アジアカップ １次リーグ D組

D組　イラク対ベトナム　３－２

ベトナムにとっては散々な試合だった。２回もPK取られ（１回はイラクがはずした）、前半終わりごろに退場者を出して、イラク相手に後半は数的不利。イラクのアイマン・フセインはこの試合で２ゴールで合計５点とここまでの大会得点王である。この試合でもスーパーなヘッディングシュートを決めた。アジアカップレベルではアイマンを止められるチームはないんだろう。

 

イラクはメンバーを落としたとはいえ、退場者を出したベトナム相手に３－２とやっと勝てた。３試合目はえてしてこういう試合になる。それでも１次リーグを３連勝。イラク強し。

 

日本のイエローカード

日本チームでここまでイエローカードをもらったのは、伊東純也、菅原、遠藤、南野の４人。遠藤と伊東純也は日本の生命線だからラウンド１６，ＱＦではもらわないように要注意。ＳＦになれば累積カードは消える。

インドネシア戦での南野のファールはイエローではなく、レッドを取られてもおかしくなかった。ボールに触らずに相手の足を直接蹴っていた。程度の差はあるだろうが、相手へのダメージが強ければ一発レッドになるケースがこの大会では多い。

 

決勝Ｔを勝ち進めば疲労も蓄積されてくる。インドネシア戦では遠藤を休ませてほしかった。ラウンド１６で勝てば、そこから中２日、中３日、中２日と厳しい日程が続のでローテーションするのだろう。

 

ここまで５ゴールのアイマン・フセイン。

アジアカップ １次リーグ D組 日本対インドネシア ３－１

うーん、インドネシア相手ならば５－０くらいで勝たなければいけないが、まあ勝ち点３が重要だったのでそれはよかった。いろいろ課題が見えたので列挙してみよう。

 

①久保は使えない。ごちゃごちゃと動き回ってはいるが、効率のいいプレーがなくシュートもあったのだろうが得点に結びつかない。なによりもボールロストが多く、中盤のあの位置でロストすればイランや韓国相手ならば失点する危険が大。

 

それに堂安と久保が頻繁にポジションチェンジをしていたが、右サイドの大外を張る選手がいない。今日の毎熊は攻守に頑張っていたが、終盤に伊東純也が出てきて、ドリブルからクロス上げて、それが上田のシュート、そしてOGにつながった。やはり右サイドは伊東純也が本職だと思った。

②GK鈴木がまたも失点した。それも注意していたはずの相手のロングスローからの失点だから情けない。鈴木の正面にきたボールをつかみそこなった。あれは取れるシュートだった。韓国のメディアのいうように日本は空中戦に弱い。

 

③イラク相手とインドネシア相手では比較するのも間違っているとは思うが、今日のような試合をイラク戦でもしてほしかった。しかしもっと左右のサイドから崩していかないと決勝Tは苦しい。三苫が出てくれば劇的に変わるのだろうか。三苫に期待したいところだが、怪我をしてから４週間。ラウンド１６でピッチに立てるとしても合計５週間は試合に出ていないことになる。フィットネス、フィジカル、試合勘などが不足しているだろうから、極端に期待するのはかわいそうだろう。

 

今日の試合は上田様様だったね。

 

 

３点目はOGではなく、上田のゴールにしてハットトリックとしてあげたかった。