秋川滝美「居酒屋ぼったくり おかわり!」読み終わりました。
このシリーズはずっと読んできていて
なんか勝手に自分も居酒屋ぼったくりの常連気分
今回は番外編で
11巻のその後が描かれています。
読むと人とのつながりの温かさが感じられて
幸せな気持ちになる
そして
何と言っても
ぼったくり流の安い材料でおいしい料理
その工夫に関心してしまいます。
そしてその料理に合うお酒
これも勉強になる
私は下戸なのでほとんどの飲まないけど
味を想像しながら読むのがいい~
あ~飲めたらいいなぁ~って憧れる
今回に気になった料理は
新玉ねぎの丸ごと煮とイワシの磯部揚げ
今は旬じゃないけど旬になったら
絶対に作ってみたい
今回のお話は
居酒屋ぼったくりが新装開店したところから。
美音と要が結婚して
ぼったくりの2階が新居となる
お互い忙しいけれど
そこに帰れば2人だけの世界
何物にも代えがたい癒しの空間になる
美音から聞くぼったくりの常連さんの話
ご近所の問題
そういう話を真剣に聞いて的確なアドバイスをする要
寄合所を作る計画がとん挫する!
それにガッカリする商店街の人たち
それを助ける秘策☆
不法投棄のごみを
税金を使わずにある人の楽しみを利用して
普通のごみにしてしまう
要のアイディアの数々には舌を巻くばかり
そして
常連のカップルの仲たがいの心配までしてくれる。
人の心の機微に気づく要
美音は要のそういうところに惹かれたんだろうなぁ。
なんて
なんでも2人で思ってることを話そう
そういう要
美音はつい諍いを避け自分が我慢してしまう
そんな美音の性格を要が分かっていて
美音を楽にしてあげようとする心遣い
そして
美音が本音を言うことに戸惑う。。
それは仲直りできなくて別れてしまうという心配。。
でも
要が言う。
言いたいことは言い合って、喧嘩もいっぱいしよう。
そうすれば、そのたびに仲直りできて楽しいじゃないか。
と。
その懐の大きさに感動した
そして
「夫婦ならでは」のとっておきの解決法には・・
読んだ後は
ほっこりできる
これからも続きが読みたいです。
美音と要のその後これからも期待しています