なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

明日から鮎解禁(20220531)

2022年05月31日 06時56分10秒 | 机上釣

明日から鮎解禁(20220531)

鮎の解禁は5/20から大分の三隈川水系で始まっている。
でも一般的には明日6月1日から一斉にスタート。
大分川、七瀬川、大野川もそう、明日のTVニュースは鮎解禁で賑わうはず。

ところで鮎がなぜフライフィッシングで釣れるか検索すると下記がヒット。

「鮎はなぜ毛鉤でつれるのか」
https://yuhi67.exblog.jp/14699568/
主さま曰く
「鮎が毛鉤で釣れるのは、自分の陣地に入ってくる毛鉤を追っ払い、噛み潰そうと毛鉤を噛んだ時に、ハリがかりするんだと思います。」

私も同感です。
目の前にチラチラすると「ナンジャコリャーッバクーッ」てなるんだと思う。
オイカワやハヤですらルアーで口掛かりする。
いわんや口裂け鮎をや。

鮎をよく見ると堅い口がヤマメほど大きく裂けている。
これは岩のコケ喰みに特化した構造。
近隣の魚種はキュウリウオ、つまりワカサギの仲間だ。
このキュウリウオと鮎を比べると口の終わり(口角)が目の後まで裂けているのが鮎。
キュウリウオは目の手前、ワカサギはもっと手前、オイカワに至ってはおちょぼ口程度。
https://www.zukan-bouz.com/syu/アユ
https://www.zukan-bouz.com/syu/キュウリウオ
https://www.zukan-bouz.com/syu/ワカサギ
https://www.zukan-bouz.com/syu/オイカワ
この大きな裂けた口をしてじっとしておけという方が酷。
鮎はこの大きな口を食事以外にも使っているはず。
では何に?

コミニュケーションの道具として使うはずだ。
鮎は縄張り争いで口を使って相手と戦うことがよく知られている。
ゴミか何かが流下してきたら戯れに咥えてみることはあって良い。
ましてや群れ同士で戯れにちょっと噛んでみるのも十分ありうる。
つまりあの大きな口が鮎のコミニュケーションツールだとすれば。

それをフライで考えるとパターンが鮎の餌である必要はなくなる。
もちろん岩コケそのもの鈎な藤本悦雄氏オリジナルや伝統的鮎毛針パターンは確実に押さえるとして、その他の可能性を考えてみる。
去年オイカワ用ミッジ鈎で鮎が口掛かりしたので今期もオイカワ用ミッジ鈎で開始する方針。
それ以外に鮎が口を使ってコミニュケーションしたくなるようなパターン。
暗い時は黒系、明るい時はキラキラ系を使うのはウェットの基本。
だとするとまずは秋田キツネ3号程度のオイカワミッジ鈎で黒系とキラキラ系を揃える。
次に秋田キツネ5号程度(結構大きい)にウィングやハックルをつけた黒系/キラキラ系を準備する。
それ以上大きい鈎は鮎が怖がりコンタクトしないかもしれず、今季は使用しない。

そこで黒系/キラキラ系のbaseパターン。
黒系は孔雀色のカネマラBやブラックフェアリー、キラキラ系はやはり鮮やかに青いインビクタPやシルバーD系。
鮎毛針の研究サイトによると一般的に暗い時は赤が効くらしい。
「鮎は毛鉤の何を見ているのかな? その—2」64648284hondaさまのサイト情報より。
https://ameblo.jp/64648284honda/entry-12731490864.html
なので赤鈎となればオイカワ用アカムシ鈎だろうか。

TGシンカーで沈めたマルチドロッパーを水面のフライライン操作でゆっくり浮上させ、それにコミニュケートしてくる鮎を探す。
鮎の餌を演出するわけではないので、ヤマメと比べ操作はゆっくり、ゆっくり。
重めのTGシンカーと強めのフライラインを使えば広い川幅をかなりカバーできる。

鮎とヤマメのウェットの決定的な違いはメンディングと誘いのスピードだろうか。
ヤマメはクイックに攻撃性を刺激し、鮎はスローに戯れへいざなう、そんな感じ。
だからかヤマメは大鈎になるし鮎は小鈎になる。

