なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

箒川総括20140627-28

2014年06月28日 23時43分57秒 | 実釣
箒川総括20140627-28

上流部

去年の大分川ニジマスWFFと同じ感覚、今年の大分川はさっぱりだからか、この流れを懐かしく感じた。

一見浅く平坦な瀬に見えるが、瀬の水深は膝上で押しの強い速くて太い流れ。
概見に惑わされ軽いシステムを使うと表層を押し流されマスのいるタナに届かない。
始めガン玉1号、次にB、更に3B、遂には3Bx3で使うことも(特に狭いが急深なポイント、ここから60が出た)。
ポイントは流れの速い深場、出来るだけ速く鈎を沈めると好釣果。
そういう意味で表層流をかわすアウトリガーがこの場では最適だと思う。
もちろん、前回もそうだったように、様々な目的で色んなシステムを使うことも楽しいと思う(次回はピュアWFF?)。
鈎はぶどう虫フライが8-9割で当った。
ドロッパーにカディスラーバ、ホワイトミラー、ロイヤルコーチマン、レッドスピナーをそれぞれ付けてみたが、
テイクはほぼ全てぶどう虫フライ。
#8に巻いた大型パターンを失い(1.5号(3X)を切られてロスト)、途中から#12のやや小型のパターンでもテイクが続く。
ほんの時折、ロイヤルコーチマン、レッドスピナーにテイクする程度。
ものは試しにリードにトラウトガム茶ドバミミズパターン、ドロッパーにカディスラーバを結ぶと、リードを避けるようにカディスラーバにテイク。
リード/ドロッパーの差ではなく、明らかにパターンに反応している。
もちろんドロッパーはアトラクター効果として重要とのこと、とするとリードがアタリ鈎ならドロッパーは有るだけで良い?

ラインシステムでも、3Bx1までならループを描け18mキャストは可能。
しかしショット3Bx2以上だとループは乱れキャストは辛くなる。
3Bx3ではラインのループは消失、ティペットも何度か結束するようになった。
この軽量システムで扱えるショット/鈎は3Bx1程度が限界だろう。

ラインシステムとして20lbモノコア(kencube)を比べたが、やはり重い。
ラインの空宙サスペンドで猛烈なドラッグがシステムに掛かる。
柔らかい分、ループが出来難い(もともとそういう設計)。
ショット3Bx2以上でキャストがキツくなることはモノフィラ30lbとほぼ変わりはない。
ただ、流れの中でWFFのようにサイドからダウンスイングさせる目的ではモノフィラ30lbが20lbモノコアより上。

あくまで一個人の感想としてご容赦頂ければ、この箒川上流部でのWFFではモノフィラ30lbがベストかもしれない。
もちろん3BX2個以上ではループは作り難くなるが、まあその分、表層流をかわし沈めることが出来る。
15m以内の近距離でバックスペースが充分あればOKか。

また、60オーバーを3匹掛けたが、ティペットがドロッパーありの3X、切れないようにやり取りして取込みまで10分以上かかった。
瀬を3つ以上も下り、膝上の瀬の中、滑り易いので有名な「茶色の岩」の上も走らされた。
平日だったので他の釣り客が少なかったから良かったものの、
もし込合っていたら取込みだけでポイントをかなり潰し、他の皆に大変な迷惑をかけるところだった。
60オーバーはそれだけ上げるのが大変だった(途中から大物がテイクするとウンザリした程)。
瀬を疾走されクリックリールがバッククラッシュ、糸噛みして最悪のラインロック!
瀬を走らされながらリールを分解しロック解除を強いられた。
太い瀬の中で大物を寄せるときのロッドへの負担も激しく、多分、低番手小継パックロッドなら折れただろう。
なのでこの箒川では、ティペットは2.0号(2X)以上、丈夫なロッドとリールを使うべきだ。
また、ランディングネットも大口径がいい(マクリーンフォールディングネット大でも流れの中では難しい)。

いずれにせよ、小物を狙えば数限りなく出るだろうし、大物でも(養殖上がりだが)結構な匹数が上がる。
この大物が釣れる単位時間当りの確率は、北海道ビックファイト松本(BFM)にほぼ近い。
しかも深い速瀬の中だ。

