ACLは2024/2025シーズンから大会方式が大幅に変わる。UEFA CLを真似たスイス式トーナメントになる。ただしCLとACLは微妙に違う。CLは参加チームを36チームに拡大して1次リーグは8チームとH&Aで対戦して、その中からラウンド16を決める。それ以降は決勝を除きH&Aで決める。1次リーグはホームで4試合、アウエーで4試合。現行の1次リーグは6試合だから2試合増える。
誰もが疑問と思うのは、36チームからどうやって8チームに振り分けるかだろう。単純に4グループか5グループに分けるのか、レベルが均等になるようにポット分けしていくのだろうが、8チームの中に強豪ばかりだったらどうなるだろうか。
ACLも2024/2025からCLと同じスイス式トーナメントになる。ただし現行の40チームを24チームに削減して1次リーグは8チームと4試合ずつH&Aで対戦。1次リーグは8試合となる。ここからラウンド16に絞り、QF, SF, 決勝はH&Aではなく集中開催方式で決める。どうしてH&Aにしないのか不思議だが、多分サウジあたりで開催するのが決まっているのだろう。
Jリーグには2024/2025は出場枠が3+1と決まっている。2023シーズンのリーグ戦1位と2位、天皇杯優勝チームの3チームがストレートイン。そしてリーグ戦3位はプレーオフからとなる。他にもTIER2とTIER3の大会が決まっているのだが、ややこしいのでここでは割愛します。
ACLの開催方式はともかくとして、2023/2024シーズンから秋春開催となるので、Jリーグからは昨シーズンの優勝チームなどが出場する。今年は横浜マリノス、川崎フロンターレ、浦和レッズ、甲府が出るが、1次リーグを突破できそうなのはマリノスと浦和だけだろう。
ややこしくなるACL。コアなサポでも関心が薄いので、一般的にはほとんど知られていないだろう。