なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

なかなか上手くいかないハックルミノー(20221110)

2022年11月10日 07時01分34秒 | 机上釣

なかなか上手くいかないハックルミノー(20221110)

これは昨夜手がけた備前貢氏をまねたハックルミノー、下段がそれ(上段2つは先日)。

ほんとにシンプルな構造だけれど絶対的な難点がある。

レジンなどで濡れたハックルがしぼんでしまう。

これはコックなど陸鳥系ハックルの特徴らしく、もう本当に難儀している。
凄腕プロタイヤーの備前貢氏ならここを楽々クリアしてしまわれるんだろうけれど、素人には敷居が高すぎる。
(備前貢氏への質問も考えたけれど、それはあまりに失礼すぎて、反省のうえ却下した)

素人なりにハックルがしぼまない対策を考えてみた。
1)セロテープで端を固定する→セロテープにレジンが固着する可能性大
2)粘着力の弱い養生テープに貼り付けて作業する→養生テープにレジンが浸透し固着する可能性大
3)高粘度レジンを中央部のストークだけに盛る→少しでも垂れるとそこでハックルがしぼむ(上写真下段)。
4)(未確認チャレンジ:ハックルセメントで予備固定する)

結局、極微量の高粘度レジンを点々とストークに乗せ、それをさらに点で繋ぐ方法が確実だった。
しかし5分硬化レジンはあっという間に硬化し始め、手際の良し悪しで全てが決まってしまう。
備前貢氏の迷いなく流れるような神業に比べ、自分の不手際さが心底恨めしくなる瞬間だ。

他方、油分が多くファイバー結束力も強い水鳥系ハックルはレジンであまりしぼまない。
するとbodyの流線形ハックルに水鳥系を、アクセントのサイドやチークにコック系を、それぞれ使い分けて合体させるのがベストだろうか。
これまでの実績からヘロンは白よりブルーダンが効果的だったし、パーマークにはグリズリーやクリーのサドルハックルが使い易かった。

今晩、ハックルセメントで仮止めした水鳥系と陸鳥系の重ねハックルに5分硬化エポキシを試してみよう。
形が保てれば成功だし、すぼめばまた失敗だ。

追記)
これはイントルーダ芯、結局5分効果エポキシを使って補強し再利用した(写真上段)。
写真下段がブレイデッドリーダーをアイに通した正式版、でもアイが狭くなってしまう。

この2本をインビクタP系のミラージュティンセルで巻き上げてみた。
ブルーダンのヘロンハックルとウィングを使うだろうから、やっぱりインビクタP系になってしまう。
インビクタPに釣られているのは、マスというより私かもしれない。

追々記)
エポキシのハックルミノーのコツが判明、上の3)だった。
4)はやはりハックルがすぼんで実用不可、手間はかかるがやはりコツコツと3)するしかなさそう。

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