なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

12/30 木郷ブートキャンプ2日目

2012年12月31日 23時04分03秒 | 実釣
12/30 雨 気温高め
朝6時起床、トタン屋根を打つ雨脚に起こされる。
外は結構な雨、もし大分なら諦めたかもと、既に高森に居ることを少し後悔。
6時36分高森の民宿をチェックアウト、7時木郷着。
雨の高森の朝7時はまだ暗い、が、既に先客1名あり、餌釣師。
多分上の釜の右下流側を狙っておられるのだろう。

ルアーフライエリアへ移動し実釣開始。
夜からの雨でエリアはささにごり、このエリアには他の釣り人はまだ居ない。
手が凍える程ではなく、魚の活性も悪くはないだろう。
最下流の釜に移動、トラウトガムを流す、が、無反応。
前日夕も流しているが同じ。
数週間前にみた大物の魚影も、今回は全くなし。
誰かに釣られたのだろう。

つり上がっていくとファミリーフィッシングの方々、「釣れましたか」と。
既に1時間以上の実釣でも一匹もゲット無しの自分、「今始めたばかりです」と。
どう見ても一番乗りなのに全くの手ぶら、恥ずかしさのあまり、見栄で嘘をつく。
いい大人なのに、ああ。

駐車場横のいつもの淵で開始。

この淵はいつもよく釣れる。
それもそのはず、ここには養魚場からの直接の放流が定期的にあり、魚影の濃さはエリア内屈指。
こういうエリアが木郷ルアーフライエリアには数カ所あるようだ。
1)駐車場横、2)樹木張り出し淵、3)養魚場下淵
そのほか橋直下も定期的な放流があるが浅瀬なので魚は溜まらない様子。

この淵で爆釣!

トラウトガムでアタリ、その後は白系統パラシュートドライを沈めてもアタリ、驚く程よく釣れた。
これが自然渓流管理釣り場、ああ木郷、と感謝しながら釣る。
もちろん、ラインに出たアタリでも釣れるが、一定テンポでラインをストリーミングすると、食っている。
これは、大事なテクニックかもしれない。
ストリーミングは釣れてるかどうかを試せたし、誘いにもなった。
雨中のささにごりだからだろうが、FFが上手くなったように感じた。
むろん錯覚だろうが、それでも嬉しい。

ドライは浮かせても釣れるが、沈めた方が魚の興奮度が違うようだ。
沈んだ白いドライフライの周りをたくさんのマスが乱舞する。
興奮している、釣れないはずが無い。

ニンフとドライ、トラウトガムを比べ、前2者は大マスを狂わせたが、トラウトガムは小型がほとんどだった。
無論、淵の初投では大物が掛かるが、その後は見切られ、ニンフとドライは釣れ続く、そこに驚いた。

フライフィッシングの歴史と文化を、私はこの歳で初めて知った。
釣れるパターンは、確かに釣れるのだ。
トラウトガムなどのように斬新なフライパターンに頼らなくとも、”よく釣れるフライ”はよく釣れる。
このよく釣れるフライパターンは、既に文化だし、私もこの文化を大事にして行きたいと思う。

昨日までのラインブレークは今日は全くなし。
フライリールのドラッグギアも入れ替え、ニジマス50cmの疾走でもバッククラッシュ、ラインブレークなし。
ティペット、リーダー共にフロロカーボンが唯一の選択ライン。
その他は40cmマスに耐えられないだろう。

フライラインは、昨日のリオの#000が固くてループ充分、とても驚いた。
今日は#1のフロートライン、10-15mなら充分カバー出来る。

フライをユニノットでどんどん交換していったら0.8号ティペットが短くなった。
1.5-2.0mは結んでおいた方が良さそう。

結局、降雪始まる午後4時半頃までに、60cmのスカリに約30匹強、17kgのマスが納まる。
昨日と比べて大きな進歩だ。


決定的な違いはリーダーとフライそのもの。
まず、リーダーはフロロが一番、フライは伝統的なパターンが一番。
トラウトガムは私のような初心者がフライフィッシングに”はまる”道先案内役として最高だ。
ただ、それ以外の役割は随分と平凡かもしれない。

ニンフパターン、ドライフライパターンの典型的なタイイングを、これから習得せねばならない。

帰りは午後4時過ぎから降雪、慌てて撤収した。


また、帰宅途中に気付いたが、フライラインコントロールの右手中指が痺れていた。
500g以上40cm級のマスの疾走を一日中右手中指で捌いたので、神経を痛めたようだ。
フィンガーガードなどのFF教科書を無視した報いだ。

