五ヶ瀬川水系の鮎を釣って(20200831)
昨日の鮎23.5cmをkeepして塩焼き。
その下ごしらえで口周りを観察。
鮎の口は堅い「 歯骨歯」という構造があって針は刺さり難そう。
唇は柔らかいが脆く、簡単に壊れる。
これまで20cm以上の鮎をほとんどバラしたが、実は唇が切れていたのではないか。
フライロッドDH#23とはいえ、ハエ竿に比べるとかなり硬い。
成鮎の口切れ現象、これを避けるにはアジ釣りなどを応用する。
口切れしやすい釣りでは「クッションゴム」を使うのだ。
鮎チンチン釣りではハエ竿をつかうかフライロッドにクッションゴムを組み合わせるか。
多分後者だろう、私はやはりフライフィッシャー。
先日、eBayから#100のDull Goldの絹糸(#100、No241、Dull Gold)が届いた。
舶来品だけれどmade in Japan、しかもカナガワ社製。
しかしこの商品は国内流通なく、海外だけの商品らしい。
なので早速4本巻き。
前作の#60金絹(左端2本)と比べると、針はマルトd04#18で同じだが、やはり細く仕上げる。
写真左の2本が#60の金絹、写真右4本が新作#100のDull Gold、カラーマップはNo.241。
下地の緑ラメの処理で段差が出来てしまうが、前作との違いは明らか。
さてどうだろう。
次のテイクはゆっくり挙げよう、口切れしないように。
三ヶ所川五ヶ瀬川七瀬川(20200830)
目覚ましは朝4時半、しかしグズグズし5時起床、宿出発5時半、既に白んでいる。
高千穂町から五ヶ瀬町まで10分、役場前に入ると三ヶ所川は超渇水。
急遽場所替え、馬見塚へ。
五ヶ瀬川馬見塚、0600−0700、晴れ、気温21度。
1)DH12ft#23、WF#3F、フロロ1.5号、TGショット1.85g、ティペット0.4号、microtubeグリキン
1テイク、1フィッシュ、シバヤマメ。
その後鞍岡地区上。
五ヶ瀬川鞍岡地区上、0730−0830、晴れ、気温21.5度。
1)DH12ft#23、WF#3F、フロロ1.5号、TGショット1.85g、ティペット0.4号、microtubeグリキン
2テイク2バレ、多分15cm級ヤマメ、先日の釣り大会の残りマスだろう。
反応は8月盆前に釣った時より格段に良い。
ただ、釣り人も多い。
釣っていると下から老餌釣師、上から福岡の餌師、挟まれてしまい脱渓。
まあ良く釣れているという慶事、来年へのウォーミングアップが始まった。
その後色々考え、三ヶ所川へ戻った。
「自分が本当に釣りたいのはどんな流れか」
「山岳渓流なのか、それとも里川なのか?」
その答えが三ヶ所川、でも早朝一番、渇水で入渓しなかったポイント。
折角ここまで来ているのだから釣りたかった流れで竿出しだけでもと。
五ヶ瀬町三ヶ所川、0900−1130、貫原橋水位-0.24m、晴れ、気温26.5度
1)DH12ft#23、WF#3F、フロロ1.5号、TGショット1.85g、ティペット0.4号、2本ドロッパー(グリーンフェザント、microtubeインビクタパーリー)
マスは当然ノータッチ。
でも鮎が見えて、群鮎だけれど結構良型。
この群の中をインビクタを通してみる。
テイク!鮎23.5cm!
これは、と思い再度攻めるも根掛かり、インビクタをロスト。
じゃあ、鮎バケ鈎を試す?
2)DH12ft#23、WF#3F、フロロ1.5号、マーカー、ガン玉Bx1個、ティペット0.4号、4本ドロッパー(鮎バケ鈎)。
止めアタリで鮎追加ゲット、しかし骨曲がり、これはキープせず放流(上組写真右2番目)。
釣りにのめり込み過ぎてバランス崩し派手に水音を立て、目の前の鮎の群が散った。
場所を変えよう、昨日の五ヶ瀬川中流域へ。
五ヶ瀬川中流域、音の谷吊橋水位2.00m、1100−1300、晴れ、気温36度。
1)DH12ft#67、TEALMSD#56F、フロロ2.5号10ft、TGショット5g、ティペット0.8号、ドロッパー5本(インビクタ、ジンジャークイル、グリキン、グリーンフェザント、鹿革長太棚グレ4号)
グリキンとグリーンフェザントのみにテイク。
昨日釣れたまたはバレたポイントは無反応。
マスの数はやはり少ないらしい。
途中、激しいスコール、約30分間。
しかし激しい雨だった。
止んでから一通り流して終了。
昼過ぎ、もう一度鮎を試したい。
それで三ヶ所川再訪、鮎バケ鈎で釣る気満々!