とはいえ九州鮎、良型揃いで引きが強い。
小鈎だとほぼフックアウトするので秋田キツネ3号が下限。
それより小さいとまずネットインできない。
ここは本当に大事。




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ブラックフェアリー(20220531)

2022年05月31日 05時51分19秒 | 机上釣

ブラックフェアリー(20220531)

沢田賢一郎師の作。
師曰く
「1993年、私は濁った川でサクラマスを釣るのに効果的なフライが欲しくて、ブラックフェアリーを考えついた。色彩は濁りの中でもよく見える黒を基調とし、僅かな水の抵抗によっても動きが良くなるよう、黒のヘロンハックルとピーコックハールを多用したフライである。河川が増水して濁ると、魚は流芯を避け、流れの緩い岸際に移動する。そうした彼らを釣るにはフライを沈めなければならないが、流れの緩さがフライの動きを悪くしてしまう。柔らかいヘロンハックルやピーコックハールを使うと、そうした条件でもフライを魅力的な姿に保つのが、このパターンを思いついた理由だった。」
http://www.kensawada.com/Tactics/index.php?tcsId=4

www.kensawada.comからはこちら。
http://www.kensawada.com/FLIES/index.php?v=work&flname=Black%20Fairy&flId=00990

追記)
ブラックフェアリーをブラックFと略記する。

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インビクタP芯3本(20220530)

2022年05月30日 21時53分08秒 | 机上釣

インビクタP芯3本(20220530)


TMC200R#6にて3本。
あと7本は作成し、5本はインビクタP、残りは安田龍司氏のアレキサンドラ系。
シルバーDはシルバー胴が正しいがインビクタP胴でもテイクするか試したい。
だとするとインビクタP芯をさらに5本追加、合計12本になる。
ちょっと大変で無機質な作業、でもしないと前へ進めない。
いやおうなし。

追記)
安田龍司氏のこれも参考にして。
https://flyfisher.tsuribito.co.jp/archives/kuzuryu_box

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五ヶ瀬29日目(20220529)

2022年05月29日 22時14分48秒 | 実釣

五ヶ瀬29日目(20220529)

0330起床、0430宿発、0450現地着。

昨日と同じ場から開始、ティペットは0.8号にupしたまま。
0520-0600、40分、曇り、気温17度。
1)DH10.9ft#1、BBX4号F、SSS#4F(9.9m9g138gr)、フロロ0.8号、4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
朝イチだがカスリもしない。

そのまた上流へ移動。

0615-0715、1時間、曇り、気温21度。
1)DH10.9ft#1、BBX4号F、SSS#4F(9.9m9g138gr)、フロロ0.8号、4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
ここもまたカスリもしない。

さらに移動。
昨日入れなかった五ヶ瀬銀座、今日はまだ誰も来ていないらしい。

0750-0840、50分、曇り、気温21度。
1)DH10.9ft#1、BBX4号F、SSS#4F(9.9m9g138gr)、フロロ0.8号、4本マルチ
1テイク1フィッシュ、いつもの虹、発色が少し強い個体。
これまたいつものメンディングステイとカネマラB#8にて。
テイクもフィッシュもこの1匹のみ。

その後、下流へ向かうと昨日のお父さんが実釣中、吊橋に車中泊したらしい。
時間が少し余ったので道端の下草を刈り、さらに下流の大好きな撮影ポイントに移動。

ついでちょっと釣ってみるも案の定スカ。

最後の仕上げに日之影のカンバの瀬を選択、さすがにここは外せない。
高千穂から一般道経由で日之影入り、途中、水ヶ崎発電所を確認、放水していない。
さらにその下の放水口も止まっている。
高千穂発電所下で取水した五ヶ瀬川の水はどこにいった?
長谷川、平底、日之影川合流部までほとんど涸れ川状態、この区間の鮎はたぶん絶望的。
なぜこうなった?

