔にクソロイ独特の風味を感じる。
これはオコゼのそれと似て、でもエビのような微かな甘味も感じる。
「居酒屋で出るクロソイは臭いけれど、これは大丈夫、臭いのは養殖の餌のせい」と弟。
通販でクロソイお取り寄せの野望は潰えた。
そこから大分へ大返し、夜遅くに大分帰宅。

今回の釣果は江合川のド本流ヤマメ1匹のみで、荒雄ニジマスは完全なゼロ。
でも、江合川荒雄川を、より地元目線で見た気がする。
江合川は、確かにかなり下まで本流ヤマメがいるけれど、入渓点と駐車ポイントが本当に分からず何度も困った。
江合川は通い込みが必要な上級者向き河川かもしれない。
荒雄川は、釣れても釣れなくても大満足、なにせ年券を買っていて9月末まで入り放題、焦ることはない。
荒雄川にマスは必ず居る、釣ろうと思えばいつでも釣れる安心感は本当に絶大。
今回は、だからこその荒雄川キャス練、いつでも釣れるニジマスを横目に眺め。
こんな恵まれた環境でキャス練出来る、本当に貴重な体験だった。
だって全然飽きないのだから、単純なキャス練が。
そのおかげで左下手が覚醒し、キャスト技術は一つ上の次元に達した。
マスが居るからこそのキャス練環境、これは本当に大切。

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江合川荒雄川(20240518)

2024年05月20日 00時10分42秒 | 実釣

江合川荒雄川(20240518)

 
0345起床、3時に起きれず、それでも0400宿発、現地着0415鵙目橋。
まだ薄暗いけれど、川の流れがはっきりわかる。
全対的に浅く流れも強く時期的にまだ早過ぎと感じた。
しばらく眺め、次の候補地へ。

第2候補地着0500岩出山大橋下、すでにルアー師3名実釣準備中、出遅れた(写真なし)。
ここは堰堤下の深いプールで、ルアーやショートヘッド遠投の釣り、これもパス。


 
第3候補地へ向かい、現地着0600座散乱木大橋、幸い先行者不在。
昨日に続き2日連続でイン。
座散乱木大橋、0630−0930、3時間、岩出山水位-3.09m、気温7−24度、晴れ。
1)DH12.2ft#6、ナイロン35号、フロロ10号、TGショット5g、4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
ここから高圧電線直下まで、かなり下って探り続けた。
しかし、やる気あるヤマメは昨日の一匹だけだったらしい。
本流ヤマメのウェットは、時の運だと思う。
手持ちの鈎に反応する条件は、その時の自然環境で全く変わり、固定の答えなどあるはずがない。
まるで山嵐吹き付ける樹々の葉々に、何一つ同じ揺めきがないように。


次、目の前でルアー師がフィッシュした鵙目橋上、ここは今日の早朝一番見送ったポイント。
鵙目橋上右岸、1030-1200、90分、気温24度、晴れ。
ノータッチノーフィッシュ、そう甘くない。
TGショットは5gが適正、7gだと底石を絶対に噛む。
TGショット5gがちょうど合う水量なのだ江合川は。


次、車湯児童公園前、ここは初のイン。
2)DH13.8ft#8/9、kencube-SSL#8-DH(11.5m28g432gr)、フロロ10号、TG5g、フロロ2号、1本鈎
3)DH13.8ft#8/9、ナイロン35号、フロロ10号、TG5g、フロロ2号、1本鈎

車湯児童公園前右岸、1300−1430、90分、気温25度、晴れ。
ここもノータッチノーフィッシュ、そうそう甘くない。
右岸は河川工事中、土曜だからお休みとタカを括り入渓、工事現場から直接河原に降りた。
ここの河川敷は野薔薇が多く、ウェーダーガードのスパッツが必要、次回から対応する。
また、降りてみると河川構造は単純で、好ポイントは意外と少なく驚かされた。
とはいえ、ある程度は魚の巣、夏場早朝薄暮の狙い目のひとつ。
ただし、発電所放水口直下な鳴子大橋下の方がダイナミック、その没入感は格別だ。
脱渓時に対岸(左岸)病院側からロングロッドの餌師入渓、大きなトロ箱を抱えている。
たぶん地元の方、あのトロ箱からはみ出すほどの大マスを持ち帰り、晩ご飯にするのだ。
彼が釣れるまで眺めていたかったけれど、なんと河川工事が始まった。
土曜午後、慌てて退散。


