読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

森沢明夫「虹の岬の喫茶店」~8色の虹の絵と癒し笑顔の悦子さんが癒してくれるカフェ☆そこに行けば人生の指針が得られる~

2019-12-22 03:22:02 | 
森沢明夫「虹の岬の喫茶店」読み終わりました。


あ~

やっぱり森沢さんの作品は癒されるわぁ



読んだ後


魔法にかかったように


心がすーっと軽くなる



妻を


母を


亡くした傷心の家族に


生きる勇気を与える☆



未来の自分に

夢を持てずにいる若者に

指針を与える☆



切羽つまって

強盗をしようとした男に


人生をやり直そうと決意させる☆




そんな


人の目に触れないような


ひっそりとそこにある



岬カフェ



笑顔の素敵な店主の悦子さん



そして


壁にかかる


8色の虹の絵


訪れる人の心を癒してくれる



悦子さんは


この虹の絵の風景を見るために


ここでカフェをやり続けている。



しかし!


その風景は一生見ることができない?



それでも


「夢は持っているだけで意味のあるもの」



そう悦子さんの甥っ子の浩司は言う。



持っているだけで


生きることが出来る



なるほどなぁ~と納得させられる。



人は


人の優しさで更生できる



悦子さんを見ていたらそう思った。



人に優しくできる人は


自分が辛い思いをしたから


その気持ちが分かるから


なんだと思う。



風景がそれだけで「絵」になってしまう



そんな岬に


探してでも行きたくなるカフェ



8色の虹の絵


みてみたいなぁ~。


それを描いた人は


悦子さんに寄り添えない時間を


この絵に託したんだろうなぁ



最後のシーンは


実に感動的です!!



ちょっと角度を変えてみたら・・


実は幸せはそこにあるのかもしれませんね








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