Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

戻っています

2010-03-09 18:17:07 | 日常
バークレーに戻ってきています。今日のバークレーのほうが、昨日のボストンより寒かった!昨日のボストンは、着ていたダウンジャケットが荷物になるほど、昼間はいいお天気でした。それなのに今日のカリフォルニア、バークレーは「寒っ!」、また冬な感じです。

明日エクスプロラトリアムでプレゼンテーションをするというアーティストインレジデンスの方のお手伝いで、今日はいろんな英訳作業をしています。あらら、もうこんな時間。。


ボストンの空港を発つときの1枚。
市街地が近くなので、こんなふうに街に見送られつつ、短いボストン滞在も終了。

好きはチカラ

2010-03-06 15:27:19 | 日常
ボストン2日目。ほんとうに素敵な街です。カリフォルニアの開放感と比べると、シックな街、というイメージ。アジア人口が少ないのと、この目の覚めるような寒さと、レンガ造りの街並と、そこここに漂うアカデミックな雰囲気がそう思わせるのかな。


チャールズ河ごしの夜景(この河が凍るぐらい寒い時期じゃなくてよかった)。

なんだか自分がここにいることが信じられない。ボストン行きも急に持ち上がった話で、それは先月ミッチェルがエクスプロラトリアムにたまたま寄ってくれたことに端を発している。でも今の私は他にもいくつか宿題を抱えていたり、頼まれごとの期日が迫っていたりで、はっきりいうと余裕がないのだけれど、ハードスケジュールでも何でもかまわないくらい、この話が来た時は飛び上がるほどうれしかった。

最近思うのは、好きだなぁと思う気持ちは誰にも持っていけないもので、とても大切ということ。前にも書いたかもしれないけれど「いいな」の気持ちはものすごく自発的だ。「これ!」と信じられる学びのセオリーや実践者達に出会い心の底から感動して以来、5年間ずーっとワクワクしているような感じ。そういうのって、ワクワクしなさい!って言われてできるものでもないし、自分の中から自然に湧き出てくるとっても大切なエネルギーだと思うのだ。日本からアメリカに引っ越した時点で、場所も仲間もなくなってきっとリセットされるものだと思っていただけに、今こうしてエクスプロラトリアムのマイクやカレンと一緒に仕事ができること、ボストンのミッチェルと再会できること、なんだか奇跡のよう。でもそれもこれも自分が好きなことだから。そういう気持ちを持ち続けていると、力になるね。きっとこれから先もどこへ降り立ったとしても自然とそっち方向へ、どの街にいてもそれとなく空気を感じてたどり着いてるのかも。

明日、こちらは晴れるそう。青空のボストン楽しみだなぁ。
ではおやすみなさい。

ボストンに来ました!

2010-03-05 05:13:08 | 日常
ロサンゼルスからのスーツケースが片付かないうちに、今度は前の職場からの依頼で、3日ほどボストンで過ごすことに。目的は、関係機関の取材です。昨夜遅くの飛行機にて、サンフランシスコからボストンまでひとっとび。そして、今朝ボストンに無事に着きました。気温は1度、こちらは雪がちらついています。日本にいた時も出張で来たことがあったので、右も左もわからないーという状態ではないけど、iPhoneがなかったら歩けないね(L.A.でもそうだったけれど、見知らぬ土地ではiPhone様々です、地図が便利)。それと急に持ち上がった今回の件のために日本からいろいろ必要なモノを送ってくれた母に感謝。無事に着いたよ、ありがとね!






輪郭が。

2010-03-04 06:03:18 | 日常
ひゃあー、今日は風がビュービュー寒い日。いまサンフランシスコでエクスプロラトリアム行きのシャトルを待っているところ。寒いー。ヒマなのでiPhoneから書いてみた。

ショーウィンドウに映る顔が、、、がーん。
パンパンじゃないの。
やっぱり一週間のロスでの外食とこないだの日曜の朝ごはんが爆弾だったのね。

日曜日の朝ごはん

2010-03-03 01:34:14 | バークレー
日曜日、午前9時までにエクスプロラトリアムに届けなければならないデータがあり、車を飛ばしてひとりドライブ。約束どおりマイクにモノを届けた後は、マリーナブルバードを引き返す。この道、お天気のいい日曜日の朝はほんとうに素敵でした。運転していたので写真はとらなかったけれど、ゴールデンゲートブリッジと海とヨットと緑の芝生。散歩する人々、ジョギングす人々がいて、きらきらの光景に朝からテンションがあがる。

そのままどこかへ出かけたいなと思ったものの、いったん家に帰る。フィリップはまだ寝ているだろうと思ったのにめずらしく起きていた(最近は午前2時、3時まで仕事をしているので朝も起きてくるのが10時をまわる)。

「朝ごはんにGrayson 900 行こうよ!」

そう決めて2人で家を出る。Grayson 900 は、バークレーの西にある朝ごはん&ランチやさん。地元の人に人気と聞いて一度行ってみたいと思っていた場所。が、しかーし。この日、行ってみると日曜日は休みでした。。。

