なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

折れるマイクロチューブへの対策(2020630)

2020年06月30日 23時17分43秒 | 机上釣

折れるマイクロチューブへの対策(2020630)

ようやく仕事の"大山"を超え、後は週末締切の"中山"のみ。
しかし追加の"小山"がくるかもしれず、来週金まで待機状態。
でも来週末からフリー、その頃には天気も落ち着くだろうか。

マイクロチューブがどうしても折れることを考えてみた。
ヘラウキトップだから極薄で軽量、だからマイクロチューブに採用した。
華奢なのでUVレジンで補強してbodyハックルを巻いた。

実釣で取り出すと既に曲がっている。
無理に使えば水中でひどく回転する。
破損部位を確認すると、UVレジンに食い込んだスレッドからチューブが折れていた。
この食い込みはタイイング時のものではないか。

対策:
1)補強マイクロチューブはまとめて作成
1-1)補強はUVレジンを使用(利点:早い、欠点:脆い)
1-2)補強はエポキシを使用(利点:強い、欠点:遅い)

ソルトでUVレジンのスプーンを使ったことがある。
これは案外脆く数キャストで壊れてしまった。
もしかしたらUVレジンのマイクロチューブはキャストに耐えられない?
UVレジン重合完了前のタイミングでタイイング再開していたとすれば?

UVレジンは小型金属フックにチョット使うなら長持ちする、しかしそれ以外は脆い。

20mmまでの短いマイクロチューブはUVレジン、それより長ければエポキシを使おう。

・グリキン
・フェザントテイル
・インビクタパーリー
・カネマラ・ブラック

・黒川虫系チューブ
 これは25mm以上なのでエポキシ固定、レジロン黒#50、茶スレッドで予備巻き固定。
 仕上げに1.6mmラビットゾンカーとムアヘンを使う。

・アブラハヤ系チューブ
 25mm以上でエポキシ、金フラットティンセルを使う。
 アブラハヤなのでウィングとスロートがコックフェザント。
 スロート下のギルにアイスダブ赤を極少量巻く。

・イダ系チューブ
 25mm以上でエポキシ、銀フラットティンセルを使う。
 イダ(ウグイ)なのでウィングがマグパイ、スロートがパートリッジ。
 ギルはアイスダブ赤を極少量。

追記)

左3本は25mm、エポキシ用(未処置)、右7本が20mmでUVレジン済。
ドレスは後日。
1円玉程度に細く軽量に仕上げる理由はティペット0.25号を使うから。
特に大分川の尺上ヤマメ(エノハ)は昼間だと細糸以外はテイクしない。
これは細糸必須なホームリバーで尺ヤマメを釣り上げる工夫。

もし60デカマスがテイクしたら?

もちろん翌朝からデカマスlock-on。
ティペット1.5号(3X)の太仕掛けで。

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九重FR(20200628)

2020年06月28日 23時40分16秒 | 実釣

九重FR(20200628)


1130−1630、5時間。
1)SH8.3ft#4、DT#4インタミ、1.5/08/0.6、グリキンbodyハックル#12
ほか色々試すがこれが一番、ポンドのマスは緑がホントに好きらしい。
アマビエの原色小針(左端)は追いは良いがバレばかり、マカロンカラー(中2枚)は全くの不発。
浅場に大物が多かったのが意外。
攻められる深場から逃げてきた?


写真右端は全くのスカ。
#12がこの時期はベスト、#14は小さ過ぎる。
#14しかない場合、ゲイブを開いて使う。



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鳴子川の川見(2020628)

2020年06月28日 23時27分46秒 | 机上釣

鳴子川の川見(2020628)


長竿の餌なら何とかなりそうな水勢と濁り。
岸からウェットは出来なくはないが危ない。
落水すれば流心に飲まれる。

近くの管釣りで水が引くのを待ったが無理。
夕方5時、川辺に釣人の姿はほぼ無かった。

釣りはレジャー、安全第一。

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アマビエ白装束版(20200628)

2020年06月28日 09時55分37秒 | 机上釣

アマビエ白装束版(20200628)

大分の警報はすべて解除。
午前9時時点のwebカメラでは日之影川はOK、緒方川も澄み始めた。
でも他の河川は高水位で難しそう。


管釣り用の鈎。
胴の白は下地が透けて変色する。
次回から下巻きに銀フラットティンセルを使う。
サイドのブルーは不要?
スロートにインビクタ風ブルージェイ青で十分?
ウィングはより黒いシルバーフェザントかマグパイを使う。
それと管釣りの場合、bodyハックルの方が"ご利益"は続く。

