6月25日 5月、トルコのホテル稼働率は57%以下に落ち込みました。これはヨーロッパ中でも、ベルギーに次いで最悪だと、「トルコ観光ホテル・投資家協会」(TUROB)が発表しました。

閑古鳥が鳴くバザール
治安への懸念の高まりとロシアとの外交危機のため、ホテル稼働率は、5月、昨年同期に比して19.1%減少し、56.5%になりました。ベルギーは3月、ブリュッセルで起こった自爆テロが影響して、前年に比して20.8%落ち込んでいるそうです。
TUROBのデータによると、トルコのホテルの稼働率は、1月から5月で、昨年同期に比して16.2%落ち込んで51.7%になり、ヨーロッパ最悪のランクになりました。1晩の平均室代も、5月、昨年同月に比して33%下がり、83.2%になりました。
最も打撃を受けているトルコ最大の都市イスタンブルのホテルは、5月、昨年に比して26.1%下がり、55.4%になりました。イスタンブルのホテルの稼働率は、ヨーロッパでブリュッセルに次いで最悪です。イスタンブルの1晩の平均室代は、5月、24.4%下がり、105.10ユーロになりました。室代の平均収益は58.20ユーロに減少し、前年同期の44.1%になりました。
地中海リゾート・アンタリヤのホテル稼働率も、5月、前年同月に比して9.4%減少し、57.8%になり、平均室代は32%に下がり、66.4ユーロになりました。
「収益の損失は30%を超え、とくにイスタンブルは深刻な状況です。悪いことは忘れたいと思っているのに、悪いことが起こる。5月末には予約状況がいくぶんよくなってきたと思ったら、6月6日、イスタンブルの真ん中で爆弾テロが起こり、すべてもとにもどってしまった。あのテロ以来、ほとんど予約ゼロの状況です」
「私たちが安全な国のイメージを確立しない限り、いくら室代を下げても、ツーリストを呼ぶことはできないでしょうね」とTUROBのティムール・バユンドゥル会長は言いました。
TUROBのデータによると、トルコのホテルの稼働率は、1月から5月で、昨年同期に比して16.2%落ち込んで51.7%になり、ヨーロッパ最悪のランクになりました。1晩の平均室代も、5月、昨年同月に比して33%下がり、83.2%になりました。
最も打撃を受けているトルコ最大の都市イスタンブルのホテルは、5月、昨年に比して26.1%下がり、55.4%になりました。イスタンブルのホテルの稼働率は、ヨーロッパでブリュッセルに次いで最悪です。イスタンブルの1晩の平均室代は、5月、24.4%下がり、105.10ユーロになりました。室代の平均収益は58.20ユーロに減少し、前年同期の44.1%になりました。
地中海リゾート・アンタリヤのホテル稼働率も、5月、前年同月に比して9.4%減少し、57.8%になり、平均室代は32%に下がり、66.4ユーロになりました。
「収益の損失は30%を超え、とくにイスタンブルは深刻な状況です。悪いことは忘れたいと思っているのに、悪いことが起こる。5月末には予約状況がいくぶんよくなってきたと思ったら、6月6日、イスタンブルの真ん中で爆弾テロが起こり、すべてもとにもどってしまった。あのテロ以来、ほとんど予約ゼロの状況です」
「私たちが安全な国のイメージを確立しない限り、いくら室代を下げても、ツーリストを呼ぶことはできないでしょうね」とTUROBのティムール・バユンドゥル会長は言いました。
マルマラ海の沖合で古代都市の遺物発見
北西部チャナッカレ県ビガ地区の沖合20~25キロで、アマチュア・ダイバーが海底の古代都市の写真を撮りました。古代都市プリアポスとパリオンの近くです。

アマチュアの漁師でダイバーのファティフ・カイラクさんが、2,3か月前、沈んでいるアンフォラ(古代の両手つきの壺)と船を発見しました。船は古代のものと思われます。カイラクさんは船の残骸を調べているうち、フルンジュク湾内の水深8~10メートルで、大きな円柱や石棺なども見つけ、記録しました。
古代都市プリアポスとパリオンの遺跡に近いため、発見されたものは、社の一部かもしれません。歴史学者たちは、パリオンはローマ帝国の海辺の町だったと言っています。「ローマ時代、この地域は海洋交易が盛んだったと、私たちは考えています。最近、発見されたものは、私たちの考えを例証してくれるでしょう」と、古代都市パリオン発掘隊長のヴェダト・ケレシュ教授は言いました。
円柱と石棺はマルマラ島に運ばれていたのかもしれないと、ケレシュ教授は言いました。「これはいままで知られていなかった古代都市でしょう。私たちはこれを詳細に調べます。海洋考古学者たちの調査で、いろいろ明らかになるでしょう」
近年、この周辺では、温泉発電プロジェクトが話題になっています。遺物が発見されたエリアは港建設地の候補になっていました。この古代遺跡が港建設で埋まってしまうことのないよう、このエリアを保存する要請とともに、発見の報告が、ボドゥルム海洋博物館に送られました。
古代都市プリアポスとパリオンの遺跡に近いため、発見されたものは、社の一部かもしれません。歴史学者たちは、パリオンはローマ帝国の海辺の町だったと言っています。「ローマ時代、この地域は海洋交易が盛んだったと、私たちは考えています。最近、発見されたものは、私たちの考えを例証してくれるでしょう」と、古代都市パリオン発掘隊長のヴェダト・ケレシュ教授は言いました。
円柱と石棺はマルマラ島に運ばれていたのかもしれないと、ケレシュ教授は言いました。「これはいままで知られていなかった古代都市でしょう。私たちはこれを詳細に調べます。海洋考古学者たちの調査で、いろいろ明らかになるでしょう」
近年、この周辺では、温泉発電プロジェクトが話題になっています。遺物が発見されたエリアは港建設地の候補になっていました。この古代遺跡が港建設で埋まってしまうことのないよう、このエリアを保存する要請とともに、発見の報告が、ボドゥルム海洋博物館に送られました。
