サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

B組 第3節 イラン対アメリカ 0-1.ウエールズ対イングランド 0-3

2022-11-30 16:32:27 | 日記

B組はイラン対アメリカ 0-1。

勝ち点3で引き分けでもいいイランと勝ち点2でMUST WINのアメリカ。エクアドル対セネガルと同じである。イランはアズムンとタリミの2トップ以外はべたっと引いて、ロングボールを2トップに放り込むだけ。中盤からのサポートもなく、全く攻撃になっていない。そう言えばこういう攻撃の仕方は2019年アジアカップでイランがよくやっていた。

 

アメリカボールをビューティフルに回してテンポも速い。前半38分にプリシッチのゴールでアメリカが先制。後半に入るとイランはリスク承知で前に出始めたが、得点できず試合はアメリカが0-1で逃げ切った。アメリカは試合巧者だった。

 

イランは最初から点を取りにいくべきだった。ゲームプランだったのか、イランがアメリカに対抗できるのは45分だけなのか。なんとも情けない試合だった。もっとなんとかできなかったのかなあ。イランのほうが有利だったのに。せっかくのイラン初の決勝T進出は消え去った。

 

プリシッチはこのゴールの際にイランのGKとの接触でどこか痛めたようだ。決勝T1回戦はオランダ相手。

 

 

B組はウエールズ対イングランド 0-3

数字の上ではウエールズにも2位通過の可能性はあったが、イングランドは無慈悲にも3ゴールで完勝。前半は0-0だったが、後半に入ると50分にラシュフォードが直接FKでゴール。直接決めたのは今大会初。

 

51分にはフォーデン、68分にはラシュフォードがまた決めた。先発起用のラシュフォードは大活躍だった。決勝T1回戦はセネガルと当たる。これは面白い試合になりそうだ。

似合っていないぞ、この髪形

 


A組 第3節 エクアドル対セネガル 1-2,A組 オランダ対カタール 2-0

2022-11-30 16:14:10 | 日記

A組はエクアドル対セネガル 1-2.

エクアドルは勝ち点4,セネガルは勝ち点3。エクアドルは引き分けでOK, セネガルはMUST WIN。この状況はエクアドルにとって難しい。引き分けを最初から狙いに行くわけではないだろうし、監督のゲームプランが引いて守るだったのかどうか知らないが、前半はセネガルがアグレッシブで攻勢をかけた。エクアドルはアンカーのメンデイがイエロー2枚で欠場。攻守の要の選手だったので、その不在は影響が大きかった。

 

前半44分にセネガルがPKを取り先制。やっぱりエクアドルは守っているだけではだめ。引き分け狙いなんてくそくらえだ。後半に入るとエクアドルが点を取りに行き、68分にカイセドのゴールで同点。これでエクアドルの決勝Tが見えてきたが、その2分後の70分にFKの流れからセネガルがクリバリのゴールで勝ち越し。FKがバレンシアにあたり、それがクリバリの前にこぼれた。今大会3ゴールで大活躍のバレンシアだったが、土壇場でミスを犯した。

 

そして試合はセネガルが逃げ切り、圧倒的に有利だったはずのエクアドルは1次リーグ敗退。これは悔しい。目の前から決勝Tがスルスルと逃げて行った。選手はみんな泣いている。前半からもっとアグレッシブに点を取りにいけばよかったのだ。このチームならばそれができたはず。セネガルは決勝Tに進出。

Senegal lie in wait for England at World Cup – but who are their key players?

見ていて楽しいセネガルサポ。

 

A組 オランダ対カタール 2-0

カタールは一矢報いる気持ちはないのか。最初から5バックでべたっと引いてきた。しかしカタールがも守ろうが前にでようがオランダ相手にゴールできるはずもなく、前半26分にガクポのスーパーなゴール、後半4分にバルサのデヨングのゴールで2-0でオランダが完勝。

 

カタールは開催国として初めての3連敗での1次リーグ敗退という記録を作ってしまった。2019年のアジアカップ王者として、今大会の開催国としてもっと準備できたのではないか。世界を驚かせるために巨額の投資をしてWCを招致。それが完全に失敗に終わった。

 

2023年の6月だか2024年の1月だかにアジアカップがカタールで開催される。こんな弱いカタールに日本は負けられない。アジア王者の全敗はアジア全体を暗くする。

 

1月にはPSVからビッグクラブへ移籍かも。