もうすぐラグビーユニオンのWCが始まる。わざわざラグビーユニオンと呼ぶのは、オーストラリアでは5人制のラグビーユニオンと13人制のラグビーリーグの違いがあり、ルールもかなり違う。そしてプロリーグもあるラグビーリーグのほうが圧倒的に人気が高い。国際的にはワラビーズのラグビーユニオンのほうが有名だが、オーストラリア国内ではラグビーリーグのほうが人気がある。
さてそんなラグビーユニオンだが、代表チームはサッカーと違い国籍にこだわらない。これは面白いルールだ。その条件は以下のとうり。
①該国(日本)で出生している、または、
②両親、祖父母の1人が当該国(日本)で出生している、または、
③プレーする時点の直前の60ヶ月間(※)継続して当該国(日本)を居住地としていた、または、
④プレーする時点までに、通算10年間、当該国(日本)に滞在していた
仮にこれをサッカーにも適用してみよう。①、②、③はハードルが高いが、③の5年間継続してプレーしていれば外国人でも日本代表になれるというのがいい。Jリーグが長くプレーしているブラジル人は多いので日本代表になれる候補は多い。
①レアンドロ・ダミアン
まだ5年間たっていないが、2019年最初からプレーしているのでもうすぐ5年である。34才だからちょっとおっさんか。
②デイエゴ・オリベイラ
2016年から日本にいる。33才だが決定力は健在。
③アンデルソン・ロペス
今年30才。通算では5年間日本にいるが、継続して5年間いないのが惜しい。サウジからオファーがくるくらいの圧倒的な決定力は代表に欲しい。
④マルコス・ジュニオール
今年30才。今年で5年目。かなりスピードが落ちてきたかも知れないがまだまだできる。
本当はピーター・ウタカもいいのだが、年を取りすぎか。ぜひFIFAにルール変更を検討してもらいたい。