なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

湯原第一発電所放水口/社口ダム研究(20230728)

2023年07月31日 21時50分25秒 | 机上釣

湯原第一発電所放水口/社口ダム研究(20230728)

湯原第一発電所放水口から社口ダムの区間は発電所放水量で水位が短時間に大きく増減する。
現時点でのベスト水位は322.4m前後、323.00mから逆流し始める。
平日は午前が低水位で午後から増水、土日はほぼ終日高水位、電力必要量で放水量が決まるらしい。
322.5m(20230728)のベストTGは5g、矢引きウェット天秤にて。
先週の社口ダム水位記録から土曜は6時から急増水している。
なので明日7/29は午前3事起床、午前4事発、0430入渓を目指す必要あり。
こうしても実釣1時間程度だと思う。
0600には脱渓しないと危険。

社口ダム
https://www.river.go.jp/kawabou/pcfull/tm?itmkndCd=7&ofcCd=27393&obsCd=13&isCurrent=true&fld=0

水位と放水量

7/27 1100 322.60m 21m3/s
7/27 1230 323.00m 21m3/s


7/27 1900 324.33m 11m3/s


7/28 0430 322.71m 1m3/s
7/28 1030 322.40m 13m3/s


7/28 1150 322.54m 9m3/s


7/28 1300 322.93m 22m3/s


7/28 1610 323.68m 21m3/s


7/28 1800 323.81m 9m3/s


追記)
7/29 0520 322.32m 2m3/s


7/29 1430 323.87m 18m3/s


7/30 0520 322.86m 15m3/s


7/30 1100 324.05m 18m3/s

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湯原漁業協同組合の放流情報(20230731)

2023年07月31日 06時55分24秒 | 机上釣

湯原漁業協同組合の放流情報(20230731)

HPはこちら。
湯原漁業協同組合
https://i-maniwa.com/area/yubara-gyokyo/
去年から今年の放流実績は3月4月に一回ずつ、10月に2回の計4回、なので4月末と10月末が魚影的には抜群かもしれない。
お知らせ | 湯原漁業協同組合
https://i-maniwa.com/area/yubara-gyokyo/info/info_search.html

追記)
漁協事務所の場所は下図左下の湯原温泉プール付近。
遊漁券はここで買うのが確実。
ほか、図中程の湯原観光センターと図上の自然マス釣場事務所(木曜休み)。

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湯原4日目(20230730)

2023年07月31日 00時15分04秒 | 実釣

湯原4日目(20230730)

この水位なら起床0330で1時間早めがベストだったが残念、この失敗は次回に生かす。

起床0430、宿発0530、入渓0545、実釣0600-0700、1時間、気温22度、晴れ。
1)DH13.3ft#7、ナイロン30号、フロロ5号、ウェット天秤(20230717)、TG5g、フロロ2号、鹿革太長v3
1テイク1バレ(40ニジ、鹿革太長v3黄)ノーフィッシュ。


1バレは流しの後のリトリーブ中のテイク、"釣った"ではなく"釣れちゃった"湯原アベレージ40マス。
でも寄せて掬うタイミングでネットが絡みフックオフ(動画記録は下記URL)。
https://youtu.be/b0NnKTjcwJ4
この時にTGショットが飛んできて右のサングラスを直撃した。
右側の木立を避けてロッドを立てていたのが原因だった。
これは下記のYoutubeでも注意喚起されていたままの現象。
「釣り場で目にする光景!これは危険! 村岡昌憲【切り抜き】」
https://www.youtube.com/watch?v=9q0ZC3CvIpw

ところでただの強がりだけれど、ファイトは先日の60ほどはなく、バレ喪失感もAHREXをへし折られた時より全然軽かった。

0700を過ぎると水位が上がり流れもかなり緩んだ。
ショートヘッドを忘れてきたツケ、ここはこれで終了。


その後温泉街へ移動、最後の釣りへ。


0730−1100、3.5時間、気温27度、晴れ。
2)SH8.6ft#6、DT#4F、フロロリーダー、フロロ0.8号
フライラインが通るとマスが逃げ出す。
ドライやルースなら問題ないだろうが沈める釣りはラインの影がやはり致命的。
ただしキャストだけは本当に楽しく、スレてない小渓流ならこのまま通したい。
けれどここはスレっからしの自然釣り場、ナメてかかれず本気のナイロンに差し替えた。
ナイロンの場合、重い鈎をスペイ打ちできずOHキャストになる。
でもここはOHに理解ある場、後ろを確かめながらキャストする。
3)SH8.6ft#6、ナイロン24号、フロロリーダー、フロロ0.8号

