道南全山219座完登まで残っている3座の内、奥尻島の最高峰・神威山と勝澗山に登るために奥尻島へ渡った。奥尻には、もう1座・球島山がある。ここは展望台があり、4年前の観光旅行の際に遊歩道から登っている。
神威山山頂は、航空自衛隊の敷地内にあり、中に入るには許可が必要である。その手続きを5月中旬に電話でのやり取りしたが、向こうの都合で許可になったのが明日である。その後、所定の許可申請書を提出し、正式に認められた。最高点と一等三角点をカメラに収めるだけなのだが・・・。
神威山は山頂まで車で入れるが、奥尻島の最高峰なので、できれば海抜0から歩きたかった。しかし、往復20kmあり、急いでも6時間以上は必要である。そうなると、フェリーの運航時刻の関係で2泊が必要となる。
江差と奥尻間のフェリーの運行時刻は下記の通りである。
往路・江差発~奥尻着 ①09:30~11:40 ②14:45~16:55
復路・奥尻発~江差着 ①06:50~09:00 ②12:10~14:20
朝の1便で奥尻へ渡っても、日帰りにはわずか30分しかなく、嫌でも1泊しなくてはならない。
そこで、今日中に奥尻へ渡り、1泊して、レンタカーを利用して、明日の午前中に神威山と勝澗山に登ることにした。
奥尻は、2014年7月20~21日の2日間で、見所はほぼ制覇しているので、改めて観るところはない。そこで、今日の2便で奥尻に渡ることにした。
この船が1隻で行き来しているようだ
家を12時半に出て、江差発14:55のフェリーに乗った。料金は、往復割引もなく、2等で片道2860円である。青函フェリーの2倍である。
フェリーから眺める神威山(中央)と勝澗山(右端の小ピーク?)
揺れることもなく、2時間10分で、16:55奥尻港到着。うにまる君の迎えはなかった。
予約しておいた民宿小林は、歩きでフェリーターミナルから6分ほどだが、鍋つる岩の近くまで行ってから戻った。
宿の中はリフォームされていてきれいで、部屋はベッドだった。
宿泊は、奥尻ならではの豪華な料理は必要ないので、素泊まりでも良かった。しかし、ビジネスプラン(6,480円)というのがあったので、それをお願いした。
ウニとアワビは味噌汁の中に入っていた 煮付けはメバル。イカ刺しは今年初。