1150-1250、日之影橋水位−2.09m、晴れ、気温27度。
カンバの瀬は渇水状態、川幅が狭く見える。

)DH12.8ft#6、BBX6号、TEAL-MSD#5F、TGショット5g、フロロ0.8号、4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
立ち込むと小鮎(すでに稚鮎ではない)が逃げ惑い、岩には無数の喰み跡がある。
10cm程度のもまだ多いらしく岩間からピョンピョン跳ねるもの全部小鮎だ。
ハッとした。
"この時期のヤマメ主食は虫ではなく小鮎?"

ウナギの餌は小鮎が一番、でも手に入らないからドジョウやミミズを使う(出典は省略)。
また福島の釣師 渡辺良雄 氏が「夏のヤマメはオイカワを食べている、虫ではない」と力説する。
「福島県南会津21トラウト解禁情報」
https://www.youtube.com/watch?v=Bp-O08dulmg
http://www.aizuyamanokami.com/index.html
https://www.tif.ne.jp/jp/ati/profile.php?user=1050

五ヶ瀬川上流域ではヤマメが大きく育っていた。
より規模の大きいこの中流域でもそれは同じ。
今回メインに使った鈎が大鈎2本小鈎2本で半々。
たぶん全部大鈎でよいのだ。

今年3−4月、ルアー師が大きいラパラでヤマメをバンバン釣っていた。
もしかしたら3月の九州ヤマメはすでにベイトが定食で、それが5月以降さらに偏り始める?
大分の5月といえば麦の穂が紅くなる時期、その頃にあわせ稚鮎の遡上が始まる。
その麦の穂の色がウェットの鈎を虫からベイトに切り替える時期だとしたら、私は好機を逃していたのでは。

ウェットはマルチドロッパーが一番の利点。
遠投やメンディングステイを繰り返してもドロッパー間隔45−50cmなら4本まで使える。
この4本を全部#6−8の大鈎にしてしまうのだ。

4月下旬からテイクがカネマラB大鈎に集中したのはパターンよりサイズのせいかもしれない。
なのでインビクタP(小鮎/小ハヤ系)、カネマラB(ボウズハゼ/黒川虫系)、シルバーD(不明)、アレキサンドラ系(婚姻期雄オイカワ系)などを#6-8でたくさん巻いてみよう。
デカい鈎をズラーッとつけてザァッと流したい。

この土日で得たものは3つ。
1)平瀬ウェットは両方向メンディングで鈎を泳がせる
2)ウェットの最適ポイントは流速が歩く速さ以上の場
3)モチ系大麦の穂の紅変は大鈎を使うタイミング

明日から大鈎作成へ。
 
追記)
アレキサンドラ系なら安田龍司氏のこれ。
https://flyfisher.tsuribito.co.jp/movie/tying_sakuramasu02
基本がインビクタP胴と共通なので準備しやすい。
たぶん婚姻期オイカワ雄のイミテートなのでbodyハックルは濃いジンジャーまたはオレンジか。
ウィングをブラウンマラードにするとこれはもうダンケルド。
とりあえずインビクタP胴を作っておけばあとはウィングのバリエーションでほぼ対応できそう。

追記2)
https://youtu.be/deNME0J6Dxw
メンディングステイの実例。

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五ヶ瀬28日目(20220528)

2022年05月29日 18時31分52秒 | 実釣

五ヶ瀬28日目(20220528)

午前の仕事が早めに終わり11時過ぎに大分発、なので13時には五ヶ瀬着。
まずは川見、濁っている。

だとすると下流はまず難しく、上へ向かう。
蘇陽町柏経由で蘇陽町馬見原へ、約20分の行程。

ここまでくると流石に澄んでいる。
でも親水公園でもあり家族連れもどんどん入ってくる。
なのでラインを水から離さず気をつけて実釣開始。
1450-1550、1時間、曇り、気温26度。
1)DH10.9ft#1、BBX4号F、SSS#4F(9.9m9g138gr)、フロロ0.4号、5本マルチ
1テイク1バレ。
メンディングステイで左岸から右岸方向へ大きく移動させる途中にジャンピングテイク。
浅い瀬をガンガン暴れ回り左岸側へ伸していく。
でも重い魚体をロッドの胴に乗せ右岸へ誘導する途中でフックアウト。
0.4号なので#14−12の小鈎を使ったのが裏目に出たらしい。
成魚放流から成長した個体だろうけれど、五ヶ瀬本流はヤマメをあっという間に巨大化させる。