4テイク2バレ2フィッシュ、40ニジ(備前ミノー両身、鹿革太長v3黄、バレも同様)。




湯原の〆に釣り落としたポイントを数カ所まわって最終チェック、1100終了。

放水口を再度確認、水位はかなり上がっていた。


車なので撤収作業は楽、入浴して1300に湯原出発。

広島で覆面パトカーに並んでしまう場面あり、真っ青な制服にノーマスク、おお怖っ。
1800大分に無事到着。

しかしこの4日間の湯原体験は圧倒的だった。
荒雄川江合川に引けを取らない余韻が、まだ続いている。

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湯原3日目(20230729)

2023年07月29日 20時21分56秒 | 実釣

湯原3日目(20230729)

起床0400、宿発0500、入渓0530、実釣0600-1600、10時間、気温36度、晴れ。
ほぼ一日湯原探検に費やす。
まずは湯原温泉大橋上のC&R下限から。
早朝0540なので社口ダム水位は落ち切った状態、湯原第1発電所からの放水もほぼ止まっている状態。

川底の状態もありありとわかる。

放水路の方も観察、かなり浅く旭川合流部直上に小さな岩があり、この辺りがマスの付き場か。


合流部の少し下を観察、この減水時でも結構深く、放水後の水深は2mを超えるのではないか。
1)DH13.3ft#7、kencube-SSL#8(11.5m28g)、フロロ5号、ウェット天秤(20230717)、TG5g、フロロ2号
とりあえず実釣開始、オレンジ系極細チューブから。

そうこうしていると朝陽が入り出した。
川面の朝霧に私の影が映った。

これぞまさしく「ブロッケン現象」!
動画記録はこれ。
https://youtu.be/MrZ2WOBZrnU
https://ja.wikipedia.org/wiki/ブロッケン現象
アルパインで登攀した暁の光景なので、この危険極まりない場でのウェットは文字通り「アルパイン・ウェット」ではないか!
でも実はこの現象、対岸小枝に絡んだオレンジ色の小粒状物体を撮影中に気が付いた。
その小粒がルアーに見えて、気になって気になって仕方ない。
普段なら対岸まで絶対に渡渉出来ないけれど、今ならそれが出来そうな気がする。
0645、まだ放水は始まっておらず今がそのラストチャンス、危ないという勘より手にする願望が勝った。
渡渉開始、水位は膝下で川床も玉石状態、流れもキツくない。
右岸にたどり着き、絡んだ梢から外そうとしたが糸が太く上手くいかない。
しばらく格闘し、結局梢ごともぎ取った。
その瞬間。
大きな水の塊りが膝を強く打った。
驚いて放水口をみると、激しい怒濤が押し寄せてくる。
膝下の水位はあっというまに膝上、濁った流れが足をすくい出した。
流されながら大慌てで左岸に走った。



ものの数分でこんなに変わる。
こういうのを "5 SECONDS FROM DEATH" というのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=CVKmHaNSTTs

