フォール、ルース、リトリーブ(20171116)
先日移動の空き時間に九重FRで”同じ鈎”で釣り方の違いを確認。
Fishの違い。
フォールは8−10匹/10分、ルースは2−3匹/10分、リトリーブも2−3匹/10分。
Takeの違い。
フォールは12−15回/10分、ルースは5−6回/10分、リトリーブは8−10回/10分。
アタリから獲れる効率(%Fish/Take)の違い。
フォールは67%、ルースは40%、リトリーブは30%。
つまり、ルースではマスのテイクが分かり難い?
多分、水中の鈎は同じようにテイクしているはず(同じ鈎なので)。
それをどう表現させているかが違う。
フォールは下方へメインラインを引っ張ってテンションをかけ、その変化でテイクをとる。
リトリーブは横方向、ルースはほぼ静止状態。
ニジマスが静止した鈎をテイクし、口に含んだ数秒後に吐き出す(ヤマメならこれが一瞬)。
マーカーにアタリに出るのは”吐き出す時に鈎が引っ掛かった”からだろう。
慣れたマスなら上手に吐き出す、とすれば、鈎が静止しているルースでかかり難いのも当然。
ガン玉1号程度のフォール・テンションが鈎をマスにセットする丁度良いバランスなのかも。
その意味で、リトリーブの成績を改善する為にはシステムのテンションが大事ということに。
その為には、まず1)スラッグがない、2)常に動いている、3)フックセットした瞬間が伝わる、ことが必須。
対策として、まず1)ラージアーバー/モノフィラ/14ftポリリーダーシステム?、2)ハンドツイストリトリーブ?、3)鈎から手元まで一直線?、だろうか。
ハンドツイストリトリーブは手元にラインを落とすタイプの方法、これは練習(^^
で、ルースニング対策。
マスがテイクした数秒間がマーカーに表現出来れば良い。
短いヘラウキを使う?
ほぼ宙吊りなのでマーカーからシンカー鈎まで一直線。
ヘラウキのトップ元まで沈むようエラスティックショックバットと固定スイベルで調節。
ヘラウキの固定は、小ゴム管2個にマーカーをバラして取り出した軸を通し、ここに丸めたリリアン元を通して対応。
ヘラウキトップと鈎自重との関係は1目盛り沈む程度。
マスのテイクがヘラウキトップの更に1目盛り沈みに出るのがベスト。
ここでビシっとアワセる。
ただ問題が。
遠投するとアタリが見えなくなること。
なのでポイントはせいぜい15m先までに限られる。
が、それで充分かな(^^
高番手DTのロールキャストでユッタリ釣るスタイル。
力投するとヘラウキ絡みのトラブルは避けられないので(^^
ヘラ用の竿受けも使ってみる?