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フェザントテイル補充(20200627)

2020年06月27日 23時42分33秒 | 机上釣

フェザントテイル補充(20200627)


マルト#14、ロスト分の補充。
年中通して釣れる安心の鈎。
サイズは#14がベスト。

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天気が安定しない(20200627)

2020年06月27日 18時31分53秒 | 机上釣

天気が安定しない(20200627)

午前中は滝のような雨、午後からフリー。
多分ダメだろうけれど大分川水系に出掛ける。

やはりダメ。
足元が見えない状態で立ち込むのは危険。

今日も川見で終了。

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行ってみただけ大分川(20200626)

2020年06月26日 23時14分58秒 | 机上釣

行ってみただけ大分川(20200626)

ちょっと遅い昼休み、諸事に追われ釣りする時間なし。
桑畑橋水位0.73m、やや濁る、気温29度、晴れ時々雨。

帽子のトンボは「おにやんま」。
とあるブログに紹介あり、早速購入!
以前スズメバチに刺されているだけに、それ対策。
スズメバチは後から来る。

仕事上がりで一番にタイイング、でも時間が全然足らない。
2−3時間などあっという間。
それでも6本。


写真左端の2本がインビクタパーリー#12(左ブルージェイ、右キングフィッシャー)。
左2本目が管釣り用アマビエ鈎#12(尾がゴールデンフェザントのティペット、3本足の模写)。
グリキン(左3枚目左)は完全な失敗、ヤケになってオーバードレス。
左3枚目右も失敗、でもソフトハックルでフィニッシュ。


週末土日は雨らしい、釣りの方はさてどうかな。


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今日は泊まりで仕事の穴埋め(2020625)

2020年06月25日 18時04分44秒 | 机上釣

今日は泊まりで仕事の穴埋め(2020625)


月火の休みで空けた穴、今日は泊まりで埋める羽目に。
その前にグリーンフェザント#12(下)とフェザントテイル#12(上)をちょっと巻いて補充。
これらは火曜に高切れでロストした鈎。
グリーンフェザント(下)はコックフェザントをスペイ風に使いオーバードレスになった。

他、ロストしたマイクロチューブとインビクタパーリーも補充予定、これは明日の夜。

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マイクロチューブの修正点(20200623)

2020年06月23日 23時06分07秒 | 机上釣

マイクロチューブの修正点(20200623)

ヘラ浮トップ専用プラチューブから作ったマイクロチューブフライ。
いざ使う段に曲がっているのに気付く。
"ナンクルナイサー"と激流に入れると回転して依れる!
水から揚げても回転し続け、中でどれほど回っただろう。
これではマスはテイク出来ない。

Q)なぜUVレジン処理したマイクロチューブが曲がる?

A)UVライト照射が不十分だったのでは

それで今回、専用装置で5分以上UVライト照射。
マイクロチューブフライではこの作業は必須。

追記)
マカロンカラーのグースでグリキンを巻いてみた(しまったテイルがクレスト黄!)。

左のBodyハックル、きちんと羽根処理していない。
なのでモッサリした出来上がり。
ここはキチンと仕事しよう。

マスがうっすい大分川が初陣かな。

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午後から鳴子川(20200623)

2020年06月23日 20時45分25秒 | 実釣

午後から鳴子川(20200623)

 

今日も午後から休み頂きの鳴子川。
玖珠川メルヘン大橋水位0.60m、1430−1730、3時間、気温29度、晴れ。
1)DH12ft#23、DT#3F、リーダーフロロ3.0、TGショット1.85g、ティペット0.8/0.4、マルチドロッパー4本(ティペット0.6号)



メンディングステイでテイク多数、6フィッシュ、2バレ、1釣り落とし。
脱走兵虹2匹(放流モノかも)、15cmヤマメ、あとシバヤマメ。
バレの1匹は多分虹、もう1匹はドロッパーtopのインビクタパーリー#12から切られた。
手応えから精々20cm級、でもヤマメ?
ドロッパーと幹糸は三回結び、この不均一な箇所から切れるのかもしれない。
2回結びで済ませよう。

アタリ鈎は下記。
グリキン極細チューブ>グリーンフェザント>インビクタパーリー>フェザントテイル
インビクタがアタり始めた。
鳴子川の水中はもう夏らしい。

空は相変わらず九重ブルー、平日の鳴子川はやはり釣れる。
漁協が頑張って放流しているんだと思う。
休んでまで来てよかった。

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大分川午後(20200622)

2020年06月22日 21時55分37秒 | 実釣

大分川午後(20200622)


土日仕事が続いたので月曜午後から短い休みをもらった。
午後2時過ぎだけれど、大分川に向かい、午後3時着。
土日と散々攻められ明けの昼下がり、あまり期待は出来ないが。
雨後で水位がやや高い状態、これだけが好条件。
水位1m超えだったからデカマスが遡上している?

