サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ヴィッセル神戸の新布陣

2024-01-11 08:26:33 | 日記

昨季J1優勝の神戸の補強状況を見ると、昨季とはあまり違いはない。外国人選手を減らしたのが目立つ。外国人で残っているのはDFのマテウスとFWのパトリッキだけ。多い時期は6人くらいいたのだからずいぶんと変わった。ハードワークのできる日本人選手のほうが吉田監督の戦術に合っているのだろう。

さて新規に加入した選手を見ると、DFでは出戻りの岩波と鹿島から獲得した広瀬。この二人は即戦力だろう。岩波は代表にも入れるタレントだと思っていたが、浦和で伸び悩んた。MFでは福岡から井手口。長崎から鍬先。FWでは川崎から宮代。

 

井手口はセルティックへの移籍は失敗だったが、日本に戻ればまだまだ戦力ということになる。セルティックが以前PSMでオーストラリアに来た時の試合を見たが、ポジショニングが悪い選手という印象を持った。存在感が薄い選手だった。福岡に戻ってからどのように変わったのか知らないが、神戸では期待されているだろう。

 

宮代は川崎で昨季は8ゴール。30試合も出ているので主力選手だった。まだ23才だし、これからもっと伸びる選手だと思ったが、神戸ではポジションにもよるだろうが、大迫、武藤は鉄板だろうから、他に左右のウイングのどちらかをポジション争いすることになる。佐々木大樹、パトリッキなどライバルは多い。レギュラーになるのは簡単ではないだろう。

 

面白いところではユースから昇格した本間ジャスティンだ。SBの選手でアジアカップのトレーニングパートナーで帯同中。トップチームに昇格したばかりで、本人は早くチームで始動したいだろうに時間ばかり拘束されて役に立たないトレーニングパートナーなんて気の毒。