60オーバーと3匹対戦して、本当の意味「死ぬかと思った」。
つまり、大コケしてディープウェーダーに浸水、そのまま流されるリスクを強く感じた。
今回はたまたま大丈夫だったが、この釣行が続けばきっと私は悲惨なほど流されるだろう。

まさに「魚との格闘技」だった。

その夜、那須塩原温泉で入浴中に両足がつり、それは就寝後も続いた。
これを書いている今時点でも足に筋肉痛が残り、これは今までのどんな釣行でも感じられなかったことだ。
それほどハードなやり取りを強いられた、ティペット1.5号のために。

魚釣りにいって自分が魚のエサにならぬよう、今回の教訓を次の箒川釣行に活かそう。
それはニジマス釣りで大物がでるポイントでは、共通するかもしれない。
「やりとりを楽しむ」などと考えていると酷い目にあう。

ニジマスの大物はそれほど強烈だ。

下流部

ブレス前近辺の淵と緩いトロ場が延々と続くポイント。
クルージングするマスがハッキリ見える。
流れが緩いからか打ち込むインパクトで警戒、鈎を見向きもしない。
ならばSHで遠投し遠くからのスイングで目の前を通す、が、鈎に対してもセレクティブ。
唯一、グレーゴーストに反応して追ってくるマスが多かった程度、他はぶどう虫パターンも含めて無反応。
このブレス前は、どちらかというとドライ天国かもしれない。

またこのブレス前のシステムだが、アウトリガーは遠投が効かず全く無効。
SHも水面インパクトが大きすぎる。
この日、スペイキャスターがおられて、対岸までキレイなスペイキャストで釣っておられた。
7-10m程度のシステム?
バックスペースは3m以内、ロールピックアップからDループ、僅かなアンカータッチのみで対岸へのきれいなスペイキャト。
ライン番手が軽い(#4?)のか、キャスト後の水面インパクトも非常に小さいようだ。
逆に3mSH#8の私は、上流部の快進撃と打って変わって大苦戦。
ブレス前は3時間粘ってゼロ釣果、その前後の瀬で数匹稼いだ程度。
ただ、この鏡のトロ場でグレーゴーストにマスが反応した。
チューブフライにバランスの悪いシングルフックだったので数投でパーマシェンベル#4やノーネーム#4に換えてみたが、これらは全く追わない。
白っぽくて7-10cm程度のパターンを好むのだろうか、が、これは次回の課題へ引き継ぎ。
ロングシャンクにグレーゴーストを巻き、それをてらとこなどの大物スポットで試してみよう。

もしマスのテイクがつくなら、五ヶ瀬の本流ヤマメにも勝機は見えるかもしれない。

まとめ:
 1)ティペットは2.0号(2X)以上
 2)リールはディスクドラグ
 3)ロッドは折られない高番手
 4)ネットは出来るだけ大口径
 5)瀬はアウトリガー、大淵やトロ場はスペイ
 6)ショットは3Bを中心に使い分け
 7)水没対策を充分に確保
 8)ティペット/リーダーの結束はノットシーラーを使用
 9)日釣り券は「C&R券」を購入(雑魚券ではC&F不可!)
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箒川写真データ-那須塩原(20140627-28)

2014年06月28日 23時41分28秒 | 実釣
箒川写真データ-那須塩原(20140627-28)

結局、年休扱いの釣行、業務は土曜午後だったので。

ガンマ線の実測値(写真は上から順)
東京 0.12
西那須野 0.12
かんぽの宿那須塩原 0.10-0.12

大分自宅のガンマ線は0.12-0.14程度なので、たしかに空間放射線量は大丈夫そう。

箒川C&R(七つ岩下流より布滝までの区間:1日2000円、日出から日没まで)

上流域(福渡橋から上流の七つ岩に向かう)
一見平坦な瀬の連続に見えるが、実は水深のある太い流れが連続する。
一つ一つのポイントは小さいが、その分、あれこれ攻略する結果が分かり易い。
ラインシステムは軽量だがショットはやや重めを使うと良さそうな印象。











