goo blog サービス終了のお知らせ 

サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ドルトムントvウオルスブルグ

2018-01-15 11:25:33 | 日記
似たようなかんじのチームがそれぞれチャンスを決めきれずに0-0ドローだった。しかし決定的チャンスはドルトムントに3回あった。ヤムレンコが2回はずし、サンチョが1回はずした。このうち1回でも決めていれば勝てたはず。


オーバーメヤンが規律違反でベンチ外となり、プリシッチ(理由は不明)もベンチ外。この二人の不在は大きくそれで決定力不足が露呈。香川はフル出場したものの、時折いいプレーを見せるものの、展開を変えるような動きをだせなかった。サンチョがはずしたシュートは香川からのグランダーのクロスだったから、あれが決まっていれば香川のアシストだったからもっと香川への評価は高かったはず。


ブンデスリーガは1位のバイエルンを除けば2位から6位くらいまでは団子状態。ドルトムントはロイス、デンべレがいた昨季から明らかに戦力が落ちている。バイエルンと比べると一目瞭然。バイエルンにはレバンドフスキ、リベリー、トーマス・ミュラー、ロッベン、ビダル、ハメス・ロドリゲスなどのタレントがいる。


一方のドルトムントはロイスはまだベンチ外。ゲッツエはやっと先発復帰。オーバーメヤンは放出の可能性大。残りは香川も含めて小粒の選手ばかり。これではバイエルンには勝てない。この冬でどのような補強をするのか知らないが、今のままではCL圏内の4位に滑り込むのがやっとでしょう。

AFC-23 タイ戦

2018-01-14 06:58:16 | 日記
初戦よりボールを動かせるようになったが、タイの固い守りに苦戦して終了間際にゴールしてやっと1-0で勝てた。タイは小柄な選手が多いので、セットプレーからの空中戦ならば日本のほうが有利なはずだし、チャンスはセットプレーから作れていた。しかしそれも活かしきれない。


このチームはサッカーが雑である。U-21だからこんなものなんだろうし、タレントも少ないと言われればそこまで。しかしトラップが大きくなりすぎる、PAに侵入するために壁パスを繰り返しても最後のパスが雑すぎてつながらない。なんともチグハグである。


タイは丁寧にボールをつなぎいいサッカーをしていたが、いかんせんフィニッシュまでいけないしあまりにも決定力がない。そのタイ相手に大苦戦したわけだから日本も完成度が低い。FWの田川ははずしまくっていたが、ゴールへの積極性はよかった。


これで決勝T進出だが、最初で負けるのでは?

ヘタフェvマラガ

2018-01-13 17:10:06 | 日記
柴崎は復帰してからの初先発。4-4-2の2トップの一角である。しかし柴崎はほとんどボールに絡めなかった。ヘタフェとマラガは似たようなタイプで、選手個々の質も同じようなかんじだった。


この試合はたまたまヘタフェが勝ったようなものだ。さほど背が高くない柴崎をトップに置いてはあまり機能しない。柴崎はトップ下か2列目の左右のどちらかで、スペースがあればボールをさばけるタイプだからCFのように点で勝負するようなことは無理がある。


後半途中から2列目の左サイドに下がってからボールタッチが多くなり、やっと試合に入れたかんじだった。FOOTBALL ZONEでは「ゴール前で見せた技術の高さは海外メディアで「卓越したコントロール」と絶賛されている」と出ているが、どうみてもこれはほめ過ぎである。


シュートらしいシュートはこの卓越したコントロールからの1回だけ。それ以外はトップではあまりボールに絡めないということを証明したにすぎない。


前節は途中出場からボランチだったが、監督さんは柴崎の復帰以来フィットするポジションを探しているようだ。4か月の先発だからその間に先発でフィットしてきている選手を外すのも難しいだろう。


さてこれから毎試合先発で起用されるかどうかは分からないが、この程度のプレーで代表に復帰できるとは思えない。代表のポジションでは右ウイングかトップ下だろう。右サイドは、浅野、久保、伊東との競争。トップ下は香川、長澤あたりと競争。


点を取れる選手ならば間違いなく柴崎と思うが、3月の強化試合前までに大ブレークしないと難しいかも知れない。

斉藤学の移籍

2018-01-12 08:27:52 | 日記
マリノスの斉藤学が川崎Fに移籍するようだ。斉藤はまだリハビリ中で選手層をアップしたい川崎とはいえ、オファーを出すは意外だった。いつからピッチに戻れるのか知らないが、今季が正念場だろう。斉藤といえばマリノスの若手というイメージが強いが、彼ももう27才だから若手ではない。


以前、マリノスがACLでメルボルンに来た。その際にシドニーで国際線から国内線にトランジットして家人がマリノスご一行様を見かけた。中村俊輔は帯同していなかった。その当時は斉藤はまだまだ若手で、他の選手から「マナブー」と呼ばれてかわいがられていた。


斉藤は3年くらい前だったか海外移籍のチャンスがあったが、それを断ってマリノスに残留した。その時に移籍していれば、代表に定着するレベルの選手になっていたかも知れない。時々代表に呼ばれるが、怪我などもあり定着できない。


もう27才だし、これから海外移籍するというチャンスもほとんどないだろう。能力のある選手であることは間違いないが、今ひとつ輝けないのは運がないということか。

AFC U-23 パレステイナ戦

2018-01-11 09:16:34 | 日記
昨年のU-20WCのメンバーから5人、大学生が2人などを含めたスタメン。オフはほとんどなかっただろう。チームとしての完成度はまだまだのようだった。前半は先制ゴールをあげて、数回のチャンスも作ったし、ボールポゼッションも7割くらいあり楽勝かと思った。


しかし後半になると相手のプレスが強く、ずるずると押し込まれる。ボールロスト、ギフトパスも多くなり攻撃もほとんど形にならない。失点してもおかしくない場面も2,3回あったが相手の決定力不足に救われた。日本が粘り強く守ったのではなく相手が得点できなかっただけ。


次はタイだが直近の親善試合でタイには負けている。昨日のような試合をしているとタイには負けるでしょう。日本がU-21世代だから勝てないのか、この世代が弱いのか。まだベストメンバーには程遠いということだろうか。


さて日本のフォーメーションは3-4-3というか3-4-2-1である。世代別を含めて代表で3-4-3を見るのは久々である。ひょっとして手倉森さんのリオ五輪もU-17WC、U-20WCも基本形は4-4-2だった。監督が代わるだけで突然の3-4-3は違和感があった。強ければいいのだけど。


森保監督の3-4-3は守備時には3-4-3で攻撃時には4バックになる。3バックといってもDFラインの3枚のCBの真ん中がボランチと組む。左右のCBはかなりサイドに開く。攻撃時にはこの4人が4バックとなるイメージ。


サイドバックはかなり前に位置して張っている。サイドバックというよりもウイングバックである。攻撃時はいいのだが、カウンターやロングボールを放り込まれるとサイドの裏を取られやすい。なにせサイドバックが下がり切れない。


また真ん中のCBとボランチからビルドアップが始まるので、当然ここにプレスが来るし、この2人に極端に負担が多くなる。だから3バックというよりもCB1枚とボランチの2バックのようなものだ。本来のサイドバックは上がりっぱなしであまり守備に貢献していない。


前線が1トップ、2シャドーだからクロスを上げるのはサイドバックに頼るのだろうが、サイドバックと左右のCBとの連携がうまくいかないと裏を取られやすい。昨日の試合はチーム全体が3-4-3に慣れていないように見えた。森保監督の3-4-3には批判も多いので、完成度を上げるにはゆっくりしてられないでしょう。