下写真が命懸けで回収したルース、この私の命の代償を左岸の小枝に捧げた。
ゲイブの開いたフック、デカマスに走られ右岸の梢でブレイクしたのだろう。


常日頃から勘と願望の区別はキチンとしているつもりだったが、こんな落とし穴があった。
アルパインではないけれど、本当に危ない瞬間、まさに"死の5秒前"だった。

気持ちを整え、0700実釣再開。
放水量が今日は多いのか瀬が物凄い勢いで走り、kencube-DSSL#8(11.5m28g)でメンディング操作が追いつかない。
結局ナイロン30号とほぼ変わらない軌跡しか辿れずPVCのメリットを感じない、なのでナイロン30号に差し替えた。
2)DH13.3ft#7、ナイロン30号、フロロ5号、ウェット天秤(20230717)、TG5g、フロロ2号
速過ぎる瀬なのでメンディングステイはこちらの方が楽、PVCより探れる幅は上下に広くなる。
でもいかんせん瀬が速過ぎマスが登ってこれない気がした(本来ならその場でマスを待つべきだった)。
水位もまだ低く、これから登ってくるだろうマスを迎えに湯原温泉大橋方面へ私が下った。
今日のテイクはいまだなく、メンディングとショット交換を繰り返し探り続けた。

すると0930、上流に2名ご入渓、漁協手続きでこの時間になったのだろう。
ウェットのマナーでは先行者な私が下流だから何ら問題ない。
OPSTのコマンドスムースを使う方でスイッチロッドのオフショルダーキャストされていた。
鈎の重い典型的な本流スカジット・スタイル。


私の方は早朝からここにいてマスを迎えにかなり下まで下ったけれど、今日の早瀬にメンディングステイは歯が立たず、ここはやはりショートヘッドで流芯向うのトロ場を探りたいところ。
でもこのような状況を予想しておらずショートヘッドを自宅に置いてきてしまった。
残念無念ここで断念、ノータッチのまま一旦脱渓した。

その後、温泉街へ戻り湯原探検を再開した。
3)DH12ft#4、ナイロン24号、フロロ5号、ウェット天秤(20230717)、フロロ0.8号
まずは「河川公園」にかかる「湯原大橋」下流から。

黄色く滑る石組み、ゆるい流れに梅花藻が咲く。

ホテル花泉前もそうで、ドライかルース向きな場で、ウェット向きではない。

堰堤上下もその通り、流れがあっても狭く小さい、やはりドライ/ルース場。



とうとう「はんざき橋」まで降った。


ウェット向きなのは「湯原大橋」上流と「はんざき橋」下流。
湯原大橋/はんざき橋の間は浅いか緩流でラインが流れず私のシステムではウェットし難しい。

1430に一旦脱渓、早朝から長々過ごした「アルパインウェット」な放水口付近は完全に水没していた。

7/27木曜19時前にこの石々をダム水が越水し逆流した。
その瞬間何が起きたか理解できなかったが、かなり危険な状況だけはビシビシ感じた。
放水口付近は本当に怖い。

この後、宿前に戻り1600まで2日間で釣れたポイントを巡りストップフィッシュ。
結局のところ5テイク1フィッシュ(ミニニジ)、けっこう疲労困憊した。


それと夕方気付いたが、7/27からの3日間ウェーダーのソールがラジアルだった。
どうりで滑るはず、よく死なずに済んだ、というか悪運もこれまで。
明日はもうホントにライトにいこう。

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湯原2日目(20230728)

2023年07月28日 20時42分12秒 | 実釣

湯原2日目(20230728)

0530起床、時計の音と思ったら朝のヒグラシだった。
0630実釣開始、日釣券は前日全てまとめて購入済み。

0630-1030、4時間、気温34度、晴れ。
1)SH8.6ft#6、DT#4インタミ、フロロリーダー、フロロ0.8号、備前シリーズ
2バレ2フィッシュ、五分五分。
テイクそのものはちょっと少なめ、魚影に比例する。

1130-1330、2時間、気温37度、晴れ。
2)DH12ft#4、ナイロン24号、フロロ5号、ウェット天秤(20230717)、TG5g、フロロ2号、鹿革太長v3
すべてメンディングステイのスイングにて。
3テイク1バレ1フィッシュ、60ニジ。

DH12ft#4がバットから曲げられ流芯に刺さったマスが全然浮いてこない。
ナイロン24号が虫のように"キリキリ"鳴く。
あまりに大きく用意したネットがまるで役に立たず、それで仕方なく浅瀬ランディング。
この後さらに大きな個体がテイクしたが、流芯を転がるコンクリートに引っ掛けたような感触で、DH12ft#4がまたもやバットから曲がりそのまま流芯でフックアウト。
切れたかと確認すると、なんとAHREX FW510#10があり得ない角度で折れ曲がっていた。
針が伸されたというより竿が伸されたのだ、この針の曲がり様から。
ド本流でDH12ft#4を選択した私の凡ミス。