中流域フライ禁止、ルアーのみ(福渡橋やや下流より錦帯岩までの区間)







下流域(錦帯岩より布滝まで、画像はブレス前までの区間)
錦帯岩の淵






向福橋グリーンビレッジ付近
ここは大物のポイントらしい。
たしかに道路から見下ろすとレッドバンドの大物がクルーズしている。
ただ、流れが緩く、難しいポイント。
ルースニングかドライ、WFFやアウトリガーでは太刀打ち出来ない。
3月には軽量システムでのリトリーブで中型以下を数匹だけ上げることが出来た。
下流からアップキャストで遠投しリトリーブを試みたが、思いの他流れが速く、非現実的。
上流からのダウンで遠投、上手へのリトリーブなら良い?
次回検討。











ブレス前(有名ポイントにつき詳細な写真は省略^^)
ここはドライの定番ポイント。
WFFなら対岸とかピンポイントに溝の中を狙うなどのテクニックが必要。
魚影は上流部に比べると薄い。






工事用橋付近の淵(ブレスより更に下流域、写真はここまでだが布滝まで数百mの区間が残る)
ホワイトミラーで強いテイク、が、アワセ損ね。
その後20cm級が1匹でここは終了した。




釣果
20140627
0430-1100 上流域 26匹
#8シングル9ft、30lbモノフィラ7m+リーダー2.0号2m+1.5号ティペット、ぶどう虫フライ#8+ホワイトミラー#12
1200-1800 下流域 5匹
#8シングル9ft、30lbモノフィラ7m+リーダー2.0号2m+1.5号ティペット、ぶどう虫フライ#8+ホワイトミラー#12
#8シングル9ft、SH3m+リーダー2.0号2m+1.5号ティペット、ぶどう虫フライ#8/ホワイトミラー#12/グレーゴースト/パーマシェンベル/ノーネーム

上流域にて60オーバー(最大は66cm、内1匹は写真なし)x3



あとは50前後、匹数は不明(10匹超?)、60オーバーを2匹釣ってから写真撮影は止めた。
ほとんど上流域での釣果。


福渡橋の淵での1匹、45cm、ファイトしながら撮ってみた。


20140628
0430-0730 上流域 10匹(60オーバー1.5号のラインブレイクX2、50前後X3、他20-30cm)

次回への課題

次回はティペット2X(2.0号)にて挑戦、60オーバーをすんなり寄せたい。
で、20cm級を数限りなく心ゆくまで楽しみたい。
20cm級なら100釣りも可能ではないだろうか。

超大物と一騎打ちもよし、小物数釣りもよし。
今度は数釣りで、WFFでのニジマス釣りを身体に刻みたいと思う。
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チューブフライのフィン(20140625)

2014年06月26日 07時19分30秒 | 机上釣
チューブフライのフィン(20140625)

箒川用のチューブフライのシングルフックが寂しげだったので、
クジャクの尾の羽を使い”尾鰭”らしく巻く。
これで掛かる?
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箒川 準備(20140624)

2014年06月25日 02時35分42秒 | 机上釣
箒川 準備(20140624)



カディスラーバ#6 X5本
トレーラ#12 X5本
オレンジパートリッジ#12 X2本
グリーンパートリッジ#12 X3本
ホワイトパートリッジ#12 X3本

モノフィラ30lb7mのultra-light SHをテストキャスト、何とかなりそう。
ただ、シンブルハンドでダブルフォールすれば、の話。
ダブルハンドではループは難しかった。
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箒川へのタイイング(20140622)

2014年06月23日 00時34分34秒 | 机上釣
箒川へのタイイング(20140622)

#4 パーマシェンベル X5本
#4 無名 X5本

箒川はアユが群れるらしいが、無名フライは鈎のバランスが悪く、ショートバイトに終わりそう。
#12程度の小さな白いパターンでトレーラーにする?
漁協のHPで確認すると、箒川のレギュレーションはバーブレスのシングルフックのみ可、しかしドロッパーやトレーラーの制限はなし。
でもキャスティングで絡んだりトラブルは多くなるだろうから、緩い淵に限って使おう。

