2006年から公演を続けているProject Nyxが手がけた寺山修司の作品「奴婢訓」を見てきた。
当時、この作品はオランダ、ベルギーからロンドンへ巡演し、絶賛されたという寺山の代表作。
客席に入ると目に入る舞台装置。流れるチェロの旋律。
やがてライトが変わり、パントマイムの赤いあやとりの糸は赤いロープに変化して
ダンサーの官能的なパフォーマンス。
そして豆電球を操りながら次々と出演者が客席から舞台へと。
妖しく耽美な物語が始まった。
やがてライトが変わり、パントマイムの赤いあやとりの糸は赤いロープに変化して
ダンサーの官能的なパフォーマンス。
そして豆電球を操りながら次々と出演者が客席から舞台へと。
妖しく耽美な物語が始まった。
主人不在の館で召使たちがそれぞれの主人に変身し、
タイムリミットになるまで玉座をめぐってバトルを繰り広げる。
寺山らしいアングラにレビューをミックスしたような
大胆、華麗な舞台は果てしなく―。
しかし時間が来ればという現実に戻る。
つかの間の夢。
いつか終わる夢。
ラストも鮮やかな盛り上がりで見応えのある舞台は終わった。
タイムリミットになるまで玉座をめぐってバトルを繰り広げる。
寺山らしいアングラにレビューをミックスしたような
大胆、華麗な舞台は果てしなく―。
しかし時間が来ればという現実に戻る。
つかの間の夢。
いつか終わる夢。
ラストも鮮やかな盛り上がりで見応えのある舞台は終わった。
この公演は金髪姿がキュートな水嶋カンナさんの構成。
奇想天外な舞台は圧倒的でもう一度見たいと思う公演だった。
白いドレスの佐藤梟さんの存在感も印象的。
そして耳に残るほど感動的だった黒色すみれのバイオリンと歌声。
奇想天外な舞台は圧倒的でもう一度見たいと思う公演だった。
白いドレスの佐藤梟さんの存在感も印象的。
そして耳に残るほど感動的だった黒色すみれのバイオリンと歌声。
私が見た日は13日(火)だったので、終演後に舞台装置の内覧会があった。
宇野亜喜良さんの舞台美術を楽しみにしていたが
玉座を中心に、中世と日本の和をミックスした摩訶不思議な雰囲気。
この時は撮影が可能だった。
宇野亜喜良さんの舞台美術を楽しみにしていたが
玉座を中心に、中世と日本の和をミックスした摩訶不思議な雰囲気。
この時は撮影が可能だった。
舞台全体
宇野さんのオブジェ。テントのそばに馬、そして顔が彫られた館。
宇野さんのオブジェ。テントのそばに馬、そして顔が彫られた館。