B組 オーストラリア対ウズベキスタン 1-1
勝ち点6のオーストラリアと勝ち点4のウズベキスタン。ウズベキスタンが勝てば順位が逆転するが、どちらもボールロストが多く、決定力がない。多少オーストラリアのほうがましというレベルである。デユークが負傷でいなくなり、オーストラリアは前線が薄くなった。
前半にオーストラリアがラッキーなPKをもらい先制。しかしウズベキスタンが後半に追いついて1-1のドロー。オーストラリアが1位、ウズベキスタンが2位で両方ともラウンド16に進出。両方ともラウンド16で相手が弱ければ勝てる程度だろう。
B組 シリア対インド 1-0
シリアがインドに順当勝ち。3位抜けでラウンド16に進出。それでもインド相手にかなり苦戦したからラウンド16は間違いなくシリアは負けるでしょう。
C組 イラン対UAE 2-1
点差を見れば接戦だが、イランがUAEを圧倒。フィジカルもスピードもイランが強い。特にアズムン→タレミで2ゴール。アズムンからの繊細にパスとタレミの強力なシュートは圧巻。もし日本がQFでイランと対戦すれば負ける可能性大。前回の雪辱を果たされるか。
UAEはラウンド16でタジキスタンと当たる。タジキスタンが勝てば初出場でベスト8という偉業になる。
C組 香港対パレスチナ 0-3
香港は守備も脆く、せっかくもらったPKもはずしてしまい、0-3で惨敗。パレスチナは弱いくせになんとか3位抜けでラウンド16に進出。
今晩のインドネシア戦と決勝Tの展望
戦術、選手起用云々ではなく、とにかく選手の熱量が足りない。アジアカップをなめている選手はもういないはず。同じカタール開催だった2011年大会は1次リーグを2勝1分と苦戦。QFはカタールに逆転勝ち。SFは韓国に延長、PKで勝ち、決勝をオーストラリアに延長戦で勝った。
楽な試合は1次リーグでサウジを5-0で勝った試合だけで、他の5試合はどれも大苦戦。それでも優勝までたどりついた。あの時のメンバーで現代表に残っているのはコーチになった前田遼一だけ。前田コーチはその時のことを話して選手を鼓舞しているはず。