釣り直し、でも流れが早くナイロン24号だと流芯から手前しか探れない(社口ダム水位322.6m 放水量15m3/s)。
PVCラインは手元になく、また曲がらない針もなく、万事休す。
この後、真庭市勝山から久世方面へ降りるも気温高すぎ実釣断念。
中途半端な形で本日、ストップフィッシュ。
このあと洗濯やら給油やら食事で夕方まで。

その夕方から激しい雷雨、かれこれ2時間振りっぱなし。


ところで、いくらロッド選択ミスとはいえAHREXがここまで破壊されると考え込んでしまう。

それで下記アシストフックを4本ずつ作成した。
でも不必要に大きい気がする。
流芯でしか使えない針だ。

今日一日湯原デカマスに振り回され、今晩はその建て直しで精一杯。
でも湯原サイコーッ!
大阪以南にこんな場はあるだろうか。

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湯原1日目(20230727)

2023年07月27日 21時41分33秒 | 実釣

湯原1日目(20230727)

湯原着1030、大分から広島が3時間だから結局5時間半かかっている。
夕方出発してSAに泊まり朝再出発する方が楽。
こうすると早朝対応が確実にできる。

まず川見から開始。



















1430までみっちり湯原探検しチェックイン、1530から実釣開始、1930まで。
1)SH8.6ft#6、kencube-SSS#6(10.6m14g)、フロロリーダー、フロロ0.8号、備前ミノー

2)DH13.3ft#7、ナイロン30号、フロロ5号、フロロ0.8号、鹿革太長v3

マスが居ればテイクは多いと思うけれどアワセが早すぎるのか乗らないバレるでキャッチ率が低い。
一般的な鈎は興味ないらしくコンタクトは激減した。
初回の印象では"テラトコに似ている"。
なのでナイロンは本当に使いにくかったしkencubeの本流釣り用ヘッド(SSS#6)もそう。
1930頃にテラトコで常用していたDH#4インタミに変えてキャストするとかなり快適。
水面下50cmまでの釣りになるから、やはりこの温泉街のリトリーブではテラトコ仕様がベストマッチ。
テラトコとの唯一の違いはマスの型。
釣れれば皆大きく、そこが特筆か。
久留米Mさんによれば、湯原は西日本では珍しい型揃いの管釣り場とのこと、納得です。

今日の午後の釣りでフライマンは4−5人、当たり前だけれどみなさまドライ。
こういう場でリトリーブはキテレツだと思いながらも、私はウェッターこれが私の進む道。

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釣りするまでが釣り(20230727)

2023年07月27日 05時52分49秒 | 机上釣

釣りするまでが釣り(20230727)

「釣りするまでが釣りよ」
そういって奥は笑う。
確かにその通りで、実釣は机上釣りよりあっけない。
バリエーションも単調だし何より思ったほど釣れはしない。
でも実体験がそこにある。
眼耳鼻肌の身体全体そして自然界の時間の流れ。
机上釣りは釣れている時間軸だけで想定するけれど、実釣の時間軸は釣りと無関係なことがほぼ全部を占め実際に釣れている時間などごくわずかでしかない。
でも実釣は机上釣りを圧倒する。

たぶん登山もそう。
山頂写真は綺麗だしそれを見るために登山を夢見る。
でも実際に登ると山頂で過ごす時間はごくわずか、その登り降りにほぼ全ての時間を費やす。
山頂の景色を見るなら写真だけで良いじゃないか、エベレストでも北極南極でも宇宙でも。
写真で見る山頂景色と行って見るそれと実は決して同じではない。
山頂写真はほんの一瞬、山頂体験はそれよりはるかに長い時間になる。
つまり山頂と情報量で考えると、実体験の方が途方もなく豊かになるのだ。
豊かな体験、それはもう人生そのものだ。

釣りも同じ。
2次元1次元の写真や記事より1匹釣れるまで途方もなく時間が掛かるけれどその実釣体験の方が情報量は圧倒的、それはまるでただ登って降りるだけの登山が人生そのものであるように、釣り上げる一匹が人生そのものになる。

登山には登る前後に計画書と報告書を作るらしく、つまり登ったら登りっぱなしではないらしい、特に大切な遠征登山では。
釣りも同じ。
奥は釣りに行くまでが釣りといって笑うけれど、登山的に考えれば、行った後でも釣りは続くのだ。
今回の遠征もそんな釣りになる。

さて道中あと2時間半。
いざ参る!