その後さらに上流の橋まで上り釣り降る。
1615-1715、1時間、曇り、気温24度。
1)DH10.9ft#1、BBX4号F、SSS#4F(9.9m9g138gr)、フロロ0.4号、5本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
いつも釣る場だけれど渇水で水が走らない。
その流れる速さは私の歩く速さより少し遅い程度でウェットが流し難い。
つまりウェットで釣る場合、流れが歩く速さより遅い場は不向きなのだ。
これは要チェック。

脱渓し車に戻り18時。
すると私の後に入ったらしい餌のお父さん方も後片付け中。
「どうでした?」
"ダメでした"とそのまま伝えるとお父さんちょっと嬉しそう。
お父さん方も芳しくなかったらしい。

もう一度濁りの入ったポイントへ戻り、明日への現状確認。
もう濁りは終わったらしい。

でもすでに2名入渓中、しかも佐伯市から来た餌のお父さんまで入渓するとのこと。
まさに五ヶ瀬銀座。
そのお父さんとちょっとだけ情報交換し、最後の場へ、すでに1850を超えている。
1920−1930、10分、気温21度(写真なし)。
2)DH10.9ft#1、BBX4号F、SSS#4F(9.9m9g138gr)、フロロ0.8号、4本マルチ
ノータッチノーフィッシュ。
本日はここまで。

追記)
https://youtu.be/mipEzddATOw
メンディングステイを使い、対岸7−8m向うのエグレをスイングで流しリトリーブで回収している動画。こうすると流しながら誘い、リトリーブしながらまた誘える。つまり1往復同じラインを探ることができる。メンディングステイのリトリーブで対岸7−8m向うのエグレの中を回収中にテイクすることは結構多い。本当はダウンのスイングで釣りたいのだけれど、まあ釣れれば1匹は1匹。

https://youtu.be/hlMEsbzT9UE
バレの記録動画。

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カネマラB極細3本とFrödinさん式極細1本(20220526)

2022年05月26日 23時00分42秒 | 机上釣

カネマラB極細3本とFrödinさん式極細1本(20220526)


いつもの極細カネマラBを3本補充追加。
スロートに初めてパープルスワンを使う。
カネマラBにはこちらの方がマッチする。

もう1本はFrödinさんのシルバーDを真似たカネマラB。
いつものヘラウキトップ10mmを今回は時間がないのでUVレジン補強。
なので2−3回で壊れるだろうが試作だから仕方ない。



しかしこのFrödinさん式極細カネマラB、釣れるかどうか分からない。
FrödinさんシルバーDも五ヶ瀬ヤマメに通用するか分からない。
でもまあ、それを試すのが実釣。
釣れなければまた修正するのみ。

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Frödinさんtube「シルバードクター」試作1(20220525)

2022年05月25日 23時26分08秒 | 机上釣

Frödinさんtube「シルバードクター」試作1(20220525)

とりあえず試作一回目。
元ネタはこちら(19:00以降)。
https://www.youtube.com/watch?v=6Tf5pP7dlHw




シルバーDだから青黄ときて赤が要る。
この赤はチラシ針に赤針を使って対応する予定。

ところでこの試作記念に「SMOKEHEAD」を少しだけいただく。
https://item.rakuten.co.jp/ledled/c/0000002652/
よくわからないけれど有名なアイラウイスキーを原酒のまま詰め直しているらしい。
その原酒は「アードベック」だろうとのこと。
両者を飲み比べると若干味が違い、「SMOKEHEAD」は何かを足している?
原酒を愛するあまり手を加えずにいられなかったということか。
でもこのウィスキー、自由を通り越してもうジャズですらある。

追記)
この「FrödinさんシルバーD」、極細チューブでイケる気がする。
7−8mm前後の短い極細にハーズイヤーなどでハカマをつけてエポキシ(or UVレジン)固定。
その後、シロサギ空色サギマラードフェザーで順次ハックルすれば良い。
チークやアイは必須、着色UVレジンでフィニッシュする。
かなり軽量に仕上がるのでティペット0.8号以下が使えるし作業が短く済む。
経験的に五ヶ瀬ではインビクタP、カネマラB、グリキンの反応が良い。
だからそんなマテリアルを使う。

1)インビクタP
フラッシャブーミラージュ(orアイスブルー系)→白サギ→黄フェザー→青サギ→青チーク+ジャングルCockアイ
2)カネマラB
フラッシャブー黒(orピーコック系)→サギ黒フェザー→青紫フェザー→チーク?
3)グリキン
フラッシャブー緑(orチャートリュース系)→緑フェザー→マラードフェザー→チーク?

