トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

メルケル首相が「フォーブス」の最も力強い女性のトップに

2019年12月13日 | 国際
12月14日 ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、9回連続して、世界の最も力強い女性のトップに選ばれました。

 HUrriyet

アメリカ・ベースの「フォーブス」誌は、毎年、世界の最も力強い女性100人のリストを発表しています。ドイツ首相の後には、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁、アメリカのナンシー・ペロシ下院議長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長がつづきます。

トルコからは、家族ビジネス「サバンジュ・ホールディングス」の経営者ギュレル・サバンジュさんが73位にランクされました。エリザベスⅡ世女王は40位、トランプ大統領の娘で顧問のイヴァン化・トランプさんは42位にランクされました。

16歳の環境保護活動家グレタ・トゥーンベリさんは、今年のリストの100位に入りました。


トルコの2都市が成長速度でヨーロッパに勝った

トルコの2都市が成長速度でトップになったと、「世界旅行・観光協議会」が、12月13日、発表しました。

 Hurriyet

トルコの大都市イスタンブルと、地中海のリゾート地アンタリヤがのGDPが、旅行・観光によって、それぞれ、15.7%と15.5%の成長を遂げました。この数字は、協議会が分析した73都市の平均3.6%を大きくしのいでいます。

「これは、治安の改善と通貨の下落によって、外国人旅行者にとってトルコがより魅力的な国になったため、トルコ旅行・観光の復活がつづいていることを反映している」と、協議会のリポートは言っています。2018年に最速成長を遂げた都市のうちの4都市はヨーロッパです。

モスクワは2018年“FIFAワールド・カップ”のおかげで、13.7%成長しました。ハンガリーのブダペストは8.5%成長し、10位になりました。旅行・観光経済でのトップ3は、上海(359億ドル)、パリ(356億ドル)、北京(332億ドル)。


アーティストがプラスティック・ゴミから魚の彫刻を制作

トルコ南部ハタイ県のモザイク・アーティスト、メルヴァン・アルトゥンオラクさんが、サマンダーの海岸で集めたプラスティック・ゴミで、魚の彫刻をつくりました。

 Hurriyet

アルトゥンオラクさんは2か月かけて、波に洗われたプラスティックを拾い、また周囲からも古いプラスティックのオモチャを集めました。彼はそのゴミで、長さ2メートル、幅3メートルの魚の彫刻をづくりました。

Hurriyet

アルトゥンオラクさんはアナドル通信に、彼の彫刻は環境に注意を喚起するのが目的だと語りました。彼はまた、水資源を守るための「ゴミ・ゼロ・ブルー・プロジェクト」にも貢献したいと付言しました。


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ダウトオール元首相が“未来党”を結成

2019年12月13日 | 国内
12月13日 アフメト・ダウトオール元首相が、12月13日、新しい政党“未来党”の結成を発表しました。

 Hurriyet

「未来はわれわれ国家の未来です。未来はトルコです」と、彼は結成式で語り、党の名とロゴと、新党の根本理念を発表しました。「新党結成への圧力や不安な状況はありますが、われわれはわが国を豊かな未来へ導くために結集しました」

「わが党の設立委員会154人の中には、AKPの元イスタンブル県議長セリム・テムルジ氏、作家のエティエン・マフプチュプヤン氏、殺されたAKPのアドマン、エロル・オルチョク氏の妻ニハト・オルチョク氏もいます」と、ダウトオール氏は言いました。オルチョク氏は2016年7月15日の未遂クーデターのとき、命を落としました。

ダウトオール氏はかつてエルドアン大統領に近い補佐官であり、2016年まで外相と首相を務めました。AKPが彼と他の3人の反体制者に対して懲戒行為に出てきたため、9月13日、彼は党を辞しました。他の6人のAKPメンバーも、ダウトオールとともに党を辞しました。

ダウトオール氏は、最近のAKPの政策を批判し、「われわれは現在のAKPの中枢にある人たちを招きたい。AKPは党設立の根本理念と政治使命から逸脱してしまった」と言いました。


トルコの伝統的な弓術がユネスコの文化遺産に


 トルコの伝統的な弓術が、ユネスコの無形文化遺産のリストに登録されたと、トルコ外務省が、12月12日、発表しました。

 Hurriyet

「トルコの伝統的な弓術が、12月9日から14日、コロンビアのボゴタで行われた無形文化遺産保護のための政府間委員会の第14回セッションで、トルコの17番目の品目として、ユネスコ無形文化遺産の候補リストから代表リストに登録されたと、外務省がツイッターで発表しました。

伝統スポーツの復活と、弓術の推薦に大きく貢献した「射手財団」が、射撃の催事を行なうだろうと、外務省は言いました。トルコ政府はユネスコ内での活動をつづけ、国際社会に文化遺産をプロモートする対策をとることを決めました。


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「ムスリム諸国は論争を止めるべきだ」チャウシュオール外相

2019年12月13日 | 国際
12月12日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が、12月12日、イスラム世界が協力し合えるように、ムスリム諸国間の論争を止めるようムスリム諸国に要請しました。

 Hurriyet

「われわれは“イスラム協力機構”(OIC)の目標を達成するために、論争し合うのは慎まなければならない」と、チャウシュオール外相は、モロッコの首都ラバトで行われたOICの50周年祝典で言いました。

「イスラム協力機構は改正が必要であり、われわれはそのために努力しなければならない」と外相は力説しました。トルコ、サウジアラビア、ガムビア3国の代表と、バングラデシュ、アラブ首長国連邦、ニジェール3国の代表が、多くのイスラム国と組織の代表らとともに、50周年式典を行いました。

OICは、エルサレムの歴史的なアルアクサ・モスクが放火されたのに対応して、1969年9月25日、モロッコで設立されました。現在は57か国が加盟し、本部はサウジアラビアのジェッダにあります。


「イスタンブル運河プロジェクトは“まもなく”始まる」エルドアン大統領

トルコはまもなく海水位の人工水路“イスタンブル運河”プロジェクトに着手すると、12月12日、エルドアン大統領が言いました。

 Hurriyet

「政府はできるだけ早く“イスタンブル運河”の入札を始める」と、エルドアン大統領は、アンカラで行われた“低所得層ののための10万家屋プロジェクト”の会合で語りました。これはボスフォラス海峡を深刻な災害から守るためのプロジェクトだと、エルドアン大統領は付言しました。

ボスフォラス海峡を通るオイル・タンカーを減らすために、このプロジェクトによって、黒海とマルマラ海間に人工の水路をつくり、また、水路沿いに新しい耐震住宅エリアを建設するのが、政府の目標です。

“気ちがいプロジェクト”と言われるイスタンブル運河は、2011年以来、政府の議題になってきましたが、財政上の問題と環境への配慮のために、数回、延期されました。完成すれば、この人工海路は長さ43キロ、幅400メートルの運河になり、6つの橋が架けられます。

環境保護主義者たちは、運河はイスタンブルの地下水源にダメージを与え、マルマラ海沿いが都市化のリスクに脅かされると主張して、人工水路に深刻な懸念の声を上げてきました。

ベラト・アルバイラク財務相とムラト・クルム環境・都市計画相は、このプロジェクトの議定書に調印しました。


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