次、荒雄川、ニジマス河川。
車を走らせながら、優先事項を考えた。
ニジマスを釣ることとキャス練の両天秤について。
昨日今日と江合川でメンディングステイし倒し、本流ヤマメを一匹釣った。
その一匹は運の賜物、そしてその運は、それっきり訪れていない。
でもここで成魚放流マスに興じれば、折角の運気がまた遠のいていく。
それに今は魚よりキャス練に夢中であって、すると天秤は「ニジマス<キャス練」となる。
荒雄川でマスを釣らずキャス練に没頭、なんという贅沢、罰当たりな選択。

第4堰堤下第4ラン、1500−1700、2時間半、轟水位0.21m、気温24度、晴れ。
4)DH12.2ft#6、kencube-SSL#8-SH(11m23g354gr)、フロロ2号、ハックルミノーv11
タッチ頻回しかしノーフィッシュ。

写真はハックルミノーv11、湾曲しゆらめくのでタッチは多いけれど、フックアップしない。
これは後日、木郷滝自然釣りセンターなどでテストし修正へ。
水深がほぼ膝下の広く浅く流れの緩い場、投げ入れてやや遅いリトリーブで回収。
ラン中央を釣り下ったので左右にキャストできる。
とはいえマスのいる左岸方向が主、ステップダウンしながら左右を投げ比べていた。

突然、左下手、覚醒。

右上手シングルスペイの悪い癖は、右上手の暴走と左下手の怠慢。
それで右上手より左下手に注意を向けていた。
突然、左下手が目覚ましく働き始めた。
左手のグリップにしっかり力が入り、より高く挙上、より後方へロッドエンドを押し出した。
すえるとどうだろう、ロッドティップの軌跡がより長く、Dのローンチがより深くなった。
当然、今までにない程飛んでいく。
私の左下手が目覚めた瞬間だった。

それからもうキャス練は右上手左下手ばかり、そのまま第4ランを終えた。
でももう少し時間あり。


第2堰堤下第2ラン轟大橋上右岸、1730−1830、1.5時間、轟水位0.21m、気温24度、晴れ。
タッチ数回ノーフィッシュ。
右岸から右上手7割左上手3割と投げ分け。
覚醒した左下手で暴れる右上手をイナしながらキャス練。
でもどうかすると体重移動を忘れ、リフトも雑になる。
しかも左岸近くに鈎が落ちると根石に掛かる。
そのまま日没直前、ストップフィッシュ。

この轟大橋上は広いけれど魚は少なく、ニジマス密度はエリア随一の薄さ。
それでもゼロではなく、逆に腹を括ってキャス練できる。
また、左岸はかなり浅いかもしれず、それなら浅い左岸から深い右岸へ投げ込んだ方がトラブルは少なく、釣れる可能性も増す。
シミュレーション終了、明日の予定がたった。

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江合川(20240517)

2024年05月20日 00時07分24秒 | 実釣

江合川(20240517)

1330−1830、5時間、岩出山水位-3.09m、曇り、気温17度、かなりの烈風。
1)DH12.2ft#6、ナイロン35号、フロロ10号、TGショット5g、4本マルチ
ヤマメ25cm、ティールブルー#10、メンディングステイにて。
その他はノータッチ。
座散乱木大橋上下、⁦川渡大橋河川公園下、鳴子大橋下。
車湯児童公園下は入らず。


レンタカーで江合川を登り初見の地が座散乱木大橋。
その上も見たかったけれど、とりあえずイン。
田植えの代掻きで濁るけれど釣りできる範囲、問題なし。
瀬落ちからメンディングステイで全域をくまなく探る。
少し深い流芯対岸側、メンディングステイのスイングにガツンと向う合わせ、幅広の銀、これぞ本流ヤマメ。

でも、後にも先にもこれ一匹のみ。
こういうのを本当に運というのだ、誤解を恐れず敢えて言うなら。

流していると台風のような音がして、風下左岸の鬱蒼と茂る山肌の葉が全部裏返った。
その瞬間、右岸の高い樹、ミズナラ?、が激しい音をたてて折れた。
真ん中から折れたのか夥しい小枝と葉が、満開の桜が散ったように、川面を埋め尽くした。
たしかに強風注意報が出ていたけれど、目の前で太い樹が折れるのを間近で目撃した。
風の強い日は、折れて落ちた樹に当たり遭難することもある、そんなことを知った。


川渡大橋河川公園下は左岸をディープウェーディングで下った。
時折、猛烈な風が吹き渡り、水面に白波と水飛沫がたち、その風音とともに私の口から悲鳴が。
遊歩道から見えないけれど、左岸はコンクリート護岸され入渓し易い。
だからか釣り荒れも早いだろうけど、ヤマメは確実に区間。
ただし、川の筋が幾つにも分かれるのでそれぞれの川幅は細い。
もう少し下ると合流してやや太くなるけれど、下流の美豆の小島周囲の川幅はけっして広くなく、やはりダイナミックさは期待でない。
もちろん川幅が狭いから釣り易い場ではあり、ここは好みの別れるところ。


