お世話になっている方へ、前々から約束していた「木郷ヤマメの宅配」。
なかなか実現出来なかった。
理由はいくつかあって、
1)木郷上がりが18時過ぎ、大分着が20時過ぎ
2)良型ヤマメを揃える必要
3)釣行日を事前連絡しての要スケジュール調整
4)魚を大量に釣って帰るのは格好悪い
などだ。
約束というものは、結構大変。
交わしたからには必ず遂行し、しかも完璧を目指す、など、自分の首が絞まることばかり。
特に今回は生き物の命が掛かっている。
C&Rに反するし、不殺の誓いも違える。
ただ、「釣った魚をキープしたい」という本能的な欲求を、「約束」にかこつけて解き放ちたいだけにも思える。
いずれにせよ、私自身もダブルスタンダードだなあ、と、ちょっと残念になった。
でも、約束は約束、まずは実行日を決めないといけない。
それは、今日じゃないのか?
GW中日で前日から雨、中小渓流に入っても釣果は知れている。
4/28、29と曲がりなりにも釣りが出来た。
5/1以降も釣りスケジュール。
すると、今日しかない?
仕事にも穴を空けずに済むし、GW最中なので”釣った魚を配った事実”が目立ちにくい。
お世話になっている方に電話で都合を伺うと、夜でもOKとのこと。
いざ今こそ、出漁!!
#######################################
木郷滝自然釣りセンター、1300−1800、5時間釣り放題、雨、気温14度。
1)10.6ftSH#1、モノフィラ10号、フロロ3号/1.2号、鈎4種。
鈎はヤマメ大なら鹿革長#12黄>鹿革長#12白>グリキン腰巻#16>フェザントテイル腰巻#12。
ノーウェイトで表層を流した後に練りオモリで中底層を流す。
普通のヤマメならグリキン腰巻#16>フェザントテイル腰巻#12>鹿革長#12黄>鹿革長#12白。
これも始めはノーウェイトで表層を流し、その後に練りオモリで中底層を流す。
で、これが今日一番の当たりになった。
型は中型中心だが、とにかくよくアタッてフックアップ率も最高だった。
アップクロスからのアタリはラインテンションだけで十分。
特に練りオモリで中底層を流すと「全部釣れる」と思えるほど釣れ続いた。
ただ、今日は漁なので、1匹でも多くの良型ヤマメを揃えたい。
ニジマスが釣れ続けば鈎/棚/場所を変えてヤマメだけを狙い続けた。
結局、キープした良型ヤマメは30匹前後、内40cm級は5−6匹(証拠写真なし)。
先日の川面より、良型の数はちょっと減ったように見える。
それでもまあ、これだけ釣り揃えばミッションコンプリートだろう。
#######################################
先方にご連絡して、夜8時過ぎにはお伺いできることをを伝える。
「いくらですか?」
イクラ?
「いや、いくらですか??」
キロ数でいって、20kgくらいです、、、えっ、値段?
そんなもの要りませんよ!
交渉成立。
木郷ヤマメを手渡ししたあと、熱いゆで卵を5個、頂いた。