しかし午前の鮎が釣れた場には子供たちが入っていた。
仕方なく下流探訪、しかし浅過ぎ釣り難い。
それでもう一度鮎の場に戻ったが、子供らは川に漬かって魚を追い回している。
子供たちの夏の1ページ。
三ヶ所川の鮎攻めを断念、帰郷を決意した。
途中、八峡と蔵田、上崎の瀬をみる。
鮎師ご入渓中、釣れていることを切に願う。
鮎が回復しないと五ヶ瀬川下流域の尺ヤマメは復活しないので。
しかし五ヶ瀬川下流域の鮎釣りは豪快!
ここで尺ヤマメが釣れていたのだから、ああ、早く復活してほしい。
午後5時半、地元の大分着、いつもの七瀬川へ。
2)DH12ft#23、WF#3F、フロロ1.5号、マーカー、ガン玉Bx1個、ティペット0.4号、4本ドロッパー(鮎バケ鈎)。
鮎はノーテイクノーフィッシュ(テイクに気付いてないだけかも)。
水位が下がり、流速が鮎バケ鈎のルースニングには遅すぎるのか。
でも最後に夕焼け、これが観れただけでも幸運。
追記)奥の指摘
keepした五ヶ瀬川鮎を焼いて食べた。
はち切れるほどのマコが入っていた。
「写真とった?」
ああ忘れた、食べるのに夢中で
「よかったん?」
いいよ、どうせまた釣れるから
でもそんなに簡単に釣れるのか?
お疲れ様でした。これまで長い間本当にありがとうございました(20200828)
安倍晋三首相は、ご自身のご病気をおして日本と世界のためにご尽力されました。
心からの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
追記)
【須田慎一郎】安倍総理 突然の辞任表明を受けて…
https://www.youtube.com/watch?v=EmX6Male5YM
追々記)
安倍晋三首相に比べ私ときたら、自分のことばかりで本当に恥ずかしくなる。
公私の私を捨て文字通り滅私奉公するお姿を私達にまざまざと示された。
安倍晋三首相の姿勢に見習おう。
もちろん私は完璧にはなれないが、見習おうという努力は無駄にならない。
安倍晋三首相は少なくとも私に、忘れていた姿勢を思い出させてくれた。
これは心からの感謝以外の何ものであろうか。
改良鮎エサ2号金2(20200827)
スレッドのループは始めに作ってしまう巻き方。
この方が作業は素直。
ただシャッペスパン#90の締め込みが甘くなりやや太い仕上がり。
強く締め込むとフックが折れてしまうので。
ここはマルトd04#18の方が安心して力一杯締め込める。
ただ、"フワッ"と締め込んだ方が川水を多く吸う。
もしかしたら、ここが釣果の分岐点かもしれない。
今回、右列にスレッド茶を使用、赤スレッドより自然に見える。
今後は茶を使おう。
ここも今後に期待。
改良鮎エサ金2号(20200825)
普通の平打ちの針を使う。
写真右列がそれ、左はマルトd04#18。
比較すると、巻き方にもよるが改良鮎エサ金2号が細く仕上がる。
アイはスレッドでループを作り、セメントで補強した。
作ってみると、やはり改良鮎エサ金2号が格段に軽量。
これなら鮎も長くテイクしてくれるだろうか。
この鈎でドロッパー効果(20200825)で考えたシステムを組んでみた。
今回の改良鮎エサ金2号がリードでアンカーの役割。
でも実釣は何時になるだろう。
ドロッパー効果(20200825)
ダウンで流す場合に意外と上の鈎を喰ってくる。
大分川のマス40超で殊更。
1本2本と鈎を見送ってスイッチが入るのか3本目または4本目をテイクしてくる。
上のドロッパーにデカマスが掛かるからネットインまで本当に気が気じゃない。
でもだからこそ熱くもなるし、そうなるようマルチドロッパーを組んでしまう。
リードと次席ドロッパーが目覚まし用で、その上2本が大本命という風に。
これは鮎でも同じだった。
鮎チンチン釣りではウキ先行で流す。
同然ドロッパーは上席から鮎の側を通る。
鮎はちょうど真ん中を喰う。
3本なら中の鈎を、4本なら2−3番目の鈎を。
つまり鮎にもマス同様のスイッチがあるのではないか。
そう仮定すると、鮎のドロッパーも多い方が良いことになる。
盆明けからはドロッパー3本に省略したが、これも敗因ではなかったか。
