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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

イスタンブルでヤズマ(捺染)の展覧会に行きました

2016年06月21日 | トルコ関係
6月21日 イスタンブルから帰って、スーツケースを開けたら、汚れたTシャツといっしょに、お友だちにいただいたものや、ちょこまか買ったものが、ぞろぞろ出てきました。ガラスが割れないように、だいじに持ってきたのはこれ。


「ヤズマ」というトルコ伝統工芸の捺染で描いたお魚の絵。かわいいでしょ。イスタンブルで陶器の絵付けの先生をしてらっしゃるリュウコさんとユミコさんがヤズマの展示即売会に誘ってくださったのです。Tシャツやテーブルクロスや、いろいろありましたが、これが気に入りました。絵のフレームもすぐにつくってくれました。


ヤズマの展示会場は木々の緑いっぱいの庭園でした。右から、2人のお友だちのトモエさんと、そのお嬢さん、私、リュウコさん、ユミコさん。


これはお2人のアトリエをお訪ねしたとき、いただいた作品。藍で花柄が描かれたザクロ。


ザクロのタイル。トルコではザクロは幸せや豊穣のシンボルとして好まれています。


6月6日からラマザン(断食月)が始まりました

ラマザン中は、マジメなムスリムたちは日の出から日没までいっさい飲食をしません。夏のラマザンは日没が遅いから厳しいです。解禁のメッセージがモスクから流れてくると、みんな、まず水を飲みますね。


旧市街の中心スルタナメット広場は、ラマザン中、日没になると、イフタル(断食明けの晩ご飯)をとりにくる人々でいっぱいになります。ウチからご馳走を持って広場にやってきます。今年の日没は8時45分ごろですから、皆さん、おなかペコペコで解禁時間を待っています。
右奥に見えるオベリスクのところで、ドイツ人観光客13人がISILのテロで亡くなりました。


皆さん、なんだかとても楽しそうですね。写真を撮っていると「いっしょに食べませんか?」と誘ってくれます。


街のレストランも、ラマザン中はイフタルのセット・メニューを用意しています。このお店はスープ、お肉料理、ピラウからデザートまでで29リラ(約1100円)。


街のあちこちにトウモロコシと焼き栗の屋台が出ています。トウモロコシ2リラ{80円弱)。


毎年、ラマザンには広場の一隅に、屋台マーケットができます。両側にいろんなお店がずらりと並び、照明キラキラ。見て歩くだけで楽しい。


トルコ各地の名産のお店や有名老舗がでています。手工芸品からお菓子や飲物まで。黒い二人づれはアラブ人観光客です。

なんでも酢漬けにしちゃうピクルスのお店。


お菓子屋のお兄さん、カメラ向けたらポーズしました。


手づくり感がいい縫いぐるみのお人形。


マルディンの銅細工屋で買った1人前用小鍋。


このチューリップ柄の指輪、なんと5リラ。200円しません。でも、かわいいでしょ。


貝殻に青いチューリップを描いたブレス。10リラです。お祭の夜店って楽しいですね。

ついでに、これはお土産屋さんで買った天使のピアス。5リラですけど、大好き。


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歴史的な正教会の会合に、ロシア正教会の代表が欠席

2016年06月21日 | 国際
6月20日 6月19日、世界中の正教会(Orthodox Church)の代表が、1000年間で初めて、ギリシャに集まりましたが、いくつかの宗派が欠席し、全正教会の結束は果たせませんでした。

 Hurriyet

19日、正教の指導者たちが、ギリシャ・クレタ島の町ヘラクリオンに集まり、正教の五旬節(聖霊降臨の祝日)を祝い、“聖なる礼拝式”を行いました。集会は27日までつづきます。

この集会はイスタンブルで行われる予定でしたが、クレタ島に変更されました。これはロシア正教会が、トルコのロシア機撃墜以来の両国間の不和を理由にトルコに来たくない意向を示したためだと、イスタンブル・フェネルのバルトロメウ総主教が、4月18日、記者団に語っています。

バルトロメウ総主教は、これは婚姻や断食などの問題を論じる“聖なる大会”だと言っています。ギリシャのプロコピス・パヴロプロス大統領もこの集会のミサに出席し、国営放送ERTもこれを放映しています。モスクワ総主教キリス1世の欠席は、正教会の結束のイメージを傷つけかねません。なにしろ、キリス総主教は、世界の正教徒人口の半数にあたる1億3000万の信徒を率いる立場にあるのです。

ブルガリアとジョージアの正教会も欠席でした。両国はロシア政府と近いと見られています。アンティオキアの総主教座も、エルサレムとのいさかいのために欠席しています。

「この“聖なる大会議”は正教の結束のメッセージを発信するでしょう・・・この会議は、正教が現在のデッドロックを脱する一助になるでしょう」と、バルトロメウ総主教は国内メディアに語りました。「正教会の結束はわれわれすべてにとって望ましいことです。欠席した人々は、せっかくの好機を逃したことになります」と、ギリシャのニコス・コツィアス外相は言いました。


東部で列車とミニバス衝突。9人死亡


6月20日朝、東部エルズー県で列車がミニバスと衝突し、4人のシリア人を含む9人が死亡し、1人が重傷を負いました。

 Hurriyet

東部ビトリス県のタトヴァン地区から首都アンカラに向かっていた列車が、エラズーの町ユルトバシュの踏切りでミニバスと衝突しました。ミニバスは農業作業員を温室に運んでいくところでした。ミニバスの運転手メスト・カラコチさんと4人のシリア人作業員を含む9人が事故現場で死亡し、ミニバスの乗客1人が重傷を負いました。

事故調査のため、9人の犠牲者の遺体は現場に置かれています。氏名不明の重傷者は急遽、エラズ-病院に運ばれました。踏切りには事故を防ぐための遮断機も警報機もなかったことを、ニュースは強調しています。

エラズーのムラト・ゾルルオール市長は調査のため、現場の踏切りに駆けつけました。「事故は早朝起こりました。タトヴァンからアンカラへ向かっていた列車が、温室作業員を乗せたミニバスと踏切で衝突しました。ミニバスは列車に約400メートル押されました」と、記者団に語り、“痛ましい事故”と言いました。

・・・4人のシリア人はおそらく難民でしょう。まさに痛ましいことです。


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