#6 TMC200R カディスラーバ X5本


明日もタイイング、
#6 TMC200R カディスラーバ 更に5本追加へ

しかし不格好な巻き上がり。

こんな”握り”でも、マスなら食べる?
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来週末 箒川遠征 準備(20140622)

2014年06月22日 09時04分12秒 | 机上釣
来週末 箒川遠征 準備(20140622)

東京出張の合間にて。

rods:3本、9ft#8、8.6ft#6、9ft#4
reels:2個、ORACLEクラッシックミッジ(30lb4.5m+20lb、20lbフローティングモノコア)
システム:自作とkencubeのSH全て
ウェーダー:Aquaz防水ZIPウェーダー、シューズ
ネット:ホールディングネットL
ジャケット:ウェーディングジャケット
帽子、偏光グラス、ウェーディングステッキ、折りたたみリュック、ポケットティッシュ、日焼け止め、虫除け、フィンガーガード。
小型ヘッドライト
ガン玉B、3B
ティペット1.0号フロロ
釣り用自作ウキ
フライボックスは管釣り用も含めて全て持参
革カバン、トローリーバック

午前4時開始、午後7時半終了。正味15時間。
朝一番はC&R上流域より釣り上がり。昼前まで中流域ルアー専用コース下端より釣り下がり、午後から下流域ブレス前より釣り上がり、夜半前までC&R上流域。

多分、2本ドロッパーシステム、ティペット1.2-1.5号、ガン玉B-3B、鈎#8-12。
上流域はモノフィラのアウトリガーまたは1.0mextra-shortのシンクSH。
中流域からモノコアの3m#8インタミSHからフルシンクSHtype4まで。
初めてのブレス前はモノコアの3m#8インタミでバイブリトリーブ。

上流域アップキャストのアウトリガーでは、流れが速く強い場ではナチュラルドリフト、緩い場では連続で小さく刻む縦の誘い。
アップーサイドからはバイブスイング、ダウンでは深い溝の中に完全に止め、マスの鼻先で鈎を踊らせる方法。

今回の遠征の目的は、最善の技術を尽くことだ。
一匹でも多く釣ることではなく、自分のベストをより確実に出し切ることに専念しよう。
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五ヶ瀬の大鱒釣りに向けて(20140618)

2014年06月19日 07時28分08秒 | 机上釣
五ヶ瀬の大鱒釣りに向けて(20140618)

本流ヤマメ仕様、ニジマスは考慮しない。
3本鈎のドロッパーシステムを使う。
リードからぶどう虫、カディスラーバ、ホワイトミラーの順に組む予定。
リーダーは2号通しヒトヒロ(1.5m)または普通の1X-2X7ft程度。
ティペットは0.8号ヤビキ(1m)程度、ショットは本流なので3Bメイン。
本線とリーダーはループトゥループ、リーダーとティペットはブラットノット、ティペットと鈎はダブルユニノットを使用。
ドロッパーのティペット長/間隔は杉坂研治氏にならい、手掌幅(7-10cm)/前腕上腕長(45cm)とする。
(下図は「2010年3月蒲田川-ハイパーエキスパート」より引用させて頂いています)

http://kencube.jp/ennsei02/2010gamata/01.html

A)淵への瀬落ち:

    30lbモノフィラメント(アウトリガー、ルースニング)

B)淵の中の強い瀬:

    30lbモノフィラメント(アウトリガー、ルースニング)
    スローシンク・ゴーストティップ
    インタミ
    type2フルシンク
    type3フルシンク
    type4フルシンク

C)淵対岸ぶっつけの太い流れ:

    20lbモノコアフローティング
    30lbモノフィラメント
    フローティングtype2シンクティップ
    フローティングtype3シンクティップ
    フローティングtype4シンクティップ
    type2フルシンク
    type3フルシンク
    type4フルシンク

D)淵尻のトロ場:
 これは敢えて敬遠、速いバイブリトリーブシステムが未定のため。
 よって当面、本流釣りのポイントは、上記A-Cのみに絞る。
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大物。