石噛みを恐れず、4本以上のマルチドロッパーで底石を攻め続けるべきだったのでは。
鮎チンチン釣りの場合、目覚まし鈎の役割はトップドロッパーになる。
この目覚まし鈎はほとんどテイク付かないので、捨て鈎が使える。
これまでに巻いたテスト小鈎(秋田キツネ1号)がそれ。
2本目3本目はd04#18の本気鈎とし、石掛り対策でリードに小鈎#20程度を使う。
こうすると本気鈎の石噛み損失は実質2本、底攻め時のストレスは最小限で済む。
中鈎をテイクさせるシステム、これを試してみよう。
鮎バケ針の色調整(20200824)
記録を読み返すと8/16までは鮎がテイクしバレ続いていたが、それ以降はもうサッパリ。
連日の猛暑で水温が上がり、石のコケの状態が変わったのだろうか。
鮎の喰むコケを調べると、藍藻と珪藻が主で、特に藍藻を好んで喰むらしい。
1)「アユの餌,付着藻類」渡辺 健一、徳島水研だより 第 50 号(2004 年 3 月掲載)
2)「アユが自ら創る生活空間-アユと付着藻類の相互作用を通して-」阿部信一郎、中央水研ニュースNo.28(平成14年3月発行)」
この藍藻は水温上昇でさらに活発に増えるらしいが珪藻は逆で冷水好みとのこと。
3)「貯水池における水質環境要素と藻類増殖の関連」梅田 信、富岡誠司、水工学論文集,第 51 巻, 2007 年 2 月
色調は藍藻は明るい緑、珪藻は黄褐色から茶褐色になる。
4)「珪藻の世界」南雲 保、長田敬五、出井雅彦; 日本歯科大学
これから石に着いたコケは、基本が緑、これに黄褐色〜茶褐色が混じる色調だと予想。
私が使っている藤本悦男氏の鮎バケ針は「剥がれた石ゴケ」だから、緑に不規則な黄褐色〜茶褐色が混じるパターンになる。
このスタンダードな藤本悦男氏の鮎バケ針はお盆頃までは良かった。
それ以降に高水温が続いた今、鮎の口には合わなくなったらしい。
なぜ?
上1-4)の情報から、高水温で藍藻が増え石コケの色調が変わったと考えた。
藍藻優位だから緑が強くなったのではなかろうか。
その条件で珪藻色をマダラに入れるなら、こんな巻き方になる?
1)ナノスレッドで下巻き
2)ホロティンセル緑+金絹#60+waxedスレッドoliveの仮止め
3)ホロティンセル緑の巻き込み
4)waxedスレッドoliveでホロティンセルを覆い巻き
5)金絹#60で粗く化粧巻き
6)ヘッドは鮎の好きな金色にする
鮎の時期は短い。
五ヶ瀬川では鮎が落ち始めたらしい。
もう駆け足だ。
追記)
上記1−5)で巻いてみた(写真左から2枚)。
結果、イマイチ。
なので少し修正。
シャッペスパン#90黄土色(No116)で胴巻き、金絹の替わり(右から2枚)。
こちらの方が良さそう。
糸が#90なので前作の#60より細く仕上がる。
ここも大切かもしれない。
先日の#60を左端に置いて今回の鈎を撮影した(失敗作は右端)。
影が出て分かりにくいが#90だと細く仕上がる。
藤本悦男氏のオリジナルパターンはもっと細い。
目下、#100金絹糸をeBayで取り寄せ中。
鮎チャレンジ16回目(20200823)
今回は鮎のテイクは分からなかった。
数回あったと思うがフックアップせず。
小鮎だと思う。
大野川水系もう一度、奥岳川。
山奥から細道を徒歩で降って入渓、結構大変。
鮎の喰み痕は意外と少ない。
居るけれど七瀬川程ではない。
奥岳川中流域、1100−1130、晴れのち雷雨、気温29度。
1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄FFマーカーLL、ガン玉1号x2/NTスイベル10号、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(マルトd04#18)。
鮎なし、ほぼ雑魚のみ。
3月ならマス類が居そうだが、今は暑くてアマゾン状態。
釣っていると急に暗くなり雷鳴、深く急峻な谷なので慌てて退避。
この下流に岩戸大橋から大野川合流点まで友釣り専用区がある。
そこが「奥岳川は鮎が濃い」で有名なポイント。
http://oonogawagyokyoblog.blog.fc2.com/blog-entry-131.html