となると、Bette's Ocean Viewかなぁ、、、でも時計を見ると10時半。だめだめ、そんな時間に行ったら1時間待ちといわれるに決まっているし。。ということで、

「じゃあ Cafe Tomate ?」

代わりに、この近所にあるCafe Tomateへ。
この界隈、人通りも少なくてカフェも表からはあまり目立たないところにあるので、入ってみるまでお客さんがいるのかどうかわからない。でも一歩中に入ると人がたくさんです。日曜日の朝、みんなどこからともなくやってきてここで朝ごはんを楽しんでいるようです。


Tomate Cafe
2265 5th St
(between Allston Way & Bancroft Way)
Berkeley, CA 94710
(510) 549-9885

お店の外にもちょっとしたテーブル席があり、お天気がよかったのでそちらへ。ごらんのとおり、朝からガッツリ食べました。ブルーベリーのパンケーキとチキンのタコスをふたりでシェア(もはやランチもかねている)。パンケーキは独特な味。いつも食べてるのと違う。粉が違うのかな。でもおいしかったです。タコス、薄味なのもよし。交通量の多い通りからは独立していて、ここだけぽっかり静かなカフェ。お日様にあたりながらゆっくり朝食を楽しめたのが嬉しい朝でした。なんだかんんだで12時過ぎまで長居。

その後、ニナの家にいき、10日前に生まれた赤ちゃんを見に行きました。ふらりと寄ったので彼女はオランダの友達とスカイプ中でしたが、胸にはしっかりとベイビーを抱いていました。ニナのところにオランダからお母さんが来ていて、久しぶりの再会も嬉しかったし、何より赤ちゃんが生まれたことでいろいろと違って見えるニナ達の様子が新鮮でした。1時間ばかりおじゃました後は、バークレーの4th streetへ。

久しぶりにバークレーで過ごす日曜日、やっぱりいいね。

2月最後のエクスプロラトリアム

2010-03-02 04:00:00 | エクスプロラトリアム
ロスから帰ってきた翌日エクスプロラトリアムへいくと、1週間留守にしていただけで浦島太郎状態に。いろいろなことが同時進行で起こり、変わり、進化し続けている感じ。とりあえず帰ってからすぐにOpen MAKEというイベントがあったのでサポート。今回の主な仕事は記録。

Open MAKEは月一で行われていて、ピクサー社と、MAKEマガジン、それとエクスプロラトリアムとの共同企画。こども達・青少年のものづくりを支援するためのプロジェクト。「なにかつくりたい」と思っているけど、場所がない、ツールがない、コミュニティがない、知識がない、というこども達に、それらを提供しています。それだけでなく、毎回のトピックにちなんだアーティストを呼んで一緒に活動をしながら、こども達/おとな達をものづくりの世界へインスパイアしています。

場所はエクスプロラトリアムの中の1スペース。1月から5月まで私たちが使えることになっているThe Studio : a work in process...(←名付けた)です。先月の写真と見比べたら分かるけれど、壁の展示もガラリと変わっています。エクスプロラトリアムはここだけでなく、置いてある展示が日ごとにくるくる変わる、本当の意味で進化し続けるミュージアムだと思います。


今回のトピックはウェアラブル/ソフトサーキット。どちらもまたLEDライトやセンサーを使った電子回路がテーマ。中央のテーブルにはこども達が自由に電子回路を組み立てられるように何十本ものアリゲータークリップ、電球、ブザー、ファン、電流計、電圧計が無造作に置かれています。


そしてまわりを取り囲むように4つのステーションがあって、
- ネックレス
- BLING
- リストバンド
- 壁掛け
がそれぞれつくれるように準備してあります。もちろん、すべて自分で電子回路を考え、電気の流れを組み立てながらつくるのですが。今回はフェルト布、毛糸などやわらかい素材があったのが多くの女子/女性の目を引きつけていました。テクノロジーとアートの融合、電気とやわらかい素材/あたたかいものの組み合わせ、これからもっと探索していきたい分野です。壁にかかっているこのブルーとピンクの派手な絵画はMITメディアラボのアーティストが制作したもので、いっけん単なるプリント柄に見えますが、近づいてみると仕掛けがしてあります(そうよね、単なる絵で終わるはずないよね)。興味のある方はぜひエクスプロラトリアムへ。


いくつもの「なんで?」「なんで?」を喚起するしかけ、創造をかきたてる素材、今回は1週間いなかったので関われなかったことが多かったけど、3月はじっくり取り組みたいと思います。まずはこれらの活動をできるだけ教育的にせず(一方通行のガイダンスにせず)、こども達/参加者のなかで自然に探索、実験、気づきが起こるようにスペース、活動をデザインしていくことが課題です。一日終わってカレンの感想が「今回のは前回に比べるとだいぶdidactic(教えたがり)だった」というものだったので、私もほっとしました。目指しているものが同じ、という気がしたのです。

Open MAKE: A Program to Inspire Young Makers
毎月最後の土曜日にやっています。
一般参加は午後 (12:30-3:00) のみ。
場所はエクスプロラトリアム内のThe Studioにて
無料(ミュージアムの入場料のみ必要)
プロジェクト発足のきっかけはこちら→