超特急列車がアンカラとイスタンブルを８０分で結ぶ

３月９日　新たに始まった超特急列車プロジェクトでは、列車はイスタンブルと首都アンカラ間の３４４キロを８０分で走ると、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が発表しました。

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現在の高速列車はイスタンブル=アンカラ間を６時間で走ってニーズに応えていますが、トルコの最も人口の多いこの２都市間には、さらに高速な輸送手段が必要になってくるだろうと、運輸相は、3月6日のテレビ・インタビューで語りました。

「都市の風景は変わってゆきます。私たちはそれに適応してゆきます。現在のイスタンブル=アンカラ間の列車は現在の必要に応じていますが、１０年以内にもっと早くなるのは必然です」とウラルオール運輸相は言いました。

新しい超特急列車によって、イスタンブル=アンカラ間を走る時間は、８０分に短縮されるでしょう。わが国はこの列車に新しい技術を用います。超特急の速度は時速３５０キロになります。　Hurriyet


このプロジェクトは２０２８年までに紙上の仕事を終え、２０３５年までに列車を運行させると、ウラルオール運輸相は言いました。空の便では、新たに４つの空港が建設されるだろうということです。

「トルコはウクライナとロシアの平和サミットを開催する用意がある」大統領

トルコはロシアとウクライナ間の平和サミットを開催する用意があると、エルドアン大統領が、イスタンブルを訪れたウクライナのゼレンスキー大統領との会談後に語りました。

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イスタンブルを訪れたゼレンスキー大統領（左）とエルドアン大統領

ＮＡＴＯ加盟国であるトルコは、２年前、ロシアがウクライナ侵攻を開始して以来、ウクライナとロシアの仲介役になり得る立場にあります。ウクライナが前線でロシアの圧力に直面し、西側同盟国からの支援も停滞し、ロシアに劣勢に立たされているいま、エルドアン大統領はこの提案をしました。

「われわれは、ロシアも出席する平和サミットを開催する用意がある」と、エルドアン大統領はゼレンスキー大統領との記者会見で言いました。「われわれはウクライナとの団結を維持し、交渉をベースにした平和のための話し合いによって、戦争を終わらせるための努力をつづけます」とエルドアン大統領は言いました。

ゼレンスキー大統領はロシアと直接話し合う提案を退け、ウクライナと西側のリーダーたちが、自身のことばで平和を確立しなければならないと主張しました。ゼレンスキー大統領は、ウクライナ自身の「平和方式」を推進するために、スイスの平和サミットには出席するが、ロシアの参加はあり得ないと言いました。

「すべてを封鎖し、破壊し、殺戮した人々を招くなど考えられない。われわれは結果を出したいと思っています」とゼレンスキー大統領は言いました。ゼレンスキー大統領は、エルドアン大統領との話し合いは、「生産的」だったと言い、トルコがウクライナの穀物輸送のための仲介に努め、捕虜交換も実現させたことに対し感謝しました。

２０２２年７月、トルコは、ウクライナの穀物を安全に輸送するための穀物回廊を設けましたが、この協定はいまは廃止されています。エルドアン大統領はゼレンスキー大統領と、港の治安、黒海の航行の安全、捕虜交換、食物の安全保障などの問題を話し合いました。「われわれは希望を失っていない」とウクライナ大統領は言いました。

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