http://oonogawagyokyoblog.blog.fc2.com/blog-entry-384.html
でもその区間以外は鮎初心者には厳しいかもしれない。
雷雨を道の駅で遣り過ごし待つこと1時間。
大野川を下って平成大橋へ。
鮎ヤナ場が組んである。
でも底石に緑藻が長々とたなびく。
これでは流しのウキ釣りが藻を引き釣りにならない。
実釣は早々断念。
川写真のみ。
梅雨明けの高水温が関係するんだろう。
結局、いつもの七瀬川に戻る。
朝7時半起床、9時半出発して緒方町に入ったが、結局ここに戻ってきた。
船平橋よりさらに上へ向かい、朝海川の合流点へ入る。
川底が黒々として、鮎が居る!
河原に降りると鮎が走る、小さいけれど。
七瀬川は川底の綺麗さが特徴。
石は鮎によく磨かれ、泥を被るのは本当に少ない。
水質の良さがこんなにも石と鮎を育むのだろうか。
さて釣るか。
七瀬川河内橋、1430−1700、晴れ、気温31度。
1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄FFマーカーLL、ガン玉1号x2/NTスイベル10号、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(マルトd04#18)。
鮎フィッシュなし、雑魚はガンガン、内オイカワ雄1匹。
鮎は喰っては来るがフィッシュしない。
型が小さいからだろうか。
夕暮れが近づいた、締めのポイントへ。
七瀬川舟平橋、1730−1800、晴れ、気温31度。
1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄FFマーカーLL、ガン玉1号x2/NTスイベル10号、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(マルトd04#18)。
鮎ノーフィッシュ、雑魚ガンガン。
雷雨の水が入ったのか結構濁ってきた。
いつもの鮎が目視できない。
それでも勘を頼りに石間を流すが雑魚ばかり。
"あの急瀬にストリーマ流すと鮎掛かるかも"
そう思ったが9時半からずっとノー鮎で彷徨った。
もうここが潮時、ストップフィッシング。
今日のイブニングは家で過ごすのだ。
帰宅すると娘は塾、忙しいと不機嫌な奥が冷えたピザを給仕。
でもこれが私の望んだイブニング、奥に感謝。
その後、サラダと刺身と昨晩のカレーが出てきた。
ドロッパーに例えると有り得ない程チグハグな組合わせ。
極端な鈎構成はマスを驚かせるだけかもと思いながら食べた。
追記)
この記事を見た奥が言うには、
「翌朝早くから応援しているチームの決勝戦があるので気が立っていた
それでああいうこと(手抜き夕ご飯)になったんだからねっ
それをここに書きなさいっ」
と。
アアソウデゴザイマシタカ。
鮎チャレンジ15回目(20200822)
緒方川入田地区、イダ祭り。
仕事明けの午後から出発、しかし14時頃から烈しい雷雨。
落雷もかなり近く、16時頃まで釣りにならない。
仕方ないので「命水苑」に寄る。
釣堀があり、ニジマスのみ、エサ釣りの買取のみで100g300円。
澄んだ湧水に40cm級のデカマスが悠々と泳いでいる。
眺めているとファミリーがそのデカマスを挙げた。
「デカいーっ」「大きい大きいっ」「これ上がらんよーっ?」
子供達が湧き上がりお父さんお母さんお爺さんも興奮気味。
命水苑のご主人が早速計量し宣言。
「310g、1000円」
「ええっー!」「1匹で1000円?!」
ご一同、絶句。
天使が通り終えた後、もう1匹釣ることになったらしい。
お父さんが子供達を呼び寄せ、ドスの利く小声で指差す。
「あの小さいのを狙え」
買取り釣堀「あるある」景色に浸りながら、雷雨の上がるのを待った。
養魚場内にはヤマメやニジマスがひしめいている。
先月の豪雨は持ち堪えたのだろう。
苑内に掲示されたお品書きを眺めていたら食事した気になった。
件のファミリーが更に大きなニジマスを釣り上げた。
あれは50近い大物、ご家族にまた天使が降りてきた。