また更に、FFの勉強を重ねていきたいと思う。
ゆく年くる年に感謝。
コメント

12/29 木郷ブートキャンプ1日目

2012年12月31日 22時29分59秒 | 実釣
12/29 晴れ、気温高め、11時から18時まで。

エサ釣り場は玄人餌師が4-5名程、40超えの大物もゲット。

エサはイクラ、脈釣り。


ルアーフライエリアは先行RF、FFマンが7-8人。車は既に4台。
駐車場から釣り下るが大物はほとんど釣れず、20cm程度の山女魚がかなりあがる。

40cmクラスは最下流一歩前の落ち込みからニンフで。


木郷滝を始めて上から見下ろす。

結構な落差あり、落ちれば即死か。
増水時には要注意。

昼間はトラウトガムはほぼ無視され、ニンフ、ドライ(パラシュート白?)を沈めて釣る。
夕方4時半頃からトラウトガムに当りだす。
大物もバイト、しかし、何度もライン切れ。
先日からラインブレイクが多発している。
安物のナイロンリーダーが原因か。
フライのロスが非常に多くなった。
バーブレスだが、魚への影響が心配。

結局、5-6匹で2.6kg(魚籠1.6kg減算済み)。

魚が寂しそうな程大きい魚籠、もはや喜劇。
魚籠抑えはキャリーカートを使用するも、これも喜劇。
冗談でしかないありさま。
キャリーカートも万力もほぼ不要。

明日は雨、カッパ着用の身廻りを整理し、再出発に備える。
リーダーはナイロン製からフロロカーボン製に全て替え、ティペットもフロロの0.8-1.0号に結び直す。
ハリとの結束はユニノットのみ。
もう、懲りたなあ、”素人考え”のフライフィッシング。
先人と教科書に充分学ばねば。
コメント

木郷FF 4回目

2012年12月28日 22時37分11秒 | 実釣
明日は当直明けで即、木郷詣で。
着は10時、開始は10時30分頃。
前回の20121021と同じスケジュール。
そのときは20匹程度、今回は何匹か?
天候は
12/29 晴れ、2-11度、
12/30 雨/曇り、2-9度。
12/29は10時半から17時半まで、
12/30は7時から17時半まで。
12/29は高森町へ宿泊し、12/30朝6時半に出発。
帰宅は12/30 20時頃を予定。
キープは無し。
2日間連続でフライ三昧してみようと思う。
エサ釣り場でフライを試してみたいが、それはそれ、これはこれ。
フライとしての技術を磨いてみたい。

竿は3.6m、ラインは#000、#1、#2Fシューティングヘッド。
今回はシンキングラインは出番無し。
12/29は晴れなのでリュック背負いワカサギ2.7mの#000を試してみるのもよい。
もし使えるのなら#000で通すもよし。

仕掛けはトラウトガム、ユニノット結合、マーカー無し、ティペット0.8号。

ちなみにロッホモア100Aのクリックドラグは、爪が破損していたようだ。
それでバッククラッシュを起こした。
破損した爪をnaturamから取り寄せへ。

コメント

九重フィッシングリゾート(初回、2回目、3回目)

2012年12月25日 21時10分10秒 | 実釣
九重フィッシングリゾート
初回201201、2回目20121202(多分)、3回目20121208(多分)。


ここの魚はやや小振り。
大物もいるのだそうだが、いまだ出会えず。
シンキングばかりしている。シンキングラインIIIならフライが底へ引かれて行く途中でアタリがあり、釣れる。
シンキングIIやフローティングの漂わせる方法だとあまりはっきりとしたアタリは出ない、スラッグが出る為か。
板オモリ集魚版を噛ませるとよいのだろう。

トラウトガム淡色系を早く沈めると一投一バイト、フックアップはポンドの状態で決まるようだ。
何をしてもアタるような気がするし、フックアップしてもほぼ小型。
ただ、もしかしたら大物は”ミスバイト”の連続で、フックアップ出来ていないだけかもしれない。

大分市から高速で45分。
庄内山セミは大分から一般道で40分。
木郷は1時間40分。
てらとこは一般道の湯平経由で37kmだそうで50分?

