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ウミガメの産卵シーズンが始まった

2024年05月02日 | 国内
5月2日 アンタリヤ県アランヤ地区のビーチで、ウミガメの産卵シーズンが始まり、絶滅の危機にあるデリケートなウミガメを保護することが急務になっています。

 Hurriyet

環境保護協会のシェレフヌル・カイハン会長は、自然のデリケートなバランスと、絶滅寸前のカレッタ・カレッタ種の保護の必要を力説しています。

「私たちがカメたちのスペースの侵入して自然のバランスを乱せば、カメたちのバランスだけでなく、私たちのバランスも乱すことになります」と彼女は言いました。カイハンさんは、ウミガメが邪魔されることなく卵を産める環境を提供し、産卵の場所を守ってやることの重要性を強調しました。

「ウミガメのためにじゅうぶんなスペースをビーチに確保してやらなければいけません」と彼女は指摘しました。「この地域では、産卵期中は、ウミガメを見かけることが多くなります」

カイハンさんは観光関係の活動がウミガメに与える影響を懸念し、産卵場所を守るためにサンデッキは移動するよう勧告しています。「カメたちは、とくに夕刻、現われて、早朝に卵を産みます。産卵後、カメたちはふたたび海に帰ります」と彼女は説明しています。

「ですから、サンベッドはできるだけ片づけることが必要です」とカイハンさんは言いました。「懐中電灯などは、カメたちを怖がらせますから、使用しないでください。人々はウミガメを見たくて、スマホのライトをつけますが、ウミガメは怖がって、海へ帰ってしまいます」と彼女は言いました。赤いライトは使っても大丈夫だそうです。


農林省が4種の植物の料理使用を認可した

農林省傘下の食用植物を管理する委員会が、いままで使用されていなかった4種の植物を料理に使うことを承認しました。新たに承認されたのは日本の山椒、ライチ、ホーリー・バジル、ソバの芽の4種です。

 Hurriyet

とげのある低木になる、香りがよく、おいしい日本の山椒は、なんにでも使えます。生ま、または熟した実(み)は日本と韓国の伝統料理で、味を引き立てる成分として、ひろく使われています。山椒の葉も、抗菌と抗酸化作用のために漢方薬として使われ、老化防止や、健康で若々しい肌をつくる効果があるとされています。

栄養が詰まったライチは、健康にすばらしい効果があります。抗がん剤として、また血糖値を下げる効果もあるとされています。しかし、過剰摂取は、他の薬品と併用した場合、出血のリスクなど副作用があるかもしれません。

中国南部原産で、「王様のフルーツ」として知られるライチは、インド、ベトナム、フィリピン、アメリカで栽培されています。トルコでは、現在、南部メルシン県のみで栽培されています。

ホーリー・バジルは芳香のある多年草として、インドでは知られ、伝統的な薬品として、また宗教儀式にも使われています。ソバの芽は新たに登場した、栄養豊富な食品です。ソバの成長過程で採れるソバの芽は、どんな料理にも使用できます。


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