入田橋、緒方川入田橋水位-0.14 m、1630−1750、気温24度、雨。
1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄FFマーカーLL、ガン玉1号x2/NTスイベル10号、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(マルトd04#18)。
鮎はノーフィッシュ、もうデカイダ祭りで型の良いイダが次々上がる。
鮎テイクもあったかもしれないが見分けがつかなかった。
また川面に鮎のキラキラを探したがあまり見当たらない。
玉石底でもなく、鮎が嫌うんだろうか。
トロ場に25cm超の鮎を見付けたが、近づくと逃げてしまった。
広瀬橋、緒方川入田橋水位-0.14 m、1800−1830、気温21度、曇り。
1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄FFマーカーLL、ガン玉1号x2/NTスイベル10号、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(マルトd04#18)。
鮎はノーテイク、イダ少々。
やはり鮎のキラキラが少ない。
底石も泥を被っているのが多い。
七瀬川の方が鮎は多いようだ。
今回の教訓は次。
1)オモリはB以上がベスト
軽いと底石を離れ鮎の目線を通らない。
2)石を噛んだ針は直ぐに鈍る
だから鮎のバレが続いたんだろうか。
オモリ下の枝針は石を噛みやすい。
オモリ上の枝針に換え、重いオモリで徹底的に底を流そう。
七瀬川鮎チャレンジ14回目(20200821)
仕事明けで60分、夕方から19時まで。
準備していると漁協の方。
「何釣れた?」
遊漁券チェックかと思ったが純粋に釣果を見たかったらしい。
”鮎、今からです”
「友釣り? 鮎缶ないけど?」
"毛針です、、、釣れるんですよちょっとだけだけれど"
「そうかい、どんだけ釣れたんか見たかったなあ」
七瀬川は鮎が小さい、友釣りは上流が良い、大野川はO川が鮎が濃いとの情報を頂く。
昨日投網漁が入っていたと言うと
「投網は全然とれん、一回で1匹入るかどうか、1時間やって10匹も難しい」
とのこと。
"投網は100匹獲れると思ってました"
「ないない、難しいんだ」
そう笑っておられた。
七瀬川平野橋、胡麻鶴橋水位-0.02m、1800−1900、気温30度、晴れ。
1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄FFマーカーLL、ガン玉3号/NTスイベル10号、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(マルトd04#18)。
ノーテイク、でも雑魚祭り。
流し方と振り込みを変えると絡みは全くなくなった。
でも鮎はノーテイク、連日の30度越えで水温が上がり、鮎は上流へ登ったか。
心なしか底石の黒さが減ったように見える。
明日は鮎の本場、大野川水系へ初トライ。
さてどうだろう。
追記)
鮎バケ針追加、少し変化した鈎を巻く。
針はMARUTO No. d04 #18、今日はダメだったが期待を込めて一押しな針。
鮎チンチン釣りの流し方(20200821)
フライタックルは必要ないのだが、そこは敢えて使い続ける。
いざとなれば、マス狙い、鮎友釣り、アウトリガー、ショートヘッド遠投に切り替えられるので。
でも普通に延竿とウキ仕掛けを組んだ方が遥かに手軽で楽。
この「鮎バケ針」さえあれば何でも釣れる清流の釣りが最高に楽しめる。
フライフックに巻くのが大切で、こうすることで自由に仕掛けが組めるのだ。
今はフライフック=管付き針での鮎バケ針販売はないが、釣れる針を売り出せば結構な市場になるのではないか。
1時間12本程度巻ければ市販価格1本150円として1800円/12本/時間。
原材料費や中間マージンを引いて1000円/12本/時間程度に抑えれば充分内職に叶うのでは、もし売れればの話。
(私はしない)
ところで流し方。
子供の頃、釣りの書籍で随分勉強した。
その中でハエ(オイカワ)釣りのウキの流し方で2通りあった。
