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印度パキスタン緊張について、トルコ大統領と国連が論議

2019年03月10日 | 国際
3月9日 トルコのエルドアン大統領と国連のアントニオ・グテーレス事務総長が、3月8日、電話で、インド=パキスタン国境の最近の状況について話し合ったと、トルコ大統領府広報局が言いました。

 Hurriyet
アントニオ・グレーテス国連事務総長(左)とエルドアン大統領

 
先月、インド支配下にあるカシミールで、軍の車列が自爆攻撃を受けて以後、両国間の緊張はエスカレートしています。自爆攻撃でインド軍の少なくとも40人が死亡しました。インドはこの攻撃はパキスタンが関与していると非難していますが、パキスタンは否定しています。

エルドアン大統領と国連事務総長が最近のシリア状況について話し合ったと、大統領府の声明は言っています。


男性優勢の職場で、救急車の女性運転手ががんばっている

ビュシュラ・テケさんはいつも人命救助が自分の仕事だと考えています。「救急車のドライバーになるよりすてきなことってあるかしら」と、29歳、子持ちのテケさんは、アンカラの総合保健局で、アナドル通信のインタビューに応えて冗談を言いました。「救急車のドライバーは私の夢の仕事です」

 Hurriyet

金曜日は「国際女性の日」です。今年のテーマは「よりよきバランス」ですが、まだ女性の仕事は認められず、女性が注目されるチャンスも少ないのが現状です。救急車のドライバーという男性が支配的な職場で、テケさんは、いささかバイセクシュアル的な存在です。

しかし、女性ドライバーの数は増えつつあります。保健省によると、この2年間、女性ドライバー数は増加しています。この仕事を4年間つづけてきたテケさんは、女性であるための差別や疑念に曝されてきました。

患者の親族の中には、女性ドライバーを見て、救急車に乗ることを躊躇する人もいるそうです。「でも、安全に目的地に着くと、謝ってくれますよ」と、彼女は言いました。この仕事で最も大変なのは交通事故です。1分1秒に生死がかかっています。「私たちが運んだ患者さんが元気になった姿を見るのが嬉しいです」とテケさんは付言しました。


トルコとロシアがシリア・イドリブのパトロールを開始

昨秋、合意に達した契約の下、トルコとロシアが、シリア北部イドリブ市周辺のパトロールを開始しました。

 Hurriyet

「ロシアは今日から、イドリブ外部の国境エリアのパトロールを開始する。トルコ軍のパトロールは非武装化地帯で始まる」と、フルシ・アカル防衛相がアナドル通信に語りました。昨9月の話し合いによって、イドリブその他の地域に非武装化地帯が設けられましたが、シリア体制側は、何回もイドリブの休戦条約に違反したと、アカル防衛相は言いました。

「イドリブの休戦を維持することは、シリアの安定を確保するための重要なステップである」と防衛相は付言しました。


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