読書って楽しいね♪

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近藤史恵「わたしの本の空白は」~ベッドで目覚めた南は記憶を失くしていた!夫と名乗る見知らぬ男、夢に見る美男子とは?!

2019-12-14 03:06:59 | 
近藤史恵「わたしの本の空白は」読み終わりました。



話の中にグイグイ引き込まれていきました~。



記憶を失くした南がどうなっていくのか?



一体


愛情を覚えない夫は何者なのか?


夢に出てくる


胸が熱くなる美男子は誰なのか




ある日突然!



自分が何者なのか分からなくなる



恐怖




もし・・



自分だったら




考えただけでも震えが来る。。





周りの人・・



自分自身・・



何も信じられなくなる。。




生き地獄だよね。。きっと。。





自分というものが




記憶




で作られている。




そういうことに気づかされていく。




人は



自分の歴史を覚えているから



「自分」でいられるんだよね。




そして



記憶を失くしたとき




本能が頼り




そういうことなんだなぁ。




それしかないんだものね。



人間に備わった



「感覚」



それがきっと



普段より鋭くなっていくんだろうなぁ。





その人の本質見抜く!



それは



やっぱり本能しかないんだろうなぁ。




人は何もわからないとき・・




その感覚が研ぎ澄まされる。




そして



危険を


回避する!!






南はベッドの上で目覚める。



そこは



白で覆われた部屋




病院のようだ。



なんでここに?



鏡を見ると



見たことのない女の顔。。




三笠南



それがその女の名前だった。



病室の名札を見て知る



自分の名前




そして



見知らぬ夫と名乗る男が現れる。




「慎也」



それがその人の名前だった。



名前を聞いても心に響くものが無かった。





そして



夫婦と実感のないまま



義理姉の「祐未」に連れられ


慎也の家に帰る。



祐未は


記憶を失くしたという南に対し


「ちょうどよかったじゃない。実家に帰っちゃえば」


と突き放したように言う。



自分は祐未に嫌われている?



慎也の家には



認知症になっている義母



4人で暮らしていたようだ。




自分の部屋へ行くと・・



落ち着いた南



そして




不自然に抜け落ちた本棚の空白が目に入る。。





その空白には




秘密が





夢に見る



美男子と自分の関係とは



義母が話す



「晴哉を許してあげて」



その人は?


その意味は?




記憶がパズルのようにつながっていく・・



そして



晴哉の正体




慎也と南の



本当の関係とは




南が記憶喪失になった事故のきっかけ・・




そこには




サスペンスタッチで描かれるこのお話




グイグイ強い力で本に引き込まれていきます




自分が南だったら?




大好きな人



だけど



危険な人




あなたならどうする









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