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チラシ針とアシストフック追加(20230726)

2023年07月26日 23時10分48秒 | 机上釣

チラシ針とアシストフック追加(20230726)


途中の宿で作業、着いて直ぐ始めたけれどもうこんな時間になった。
スーパー山女魚8号や8.5号は本流の大物に伸されやすい。
以前五ヶ瀬川で45ニジをあげたときも半分伸されていた(20210912)。
江合川の50ニジなんて完全に伸された(20230708)。
なのでこの針に期待。
10号がシングルフックでバーブ潰し。
11号がチラシでバーブあり。

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いざ!(20230726)

2023年07月26日 23時09分16秒 | 日記

いざ!(20230726)


大分1630、いざ遠征出発!

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釣りに行くまでが釣り(20230725)

2023年07月25日 07時33分08秒 | 机上釣

釣りに行くまでが釣り(20230725)

願望は一時の刹那的な感情、勘は近い将来の見通し、このふたつの要素でシミュレーションした結果を見比べ、そのどれにするか最後に決めるのが意志。
そのシミュレーション作業が「沈思黙考」だ。
「じっと黙って考える」のは単に寝ているわけはなく、まるで夢見るように、願望と勘を素材にして近未来劇を創作し鑑賞しているのだ。
その意味で白昼夢といえるかもしれない「沈思黙考」。
でも大きな違いは耽溺の有無。
沈思黙考し得られたシミュレーションが心地よいものでなければ直ぐに上映停止、2度と再生されない。
心地よいからこそ上映は繰り返えされ、その度によりよい結果となるよう新たな願望と勘を素材にアップデートされていく。
このシミュレーション・アップデート作業はベイズ推定そのものだ。
直前のシュミレート結果が事前確率を伴う事前事象、新しいシミュレート結果が事後確率を伴う事後事象、新たに投入される願望と勘が事後確率を決める尤度となる。
そう考えると「沈思黙考」は全て「ベイズ推定」を辿るから全てのシュミレート結果にもれなく確率がついてくる。
もちろんその計算は脳裏の即興なのでキチンとした数値は残らない、けれどその数値的観念は一定の感想、"イケそう"とか"ダメっぽい"という感覚、として算出される。
なので近未来のシミュレーション結果には当たる確率と外れる確率の双方が必ずある、それは裏表なので当然だけれど。
「上手くいくと思う」「たぶんダメだと思うよ」という近未来の予想はこのようなベイズ推定にのっとっている。

