U-24日本対ジャマイカ ４－０

ジャマイカはセルビアと１－１で引き分けたというからいい試合を期待したが、なんとも弱かった。もう１週間以上日本に滞在しているわけだからコンデイションはいいだろう。7月１０日からはゴールドカップ、それが終わればWC予選も始まるからまじめに強化しているはずだ。しかし今日の試合のジャマイカはあまりにもひどかった。

 

守れない、攻められないでは試合に勝てるわけがない。モチベーションが低すぎてこんな相手と試合しても何の意味もない。これなら日本から１点取って大喜びしていたタジキスタンともう1回試合したほうがよかった。

 

でもこの時期にわざわざ日本まで来てくれて、本来ならばフル代表とU-24と２試合もしてくれたわけだから、JFAもジャマイカには感謝さえすれ文句は言えないのかも知れないね。しかしもっとやる気を出して欲しかった。

 

この後はU-24は選手選考を発表するのだろうが、GKの２人は分からないが、OA枠の３人、富安、田中碧、久保、堂安、三笘、旗手、上田までは決まりだろう。これで１２人。残り６人はDFラインで２人。ボランチで１人。攻撃陣で２人だろうか。

 

それにしても五輪の１８人枠ってあまりにも少ない。過密日程なんだから２３人にし欲しい。男女合わせて２８チーム。１チーム５人増やしても１４０人増えるだけ。選手の数を増やしたくないのであれば、野球とかソフトボールとかマイナー競技をなくせばいい。この日程を１８人で回せば怪我人を作る元になるだけ。

ユーロ開幕戦、トルコ対イタリア ０－３

前半はトルコがガチガチで守ってイタリアは攻めあぐねた。０－０でハーフタイムだったが、後半に入ると５３分にOGでイタリアが先制。そこからトルコが前にでてきたために、スペースができて６６分にインモービレ、７９分にインシーニェとゴールして、終わってみれば３－０でイタリアが快勝。

 

イタリアは４－３－３のフォーメーションで、ハイプレスと素早いボール奪取でポゼッションを維持。ユーロ予選は１０戦１０勝。かなり完成度が高いチームである。トルコは前に出て来なければ守備は堅いが、それでは亀のようになってしまい単純なカウンターだけになってしまう。この試合ではシュートが全体でたったの２本と完全に何もできなかった。

 

イタリアはボヌッチ（３４才）、キエッリーニ（３６才）、インモービレ（３１才）、インシーニェ（30才）とベテランが多く、この世代はこの大会が最後だろう。来年のカタールWCはどうだろうか。完成度が高いからこそ、来年までは主力はこのまま残すかも知れない。この試合だけでははっきりしないが、イタリアはベスト４くらいまでいくかも知れない。

 

トルコはイタリアに完敗した。もう少し何とかできるチームだと思ったが、あまりにも攻撃が単調。これでは１次リーグを突破できたとしてもそれ以上は無理でしょう。