トルコのトピックス

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火と斧を使う床屋さんだって、コワ~イ

2012年03月30日 | 国内
3月29日 トルコ北西部のバルクシェヒル県で理髪店を営むセラハッティン・アイテキンさんは、火と斧を使って、お客のひげをそり、髪を整えるそうです。

 Hurriyet
斧で客のひげをそるアイテキンさん


「私はもう39年も、このヘンな商売道具を使っていますよ」とアイテキンさんは言いました。彼はお客のひげをそるのに斧を、髪を整えるのに、アルコールをしませた布切れに火をつけて使っています。
「私はたくさんの賞をもらっています」とアイテキンさん。
「最近、中国から来たお客さんが感謝状をくれましたよ。彼らはこの町の大理石加工工場を見にきて、私の話を聞いて来てくれたのです」

アイテキンさんはバルクシェヒルでは“火の床屋”と呼ばれているそうです。
「私みたいな床屋はまず他にはいませんね」とアイテキンさんは言っています。

・・・火で髪を整えるなんて聞いただけで恐い。私はお客になりたくないです。


   スイスの税関がトルコから盗まれたローマ時代の石棺を発見

南トルコのアンタリヤに近いペルゲの遺跡から不法に発掘されたと思われるローマ時代の石棺を当局が発見したと、3月26日、スイスの税関が発表しました。

 Hurriyet

「ヘラクレスの12の功業」を描いた彫刻のある大理石の石棺はAD2世紀のもの。
ジュネーヴの無税倉庫の在荷調べをしていた税関の職員が見つけたそうです。
事件を報道したTVは、トルコ政府は石棺の返還を求めていると報じたそうですが、当然ですよね。
石棺は現在、スイス税関が保管し、ジュネーヴの検察に調査を任せたそうです。

・・・私、ペルゲの遺跡に行きましたが、ドロボーは重い石棺をどうやってスイスまで運んだのでしょう? 夜陰にまぎれて、船に積んだのでしょうが、大窃盗団でなければできませんね。


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