2014年06月18日 00時07分01秒 | 机上釣
大物。

大物と言えば、スズキ、クロダイ、コイ。
少し釣り易くなるが、ボラ、マルタウグイ、ニゴイ、ナマズ。

ちょっと敷居が高いのは、ショアブリ、ショアサワラ、タイ、メジナ、イシダイ、カンダイなど。

手軽な大物としてのスズキ、クロダイ、コイ。

もちろんスズキ、クロダイ、コイもそう簡単には釣れないのだが、ほんの数回の成功体験が私達を駆り立てる。
しかし何度通っても坊主、その釣果の寂しさに心折れることもある。

そんな大物釣り。

まあ大物だから。

でも、そんな大物釣りにウツツを抜かしていていいのだろうか。
この人生の大事なときに。

ただ、人生は短い。
本流釣りを極めたところで、すでに無理がきかない身体かもしれない。
出来るだけ早く、したいことをしておくべきだ。

でも、本流釣りを極めたところで、何になるのだろう。
釣り名人? 趣味の後輩育成? 釣りクラブ活動?
それは目的ではなく結果だ。

本流釣りに入れあげる人生の意義とは?


自分の自由な時間を、私は釣りに使う。
しかも大鱒に、私は憧れている。


結局、自分の遊びなのだから、四の五の言わず没頭すればよいのだ。
それに意味や意義付けなど、まるで無用。

マスの大物釣りに、ただひたすら没頭する。
深く入り込んでいって、ただただ専念する。
理性的な批判を全て捨てて、ただ集中する。
ただひたすら動物的な勘だけに任せる世界。

そんな大物釣りの”無心”を、とことん追求しよう。

もし仮にその意義があるとしたら、多分その一点だ。
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本流ヤマメ。

2014年06月17日 00時19分54秒 | 机上釣
本流ヤマメ。

デカい川の太い流れに点々と散る本流ヤマメ。
ポイントの絞れる渓流ヤマメは、掛けるだけなら遥かに楽、もちろんタックルは全く違うのだが。

また、たとえ本流ヤマメと対峙出来ても、テイクの有無は運次第。
渓流ヤマメのような極細ハリスは使えない。
また、止水でのストップ&ゴーはむしろ逆効果。
使えるのは、フォール&ジャークとバイブ程度。

何故私は、本流ヤマメなのだろう。
釣りたいなら近所の渓流で足りるのに。

渓流と本流の決定的な違い。

大物への期待、ただそれだけ。

掛かれば大物、そんな思いが私を駆り立てる。

本命は本流ヤマメ、でもつれないのでお金を払って浮気する。

ついには疲れ切って観念するまで、これは続くんだろうなあ。
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五ヶ瀬5回目と木郷(20140615)

2014年06月15日 23時37分23秒 | 実釣
五ヶ瀬5回目と木郷(20140615)

2時半起床、3時半過ぎ出発、着5時10分頃。
6時開始の11時終了、正味5時間。
水位-0.24m、川水流観測所。













13.6ft#6/7ダブルハンド、モノコアインタミ、kencube#8SH、ティペット1.2号。
始めは浅場で#8type4フルシンクSH3m、両手で高速リトリーブの釣り。

キャスティングはシューティングラインを1m程度垂らす場合と竿と同程度出す場合で比較。
垂らしが長いとよく飛ぶが、バックスペースが必要。

なんとか対岸まで飛ぶようになる。
前回は30m程度だったが、今回は40m程度、ただ、45mは出ていない。



一番上の淵への瀬の落ち込み付近でハヤが掛かる。
この五ヶ瀬川でSHでのフィッシュは初めて。
魚に鈎は届いていたようだ。



その後、同じシステムで淵中程をリトリーブ、それから瀬の落ち込みをインタミで流す。



最後に対岸際を#8フローティングtype4シンクティップSH3mで表層流を使った早いスイングの釣り。

ステップダウン。



次の第二淵へ。



次の淵への渕尻まで、Float-type2ティップで流す。





第二淵の本流は、フロートモノコアにtype4またはFloat-type4ティップを使った。
ここでオイカワがフィッシュ、また、確かなタッチが1度、感じられた。



ヤマメのライズも何度も続く。

カーボンロッドの使い方がようやく飲み込めて来た。
竿の弾性を使うキャストは初めての体験。
これまでグラスロッドばかり、胴に重心を乗せて思いっきり振り抜いても、なかなか飛ばなかった。
カーボンは、曲げたロッドの復元力でキャストする感じ?