整理してみると、ヒトの本質「願望」と記憶と経験の総和「勘」を素材にシミュレーション「沈思黙考」を繰り返し、ベイス推定確率が裏打ちする好ましい未来予想に従い、次の行動を選択する。
素材としての「願望」と「勘」が少ない場合ほぼ直ちに選択できる、例えば「急な豪雨で脱渓」とか。
でも「願望」と「勘」の幅が広い場合、シミュレーションはかなり増えるから完了まで時間がかかる。
例えば「未知の大本流へ入渓」など。
先日の江合川がそうで、シミュレーションはかなり時間がかかった。
なにより情報収拾が大変だったし、それを自分の釣りに合わせ整理し再構築したので更に手間取った。
結果的に予定の3/2から4/3まで未来予想に失敗し計画が頓挫したけれど。
その失敗の理由は2点。
1)放水口/取水堰区間を見落とした
2)一本荒瀬幅の意味を知らなかった
ベイズ推定の事前確率/事前条件に相当するこの2つの大切な要素なしで未来予想を進めた点が大失敗の元。
なので今回は上記2点をベイズ推定の事前確率/事前条件に採用し今回遠征の入渓点を割り出している。
もちろん3つ目の事前確率/事前条件である「ルアーでニジマスが稀に釣れる」情報の正確さで全て決まってしまうのだけれど。
この3つ目の事前確率/事前条件の再現しやすさ(尤度)を考えてみる。
3)現地の釣果情報
濁って淀む泥沼でニジマスは釣れないし、逆に定期的にニジマスを放流している下流側ならかなりの確率で釣れる。
とはいえその確率は良くて半々、最悪10%以下の覚悟も必要。
なら10%と考えれば10箇所回れば1匹釣れる可能性がある計算、なら10箇所巡りすればよい、上の1-2)条件を参考にして。
釣れる時間は盛夏なので朝夕、1ランでポイントは数カ所あるから3ラン回れば10箇所巡りになる。
するとこの4つ目の事前確率/事前条件も大切になる。
4)釣れる時間帯
それと最後に個人的な要素が3つ、でもこの3つは定数的な扱いだ、ほぼ変わりないので。
5)釣具準備
6)入渓装具
7)体調管理
つまり、バイズ推定をはしらせる場合、上に挙げた事前確率/事前条件のピックアップが必要で、特に新天地の入渓で大切になる。
高い確率で釣れる事前確率/事前条件を書き出してみる。

1)放水口/取水堰区間
2)一本荒瀬幅20m以上
3)最近の釣果実績あり
5)釣具の完備
6)万全の入渓装具
7)確かな体調管理

今回もこの事前確率/事前条件を使っている。
もちろん本流釣りは全く釣れない確率の方が圧倒的に高いから100%釣れる未来予測もそれは当然準備していて、それがセットで組んだ西日本一の管理釣場だ。
というより保険的に用意したこちらの方が滞在時間は長くなる、多分間違いなく釣れるだろうから。
西日本一の管理釣場からド本流まで車で片道25分と時間ロスはあまりなく、前回の荒雄川江合川間より移動時間は短く済む。

とはいえド本流の事前実績が「まれに釣れる」程度だから私に釣れる確率はかなり低いと思う。
でもまあ折角の西日本遠征、本州のド本流を味わってみたい。
だからこその「沈思黙考」、何組ものシミュレーションを見比べながら今週の釣りを良い方向で組み立てたい。

この机上の「沈思黙考」でデカマスを何匹も釣り上げていると
「もう釣りに行かなくていいんじゃない」
奥が笑う。
「どうせ釣れないんだから、釣りに行くまでが釣りなのよ」
まあたしかにね、それはそうなんですけどね。

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第41回日本一炭酸泉まつり(20230724)

2023年07月24日 22時31分58秒 | 机上釣

第41回日本一炭酸泉まつり(20230724)



2023年7月30日(日曜日)に「第41回日本一炭酸泉まつり」が4年ぶりに開催される。

https://taketa.guide/topics/detail/4ad97c4d-bb78-472b-a769-0f108d644b6c
https://www.city.taketa.oita.jp/soshiki/naoiri/8786.html
https://www.city.taketa.oita.jp/material/files/group/18/chirashi.pdf

久しぶりの開催で釣り大会は来年とのこと、でも長湯温泉にようやく日常が戻る。
本当に嬉しいことだ。

追記)
今週末の長湯温泉はほぼ満宿、それ以外の日も空きは少ない。
宿泊予約はかなり前から申し込む必要あり。

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極細チューブにあう針(20230724)

2023年07月24日 18時58分55秒 | 机上釣

極細チューブにあう針(20230724)

50以上の大型マスだと線径0.57mm(適合ハリス〜1.2号)だと伸されてしまう。
なので少なくとも線径0.6mm(適合ハリス〜1.5号)以上を使いたい。
すると針は下記。
オーナーはり
1)サクラマススペシャル8号(線径0.60mm適合ハリス〜1.5号)
2)サクラマススペシャル9号(線径0.64mm適合ハリス〜2.0号)
3)サクラマススペシャル10号(線径0.68mm適合ハリス〜2.0号)
4)サクラマススペシャル11号(線径0.76mm適合ハリス〜3.0号)
がまかつ
5)スーパートラウト10号(線径0.64mm適合ハリス〜1.75号)
DAIWA
6)バザーズワームフックSS FN#4(線径0.64mm適合ハリス〜1.75号)

