癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

膵臓のMRI検査と血液検査

2019年06月10日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 3月の血液検査で腫瘍マーカーのca19-9項目が高かったが、2年ごとに定期的に受けている胃カメラも大腸カメラも異常なかった。その後のCT検査も異常なしだった。しかし、主治医は腫瘍マーカーが高いのが気になると、膵臓癌のMRI検査を勧められ、今日がその日だった。

 診察券による受付を済ませ、まずは血液検査の採血をし、MRI検査室へ。

 MRI検査の装置はCT検査の装置と似ているが、CTはX線を用いるのに対して、MRIは強い磁石とラジオに使われているような電波を用いて体内の状態を画像にする検査である。検査中、装置から工事現場のような大きな音が聞こえるので、遮音のヘッドホンのようなものを当てられる。検査時間はCTより長く30分程度掛った。

 膵臓癌はまず助からない癌で、一番罹りたくない癌である。多分大丈夫だとは思っていたが、一抹の不安もあった。診察室へ呼びこまれ、結果を聞く。「MRI検査では異常が見つからなかったとのことです。血液検査も、前回高かった項目の数値は正常値内に戻っていました。膵臓癌の心配はないと思ってもいいでしょう」・・・ホッとする。ところが、「今度は別の項目の腫瘍マーカーが高くなっているのです。今までの検査で胃も大腸も膵臓も大丈夫だったので、少し様子を見ましょう。半年後にでもまた診察に来てください」

 高かった項目はCEAという項目で、正常値が0.0~5.0ng/mlだが6.7だった。この項目は、やはり消化器系の癌が主らしい。数値的には軽症だが、自分に当てはまる高齢者や糖尿病などでも陽性を示すことがあるそうだ。前回のca19-9項目も、結局は一時的なものだった。今度もまた同じように一時的なものであろう。主治医の「様子を見ましょう」という言葉通り、気にしないで、半年後にでもまた血液検査でもしてもらおうと思っている。

 ちなみに、MRI検査と血液検査と診察の費用だが、1割負担で3070円だった。