車湯児童公園前を川見した。
夕刻前でタイミングはベストだけれど、初の場所、危険が伴う。
なので写真撮影のみ、広いので高番手DHな場。


本日締めの選択、鳴子大橋下へ。
鳴子発電所放水口(定期点検中?)は閉じていて、代わりに鳴子ダムが放流中。
17時30分過ぎ、もう時間はない。
瀬は相変わらず強く太く、この一帯の流量は変わりない。
たぶん鳴子発電所放水量=鳴子ダム放流量。
丁寧に左岸寄り、右岸寄り、中央寄りと探ったが、ノータッチノーフィッシュ。
この流速をナワバるには、まだ季節が少し早いか。
また今度チャレンジ、一旦ストップフィッシング。

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夕方キャス練(20240510)

2024年05月10日 21時58分38秒 | 実釣

夕方キャス練(20240510)


大分川40分、府内大橋水位−0.08m、気温25度、晴れ。
1)DH17ft#9/10、Rio-Scandi#11(710gr46g12.2m)、フロロ10号/3.5号、マツーカ#10
昨日できなかったド遠投練習、何度も繰り返すと、フロロ3.5号が切れ、マツーカが無くなっていた。
後の岸に触れたのか、遠投圧で切れたのかは不明、しかし遠投時はフロロ5号程度は必要か。

今日も右上手8割でキャス練、暴走しがちな右手を抑えながら。
でもやはり左上手がラインは安定する、なぜ?
投げ比べると、左上手はロッドを握らず、右上手はガッチリ握り込んでいる。
以前直したはずの癖が、いつの間にか元に戻っていた。
こんなに力が入っていたのかと驚くほど。
その右手の握りを緩めるとラインがかなり安定した。
利腕の右手でロッドを握り込む癖は、本当に厄介だ。

風が南西から南東に変わり強い向い風、腕も疲れブレ出したので本日終了。
残るキャス練は明日午後のみ、あとは宮城の準備が始まる。

追記)
Rio-Scandi#11(710gr46g12.2m)を大型の重いリール(Marquis-Salmon III)に巻き直した。
根拠はループジャグラーさんの動画。
【フライキャスティング】2kgのオモリを手にはめたら35m簡単に飛んでいった〜!
https://www.youtube.com/watch?v=75JEKKD3tNs
明日はこれで最終キャス練。

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夕方キャス練(20240509)

2024年05月09日 19時37分34秒 | 実釣

夕方キャス練(20240509)


移動途中の30分。
すると先客あり、餌釣りのお父さん、オイカワを次々に釣り上げている、2流しに1匹ペース。
このお父さんの下流にイン、邪魔にならないように。
本当は、ヘラクレスなバイキングスティックのクラン17ft#9/10dで、Rio-ScandiHead710grをブチ投げたかったけれど、この川のオイカワだけじゃなく、お父さんまで驚かせてしまう。
それで遠慮し、軽量ラインを選んだ。
Rioの試し投げも、悪くはないので。

1)DH12.8ft#6、Rio-Scandi-F360gr(9.5m23.3g)、フロロ10号10ft、フロロ0.8号オイカワ5本マルチ
火曜に気付いた右上手の暴走、これを抑えることに専念。
右手任せでサボる左手に鞭打ちながら。
でも、どうかすると右手が左手を無視し暴走しだす。
コラコラ右手スタンドプレーは止しなさい、そう右手に言い聞かせながら、何やってんだ左手しっかり働けと、檄を飛ばす。
左右を上手くいなすと、リフトで左右が同じ高さになり、これが第一の目安。
次の目安が、フォアキャスト直後の左右拳が上下位置。
今までは右上手が爆速で左下手を追い越し前へ出てしまっていた。
その結果、ラインがバウンドし、タイミングが早ければ力抜けしてしまった。
これはスカジットキャストの上手使いの癖そのもの、シングルスペイだと、これが邪魔する。
ラインストレッチでスカジットキャスト系を使うので、その違いが良く分かる。
また、キャストアウトした後、ゆっくりティップを下げるとややワイドループの遠投になる。
5本マルチがほとんどジャムらなかったのは、Rioラインのおかげか、それとも暴れ右上手をいなしサボり左下手に鞭打ったからか、よく分からなかったけれど。
それでも、上流のお父さんの釣りを邪魔せず、目の前の魚たちも驚かせず釣りできた。
釣れたのは12cm前後のウグイばかり。
お父さんはオイカワだったから、下流はウグイ場なのだ多分。
急いでいたので、上流のお父さんには挨拶せず。
今度お会いしたら釣果を伺ってみよう。
真顔でニヤけず、真摯な顔で。
けっして、笑ってはいけない。

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