F組 タイ対オマーン 0-0
タイは勝ち点1狙いなのかべたっと引いて守ってきた。タイがマイボールにした瞬間はほとんどがハーフラインの自陣だから、当然攻撃に時間がかかる。チャンスはオマーンのほうが多かったが決定力がなく、両チームとも点がとれる気配がなく0-0で引き分け。
タイはフィジカルはいいが、もっと火力が欲しい。FWに強力な選手がいればそれだけで違うはず。まあそんな選手がタイから突発的に出てくるとも思えない。タイは勝ち点4となったが、第3節でオマーンがキルギスに勝ち、タイがサウジに負ければ同じ勝ち点4で並び、得失点差となるはず。
F組 サウジ対キルギス 2-0
キルギスにとっては悲惨な試合だった。日本人の飯田主審が担当。前半9分にキルギスの選手がサウジの選手のすねにもろけりを入れて、最初はイエローだったもののVAR介入でレッドに変更。このファールはタックルがボールに触っておらず、直に相手の脛に当たったので仕方がないレッドである。
後半5分にはまたもやキルギスの選手が危険なタックルで一発レッド。しかしレッドでもイエローでもどちらでもいいように見えたし、ここでレッドにすれば試合は終わってしまう。それを考えればイエローでよかったと思う。飯田主審はキルギスにレッド2枚、イエロー2枚も出しており、これは出しすぎ。サウジにはイエロー1枚だけ。
キルギスの選手のプレーが荒すぎたこともあるが、もっと主審としてカードなしに試合をコントロールして欲しかった。1試合に2枚もレッドを出すとなるとかなり目立つ。もう飯田主審が今大会で試合を担当することはないかも知れない。