日々遊行

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ジャン・コクトーの切手

2008-11-23 | Jean Cocteau

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フランスを代表するマリアンヌの切手は、現在まで多種多様なデザインで発行されている。

マリアンヌは、1830年の7月革命時に、ドラクロアが描いた「民衆を率いる自由の女神」をイメージにマ

リアンヌと名づけられ、フランス共和国を象徴

するシンボルとなった。被っている帽子は自由を意味するフリジア帽。

コクトーの切手は、「古いマリアンヌからの脱皮を」と依頼され、従来の女神の イメージとは違う女性像でデザインした。

右の写真は、コクトー生誕100年に発行された切手で、マントン市役所の「婚礼の間」 に彼が描いた男女の絵のポストカードに貼られている。

切手の右側には、彼が愛したヴィルフランシュ(南フランス)の漁師が守護天使から救われている絵。

左側には、「双頭の鷲」のラスト、詩人と王妃の死のシーンが描かれている。

 


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