大分川、桑畑橋水位0.70m、1500−1800、3時間、わずかな笹濁り、晴れ、気温29度。
1)DH12ft#23、DT#3F、リーダーフロロ3.0、TGショット1.85g、ティペット0.8/0.4、極細チューブグリキン。
テイク1回、ネット開かず釣り落とし、虹15cm級、ほかデカカワムツ1匹のみ。
瀬頭にいて瀬尻は不在、結構な上流部。
先日の五ヶ瀬川も同じだった。
メンディングステイで瀬頭は釣りにくい。
でも一発で出るし、瀬頭は用心が必要。




追記)
いつもの禁漁区側から脱渓時、足元にデカイ魚影!
70オーバー虹かとよく見れば80はあるデカ鯉。
貴方でしたか遡上したのは。

帰り支度していると「釣れましたかー」温泉街のいつもの彼。
いや全然ダメ
「そーでしょう、水が多いと釣れませんよ!」
薄い魚影が高水位で更に散ったのか、納得。

それでも久しぶりのフル実釣、テイク一回だけれどスッキリ出来た。
全ての滞りが綺麗に抜けていくのを感じる。
明るく澄んだ渓流、私まで透き通るようだ。

スポーツや芸術に集中するのと全く同じ。
何も考えない時間が延々と続く。

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リアル・アマビエの設計(20200622)

2020年06月22日 12時37分52秒 | 机上釣

リアル・アマビエの設計(20200622)

白装束に長い黒髪がセット、ホワイトミラーbaseで計画。
ちなみにホワイトミラー(White Miller)は学名Ephoron leukon、北米の白いカゲロウで1802年Williamson氏が発見。

写真は「pinterest」のdarbleyfish.com様。
あまり見かけないカゲロウだが、このパターンは結構釣れる。

日本での情報を調べてみる。

属名Ephoronがシロイロカゲロウ属になるので、Ephoron leukonは直訳で「シロカゲロウ」で良いと思う。
日本ではオオシロカゲロウ(Ephoron Shigae)が本州四国九州に生息していて単為生殖するらしい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rikusui1931/59/2/59_2_185/_pdf
すると、もしかしたら出会ったことがあるのかもしれない。
白いのは羽化したばかり、と見過ごしていたのか。

オオシロカゲロウで検索すると、黄色いカゲロウがヒットするが、これはホワイトミラーではない。
やはりホワイトミラーの本家本元は「Ephoron leukon」だ。

その他、白い昆虫を探してみる。
カイコやオオミズアオが出てくるが、でもちょっとタイイングにはキツい。
感情的に耐えられない。


ホワイトミラー(Ephoron leukon)に戻って設計。
http://www.kensawada.com/FLIES/index.php?v=work&fcId=2&flId=00390&flsId=5&flssId=13

首:ホワイトヘンハックル
胴:レジロン白に金ティンセル(極細フラット)
尾:アムハーストティペット
スレッド:白

ここに日本の神々「リアル・アマビエ」を融合。

1)勾玉
ヒスイ製なので淡い翠から碧、ブルーキングフィッシャーまたはブルージェイ。
チークに採用。

2)青銅器の装飾品
作り立ては金色なので胴巻きフラットティンセルはGold、これはそのまま。

3)劔
海の神でトリトンの親戚かもしれず、するとオリハルコンを持っている?
オリハルコンは真鍮または青銅製だったらしいから、2)青銅器で足りる。
しかしこれは劔なので、そんなイメージ。
金といえば風水では黄色、なのでイエローなマテリアルになる。
アンダーに短いクレスト黄を採用。

4)長い黒髪
黒系統のスペイハックルで表現したが、全然神々しくならない。
その風采はむしろ貧乏神
綺麗に纏まって流れるような黒髪、細身の黒系統クイルウィング!
マグパイはメタリック緑、ダックはメタリック青、クロウ(カラス)はメタリック青緑。
九州四国本州は黒潮なので青、東北北海道は親潮で緑。
日本全土カバーを考えるとクロウクイルが無難(カラスは何処にも沢山居るので)。
ウィングに細身で長いクロウクイルを採用。

5)ハンサム
ここが一番難しい。
菊田信子先生のリアル・アマビエ神は美しい小顔でパンキーな長身、いわゆるジャニーズ系。
難しい。
巻き損ねるとお笑い芸人風、ここが最大のハードル。
糸を巻き過ぎず、マテリアルを乗せ過ぎず、事前に仕込みを済ませる。