次はこの第2淵を中心に攻めてみよう。
サクラマスというより、本流ヤマメ。
ドロッパーにホワイトミラー系、リードにカディスラーバ系。
五ヶ瀬の本流ヤマメ用にカディスを量産しなければ。

11時47分五ヶ瀬川発、木郷12時50分着、57kmで約1時間のドライブ。

フライエリアは一組だけ、マスはまばらで、工事は終了したらしいが土砂で淵が埋る。





餌釣りコーナーを見に行くと、さすが父の日、家族連れが沢山。
しかし、肝心のマスは薄い。
人出にマスの供給が間に合わない?

#2-3シングル12ft、モノフィラ+リーダー1.5号2m+0.8号ティペット、ホワイトミラー#12

フライコーナーに2時から7時まで、釣れたマスは40匹/5時間。
マスの型はてらとこと九重FRの中間位、この木郷は持ち帰り自由だからか単位時間アタリのフィッシュ数はやや少なく、でもまあ満足。
私もそうだが、多くのフライマンはC&Rしているようだ、それで餌コーナーより魚が濃いのだろう。

この木郷のメリットは、ヤマメの大きいのが釣れる事。

写真以外に良い型を2匹バラした。












今日一番の大物、泣き50。





でも本当は、五ヶ瀬本流のヤマメが釣りたかった。
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てらとこと野上川(20140614)

2014年06月15日 02時53分19秒 | 実釣
てらとこと野上川(20140614)

13時から15時まで野上川の淵、ルアー的なWFF。
9ft#4シングルハンド、モノフィラ22/30lb、SH#10/11インタミ1m、ティペット1.5号直結、ホワイトミラー/ウッドコック&ミックス#12。
20cm程度の魚影が多く、ここはウの被害は薄い?
タッチは数回、しかしテイクしない。
土曜の昼さがりだから?
餌師もかなり入渓している様子、それでもここは魚影が濃い。

緩い流れでのルアー的なWFFは、鈎重量の非常に軽い”フライ”だけに早いリトリーブで浮いてしまう。
ティペットを1.5から1.0まで落としてナチュラルドリフトしてもはっきりとしたテイクは付かない。
前回の夕方に、ティペット0.25号でも同様のだったので、この淵では早朝で下手からやや遠投アプローチが必要かも。
また、ラインシステムは重く短いシンキングSHを使うべきかもしれない、キビキビとしたリトリーブするために。

15時過ぎからてらとこ、17時まで。
9ft#4シングルハンド、モノフィラ22/30lb、SH#10/11インタミ1m、ティペット1.5号直結、ホワイトミラー#12。
今日は結構な人出でプレッシャーが高く、若干の濁りも障るのか、このシステムではあまりあたらない。

9ft#4シングルハンド、モノフィラ22/30lb、ティペット1.0号直結、マラブー#12に変更、テイクが付き始める。
2時間で20-30匹程度。

途中、初めてブラウントラウトが掛かる、それも2匹続けて。





40cm近いブラウンだが、私にとっては初めてのブラウン、確か美味しいお魚、でも丁寧にリリース、お帰り頂いた。
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SH購入予定

2014年06月09日 21時36分58秒 | 机上釣
SH購入予定(20140609)

kencubeに発注。
五ヶ瀬用。

パワーヘッド8 3mライン フルシンクシリーズ
1.タイプ2

パワーヘッド8 3mライン スローシンク・シンクティップ シリーズ
2.スローシンク・ゴーストティップ

パワーヘッド8 3mライン フローティング・シンクティップシリーズ(26g前後)
3.フローティングタイプ2ティップ
4.フローティングタイプ3ティップ


##################################
これは既に購入したもの(5/10)。


パワーヘッド8 3mライン フルシンクシリーズ(26g前後)
5.インターミディエイト
6.タイプ3
7.タイプ4



パワーヘッド8 3mライン スローシンク・シンクティップシリーズ(26g前後)
8.スローシンクタイプ2ティップ

パワーヘッド8 3mライン フローティング・シンクティップシリーズ(26g前後)
9.フローティングタイプ4ティップ

パワーヘッド 4ティップチェンジャブル(SD#8用)
10.フローティング3mボディー (21g)