実際に極細チューブに合わせると1)2)6)が限界。
なので取り敢えずサクラマススペシャル8号(線径0.60mm適合ハリス〜1.5号)で組んでみる。
実際に管釣りとはいえスレたマスにフロロ1.5号が太さの限界だと思う。
水量が多くないのでフロロ0.8号でもイケるかもしれない。
オーナーはり
7)スーパー山女魚8.5号(線径0.57mm適合ハリス〜1.2号)これはブラウン色

これまでの経験から針色はブラウンが良かったので下記も考慮。

オーナーはり
本流キング
https://www.owner.co.jp/search/1036/
がまかつ
ランカートラウト
https://www.gamakatsu.co.jp/products/67882/

これにPE50lbループをスレッドで結束。
こうするとアシストフック形式になり、針の自由度は増し姿勢も保たれる。

普通のチューブは下記がバーブレスでそのまま使える。
オーナーはり
8)カルティバ・エリモンSBL-67(線径0.72mm)

なので今回の管釣りで極細用にスーパー山女魚8.5号、サクラマススペシャル8号でPE50lbのアシストフックを作成する。
もし出発まで間に合えば本流キングとランカートラウトも現地でアシストフック化する。
要タイイングセット。

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大分の梅雨明けはまだ(20230724)

2023年07月24日 08時19分04秒 | 日記

大分の梅雨明けはまだ(20230724)

出勤の朝、木立のクマゼミはもう皆忙しげ。
緑の向うに空の青が広がっている。
今日の予報は午後から雨、まだ降り続く。
でもどうだろう、この空の青と樹々の緑と蝉時雨。
もう梅雨明けでもよいのではないか。

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北海ファジー習作4(20230723)

2023年07月23日 22時44分37秒 | 机上釣

北海ファジー習作4(20230723)


左端がベスト、右端はファーが少なかった。
AHREX FW580#8なのでやや大型の針、ファーは約指1本分の切り出しにて。
エゾリスファーのハックルは止めてしまったけれど大差差なそう。
もともとヒグマファーだけのレシピ、たぶんこれでよいのだ。


以前の使い残しを含め、これでストック20本ほど。
鈎の破壊は4匹目を予想すると単純計算で80匹分、もう十分だ。
あとはチューブ専用のシングルフックの作成、針チモトにPEループを付ける。
こうすると針の動きが良いうえに姿勢の乱れも少なく、これはアシストフックの考え方。
ただし、トラウトとはいえ大型なので軽量太軸を使う必要あり。
この作業は明日晩の予定。
最低限10−20本が目標だ。

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遠征前の日曜朝(20230723)

2023年07月23日 20時23分34秒 | 机上釣

遠征前の日曜朝(20230723)

いつもの癖で6時過ぎには目が冴えてしまう。
今週半ばから車で遠征開始。
ウェーダーやブーツを数組積み込んだ。
雨対策でゴアも2着準備しようと思ったけれど九州以外はほぼ梅雨明けしてしまった。
なので時雨用に一着で十分かもしれない。
これから多分ピーカン夏日が続く。

今日の天気予報は午後から弱い雨、これは大分も高千穂も同じ。
なので外出するなら午前中まで、午後から気温も上がるだろう。
それでキャス練でもとチョット外出、ついでに七瀬川を川見した。


相変わらず緑藻に覆われた川石に鮎の磨く黒光りはみつからない。
底石の多くも砂に埋まってしまったまま。
ダム運用で生態系がここまで激変する
七瀬川はもうただのドロ川だ。

その後、大分川府内大橋、大野川白滝橋、大野川船本大橋を回ったけれど暑くもありキャス練断念。
2時間ほどのドライブで終わった。
帰宅してみると九州南部は梅雨明けとのこと。
梅雨前線がこの九州北部だけで頑張っている。
ある意味九州北部が日本一になってしまった。

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