常盤坂の突き当たりの少し下に上の方に昨年の12月にオープンした古民家カフェ「ごはん・おやつシプル」は、白老から移住された若夫婦が、大正時代築のこの古民家を購入し、古民家リノベーションを専門とする富樫雅行氏のフォローを受けながら、「できるだけお金をかけずに自分たちの手で」と2人で率先して改修したという。
しかも、目立つようなリメークはせずに、近所の古民家の解体によって集まった建具と木材をあらゆる箇所に有効的に使っているという。
料理は、パスタとピザを旦那さんが、定食やおやつは奥さんが担当されているとのこと。旦那さんはもともと白老町でイタリアンのレストランを経営されていたが、新天地を求めて、函館に移住してきたのだとか。定休日は、毎週水曜日と第1・3木曜日。(この記事は昨日ネタ)
正面玄関。駐車場はすぐ上に3台分用意されていた。
玄関前の営業中の看板
玄関から正面を写す。顔を出した方がオーナーで、その後ろが厨房。
手前のフロント兼用の演台?の上にスプーン・フォーク・箸・お盆・コップなどが置かれている。
メニュー表以外の撮影はOKとのことで、客が増える前に遠慮せずに取らせていただいた。
内部の様子は、昔のままの様子をそのまま残し、生かしてリメークされている。
玄関を上がって右側の部屋。配線がむき出しの天井と裸電球が懐かしい
玄関を上がって左側の床の間や縁側付きの広い部屋。古いミシンと机の調度品も懐かしい。
左側の部屋の奥の壁とテーブル
広い部屋の方から写す右側の部屋(窓からして、こちらが居間?)
大正時代から畳の下を支えてきた敷板と廃材を組み合わせた味のあるフロア
玄関の横にある小部屋
2階への階段。昔懐かしい急な階段。「頭上注意」の貼り紙もあった。
2階の和室はそのままきれい改修されている。ドリンク注文でフリースペースとして使えるらしい。
今週の週替わりごはん(1300円)。
今週のピザ(1180円)。このほかにもう1種類と、パスタも2種類あった。
直径30cmほどの大きさだが、皮が極端に薄く、フォークがなければ食べられなかった。
和食もピザも美味しかったが、デザートもドリンクも付かないので、やや割高感あり。
店を出て、常盤坂を上から写す。
立地的には観光散策路から外れているが、SNSで多く発信されているので、人気店となっている。この日も、内部を写したくて開店と同時に入ったが、昨日配布の『peeps』に掲載されたからなのか、次々と客がやって来てテーブルが満杯になった。