今の課題は大物が来たときのサバキ。
バッククラッシュを起こさずに取り込めるか、そこが課題だ。
コメント

木郷3回目

2012年12月25日 20時57分10秒 | 実釣
木郷三回目のFF。

エサ釣り場は誰もおらず、木漏れ日の中の静かな渓流に泳ぐ魚を写真に撮る事が出来た。

着は午後2時、終わりは午後6時。
10匹行くかどうかという結果。

しかし、自然渓流パターンでは8ftでは釣りにくいこと、ラインの番手は細くても大丈夫なこと、ノーマーカーのシンキングでも大丈夫なこと、そして、やはり初投が一番大切なことが分かった。
ダウンショットは食い込みはよくなく、板オモリのアウトリガー形式がベストなことも分かった。
また、自然渓流ではフローティングラインのシンキングティップがベスト、そういった意味で中流域でも5m程度のシューティングヘッドがあれば充分かもしれない。
コメント

山セミ(20121222)

2012年12月23日 01時33分09秒 | 実釣

山セミ(20121222)


本日 4回目の釣行。
天候小雨、気温やや寒いが5-10度程度。水温高め。
55cmx1、49cmx1、40cmx1、30cmx2、60cmばらしx1、50cmばらしx1。
ミスバイトx3-4。

60cmのばらしは、フックアップの疾走でフライリールが逆転しバッククラッシュ、で、リーダー高切れ。
50cmのばらしは、0.8号のハリス切れ、多分、ハリスの痛みを放置したため。
今日はフックアップはまあ、良かった方だ。ただ、初めてのトラブルが色々とあった。
1)ハリスメンテを怠った
2)フライリールのドラッグ機能を軽視した
3)初投からのバイトを見落とした
4)スナップ未使用でバイト頻発
5)寒冷による手指の不自由
などだ。

3.6m#2、F#2、トラウトガム淡色#10(尾は4cmで充分だった)、マーカー無しでほとんど釣れた。
3.6mのロッドでは前腕だけの小さな振りでループが充分に出来た。アウトリガーも充分。
2.7m#4、S#4、トラウトガム淡色#10、マーカー有り、これは夕刻にも関わらずノーバイト。
アウトリガーは射程が短く苦しかった。

釣り方は板オモリを噛ませた置竿で釣れたのに驚いた。
アタリはラインをスーッと引き込んでいった。

中層の引き釣りはノーバイト。
板オモリでハリス10-20cm程度出して漂わせるのがベスト、
これは寒くなった時期から続いている傾向。

初回(20121117)は雨後のささにごり、5匹釣れる。


2回目(20121209)は午後2時からの1.5時間で板オモリで60cmx1、中層で40cmx1。
この日は小針を使用しミスバイト多数。


3回目(20121215)は午後4時からの1.5時間で、60cmミスバイトx2、40cmミスバイトx1。
トラウトガム短尾3cm#6、食い込みか針の懐(ゲイブ?)が浅いためか。
ダウンショット形式も不発。

結局ここのベストな方法は、
ハリス1号以上、針#10以上、フローティングライン、底引きストリーミング、トラウトガム淡色、マーカー無し。
竿は3.6m、リールはドラグ最大、から、フローティングの#4が適当か。

これまでのヒットフライは、トラウトガム、ビーズヘッドニンフ、黒川ニンフ。
毛糸フライは木郷と違いバイトせず。

ニンフの底引きはまだノートライ、次回はノー板オモリで試す予定。

また、スナップ未使用時にバイト頻発。
手が凍えて結束が困難になるが、ユニノットは可能だった。
カイロ手甲を使い、出来るだけユニノットを心がけよう。
次回は20121229か20121230だろう。
スカリを使って目標10匹、最大60-70cm、ハリスは1.0号は必要、場合によっては2号を使用。
九重FRならスカリで4時間50匹、大きくても35cm程度、ハリスは0.4で充分。
木郷なら1日50匹、大きくても40cm程度。ハリスは0.4で充分。

追記)
ランディングの後、マスを直接地面に置いている。
このありえない無作法を、私への戒めとして「公開処刑」。
マスをこのように扱ってはいけない。
マスへの愛を欠いている。
このマスが、この先何度も私の鈎に掛かってくれることを全く考えていない。
この地面に上げられたマスは、多分もう亡くなっているだろう。
それも私のこのマナー違反のせいかもしれない。

コメント