##################################

五ヶ瀬川本流でのライン組み立ては、「安田龍司氏のサクラマス釣り」を参照し下記を予定。
表層流を使い水中で鈎を走らせる釣り。
ヤマメも表層流を使い宙層を走らせるとよいのかも。
そういった意味では、今年の解禁のフローティングとTシリーズの組み合わせは正解だった?
速い表層流に太いフローティングラインでアンカーし、長く重いシンクラインで底層をスイング?

そのスピードはルアーとあまり変わらないかもしれない。

早朝、水面下1mまでの表層または岸よりの浅場:
10.フローティング3mボディー (21g)
2.スローシンク・ゴーストティップ
5.インターミディエイト
1.タイプ2

日中、水面1m以下の中層または対岸のえぐれ:
3.フローティングタイプ2ティップ
4.フローティングタイプ3ティップ

9.フローティングタイプ4ティップ
8.スローシンクタイプ2ティップ
6.タイプ3
7.タイプ4
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てらとこ午後(20140608)

2014年06月08日 20時40分33秒 | 実釣
てらとこ午後(20140608)

14時から18時。
15時頃からやはり降雨、レインジャケットを使う。

12ft#5/6ダブルハンド、モノフィラ22/36lb、SH#10/11インタミ4m、ティペット1.5号直結、ぶどう虫フライ。
SH#10/11インタミ4mは気持ちよく飛んでいき、両手でのバイブストリーミングとラインアワセの練習をする。
しかしほとんどテイクを取れず、これは30分3匹で終了。

次。
12ft#5/6ダブルハンド、モノフィラ22/36lb、SH#10/11インタミ2m、ティペット1.5号直結、ぶどう虫フライ。
SHが2mだと途端に飛ばなくなる。
グラスロッドの癖かロッドを止めると穂先がお辞儀しラインの形が崩れる。
ロッドの止めを少しスローにしてみよう、移動は急、止めはスローに。

モノフィラを4-5m出しておくとラインは安定、一般的なSHが7mなので、これくらいがベストバランスかもしれない。
テイクはほぼフォールでくる。
ラインテンションの変化でアワセる。
リトリーブはライン自重での超スロー、それでもテイクしない場合はバイブリトリーブから急に止めてフォール&ジャーク。

他は2名と少なく、場が広く使えるので鈎が見切られにくいためか、延々と釣れ続く。
18匹/1時間のペース。
しかし同じ場で2時間も同じ鈎で続けるとさすがに見切られ、テイクが遠のく。

16時半ころからアウトリガータイプへ変更。

#2-3シングル12ft、モノフィラ+リーダー1.5号2m+0.8号ティペット、ホワイトミラー#12
自重でデットリトリーブ、これは流石に釣れる。

それでティペット1.5号へup、するとテイクは激減。

ぶどう虫フライ#10へ変更、テイクが復活し釣れ続く。







午6時までの4時間、30-40アベレージで40-50匹程度だろうか、フライがあえば1.5号でも釣れ続く。
切れたのは一回だけ、0.8では何度も切られたので、その分、釣れた数が増えたのだろう。

総括。

ティペットの使い分けについて

1)ニジマスのポンドでは1.0号以上を使う
2)0.2号は小渓流のヤマメ用
3)大物河川では1.0号以上でストリーミング
4)大物河川でのアウトリガー/WFFは0.8号
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九重FR午後(20140607)

2014年06月07日 21時39分24秒 | 実釣
九重FR午後(20140607)


14時から18時まで。



12ft#5/6ダブルハンド、モノフィラ22/36lb、7ips#5シンクSH3m、ティペット1.2号、ぶどう虫フライ。

7ipsで早めに沈めて両手リトリーブしてもテイクはなし。
速すぎるかアタリを作れない?