この考え方なら様々なパターンを表現できる。
この他、ダンケルド、グレートセッジ、そして多分フェザント&ゴールド。
かなりのパターンを五ヶ瀬ヤマメ用に準備できる。

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今週日曜まで雨は少ない(20220524)

2022年05月24日 08時00分42秒 | 机上釣

今週日曜まで雨は少ない(20220524)

九州の天気予報だと今週日曜まで雨は少ない。
五ヶ瀬もクリアなローウォーターになる。
するとFrödinさんのイントルーダ「シルバードクター」の出番。
2−3本試しに巻いてみよう。

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カネマラB極細2本(20220523)

2022年05月23日 22時27分45秒 | 机上釣

カネマラB極細2本(20220523)

帰宅後まずオイカワセットを鮎用に組換え。
鮎は20cm前後だからオイカワより大きな鈎を使う。
またオイカワより広く探るので遠投が必要。
なのでドロッパーは40cm間隔、鈎はミラージュ2本+カネマラB+赤虫で組んでみる。
でも実釣は6月に入ってから。

その後カネマラB極細チューブ2本作成。

左はパロット青、右がキングF青。
写真では判りにくいがカネマラBの青はやはりキングFに軍配。
もう2本は水木で作成へ。

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釣りの配分(20220523)

2022年05月23日 05時57分10秒 | 机上釣

釣りの配分(20220523)

ウェットフライだと釣りは3等分できる。
一つ目は実釣、2つ目はタイイング、そして3つ目が記録。

これまで釣りは「実釣」のみでタイイングや記録などほぼなかった。
もしあるとすれば魚の料理、でもこれは食楽の一部で釣りではない。
自分で魚を捌いたり料理しなくても釣りは成立するから。
でもフライだとタイイングや記録を欠くと釣りに支障が出る。

タイイングが間に合わないのは餌が足らないまたは無い状態。
記録がないと何でどう釣るか出たとこ勝負、でも絶対的な餌さえあれば何とかなる。
例えば撒き餌がある、活きアジが手に入った、信頼できるルアーがある、など。
でもフライの場合、その場その時その魚に効く鈎のレンジはかなり狭い場合がある。
もしそのアタリ鈎がなければ目の前の魚に手も足も出なかったりする。
つまり釣りにならない。
なぜそんなことがフライで生じるのか。
記録不足だからだ。

釣り記録を重ねていくとその場その時その魚に効く鈎の見当がおよそつく。
それでフライボックスをみると絶対数が足らない。
石や枝にひっかけて失くす場合があるから。
実釣中にどんな良い魚が目の前にいてもアタリ鈎を失った時点で釣りは強制終了する。
持ち時間がどんなに残っていても、どれほど遠い道のりを経て辿り着いたとしても、たとえ千載一遇のチャンスだったとしても。

だから釣り記録を頼りにアタるだろう鈎をせっせと巻く。
実釣を無駄にしないために。
ただしそのタイイングを無駄にしないため役に立つ記録がいる。
そのために出来るだけ意味のある記録を延々と残し続ける必要がある。
経時的に正確な記録を残し、それを頼りに必要量をタイイング、そしてようやく実釣。
その配分が1/3、1/3、1/3。

私のウェットフライはそのどれが欠けても成立しない。
鈎がなくなれば止め、記録のために早上がり、そのどちらでも釣りは中断する。
本流ウェットは命がけ、だからまあ、それくらいでちょうど良い。

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鮎用鈎(20220522)

2022年05月22日 22時41分25秒 | 机上釣

鮎用鈎(20220522)


カン付秋田キツネ3号にて。
https://www.tigerbari.com/barabari/116.html
黒針がホロティンセル黒(右4本)と赤虫(中3本)、白針がホロティンセルミラージュpearl(左4本)。
オイカワ鈎と違うのはハックルがない点とスレッドが普通の6/0を使う点。
この方が胴が太くなり鮎は見つけやすい(と思う)。
仕上げはUVレジン。
去年はこのホロティンセルミラージュ、一昨年はインビクタPで鮎が釣れている。
なぜミラージュティンセルをテイクするのかは不明。
プランクトンか生シラスに見える?

