これまでを振り返ると、五ヶ瀬下流域のヤマメを最大の目標にしてきた。
特に3月初旬。
この解禁当初にヤマメをどう釣るか、その一点。
去年はやや高水位(−0.12m)で爆風。
キャストし難い状態、バランスを崩し流されそうにもなった。
今年は渇水で水位は低そうだ。
すると、ヤマメはある程度集まってくる。
瀬落ち、Y字、それから流心際とか。
淵も狭くなるから釣り易くなる、が、釣り切られるのも早まる。
その意味で、出来るだけ早く鈎に掛けてしまうことが大切。
「新しい釣りを試す」なんて、ハイリスクな無駄足は避けたい。
で、より確実な方法。
1)瀬落ちでショートヘッドのスイング/リトリーブ
2)淵でロングヘッドの遠投リトリーブ
3)荒瀬の表層メンディングステイ
多分、より一般的な方法。
4)カーブ内側からのダウンクロス・スイング
5)流し込みで沈めてからのライゼリングリフト
6)下流からのアップクロス・ドライ
五ヶ瀬下流域ヤマメでは前衛的な方法。
7)底波に流す縦のスライド(犀川、箒川などのニジマス向き)
8)ルースニング(上流部では一般的)
9)アウトリガー(上流部では一般的)
この解禁は、1−3)中心に組み立てたい。
もしロッド1本で賄うなら、DH14ft#8かDH15ft#10になる(八峡だけはDH16ft#12を使う)。
複数持ち込めるなら、DH18ft#6とDH16ft#12だろうか。
淵の遠投ならラインパレットが必須、するとシューティングラインはナイロン10号でOK。
リールはナイロン10号100mで揃えよう。
鈎の選択。
1)のスイング/リトリーブでチラシのチューブフライ。
2)は中型(#6−10)のグリキン/稚魚パターンの2本ドロッパー。
3)は小型(#12−16)のグリキン/稚魚パターン/黒川虫で3本以上のドロッパー。
シンプルで偏った構成。
今年はこれで勝負。
初の五ヶ瀬下流域が2014年春、今春で5年目になる。