SHを外して、モノフィラのみにて。
12ft#5/6ダブルハンド、モノフィラ22/36lb、ティペット1.2号、ぶどう虫フライ。

平均20cm、時々30が掛かる。
多分、4匹/10分は超えたかもしれない。
着水だけで釣れる、もう金魚釣りの世界。
ただ、いただけない。

16時頃より降雨。
雨宿りしながら釣るが一向に止む気配がないのでレインウェアに着替えて釣り再開、17時。

12ft#5/6ダブルハンド、モノフィラ22/36lb、SH#6インタミ3m、ティペット1.2号、ぶどう虫フライ。

ゆっくりと沈みテイクは多い。
が、あまり飛ばない。

12ft#5/6ダブルハンド、モノフィラ22/36lb、SH#10/11インタミ4m、ティペット1.2号、ぶどう虫フライ。

これは気持ちよく飛ぶ、とはいっても20m程度。
ただ、3m以下の自作SHでは、#10以上の太いラインを使うのがベストかも。

沈む最中にスラッグが伸びる、本当に遅いリトリーブでテンションが変わる、など。
モノテンションの両手リトリーブはテイクが非常に少ない。
で、ストップ&ゴーの片手リトリーブにはテイクがつく。
それでもダメならバイブリトリーブで掛ける。

やはりモノフィラのみの「金魚釣り」より、リトリーブが楽しい。
九重FRでの金魚釣りはしばらく封印か。

総じて、九重FRでのダブルハンドは使えなくはない。
しかしSHは3mまでが現実的で、このultr-shortなSHで軽い物は自作SHしかなく、その場合は#10/11がベスト。
ただ、九重規模ならシングルハンドでも距離は変わらないが練習と割り切ればOKか。

また両手リトリーブのラインアワセが難しい。
これは馴れるしかない。
シングルハンドで両手リトリーブの練習をしていこう。
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グラススイッチロッド12ft#2/3

2014年06月07日 08時05分41秒 | 机上釣
アングラーズルースト(釣人小屋)社
http://theanglersroost.com

日本での代理店は、
Tackle Mac (タックルマック)
http://www.tackle-mac.com

レアなシングルハンド12ft#2/3の販売元。
http://theanglersroost.com/products/graphite-rods/4-piece-12-foot-23-wt-im6-graphite-rod-with-2-tips/
http://www.tackle-mac.com/page0210.html

本社のHPでは、シングルハンド12ft#2/3は120gとある。
実際には持ち重りから160超かと感じていたが、大分の小河川ではかなり使えるロッド。
雨でラインが張り付くと遠投しにくくなるが、それ以外は問題ない。
54cmの野生ニジマスや76cmの野鯉にも大丈夫だった。
利根川や箒川の50アップマスでも大丈夫。

小河川でのヤマメ両手ストリーミングのために、釣人小屋のスイッチロッド12ft#2/3を発注した。
(20140616追記:スイッチロッドにはならなかった、、、泣)

タックルマックさんは、さすがのレア度で取り扱いがないため、本社から直接。
http://theanglersroost.com/products/graphite-rods/uhm12-ultra-high-modular-graphite-fly-rod-12-ft-4pc-23-wt/

グリップ追加、送料込みで2.6万円、ちょっと高くついたが、こんなロッドは他には見当たらず、観念し購入。

既に使っているシングルハンド12ft#2/3との違いは、ダブルハンドにもなる12ft#2/3グラスロッド、か。
値段は倍も違う。

本当はタックルマックさんから「Soul River LS」12ft#4/5を考えた。
http://www.tackle-mac.com/page0239.html
(201406016追記:こちらにすれば良かった、、、泣泣)
(20160107追記:結局タックルマックさんのSoul River LS 12ft#2/3を購入^^)

でも既にダブルハンドの12ft#5/6グラスロッドをもっていることと、小渓流ヤマメ専用なので更に軽いのを探した。

このスイッチロッド12ft#2/3で、extra-SHのちょっと飛ばした両手ストリーミング、ティペット1.5号。
これがダメならアウトリガーでティペット0.2号。
スイッチロッドなので、にわか両刀使いになれるかな。
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