Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

今飛ぶか、待つか ー 義両親の葛藤

2020-03-15 12:24:00 | 育児: 5歳〜
先月うちに滞在していたセルビアからの義父母達。

2月末日にマイアミの義姉のところへ移動。

彼らからすると、今回のトリップはアメリカに住む息子(フィリップ)と娘(義姉)、そしてそれぞれの孫に会いに行く大旅行だったわけだけれど。。

結果、世界はこんな大変なことになってしまい、来なければ良かったと言っているそう。(2月前半、アメリカはまだまだ呑気な風潮でしたから、私たちも止めることは全然考えてませんでした)

今、まだマイアミに滞在中で本当ならもう少し長く居る予定だったらしいけれど、明日、いよいよもうセルビアに帰ることにしたということです。

でもフィリップも義姉もとても心配しています。
2人とも、75歳ぐらい。
帰る経路は、マイアミ〜アムステルダムまで9時間、アムステルダム〜ベオグラードまで2時間。
ただでさえ高齢であることはもちろん、飛行機内でのウィルス感染の可能性、空港でのひどい待ち時間(アメリカ中の空港でコロナウィルスのスクリーニングに手間取って税関などで何時間も待たされているらしい)など、懸念事項がたくさんある。

マイアミにもうしばらくいたらいいのに。

と聞いてみるも、
マイアミもひどいらしい(数的にはカリフォルニアのほうがひどいけど)。
マイアミは市長さんも感染したし、もともとヨーロッパからの観光客が多い土地柄。毎日感染者がどんどん増えている。

家でじっと大人しくしていると言っても、マイアミの義姉宅は、義姉夫婦と8歳の姪ちゃんがいるし、彼らが外からウィルスを運んでくるかもしれない。

義父母からすれば、セルビアに帰れば多少は落ち着いた生活環境が待っている。感染者数はセルビア全体で20人くらいらしいし、もし何か病院にいくことがあっても医療費はかからない(アメリカに残って病気にかかったら医療費がバカ高くつく、というのも早めに帰りたい理由みたい)

問題は、そこにたどり着くまでの苦労とリスク。
20時間近くかかるかもしれないリスキーな移動。完全防備して、マスクして、ゴーグルして、食べ物も自分達で持参して、、、って言ってるけど、大丈夫かなぁ。その心労を考えると、私達も胃がいたみます。

本当に心配です。
ただでさえ心配性のフィリップもこの件で眠れないほど心配しています。

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最近の息子。