「リアルアマビエ」のマテリアル。

糸:白
胴:レジロン白+フラットティンセル金
尾:アムハーストティペット
首:ホワイトヘンハックル
腹:短いクレスト黄
背:細長いクロウクイル
頬:極少量のブルーキングフィッシャー

これでハンサムクリア成るか。


追記)
でも学童的なアマビエとして、ペイルグリーンやアシッドブルーをウィングに載せてみたい。
グリキンのフェザーウィングをマカロングースクイルに替えてみようか。
それが山口さんのテラトコで大当たりなら、多分どこでも有用する。

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イケメンにならないリアル・アマビエ(20200621)

2020年06月22日 00時11分24秒 | 机上釣

イケメンにならないリアル・アマビエ(20200621)

白装束に長い黒髪、日本古来の神々をイミテート、ホワイトミラーベース。


マイクロチューブ、シルバーフェザントブラックフェザー、クロウクイル。
レジロンの白、ラウンドティンセル銀、UVレジン。
チューブは20mm(左)と25mm(右)。

ホワイトミラーのハックルとスロートを白ではなく黒を使用、リアル・アマビエなので。

でも「菊田信子先生のアマビエ神」のイケメンには程遠い、、、

追記)
江戸時代にウケたアマビエ、実はトリトン似?
トリトン:ポセイドンの子供、半人半魚。
淡い青色「トリトンブルー」で有名。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トリートーン

もしかしたら戦国時代に宣教師から入った西洋文化が大元?
そうであれば面白い。

追記)20200623
ついさっきOさんから情報が!
「アマビエ×ハローキティ」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000059903.html
とうとうここまで来たか、、、
でもこれカラフルバージョンで学童幼児向けパターン。

乞う菊田信子先生のガチリアルパターン

あ、江戸時代からアマビエ様は性別不明です多分。
恵比寿様の逆さ読み、かもしれないので男でもあり女でもあり。

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アマビエの真実(20200621)

2020年06月21日 18時30分07秒 | 机上釣

アマビエの真実(20200621)

アマビエについて色々考えてきた。
容姿、色彩、そしてキャラクターとしての民俗芸能。
特に興味深かったのが菊田信子先生の考察

「恵比寿天さまベースなのは、海の神様だからです♪
って言うか……
「天」「比」「恵」←「あま」「び 」「え」 !
恵比寿天さまひっくり返したら、アマビエ様なった!(≧∀≦)💧」

恵比寿天の逆さ読み=アマビエ。

これが江戸時代に成立したアマビエ様の本当の起源ではなかろうか。
もちろんこの是非は学者様に任せるとして。

日本に限っての話、神様の像は種々様々。
古典的な天照大神、スサノオ、そして七福神(弁天様、大黒様そして恵比寿様など)
お馴染みの容姿が瞼裏に浮かぶ。
でもそれは時代の背景や感性を反映した民間芸能であって正確な模写ではない。

つまり、その時代の日本人の多くに支持された象形がそれなのであって、決して恣意的に決まるものではない。

日本の神々の象形はそうして決まっていったと思う(学術文献無し)。

そう考えれば現代に再び忽然と現れた「アマビエ」神。
初出は江戸時代、そして2度目が令和2年(西暦2020年)、このアマビエ神を正確にスケッチする栄光は誰が手にするだろうか。

オマツリジャパン主催の「アマビエ御朱印で疫病退散!エア・御朱印をたのしもう!」。
2020/4/23記事の菊田信子先生の「アマビエ神」が人気1位になったとのこと。
つまり菊田信子先生の「アマビエ神」は多くの日本人に支持されたのだ。

何気に脚3本。

もちろん日本のヤオロズの神々、単一の象形などありはしない。
が、その願いはそれぞれに宿る。

疫病退散、その願いこそ「アマビエの真実の姿」ではなかろうか。

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アマビエの本当の姿(20200621)

2020年06月21日 16時33分08秒 | 机上釣

アマビエの本当の姿(20200621)

神仏広告代理店で神様デザイナーな "令和の御影師(ミカゲシ)" 菊田信子先生のHPより。
https://ameblo.jp/rokkoyamama/entry-12581748639.html




菊田信子先生曰く
「案外、こういうお姿を絵心のない方が描いて、あんなラブリーに残されたのかも」
本当はこうであって、それが絵心のちょっとした違いでこうなった。



絵心や芸術としてはどちらも真なのだろうが、私は菊田信子先生の心眼を信じたい。

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