この時期になると、あちこちで黄色の群落を目にし、繁殖力の旺盛さに驚くブタナ(タンポポモドキ)
ヨーロッパ原産で、日本では、1933年(昭和8年)に北海道(札幌)で最初に確認され、以後各地に広がった。札幌で発見されたときはタンポポモドキと命名されたのだが、翌年の1934年に兵庫県六甲山で見つかったときにははブタナと名付けられ、現在はブタナのほうの名称が主流となっている。 和名の「ブタナ(豚菜)」は、フランスでの俗名 Salade de porc(ブタのサラダ)を翻訳したものが由来となっている。
自分的には、タンポポモドキの方が分かりやすいし、親しみがあるのだが・・・。
花だけ見るとタンポポのように見えるが、キク科 エゾコウゾリナ属に属し、タンポポ属ではない。タンポポ属は1つの花茎に1つの頭花をつけるが、ブタナ(豚菜)は花茎が枝分かれして複数の頭花をつける。葉の特徴葉は根際から生える葉だけである。
繁殖力が強く、最近ではあちこちで群生が見られるようになっている。
ブタナ(タンポポモドキ)の葉
普通のタンポポ
五稜郭公園は昨日辺りから草刈り整備に入っているので、今年はもう見られなくなるかも?
ふと上を見上げたら・・