1)エサ先行
2)エサ後行
一般的なのは1)エサ先行だったと思う。
でも実際には2)エサ後行が多かった。
鮎チンチン釣りでは必ず2)エサ後行になる。
ウキの浮力で鮎バケ針を底石間を引き摺り、ウキ浮力で堅い口に針を引っ掛けるのが基本。
今回一連の鮎チャレンジで、3−4本の鮎バケ針がアワセ後に絡むことが多かった。
理由はアワセが真上方向なこと。
こうすると仕掛けが水面上に飛び出した後、勢い余った枝針が反動で跳ね上がってしまうのだ。
回避方法はアワセ後すぐの振り込み、これで飛び出した"枝針がオモリを追い越さなく"なった。
この動作は非常に役立った。
昨日の鮎チャレンジで、仕掛けを鈎後行に努めた。
すると根掛りとテイクの区別が簡単に付き、アタリが分かり易く雑魚がガンガン挙がり出した。
(でもこれはこれで憂鬱、枝針が絡むので)
アウトリガーな荒瀬でウキ釣りの鮎は不自然に流れてダメだったが、平瀬はこの流し方が最適。
12ft#23のフライロッドでこの操作を続けるのは大変。
でもそこはフライフィッシャー、来たる大鱒対決に備えるのだ。
またこのアワセ方向だとドロッパーが絡まない。
テイクも"カンッ"と直接手に伝わる。
現時点での対応:
1)鈎後行ウキ先行で流す
2)竿先を引き下流方向へシステムを直線化する
3)アワセは下流方向にシステムを抜き出すように
4)振り込みは水面を使ったアンダーハンドでドロッパーから着水させる
追記)
ウキはやはりFluxFFマーカーLLの黄色がベスト。
より小さいウキだとフックセットしにくいらしい。
テイクの瞬間、高浮力が鮎に針を掛けるのだろう。
ここはウェットの流しと同じ考え方。
MARUTO No. d04 #18 (20200820)
「改良鮎エサ」と比較してみる。
鮎バケ針の中型と改良鮎エサ2号がほぼ同じ大きさ。
その拡大写真。
左2つが左からd04#18と改良鮎エサ2号、右2つが左からd04#16と改良鮎エサ3号。
ほぼ似た形なのが分かる。
次、改良鮎エサ3号とd04#18、d23-SSC#16との比較。
その拡大写真、左からd04#18、d23-SSC#16、改良鮎エサ3号。
比較すると改良鮎エサ3号とd23-SSC#16がほぼ相同なのが分かる。
つまり鮎バケ針の3号相当はd23-SSC#16で巻けば良いことになる。
今回は20−25cmの中型鮎を念頭に改良鮎エサ2号相当、つまりd04#18を使った。
今回、金絹は密に巻いてヘッドのパールを小さく薄く形成した。
水浸テストはしていないが多分大丈夫だろう。
8月まで「d04#18」を、9月以降の尺アユ時期は「d23-SSC#16」を使う。
七瀬川鮎チャレンジ13回目(20200820)
仕事明け、ちょっとの空き時間。
いつもの瀬に向かうと漁協の方々が投網中。
場所を変えても投網中。
初めての瀬、舟平橋の一つ下の橋付近。
1)1)DH12ft#2/3、DT#3F、フロロ1.5、黄LLマーカー中、ガン玉5号x2/極小ワカン、フロロ0.4号、マルチドロッパー3本(TMC2488#18)。
ノーテイク(鮎は針に掛からなかったと思う)。
敗因は2点。
A)流速が40cm/秒の早い荒瀬、ウキに引かれかなり早く鈎が流れた
B)TMC2488#18が大きい?
どちらかというとA)が原因かと思う。
表層流>40cm/秒を超える荒瀬ではアウトリガーがベストかもしれない。
ただカバー範囲は立ち位置から3m前後に限られてしまう。
より広いエリアをカバーするにはインタミ・ショートヘッドの挽き釣りになる。
これは今後の課題に持ち越し。
で、B)の解決策。
鮎針を参考に新しい針の形を使ってみる。
鮎バケ鈎TMC2488#18(20200817)
金絹#50にて。
今まで巻いた鮎バケ鈎を見比べていたら、細軸が主。
もしかしたら20cm超鮎で針が単に伸されただけでは?
そう思い、TMC2488#18を使ってみた。
ストレートアイなので掛かりは良いはず。
あとは石掛りしやすいかどうか。
ウキは黄色を使う。
追記)
浅場ではより軽量のシステムを使おう。
ガン玉は3−5号、ウキは蛍光黄色極小。
これなら鮎も逃げまい。