Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

これはマラソンか

2020-03-22 16:37:10 | 育児: 5歳〜
【5歳1ヶ月】
街じゅうがロックダウンなのでいつもフィリップと息子と3人です。
家族や同居人との散歩は許可されているので、
昨日はバークレーの自然公園 Tilden Park へ行ってみました。
行ってみてびっくり、いつも以上に人がいる。
いくつものハイキングトレイル、湖、サイクリングロード、
ピニックエリアなどを擁する広大な Tilden Park.
この時期みんなが考える Social distancing の格好の行き先なのでしょう。

広大な公園なので他人との距離が近くなることはないですが、
(他人との距離を2〜3メートル保たなければいけない)
それにしてもちょっとねぇ。。
思った以上に人がいたので私たちは早々に帰って来ました。

(「もっといた〜い!」という息子を言い聞かせて)

今のアメリカ。
ワクチンも特効薬もないので、
コロナウィルスを完全に封じ込めることは不可能です。
できることは、ただ1つ。
アメリカのヘルスケアシステムが対応可能なレベルに、
常に重症患者数を抑えておくこと。
そのための外出禁止令。

これをやらなければ、
大勢の人が一気に感染してスパイクが高くなり、
イタリアのように医療崩壊が起きる。
それはなんとしても避けたい。

それよりは、少しずつの人が長期に渡って感染したほうが、
医療システムが扱える程度の患者数に留めておける。
つまりアメリカは今時間稼ぎをしているわけです。
重症例が常に医療キャパシティの範囲内に収まるように、
ほそーく、ながーく、一般市民はSocial distancing を守りつつ、
ウィルスの拡散スピードをスローダウンさせなければなりません。
その間に迅速なワクチンなり特効薬なり、
より優れたテストキットの開発が望まれています。

でもねぇ。
巷ではこれが数ヶ月続くんじゃないかと言われています。
私たちの仕事、経済、教育、これからどうなるんだろうと思います。

これは、今まで誰も走ったことのないマラソンだね。
不気味なマラソン。
メンタルがやられないように気をつけよう。

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トイレットペーパー、ようやく手に入りました!
他人との接触を避けるため、買い物にいく頻度も週に1度にしているのでもっと前からあったのかもしれませんが、ずっと空っぽだったトイレットペーパーの棚に、どっさりと品物が入荷されていました。ひとり1パッケージ、というお店からのルールのおかげで、11時ごろでしたが(開店からだいぶ時間が経ってても)余裕で買えました。

いまだ買えないのはパスタですね。
息子がバターとパルメザンチーズのかかったシンプルなパスタが好きなのでいつも家にあったのですが、もう底をつきました。パスタはどこでも人気のようでここ数週間ずっと見当たりません。たぶん開店前から並んでいれば買えるのかもしれないけれど、うちはそこまでしたくないのでふつうの時間に行ってなければないで仕方ないと思うことにしています。

お米があるから大丈夫。