もちろん釣果は岩の間を通す枝針ウキ釣りなら絹糸DullGold#100程度で巻くオーソドックスな鈎が確実。
でも平瀬をウェットのショット上下で誘えばドブ釣り鈎も使える。
今回の鈎はどちらかというとドブ釣り的、これを上下し誘う。
群れのど真ん中なら効果は期待できるしその確認は6月初旬。
去年6月は岩場の枝針ウキ釣りでスカしてしまった。
今年は初めから平瀬のウェット上下で誘いたい。

追記)
カネマラB極細チューブのドレスは明日。
作業目標は4本完徹。

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カネマラBドレスとチラシ針補充(20220522)

2022年05月22日 18時29分35秒 | 机上釣

カネマラBドレスとチラシ針補充(20220522)

今日は一日穏やかな天候、五ヶ瀬もよく釣れたのではないだろうか。
気持ち良い一日になったはずだ。


カネマラB(FW530#8)5本ドレス。
ついでにTMC2312#10でホスキンス系1本、マラードダックの残りフェザーを使ったので残念な仕上がり。
でも昨日のインビクタPと合わせカネマラBもそれぞれ7本近くストックできた。
これなら岩場やスリットの間を積極的に攻めていける。
5ロストしても2組残る計算。
しかし5ロストを覚悟する釣り、本当はもっと攻めないといけないのだけれど。


チラシ針補充、右がスーパーヤマメ6号、左が7号で5組ずつ。
PEライン32lb(だと思う)にて。
仕事が終わり帰宅してもタイイングを続ける予定。

今度の週末は良いか悪いか雨天の予報。
再来週から6月、大分でもほとんどの河川で鮎が解禁。
ウェットで鮎を狙うとなると広い平瀬に群れるど真ん中を通す。
五ヶ瀬とほぼ同じシステムでTGショット、4本マルチを使う。
針は秋田キツネ3号から5号、たぶん5号でも釣れるはず。
ただオイカワは無理になるからそこが難しい。
オイカワを諦めてしまえば良いのだけれど婚姻色の幅広オイカワもまた楽しい。

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インビクタP#10ドレス(20220521)

2022年05月21日 23時14分44秒 | 机上釣

インビクタP#10ドレス(20220521)


昨日のインビクタP芯FW580#10にドレス。
パートリッジは片羽根がマッチした。
ヘロンウィングは短め、小さなキングF青をチークに使った。
FW580#10でつくるインビクタPはこのパターンで量産へ。
カネマラB#8は明日ドレスの予定。

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インビクタP芯FW580#10(20220520)

2022年05月20日 22時06分26秒 | 机上釣

インビクタP芯FW580#10(20220520)


ドレスは明日。
スロートがパートリッジ、チークがキングF青、ウィングがヘロン。
うまくいけば先日巻いた1本と合わせ5本完成。
また追加でカネマラBFW530#8追加3本予定。


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AHREXの鈎(20220518)

2022年05月18日 23時04分09秒 | 机上釣

AHREXの鈎(20220518)


FW580#10でインビクタP、BODYハックル無し、でもこの方がよく釣れる。
写真では判りにくけれどFW580はかなりの太軸、これこそアトランティックサーモンな鈎。


先日と同じFW530#8のカネマラB芯、タグにホロティンセル赤を巻いた(左2本)。
やはりこの方が色彩は締まる。


実家が日本酒を送ってきて少し頂く。
でもその調子に乗って ボウモア12yrs を2杯3杯。
久しぶりに飲みすぎてしまい、明日仕事のキレはマナクラ状態、要注意。

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